カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

日高堯子先生のうた

2010-09-29 04:21:08 | Weblog
歌誌『短歌研究』2010年10月号より。


海境(うなさか)に真夏の雲の湧くあたり母の海馬をさがしにきたり  日高堯子
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高野喜久雄氏の詩集から

2010-09-29 03:27:32 | Weblog
夜半、気持ちが弱くなるとラジオをつけてなにかしらの詩集に手を伸ばします。


《いつから》高野喜久雄

いつから なったのか
どうして なったのか
誰も 口にさえしなかった
しかし
もう誰の心も あの
葱の姿から 直ることはないだろう

(後略)
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雨上がりの今宵

2010-09-28 19:36:31 | Weblog
雨上がりの今宵、中山元氏の新訳によるカント『純粋理性批判』(全7巻)(光文社古典新訳文庫)とマックス=ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(日経BP)を、無性に読みたくなってきました。
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寒さ

2010-09-27 07:01:04 | Weblog
今朝は寒いです。他国との領土交渉に波及するおそれありと、尖閣諸島事件への日本政府の対応のまずさを指摘する声が日増しに強まり、日本政府があたふたしてしまっている昨今。検察証拠捏造事件も然り。国民がこの国に誇りを抱けなくなっている事態がいちばん問題。現下の菅内閣高支持率なんてそれこそ「マスコミによる捏造」かもしれません。ラヂオを点けると暗くなる話ばかりです。暑かった夏が過ぎて、寒さが一歩一歩来ています。
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メモです

2010-09-25 02:55:24 | Weblog

9月24日付け日経新聞夕刊。《追想録》。河野裕子先生が亡くなられる前日、ご生前最後に詠まれたという一首。読むたびかなしくてたまりません。


手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が  河野裕子


10月17日。京都で行われる先生を偲ぶ会にはどうしても伺えないので、心のなかでしづかに合掌して過ごすつもりです。
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ラジオ

2010-09-24 17:05:58 | Weblog
 このラジオ番組、楽しみです。

 *****以下、引用部分*****

フジTVアナ、ラジオで初レギュラー番組
(2010.9.13 05:02サンケイスポーツ記事)

 福井謙二(57)、川端健嗣(48)らフジテレビの人気アナウンサー4人が、10月4日にスタートするニッポン放送「開局! フジテレビラジオ」(月~金曜午後9時から)で、ラジオのレギュラーパーソナリティーに初挑戦することが12日、分かった。
 仕事からプライベートの話まで、テレビでは見られないアナウンサーの素顔をリスナーに届けるトーク番組で、フジのアナウンサーだけの番組は初めて。福井アナは、親子ほど年の離れた斉藤舞子アナ(29)と月~水曜を、川端アナは公私ともに仲の良い西山喜久恵アナ(41)と木、金曜を担当する。それぞれ過去に特番のパーソナリティーやゲストで出演した際、安定した語り口に加え、ラジオならではの大胆トークが人気を呼び、「レギュラーでも番組をしてほしい」というリスナーの要望が高まり実現した。
 学生時代に「オールナイトニッポンを聞きながらアナウンサーを夢見ていた」という福井アナは、「年を経て、今、あこがれのマイクに向かいます。リスナーのみなさんと笑顔を共有できる番組にしたい」とヤル気満々。初レギュラーパーソナリティーに感激している西山アナは「テレビではなかなか言えないマル秘トークを楽しみにしてください」と4人とも“開局”を待ちきれない様子だ。

http://www.sanspo.com/geino/news/100913/gnj1009130504011-n1.htm
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名月や

2010-09-22 19:28:03 | Weblog
今宵の名月をパチリしてみました。
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夏休みのをはり

2010-09-18 23:09:43 | Weblog
今週で仕事場の夏休み期間はをはり。花火大会でしばしば花火が最後にまとめてたくさん打ち上げられるように、今週、サントリーホールで二回もオーケストラ(それぞれ別の個性を持ったふたつの団体)の生演奏を聴く機会に恵まれました。ひとつは9月14日(火)夜のオーギュスタン・デュメイ指揮関西フィルハーモニー管弦楽団の東京特別演奏会。もうひとつは9月16日(木)夜のサー・ネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団定期公演Bプログラム二日目。やや辛口に書いてしまいますと、最初のデュメイさんの指揮は、とくにプログラムトリのベートーヴェンの交響曲第八番で、金管に強奏指示を出しすぎで、音楽全体のバランス配慮に欠けた指揮のように感じられました。ベートーヴェンはただでかく吹けばいいもんじゃないはずと思ってしまいました。。プログラム最初のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第五番『トルコ風』(デュメイさんの弾き振り)と、二番目のバスバリトン歌手ジョゼ・ヴァン・ダムさんとの共演のオペラアリア選(モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』、ヴェルディ『ドン・カルロ』、ドリーブ『ラクメ』、ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』から)がなかなかよくて、アンコールのビゼー作曲「アダージェット」(『アルルの女』第一組曲から)が絶品というほどに素晴らしくよかったので、正直、なんだかな、、と思ってしまいました。それに比べて、マリナーさんの指揮は終始素晴らしかったです。マリナーさんは緻密、繊細、かつダイナミックに音楽をドライブされていました。大袈裟でなく、本当に心が濯われました。デュメイさん、いきなりマリナーさんに比較されるとは辛いかもしれないと思いますが、聴衆として率直に申し上げますと、本当にふたつは対極的な演奏だったな、、との感想です。。 音楽というのは、本当に、奥が深くて難しいものですね。だから、大好きです。
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けふのこと

2010-09-17 19:49:28 | Weblog
今日は朝からお寺のお手伝いに。夕方終わり、帰途、郵便局近くの食堂でどうにかこうにか、ひいひい息切らしながら今月分の短歌10首を揃え、投函。これからもうひとつの懸案にいよいよ取り掛かる所存です。
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マリナーさん

2010-09-15 21:43:35 | Weblog
ラヂオからNHK交響楽団定期演奏会(於:サントリーホール)の生中継を聞いた今夜。86歳のネヴィル・マリナーさん指揮NHK交響楽団。曲目は、チャイコフスキー作曲「幻想序曲『ハムレット』」、サン=サーンス作曲「チェロ協奏曲第一番」、ブラームス作曲「交響曲第一番」。

名演でした。素晴らしかったです。とくに、ブラームスの一番がよかったです。第4楽章のテンポがやや速く感じられて、最後大丈夫かなと要らぬ心配をしてしまいましたが、コーダの盛り上がり具合、さすがに素晴らしいものでした。感動しました。
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