カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

石引二丁目。

2013-03-31 19:54:42 | Weblog
仕事のあと、夕方、お寺近くのsupermarketで金沢市石引二丁目の酒造メーカー福光屋の清酒〈加賀鳶〉のミニカップを買って帰宅、晩御飯のときに美味しく頂いた。石引二丁目の旧町名は山崎町。じつは母方の遠い先祖にゆかりの深い場所らしい。不思議なご縁。



今晩は、工藤先生の『ドクトル・ジヴァゴ』をゆっくり読むつもりです。テレビのある方でお時間のある方は、よろしかったら是非、午後9時からNHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」をご覧いただけたら幸いです。
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さいごの桜。

2013-03-29 23:49:01 | Weblog
今日はいまの職場のさいごの出勤日。挨拶回りと職場の最終整理をしたあと、夜、課長をはじめとする職場のみなさんが心温かくて楽しい送別会を開いてくださった。一次会の焼肉しょうじろうのあと、二次会カラオケに繰り出し最終曲『紺碧の空』に送られて解散帰宅。じつに楽しくて心ゆたかになれた一日でした。ありがとうございました。
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別れの挨拶。

2013-03-28 16:14:44 | Weblog
ボリース・パステルナークといえば、ポール・ボウルズなどと同様に、小説、詩などの文学作品だけでなく、本格的な作曲による音楽作品も残していることが知られているが、残念ながら実際の音を聴く機会にこれまで与ったことはない。その名前は、二十歳ぐらいのときに初めて手にした小説『ドクトル・ジバゴ』(新潮文庫)の強烈で圧倒的な読書体験を通じてのみ、その素晴らしい作品の作者として強烈にインプットされている。だから、今春、未知谷から北大の工藤正廣先生による新訳『ドクトル・ジヴァゴ』が出されたことはまことに嬉しい。今朝は高松から家に帰着してすぐ、ポストに知人からの引っ越してゆくにあたっての丁寧で心の籠った挨拶状を見つけて、寂しさと同時にそうだ、自分も徐々にしなければ、と思い出し、昼間、この春の別れの挨拶の手始めとしてこれまで非常にお世話になった何軒かの食堂のご主人たちを訪ねてしばらく懇ろに話しをしたあと、近くの生協ブックセンターに立ち寄り、いつもの癖で数多ある書棚を渉猟中、たまたま工藤先生の『ドクトル・ジヴァゴ』の背表紙を見つけた。おもわず狂喜乱舞したい衝動に駆られた。それもこれも一抹の寂しさの裏返しだったのかもしれない。
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小豆島にて。

2013-03-27 13:31:31 | Weblog


お彼岸の墓掃除と諸々の報告のお参りに、今朝、高速バスと船を乗り継いで、小豆島に来ました。島での用事がひととおり済んだので、これからフェリーで高松に戻ります。
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やさしい亀。

2013-03-27 08:16:35 | Weblog
その朝もやさしい亀は海にゐてぷかりぷうかり曇り日のした
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最近。

2013-03-26 06:23:48 | Weblog
最近、大平元総理の生涯を描いた辻井喬氏の小説を読んだあと、孫崎享氏の『戦後史の正体』(創元社)を読み始めた。歴史事実は光の当て方を変えるとこんなに見え方が変わってしまうものかとびっくり、極めて凄く面白い一冊。これまでわかってきたつもりだったことが実はまるでわかっていなかったことをまざまざと教えられて、まさに、目から鱗が落ちる、という感じ。
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幾つか。

2013-03-22 21:23:28 | Weblog
『新・百人一首』(文春新書)p179に岡井さんの書かれている〈(前略)一転して「古典力学(ガリレオからニュートンに至る物理学理論)」を「はろばろと美し」の九音プラス「古典力学」の七音で歌い切っている。(後略)〉の「九音」の箇所は、もしかしたら岡井さんの原稿では「七音」と書かれていたものを、編集の方が「美(は)し」という訓みをたまたまご存じなくて「九音」に直されてしまったのかもしれないです。そんな気が家に帰ってから頻りにしてきましたがはたして実際はどうなのでしょうか。
病院のあとは、孫崎享氏の『戦後史の正体』(創元社)を携帯して夕方の早稲田松竹での『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ET(2002年版)』の二本立てを鑑賞。心が洗われました。
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はろばろと美し。

2013-03-22 10:15:06 | Weblog
永田和宏先生の〈スバルしずかに梢を渡りつつありと、はろばろと美し古典力学〉の一首について、岡井隆氏が『新・百人一首』(文春新書)のp179で解説の一文を草されていて、今朝病院の待ち合いで読んだ。岡井氏はそのなかで、四句〈はろばろと美し〉の音数について〈はろばろとうつくし〉の「九音」と書かれている。違和感を覚えてしまった。ここは〈はろばろとはし〉というように定型七音で読むのではないだろうか。私は前からそう読んでいた。どうなのだろう。
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桜。

2013-03-21 23:20:40 | Weblog
今朝の仕事場への途中、神田川の桜が綺麗でした。今夜も風呂のあとの背中の術瘡への鏡見ながらの薬つけたガーゼ交換にやや手間取るもなんとかやり終へて、TBSラジオ番組dig〈特集・日本国憲法を考へる〉を聴きつつ就寝の準備。明日は愈々抜糸の予定です。
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田辺さん。

2013-03-21 06:34:36 | Weblog
昨日、お寺からの帰り、自転車のペダルを漕ぎながら唐突に、さういへば最近とんと新作を見掛けない田辺聖子さんはまだお元気だつたらうか、とひしひし思ひ、家に帰り着いてぞはぞはWikipediaを開くと、いま84歳、あと数日で85歳を迎へられると分かり、すこしほつとする。
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