ちょっと調べ物をしていたら、「高尾駅が橋上化」と言う情報が目に入り、結構身近な駅舎なのに、そう言えば撮ったこと無いよな、ということで、パーツの買い出しのついでに見に行きました。
バックの高層マンションが鬱陶しいですが、旧二条駅や奈良ホテル本館を彷彿とさせる重厚な構えは健在です。この名物駅舎が再開発のためあっさり壊されてしまうのね…一応移築を前提と、とかいう構想みたいですが、部材を回収して保管しても、忘れた頃に捨ててうやむやに…なんてならなければ良いな、と思いますが。そう言えば、国立の旧駅舎はどうなっちゃったんでしょうか?
待合室がカフェになっていたりしますが、中も綺麗に整備され、勿体無いな…と思います。
改札越しに電車が見える駅も少なくなりました。
古レール組の跨線橋や、ホーム上屋も今のうちに見ておきたいところでしょう。
全体的に国鉄感が強い雰囲気の駅ですが、だからって案内板に描かれた電車がまだ115系というのも…
地域のシンボルとして君臨し続けた名物駅舎が姿を消し、どこにでもありそうな橋上駅舎に姿を変える。長野や直江津の時もがっかりしましたが、町の中における鉄道の存在感が薄れた象徴にも思えてきます。
とりあえず、まだの方はお早めに。先日の相武台下に続き、木造駅舎がまた遠ざかる…