カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

どうぞよいお年をお迎えください

2011-12-31 05:40:16 | Weblog
一昨々日聴かせて頂いた澤和樹先生ならびに門下生のみなさまによる年末恒例の盛り沢山なフレッシュコンサートはいつもながらに非常に素晴らしく、おかげさまでこの一年の心の澱(おり)をざざざざあと流すことができました。ご出演のみなさま有難うございました。



みなさま、この一年有難うございました。


どうぞよいお年をお迎えください。大変な一年でありました今年に比べて来年がみなさまにとって少しでもよい一年になりますようにお祈りいたします。



辰年に一首。

森のなかに靴探すため王城の龍門(ドラゴンゲイト)はいま開かれる
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たはごと

2011-12-28 11:19:50 | Weblog
年末の忙しいなかで唐突に思ひ出すことがある。昔に読んだなにかの本の受け売りとは思はるるものの出典定かでなくなにやらうろ覚え。内容は子ども時分に虐待などの強烈な経験に遭つたひとの海馬は早くに衰へることが多いらしい、と。ま、ままま、おい待てよ。最近、夜に見た夢を朝思ひ出せないことが多くなつたのは、案外海馬の衰へだらうか。ああ、いやだいやだ、さぶさぶ。海馬といへば、落語家の海馬が関口の大きなフランスパン抱へてこの間矢来町を歩いてゐた。多分志ん朝の家だかなんだかに向かつてゐたのだらう。
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辰年

2011-12-28 08:11:57 | Weblog
詞書「辰年辰月辰日辰刻生まれで来年が年男(生誕120年)の芥川龍之介は、幼児期に目近で見た実母ふくの発狂した姿から、長じては母の血を引く自分も母と同じやうに発狂するに違ひないと信じて、生涯恐れ続けたといふ。」



その朝(あした)母龍が別るる赤子に与へしとふ龍之介遺愛の龍の勾玉
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明日など。

2011-12-27 08:35:22 | Weblog

明日は、年末恒例の澤先生はじめ門下生の方々による、「澤和樹先生と門下生によるフレッシュコンサート」。


2011年12月28日(水)15:30開場・16:00開演@東京都府中市・府中の森芸術劇場・ウィーンホール

[プログラム]

<第1部 室内楽>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調
バルトーク:44の二重奏曲より抜粋
ラヴェル:弦楽四重奏曲
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調

<第2部 ソロ、弦楽合奏>
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ハ長調
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
レスピーギ:「リュートのための古代舞曲とアリア」第3組曲

指揮:澤和樹先生
芸大生有志オーケストラ


入場無料

問合せ先:フレッシュコンサート事務所(090-8461-1912)

http://www.fuchu-cpf.or.jp/theater/sche/list_12.html


すごく楽しみです。


*****


詞書:「辰年に」

薄明の庭は蝋燭ひとつ灯してリヒャルト・ワーグナーの〈龍のペン立て〉

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辰年

2011-12-26 08:17:50 | Weblog
来年は辰年。年賀状に干支に因んだ短歌を書き付けたくて今月ずつと時間つくつて苦吟してゐるのですが、未だに出来ず。困つたものです。


相変はらず朝から暇なく仕事に出つづけてゐる年の暮れ、家に帰ると録音した談志さん追悼のラヂオ番組を何べんも繰返し聴いてゐます。
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Dig。もしも私にPC があったなら。

2011-12-23 20:54:39 | Weblog
Digは平日よる10時から生放送!ラジオに加えてストリーミング配信も毎日実施しています、とのこと。
http://www.tbsradio.jp/dig/index.html


大根仁監督と江藤愛アナウンサーによる金曜Dig。
きょうのテーマは・・・
「THE MANZAI 2011に見る、お笑いの今とこれから」


■ 先週17日土曜日、フジテレビで「THE MANZAI 2011」が放送され、優勝したパンクブーブーの、M-1グランプリとの2冠達成は、大きく報じられました。


■ また、twitterで「THE MANZAI 2011」の感想をつぶやいた芸人の方も多く、お笑い業界では未だに大きな話題となっています。


■ 「THE MANZAI」は1980年代に漫才ブームを起こしたネタ番組。「やすし・きよし」「ツービート」「紳助・竜介」など、漫才界を牽引してきたコンビが出演していたことでも知られます。


