近頃の日記は身体の不調に関する愚痴ばかりになつてしまつてゐるかもしれぬなどと時折反省もしてみるが、今朝も咳き込みで目が覚め、仕事の出がけに洟をかんだら右の鼻腔から鼻血が噴き出してきて慌てた。なにかのツケなのか老化なのか、本当にどうなつてゐるのやら。もはや残時間は長くないのかもしれないが、こちらにゐる間にやらなければならないリストにはまだまだたくさん項目が残つてゐるので、さう簡単にはくたばれない。鼻に脱脂綿詰めてマスクして、くたばつてなるものかといふ意気込みで出勤する。
昨日は終演後、ホールロビーのタワーレコード売店で、ジェイムズ・マクミラン氏の「ミサ曲~オルガンと合唱のための~」のCDを購入した。今日、早速職場に持参してBGMに掛けてみてゐる。響きや旋律がじつに美しくて深みがあつて、心が濯はれるやうだ。これまでマクミラン氏の音楽を正面向いてきちんと聴いたことがなかつたので、昨日のヴァイオリン協奏曲で受けた感動は衝撃的だつた。機会があつたら、今後いろいろ聴いてみたいと思つてゐる。