こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

ラリーは考えていないね、コレは

2014年08月27日 | SUBARU

 「インプレッサ WRX STI」ワールドラリーチャンピォンシップで輝かしい成績を収めたマシン。そうなんですよ「インプレッサ WRX STI」と言えばやはり「WRC」、ラリーのイメージが強いのではないでしょうか。世界各地の舗装路でもダートでも、ツイスティーなコーナーをドリフトで駆け抜けあらゆる道を高速で走りぬける。最強のロードカーと言えましょう。

 そんな「インプレッサ WRX STI」も「3代目」から「インプレッサ」の名前が取れ「WRX STI」となり、「セダン」が登場。そして、8月25日に「WRX」としては「二代目」。「インプレッサ WRX STI」からですと「四代目」となる「新型WRX」が発売開始になりました。

 が、まず根本的に「WRX」としては「G系列」から外れて「V系列」つまり「レヴォーグ」と同じ系列になってしまったんですよね。多少なりとも違いはありますが、概ね「VM」の「セダン」が「VA」であり、「VA」の「ワゴン」が「VM」なんですよ。特に「WRX S4」は「WRX系列初のCVT」に「FA20 DIT」に「EyeShigt Ver.3.0」と完全に「VM」の「セダン版」ですよ。当然ながら「新型WRX STI」には「ハッチバック」は無く、「セダンのみ」。ここで疑問に思うのは「コレじゃラリーはどうするの?」ってトコです。2008年で「WRC」から富士重工は撤退していますが、「全日本ラリー」や「IRC」などは車両供給をしているのです。現在の「ラリー」は「ハッチバック」が主流。全日本ラリーでは「ランエボX」が走っていますが、やはり不利な感じ。ともかく「セダン」は「リヤオーバーハング」が大きく、昔みたいにコーナーは派手にドリフトなんて今はしませんからオーバーハングは邪魔なんですよ。それにリヤがヒットしてしまう確率も高くなりますし。それに「VA」は車体が大きく感じます。実際にこの前の日曜日、久喜からの帰りに「GVかな?」と思いつつ抜かしてみると何か違和感が、バックミラーで正面を見ると「VA」じゃないですか!それでまぁよくよく見ると「BE」みたいなんですよね。そしてやはり大きいです。「BCA」が「WRC」で車体が大きいからという事で「GC」に切り替えられたのですが、コレだと「BC」の時と同じような状態になるでしょうね。

 「富士重工」自体が「ワークス」としては「NBR24」しか参加していませんし、今年は「VA」での参加で「NBRで勝つ」事が目標とされていましたから。完全に「ラリー」ではなく「GT」しか考えていない設計なんでしょう。「米国SUBARU」では「ラリークロス用」の「VA」が確か「ロスショー」で出ていましたが、あれで「フェイスタ」や「C4」に勝てるとは思いません。でも、ハッチバックは出そうにも無いですし…。

 それでは本日の登場人物は「SUBARU」に関連しているのでこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。やはり「ラリードライバー」としていまさら「セダン」は無いでしょうよ。ちなみに背景は「SUBARUオフィシャルサイト」での「WRX STI」のトップです。

2014_08_27

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-08-27 22:02:56
新井選手は、ハッチバックよりセダンが好みみたいですよ。ちなみに、subaru rally team usaが出場してるラリーアメリカだと、ケン・ブロック駆るフォード製マシンは、一度もデイビッド・ヒギンズ駆るスバル製マシンに勝ててませんし、新型マシンがラリーを捨てているとは思えません。
また、全日本ラリーでも、多くのチームがハッチバックから新型セダンに乗り換えていますしね。ここ最近、表彰台に上っているのは新型だけですよ。偏見を捨てて、もう一度乗ってみください。良い車なのは、保証しますよ。
まぁ、ジムカーナや街乗りする分には、ハッチバックのが優秀ですけどね(笑)
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