■ この番組を今年「年間最強漫才師決定トーナメント」として、フジテレビが復活させました。


■ フジテレビはこの番組を復活させるにあたって、「ネタブームが一段落する中、芸人さんにとって一番大切なネタという部分をいかにして盛り上げて行くか。ぜひコンテスト形式の番組をやりたい」・・・と「ネタ」にこだわる姿勢を強調。


■ M-1グランプリが「役目を終えた」として去年で放送を終え、いわゆる「ネタ番組」も減少する中、この番組は平均視聴率15.6%を記録。改めてネタの力を証明した形となりました。


■ これから年末年始で目にすることも多くなるお笑い。きょうは、そのお笑いの置かれている現状とこれからについて考えていきます。


この番組、今夜のTBSラジオでは流れないそうです!残念。。

「いつもTBSラジオでお聴きいただいている皆様!TBSラジオでは開局60周年記念の特別番組を放送していますが、こちらの放送も負けずに豪華な面々でお送りします!ぜひ、インターネットのストリーミング放送でお聴きください!」とのこと。


ホームページ左上の「生放送を聴く」ボタンからどうぞ!らしいです。




番組ゲストは・・・


THE MANZAI 2011認定漫才師のダイノジの大地 洋輔さん・大谷 ノブ彦さん、お笑い芸人のマキタスポーツさん、テレビディレクターで演出家の岡宗秀吾さん


リスナーの皆さんから募集するメッセージです・・・

* わたしの好きなお笑い芸人とその理由


以下、(略)
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山中さんのブログ記事

2011-12-22 17:11:53 | Weblog

メモです。。。


山中さんのブログ記事
http://ameblo.jp/yamanaka-toshiko/entry-11062471294.html#cbox


共感します。

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最新号の『文藝春秋』から。

2011-12-21 07:52:08 | Weblog

最新号の『文藝春秋』から。

巻頭随筆欄中の短歌作品は永田和宏先生。先年喪われた妻・河野裕子先生への変わらぬ思いを切々と詠われた挽歌が読み手の目を引く。

他に目に留まったのは、「命とは」、「生きるとは」、「癌とは」を問いかける千住真理子さん(娘)千住文子さん(母親)母子往復書簡記事。なんとなく、病中の河野先生(母親)と永田紅さん(娘)との母子往復書簡記事のことを思い出させる内容。こういう往復書簡記事を眺めていると、内容の良し悪しは別として、いかにも『文藝春秋』らしいというか、したたかな商売っ気を感じてしまう。

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東京士官

2011-12-20 07:04:58 | Weblog
『東京士官』

昼間、影武者を何人も抱へてゐると噂されるひとの急死のニュースがあらゆるところで一斉に流れたが、いつたい如何受け止めたらよいのだらう。渋谷スクランブル交差点に臨むビル二階で、暖房の暖気に包まれて僕は、運ばれてきたばかりのブレンドコーヒーにミルクを注ぎながら、しづかに村上春樹詩集を開いてゐた。店内は、昔好きな、60年代アメリカの雰囲気をこよなく愛する喫茶店主の趣味で、ゆるくラジオを流してゐた。そのラジオの音楽が突然止んで、アナウンサーが緊迫した声で臨時ニュースを読み上げた。店内にゐた者は一斉に手を止めてなにが起こつたのだらうかと耳を澄ませた。ある者はよく聞き取りたくて目を瞑つた。僕はコーヒーカップの受け皿のスプーンを見つめた。廻りの空気が、アナウンサーの声の調子に合はせて、まるでいよいよ戦争が始まつたかのやうに重たく淀んでいくのを感じた。いつか来るだらうと思つてゐたものが今日いまこの時いよいよ来たのだといふことがわかつた。これからはいつ呼び出されてもよいやうに覚悟をしなくてはならない。

そのとき喫茶店のレジ横の電話が鳴つた。

(続く)
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昨日

2011-12-20 05:52:15 | Weblog
昼間、影武者を何人も抱へてゐると噂されるひとの急死のニュースがあらゆるところで一斉に流れたが、いつたい如何受け止めたらよいのだらう。渋谷スクランブル交差点に臨むビル二階で、暖房の暖気に包まれて僕は、運ばれてきたばかりのブレンドコーヒーにミルクを注ぎながら、しづかに村上春樹詩集を開いてゐた。店内は、喫茶店主の趣味でゆるくラジオを流してゐた。そのラジオの音楽が突然止んで、アナウンサーが緊迫した声で臨時ニュースを読み上げた。目を瞑ると、廻りの空気がまるでいよいよ戦争が始まつたかのやうにがらりと変はるのを感じた。
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