雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

お手軽マテリアル

2012-05-19 21:11:28 | 地方私鉄(東海)

 ものぐさな工作派モデラー風味な私としましては、ちょっとした色入れ程度でも道具を準備して、終わったら道具を洗って片付けるのは億劫、そんな人は世の中には多いと見えて、スミ入れ用にシンナーで希釈され、面相筆付きの容器に詰めた既成の塗料まで製品化されています。確かにこれなら事前に薄める必要も無く、事後の筆洗いも不要で、気が向いたときにちょいちょいとスミ入れが出来ます。製品としては単に薄めたエナメル塗料を、溶剤型プラ用接着剤と同じ入れ物に入れただけの事なので、多分容器がダメになるまで次に買う事は無さそうです。(容器は勿論使い回して自分で薄めた塗料を入れるでしょう)

 使用感は、ちょっと濃いかなぁ、あともうちょい艶が無い方が良いかな、といった感じですが、タミヤエナメルと互換性があるので、好みに合わせてシンナーとフラットベース足して調整すれば良い事です。これと同じ発想で、接着剤の空き瓶にHゴム用のグレーや黒も作って入れておこうかな…

 動力ユニットのウエイトやダイキャストシャシが窓から丸見えだと格好悪いので、艶消し黒に塗っておきたいところですが、やはりこれも準備と後始末が面倒、数がまとまればスプレー塗装でも良いのですが、1個2個だと億劫、それでは良い物が無いかと探してみて見つけたのが、この艶消し黒処理済みのアルミテープ。これなら動力ユニットの分解やマスキングも必要無く、塗りむらや余計な所に塗料が廻り込むこともなく、貼るだけで綺麗な艶消し黒に、周囲を汚さないし、溶剤を使わないのでリビングでも堂々作業可能、アルミベースなので勿論遮光にも最適。

 岳南1105は屋根のグレーも塗り上げ、各パーツを組み付けて出来上がり。雨樋際の塗り分けが汚くなってしまいました…あと、AMCスーパーミラー2は完全硬化後の塗膜は強靭でラッカー上塗りOKですが、反面上塗り塗料の密着は余り良くないみたいです。余り粘着力の強いテープでマスキングすると剥がす時に悲惨な目に遭うかも知れません。