長尾、志度線の釣り掛け置き換えが迫る1997年の暮れ、嵐の前の静けさと言うのでしょうか、いつもと変わることなく、当たり前のように半世紀~70年以上前に生まれた超旧型車が走り続けていました。冷房化率0%の今では、いや当時でも信じられない様な世界です。既に野鉄も無く、一畑からはオールドタイマーはほぼ消え去り、銚電は変な色になっていましたから…
朝のラッシュ時にはご覧の様な750+71+62なんて大変贅沢な編成?が楽しめたものです。
奇跡の復活を遂げ、最後に琴電激動の5年間を走り抜いた71の晴れ姿です。
イベントじゃ無いのに、当たり前にこんなのも次々やって来ました。寄りパンの2連もこれはこれで味があります。
そんな中で元京急230は「ハズレ」扱い、貫通改造車だったらどうでも良いや、何て今考えればとても贅沢なひと時でした。
奇跡の復活のもう1輌、880はTc車である故に、やはりあまり走る事はありませんでした。