2年毎に、「国立科学博物館 筑波実験植物園」では「水草展」がここ最近開催されており、今年がその年になりました。ただ、「コロナ禍」の影響で今回は3年ぶりの開催となりましたね。
今回の水草展のテーマは「水草がつなげる世界」でして、「水草」による「生態系」の関係を紹介する展示がメインとなっているようです。
しかしながら、この猛暑の影響があってか会場は「教育棟」と「研修展示棟」で屋外は「水生植物エリア」の常設のみになっており、さらに「教育棟」では「アクアリウム展示」と「アクアリウム体験」の会場になっているので、実際の「水草展」とてしての展示は「研修展示棟」のみになってしまいます。
研修展示棟では「水草」を中心とした生態系が紹介され、海の森ともいわれている「アマモ場」の紹介と、実際のアマモ場から持ってきたアマモから微小生物を見つける体験スペースがあったり、水生食虫植物である「ムジナモ・タヌキモ」に「ブラインシュリンプ」を与えるコーナーなど、体験型の展示が多かったですね。
また、恒例の「スタンプラリー」もありますが、こちらも「教育棟」と「研修展示棟」と室内のみのスタンプラリーとなり、熱中症対策がされている感がありました。
しかし、この暑さながらも結構来園者は多かった気がしましたね。
それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」なのでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。「水草展」へやってきた「幸」さん、今回はワークショップのような「体験型」がおおかったようで…。ちなみに背景は「水草展」での「フォトスポット」なのです。