雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

しなくても良い、と言われると

2015-06-10 00:33:54 | 地方私鉄(中国・四国)

 やってみたくなっちゃうのは困ったものです。アオリ戸に貼り重ねる帯金、一応パーツは入れておくけど、使うか否かはユーザーに任せる、と言うメーカーサイドのスタンスですが、入っていれば労力に見合った効果が得られるかはさておいて、とりあえず使ってみたくなります。塗装しちゃえばあまり目立たなくなるんだろうなーと思いつつも… 本当はアオリ戸の内側分も入っているのですが、それは流石に懲りました。

相変わらず半田が多すぎるぐたぐたな出来です。キャブが極端に小さくて鏝が中に入らないし、台所さんの素材の中ではトップクラスに入る?難易度だと思います。自走させることは極めて困難だし、精々車庫セクションに転がしておくだけの存在なのですが、仏生山に遊びに行ったことのある方なら、手間は覚悟で是非欲しくなる題材ではないかな?

30形の元になった赤い電車は、その保存車のオーナーでもある某メーカーがプラ量産品をやるみたいですが、繊細な窓周りはどの程度再現出来るのか見ものです。それは置いといて、旧富士身延のりつりん号、1201+1202もついでに着手。入線時既に車齢30年以上を経過し、姥桜と揶揄されましたが、観光電車としての活用は、純然たるローカル輸送に用いられた弘南や長鉄より当初の設計思想に見合った使われ方なんでしょうね。1202には近鉄12000のスナックコーナーみたいな売店カウンターが設置されていたのが、今の琴平線の事情からは想像がつきません。連結面の妻板は2種類入っていますが、乏しい資料を漁った結論が、当初から窓は埋められていた模様なので、窓の無い方を使うのが正解です。

1202の連結面側の客扉は、1201同様、ロングシート化された晩年はステップレス化されているのですが、この素材ではステップ付きの時代(1970年代初頭位)で、ドアの形態も異なります(末期は下の1201と同形態)。直すのは手間なので、今回はスルーしようかな? それともこの製品では省略されているドア下の張り出しステップを付ければ、直した痕跡を適当に処理しても目立たないかな?とも考え中… あと1201の後位側戸袋窓は、両サイドとも晩年には横桟が無くなっているのを確認できるので、横桟は切り取っておきました(前位側はそのまま)。


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