前回行きそびれた駅の補遺編として、今回ついでに行って来ました。
既にあちこちで紹介されていますが、実際に見ると本当に狭いです。待合室のベンチに腰掛けると、目の前は直ぐに壁です。既に腰かけている先客がいれば、その前を横切ることも憚られそうな狭さです。しかも、待合室はホーム白線ぎりぎりまで建っており、だれか座っていたら、その人が立ち上がるまで向こう側に行くな、ということか? 普通この程度のスペースしか無いのなら、待合室は建てず、精々上屋を付ける程度でしょうが、そこは豪雪地帯なんでしょうか。
ホームは線路と道路の僅かな隙間に立地しているので、待合室を拡張する余地は全くありません。でも何でこんなところに?
こんな小さい駅ですが、かつては交換可能駅で、現ホームの向かい側にもう1面のホームの残骸が残っています。周囲の状況からしても、恐らくかつてはこの廃ホーム側に駅舎があったのでしょう。駅舎があった側の線路を生かせば良かったような気もしますが、利用者数も余り多くなさそうな山峡の駅だし、通過列車を曲線で減速させたく無いから、直進側である道路側の線路を生かした、となったと推測されます。