カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

今朝の短歌メモから

2009-05-31 07:40:39 | Weblog
 なんとなく、夢のつづきです。

いつぽんの海に突き出す墓前に眼閉づると見ゆる フランス見える
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一連のできごと

2009-05-30 23:46:28 | Weblog
 一連のできごと、とタイトルを付けましたが、もしかしたら、一連と思ったのは私だけかもしれないです。

 発端は数日前。東京の京橋のギャラリー、プンクトゥムにでかけて、「庄司紗矢香展~絵画“音楽の中の心象風景”+映像~」を見てきました。これは、世界的なヴァイオリニストとして活躍される庄司さんが、日頃の生活のなかで音楽作品からインスピレーションを得て描いた絵画作品を展示したもので、会場には絵画作品とセットで、庄司さんがインスピレーションを受けた楽曲(リゲティの『ヴァイオリン協奏曲』など)をヘッドフォンで聴けるようになっていました。面白い試みだと思いました。

 規模は小さかったものの、なかなかに興味深い展覧会でした。見ていてどすんという衝撃を受けたわけではありませんでしたが、終始なんとなくはっとさせられる感じがありました。

 そのあと何日かして、FMラジオで偶々、フルート奏者高木綾子さんのリサイタル録音を聴く機会があり、その番組で初めて『Earth』という、フルートとピアノのための素晴らしい音楽作品を耳にしました。なんでも、高木さんが同世代の若手作曲家村松崇継さんに委嘱して生まれた楽曲とのことで、希望や祈りや感謝に満ち満ちた非常に力強い音楽でした。聴いている私は、前向きな力による、すごくつよい衝撃を受けました。

 こんな感じで、数日のあいだに、庄司さん、高木さん、村松さんの芸術に触れたことは、私のなかで特別な一連のできごとのように感じられてならないのです。たまたま凹んでいたからなおさらにそう感じられたのかもしれません。


 前向きな元気をもらいました。
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名前

2009-05-30 21:50:24 | Weblog
 今日も朝からお寺のお手伝いをさせて頂きました。で夕方、いつもながらのお寺からの帰りに、ふと気付いたことです。

 私たちはひとりひとり、願いや祈りや感謝の念の込められた特別な名前を持っています。それはたとえば、愛であったり、豊(ゆたかさ)であったり、優(やさしさ)であったりしますが、それらの文字のひとつひとつには古代のひとから伝えられてきた素晴らしい言霊が宿っています。日常生活において、私たちが書類や手紙や答案用紙に自分の名前を書くとき、知らず知らずそれらの言霊の素晴らしい前向きなパワーに触れているのです。

 至極当たり前なことなのかもしれませんが、私は今日あらためて気付かされました。

 いま、ふしぎなくらいに、両親や古代のひとたちへの感謝の念がとめどなく溢れてきています。


 名前のもつ言霊に守られて私たちは存在しているのかもしれないです。ありがたいことです。
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牧草管理表

2009-05-30 07:35:34 | Weblog
 福永耕二句集『踏歌』(邑書林句集文庫)より、メモです。


みどりさす壁に牧草管理表  福永耕二


この句の、牧草管理表、ということばがすごく面白いなという感じがします。
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モーツァルトのフルート

2009-05-29 03:27:13 | Weblog
 父親宛ての手紙に書かれていることばによると、モーツァルトはフルートがあまり好きではなかったようです。もちろん、モーツァルトの時代のフルートは、現在のベーム式のものとはかなり違います。だから、もしもモーツァルトが現代まで長生きしていまのフルートを見、音色を聴いたらどう言うか、はなはだ興味深いです。

 ラジオから流れるモーツァルト作曲のフルートとハープのための協奏曲を聴きながら、荻原浩氏の『誘拐ラプソディー』(双葉文庫)を読了。これも、傑作でした。
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Piano Sings

2009-05-28 15:47:32 | Weblog
 メモです。。。

「ピアノソロ 村松崇継 Piano Sings」(楽譜)
価格: ¥ 1,890
楽譜: 67ページ
出版社: ヤマハミュージックメディア; 菊倍版 (2009/3/6)
ISBN-10: 4636842480
ISBN-13: 978-4636842487
発売日: 2009/3/6
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%BD%E3%83%AD-%E6%9D%91%E6%9D%BE%E5%B4%87%E7%B6%99-Piano-Sings-%E6%9D%91%E6%9D%BE/dp/4636842480/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1243493080&sr=8-1

1. Departure アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
2. 誕生 NHK『日本の、これから』提供曲 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
3. No Other Love アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
4. だんだんテーマ曲 NHK連続TV小説「だんだん」テーマ曲 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
5. The Magic Is Gone アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
6. あなたがいるから 映画『誰も守ってくれない』主題歌 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
7. 魍魎の匣 映画『魍魎の匣』テーマ曲 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
8. Feel The World アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
9. 彼方の光 NHK土曜ドラマ『氷壁』主題歌 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
10. Asian Future アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
11. いのちの歌 NHK連続TV小説「だんだん」挿入曲 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
12. 真実の行方 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
13. 映画『クライマーズハイ』テーマ曲 アーティスト: 村松崇継(作曲: 村松崇継/編曲 村松崇継)
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エリーゼのオムライス

2009-05-27 16:31:30 | Weblog
 表面はすべすべ、内側はトロトロ。そのトロトロタマゴがじゅわ~っと。な、オムライスの食べたくなる今日この頃。。。

オムライスといえばここ。。。四谷のエリーゼ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000971/dtlrvwlst/459401/

東京都新宿区四谷1-4-2 峯村ビル1階
03-3357-6004
最寄駅:四谷・麹町・四谷三丁目

しんみち通りを入ってすぐ右側にあるお店。
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森醒ましゆく白い靴

2009-05-27 05:47:52 | Weblog
 今朝、ふしぎな夢を見ました。詳しくは覚えていませんが、誰かが私に「あなたは十六回目の転生ですね」と言うのです。なぜ十六回目、と思ったところで目が覚めてしまいました。わずかに頭痛のするなか、枕元の福永耕二句集『踏歌』を開いていましたら、つぎのような一句を見つけました。夏めいた句だなと思います。

森醒ましゆく白靴の少女たち  福永耕二

 ラジオの天気予報によると、今日も暑くなるようです。
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夢のメモ

2009-05-26 08:17:28 | Weblog
 なぜ見たのかわかりませんが、印象的だった今朝の夢のメモからです。夢の私が見ているのは、テレビ番組「天才の証し~作曲家吉松隆氏の場合~」という番組。はじめに、吉松さんの子ども時代のさまざまな作品が、子どもの頃の吉松さんがピアノを弾いている後ろ姿の写真に重ねて流されて、こんな譜面ですというのも紹介されていきます。そのあと、だんだんと最近の作品の紹介になり、最後、吉松さんのインタビューとサイン会に終わるというもの。
 面白い夢でした。
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アース

2009-05-25 21:01:26 | Weblog
 いま、ラジオから、アメリカの作曲家リーバーマンの美しいフルートソナタが流れています。そして、リーバーマンの後には、村松崇継作曲の「アース」が演奏されるようです。リーバーマンは1961年生まれの作曲家、ピアニスト、指揮者。16歳のときに自作のピアノソナタを弾いてピアニストデビューした人なのだそうです。村松氏は、リベラの歌ったこの上なく美しい「彼方の光」の作曲家として非常に有名です。

 聴いていて楽しいです。心が濯われるようです。
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