カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

レバノン情勢

2006-07-15 10:33:33 | Weblog
 レバノンをイスラエルが攻撃していることについてのメモ。
 報道を聞いている限りでは、ますます大変な事態になっているような気がします。

《「レバノン破壊する気か」と仏大統領》
(2006年07月15日06時45分朝日新聞記事)

 シラク仏大統領は14日、革命記念日恒例のテレビ会見で、イスラエルのレバノン攻撃について「レバノンを破壊するつもりか」と強い懸念を示した。また、紛争地域や関係国への国連使節団の早期派遣を求めた。
 シラク大統領は「レバノンはフランスと長く友好関係にあり、今回の事態には神経質にならざるをえない。(イスラエルの)反応は釣り合いを欠いている」と、ベイルート国際空港爆撃などの対応を批判した。イスラエル兵拉致で攻撃の口実を与えたレバノンのシーア派武装組織ヒズボラや、パレスチナのイスラム過激派ハマスにも「無責任きわまる」と非難した。

http://www.asahi.com/international/update/0715/005.html

***

《イスラエルに攻撃中止求めず 米大統領》
(2006年07月15日07時22分朝日新聞記事)

 スノー米大統領報道官は14日、記者団に対し、ブッシュ大統領がレバノンのシニオラ首相に電話で、イスラエルによるレバノン侵攻拡大について、自衛権の行使との見解を伝え、イスラエルの攻撃中止を求める同首相の要請を事実上、拒否したことを明らかにした。
 シニオラ首相はブッシュ大統領に対し、イスラエルに攻撃を中止させるよう要請したとされる。同報道官は、大統領は民間人の被害を防ぐため最大限の自制が必要と述べたとしながらも、「大統領がイスラエルの軍事的決定を行うことはない」と語った。(時事)

http://www.asahi.com/international/update/0715/008.html

***

 フランス・シラク大統領のコメントにはすごく強い共感を覚えます。一方、アメリカの反応については、異星の人が知らないことばでしゃべっているのを聞いているような「遠さ」を感じます。その心を理解することがまったくできません。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする