芳春院実父。

昨日午前中に金沢を出る新幹線切符をその前日夕のうちに手配していたが、昨朝、早めに荷物まとめて宿を出立して出掛けたら野田山墓地の芳春院さんたちのお墓にもお参りできるかも、と急に思い立ち、行くための方策をいろいろ探るも、結局、何やかやでギリギリ駆け込みになる不安心配が大きくなり、諦めた。そういえば、芳春院さんの実父について、一昨日の玉川図書館近世史料館の学芸員の方のお話しで、研究者界隈では篠原氏説も高畠直吉説もあるらしいと知った。すなわち、芳春院の生母竹野氏は夫篠原一計との死別後に高畠直吉のもとへ再嫁し、直吉嫡男吉光を産んだ。故に竹野氏娘芳春院と直吉嫡男吉光とは異父姉弟に当たる、との説が有力である一方で、芳春院実父を高畠直吉と考える説もあり、確たる結論は出ていないそうだ。


今朝目覚めると、胸奥で、サン=サーンス『序奏とロンド・カプリチオーソ』そっくりそのままなヴァイオリンとオーケストラのフレーズが流れた。取り敢えずメモしてみた。