カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

大晦日。

2021-12-31 10:32:30 | Weblog
大晦日。

みなさま、本年もたいへんお世話になりましてありがとうございました。新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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年の瀬。

2021-12-30 04:57:09 | Weblog


年の瀬というのは年の瀬ならではのやるべきことがいろいろあるも、やはりというか、こちらの手のまわらぬところ多々出て、それ故のまだ手つかずのことどもの積み上がりを眺め、ふううと溜め息をつくばかり。

昨日は、お墓参りとジュンク堂精算伝票受け取り請求書起こしをこなして、それだけで息切れ。

お墓は杉並のお寺にあり、愛車ペダル漕いで向かう。たまたまうちの近所の駅前に臨時出店していた神戸アマリアの評判高き焼きドーナツを大切に携え、お寺でご住職にそれをお渡ししてご挨拶したあとお墓へお参りして墓前でしみじみお経をあげた。それが済んで、かつて紀伊国屋書店新宿本店地下にあった生パスタ屋ジンジンの新宿御苑近くの移転先へ立ち寄り、年越しそばならぬ年越しパスタを平らげた。そこから池袋へ。ジュンク堂書店のご担当Tさんにささやかな手土産の件の焼きドーナツお渡ししつつ年末のご挨拶雑談。Tさんから「その号ならではのおすすめ歌人のこととか、編集部公認じゃなくても構わないので、カームラさん流ポップを毎号付けてもらえたらお客さんのこころに本の良さ届いて売上もっとあがるんじゃないでしょうかね」とのご提案あり。伝票頂いて近くのネットカフェにてPC借りて請求書起こし。編集部のOさんへメールで送った。

力尽きてバタンキュウしたところ、日本語でなく英語で綴られた村上春樹さんの新作小説数冊がB4判の大きさで刊行されていて、それをたのしくワクワクしながら読んでいる夢を見た。

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好み。

2021-12-28 07:18:08 | Weblog

ゆっくり読む時間がなくなって勿体ないので久しく新聞というものを定期購読していないのだけれども、もしも偶々コンビニ売店で新聞を買うとなれば、東京新聞か毎日新聞かその土地の地方新聞かをえらぶ。その理由は、あくまでも紙面や文字に対する昔からのなんとなくの好みの問題である。
 
今日もこれから仕事。

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口笛が吹く5拍子。

2021-12-27 02:43:12 | Weblog
夜半、鼻詰まりに目が覚め鼻紙つかんで擤(か)み出せば、左鼻腔から血の滲んだ洟が出た。取り敢えず小青竜湯エキス錠を服んでまた目を瞑ると、胸奥で口笛の吹く5拍子の音楽が鳴った。西部劇の映画音楽みたいだと思った。朝からまた引き続き仕事ゆえ、とにかく目を瞑った。
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推敲。

2021-12-25 05:33:30 | Weblog

吹きさらしテーブル角に置かれたりラフマニノフ仕様チョコレートパフェ

ストラヴィンスキーのピアノへはつか零れあり〈春色のたましひ〉とふ名の香水

〈亡命〉を決めたる朝のサンドウィッチ指よりこぼれりトマトの切片

亡命者はコート襟立て降りたちぬ空疎な冬の空港前駅

この国を捨ててゆくも許すまじ 新聞の独裁者の顔踏みつけぬ

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道行きの音楽。

2021-12-23 17:52:48 | Weblog

束の間の仕事休みだった今日は、昼間、先日某Twitter記事から知ったバッハのマタイ受難曲第1曲の道行きの音楽とチャイコフスキーの交響曲第六番『悲愴』第1楽章冒頭モチーフとの深い関連のことを思いながら過ごした。そのせいか、夕方過ぎになって、突然胸奥で道行きの音楽が流れ出したので、取り敢えずメモしてみた。
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北海道。

2021-12-22 07:29:50 | Weblog

夜が明けて明るみだした沼の畔の舗道に自転車を駐めた。どうやら私は一晩中ペダルを漕いできたらしい。東京を出発して北海道までの道のりを思い返すと、意外と楽だった。。という夢を見た。

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しみじみ。

2021-12-21 03:20:30 | Weblog

普段新聞を取っていなくてネットニュースを見るだけだから、ニュースサイトを開けばいやでも西梅田クリニック放火事件続報や神田沙也加さん転落急逝事故続報のニュースが目に飛び込んでくる。亡くなられたクリニック院長先生も神田沙也加さんもお人柄のすこぶる素晴らしいひとだったということで、つらくて仕方がない。他人のこころに優しく温かく寄り添うことのできる良いひとほど早くに亡くなるとはなんと無常なことだろう。堪えられずすぐに画面を閉じてしまった。

コロナ禍で墓掃除&お参りに何年も行かれていないことがずっと気掛かりで、さりとてこのタイミングしかなからむからと急に思い付いてえいやっとお参りに出掛けられるほどの時間的経済的余裕も日常になくて、時たまリーズナブルな交通経路情報を探してバス会社やら航空会社やら船会社やらのサイトをうろうろして眺めるばかりも、かつてはJRバス運行の最寄り大都市までのスペース広め夜行高速バス便や島の墓山最寄り港までの船便があったのに、このコロナ禍の間に休止やら廃止やらですっかり失われてしまったことがただただ残念。

朝から仕事というのに悶々と眠れず、寝床に先般の夜詩さん命日特集ラジオ番組の録音を再生してしみじみ耳を傾けた。

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没後百年。

2021-12-18 07:25:14 | Weblog
作曲家サン・サーンスは、1921年12月16日にアルジェリアで亡くなったそうで、一昨日が没後百年の命日だったらしい。三歳から作曲を始めたり、モーツァルトを凌ぐ才能を持ったひとだった由。

寺山修司さんのことば。
「隣の町なんて、どこにもない……神様トンボはうそつきだ。両目とじれば、みな消える……隣の町なんかどこにもない……百年たてば、その意味わかる! 百年たったら、帰っておいで!」


今日もこれから仕事。
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短歌メモから。

2021-12-15 14:10:49 | Weblog
短歌メモから。

徹夜明け発射助手は大きなる丼へありつたけの納豆空けをり

丼の納豆はきらきら光りをり 発射場厨房に米粒はなし

管制室より早う戻れの伝声ありて発射助手走り出だせり

丼に大量納豆かき混ぜつつ発射台脇にて派手に転びぬ

ロケットは予定通りに発射せり 管制室へ戻り来たる空つぽ丼

成層圏を納豆糸は伸びてゆく 宇宙風にきらきら輝りつつ

船長は胸ポケットからビーフジャーキー取り出だし口へぽんと放り込みぬ

操縦士は操縦桿より手を離せり 窓外の納豆糸だまつて見つめて

ロケットは自動操縦にて飛んでゆく 納豆糸をどこまでも伸ばして
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