カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

うなぎ(メモ)

2006-07-08 10:17:13 | Weblog
 鰻の話です。メモ。

中目黒のライフスタイルストア「Lyeden」のディレクター芥川貴之志氏のブログ(新ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/lyeden

(旧ブログ)
http://blog.livedoor.jp/lyeden/

(旧ブログ)の記事から。
「南千住の尾花へ。(中略)ここは鰻屋です。よくどこの鰻がうまいかって話になるんですけど、最低限ここと駒形の前川には行ってから語って頂きたい。食べたこと無い人はきっと驚くはず。ただし関東以北の人限定ね。関西人を連れてっちゃいけません。あっちは白焼きしてから蒸さないので、もっと脂こってりですから。(後略)」

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【下町探訪】第2回:尾花
http://www.tocera-sky.co.jp/dt_obana.htm

東京都荒川区南千住5-33-1
03-3801-4670
〈予約〉不可
〈営業時間〉
平日 11:30~13:30 16:00~19:30
土日 11:30~19:30
売り切れ次第閉店
月曜定休
平均予算 4,000円程度/1名

〈口の中でトロ~リとろける天然のウナギ! 行列も納得の名店~〉
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 最近少し疲れ気味だなぁ・・・なんていうときは、精のつくものを食べたいですよネ。精がつく食材といえば、やっぱりウナギ!お手ごろ価格のウナギも良いのですが、時には奮発して天然物のウナギを味わいたいものです。
 南千住駅からJRの線路沿いに細道を歩くこと数分、突如として重厚な門構えのお店が出現します。老舗の風格が漂うこのお店が「尾花」。門の外にまでウナギを焼く香ばしい匂いが漂い、期待感が一気に高まります。門をくぐると、玉砂利の前庭には氏神様が祀られています。
 店内は、入れ込み式の大広間で、とても庶民的な雰囲気。座席から厨房内の様子もうかがえます。鰻重や蒲焼き・白焼きなどは、注文後にウナギを捌き始めるので出来上がりまで30分近く待つことになりますが、待ち時間も納得の美味しさ!ウナギはふんわり柔らかくて、噛まなくても口の中でとろけていくようです。生臭さは全くありませんし、タレも甘過ぎなくてグッド。絶品!
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〈サイドメニューにも注目!〉
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 鰻重などの出来上がりを待っている間に、飲み物と一品料理を頼むと良いでしょう。一品料理のお薦めは、“うざく”と“う巻き”。うざくとは、ウナギの白焼き・きゅうり・菊の花の酢の物のことです。ウナギの自然な甘味が酢によって引き立てられ、絶妙な味わい。さっぱりとしているのでお口直しにも最適ですネ。う巻きとは、蒲焼きにしたウナギを熱々でフワフワの卵で巻いた卵焼きです。特製のタレにつけていただくのですが、薄味が好みの方ならば、タレをつけなくても十分美味しくいただけます。わりとボリュームがあるので、サイドメニューとして頼むならばグループで一皿でも十分でしょう。他にも“鯉の洗い”や“焼き鳥”などがあります。
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〈時間には余裕をもって!〉
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 昼食や夕食のピーク時に来店すると、お店の外にまで行列が出来ていることもあります。その場合、列に並んでいる間に、調理に時間がかかる鰻重や蒲焼き・白焼きなどのオーダーはとってくれますが、それでも席に着いてからしばし待ちます。行列なしで着席できたとしても、その分、座席での待ち時間が長くなることには変わりありません。待ち時間をも期待感をもって楽しめるような、時間的ゆとりをもって出かけましょうネ。

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鰻 駒形 前川
http://www.unagi-maekawa.tokyo.walkerplus.com/

住所 台東区駒形2-1-29
TEL 03-3841-6314
営業時間 11:30~21:00(フードLO20:00)
休日 第2、第3、第4、第5月曜日
座席 95席([2F]大広間45席 [3F]大広間32席 [4F]個室2室18席)
駐車場 4台
平均予算 [昼]3000円 [夜]8000円
クレジットカード JCB, AMEX
交通アクセス 都営地下鉄浅草線浅草駅A2出口から徒歩1分

<天然鰻もふるまわれる200年の伝統ある老舗>
 文政年間から200年の伝統を守り続けている老舗。通年楽しめる養殖鰻“坂東太郎”と旬の時期に味わえる天然鰻を堪能したい。通称“下利根もの”で長年好評の天然鰻は、クセのないアッサリした味わいとふっくら柔らかな身が特徴。天然鰻を注文する際は、予約が必要だ。鰻の旨さが引き立つ自家製のタレは、醤油とみりんのみ使用のさっぱり風味。「蒲焼」には御飯に吸物、お新香、水菓子、「うな重」には御飯以外の3品が付く。

前川の公式HP
http://www1.odn.ne.jp/unagimaekawa/

 創業は文化・文政期(約二百年前)。もとは川魚問屋でしたが、初代勇右衛門が鰻料理に転じました。
 水清らかに情緒豊かな大川にのぞむところから屋号を「前川」としました。その頃はお客様も舟で通われました。中州から舟で柳橋に遊び、 前川に立ち寄って蒲焼きを賞味し、さらに水神へ廻るのが、当時の通人のコースとされていました。
 現在の場所に移ったのは、関東大震災の後の都市計画によるものです。古来名高い「前川」の味は、苦心を払い入手厳選した上質の材料となによりも入念な調理によりうまれます。蒸すにも焼くにも細心に丁寧に、十六ぺん焼きかえします。故山田耕作氏が「室内楽を思わせるデリケートな味」とたたえてくださった味は、こうして作っております。
 蒲焼きはもちろん、たれをつけない白焼きも名物で、うなぎ酒やうな茶等もございます。
 代々の当主は、自ら包丁をとらねば「前川」の蒲焼にならぬ、という信念と誇りをもって、日々斯業に励んでおります。
コメント
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