毎年、お正月明けに起こる天文現象として「三大流星群」の一つである「しぶんぎ座流星群」。「天体観測初め」としている方もおられるのではないでしょうか?
今年の条件というと、一番多く流れ星が見れる、極大が1月4日の18時頃と放射点が上がってくる頃にはピークが過ぎている状態。さらに、月も下弦の月で0時くらいから昇り始めるので、一番見やすい4時頃でも明るく、しかも「おとめ座」の近くにいるので条件は良くは無いですね。
ちなみに、「しぶんぎ座」という星座は現在では無く、もう一つの名前である「りゅう座イオタ流星群」といった方が大体の位置がわかりますかね?「りゅう座」は「北極星」の近くにあり、「北極星」と「北斗七星」を結んだ反対側位に位置し、「放射点」は「北極星」と「うしかい座」の「アルクトゥールス」との間。ってとこでしょうか?
それでは、本日の登場人物はこの方。子供の頃にある病気が原因で中途失聴者になってしまい、「宇宙には音が無い」という事から「天文」に興味を持ちその知識から同級生の天文仲間二人と「天文クラブ」を作り、高校では「インクルージョン教育」でその学力の高さから「進学クラス」にいるほど。宇宙の深遠のような漆黒の髪と眼を持ち「天文部」である事から「闇夜の妖精」の二つ名までもつ「渋川 真夜」さんです。「真夜」さんたちにとってはこの「しぶんぎ流星群」は観測初めの大事な行事なんですよ。しかし、今年は条件が良くないようでして…。
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