短歌いろいろ

今日、職場の昼休みに、すぐ隣の校舎の教室でちょうど授業を終えられたばかりの恩師日高先生をお訪ねし、最近巷に増えている震災詠の感想やら今後の歌会のことやら久しぶりにいろいろお話させて頂きました。

先生から頂いたことばのひとつひとつがすごく懐かしくて有難くて、楽しかったです。

そして、そのときに先生から教えていただいたのがこちらの歌集。

日高堯子先生の最新歌集『雲の塔』（角川短歌叢書）
http://www.kadokawagakugei.com/detail.php?p_cd=201102000362

短い時間でしたが、先生とお話しできたことで、短歌や人生に対する自分の思いをあらたにできた感じがしました。

めも。

メモです。。。

米国・クリントン政権下の時代、ＮＨＫが放映した核システム（原子力発電システム含む）開発裏側に関する骨太なドキュメンタリー番組。

「現代史スクープドキュメント」（ＮＨＫ）のこと
http://anarchist.seesaa.net/article/192667345.html

台風びより

お寺への行き帰り、台風が日本列島に接近中で大雨。こんな天気でいつもの自転車に乗れるわけはなく久々に地下鉄利用。行きはそうでもありませんでしたが帰りは仕事終わりの気安さから電車のリズミカルな響きに誘われて音楽妄想に没入。芥川さんや伊福部さんの作風にどことなく似ている私好みの交響曲が脳内で鳴り出し、夢中になって耳を傾けていると第三楽章途中で降車駅ホームに到着。鼻唄心地で地下深いホームから改札前に上がって切符を出そうとポケットを探るも切符見つからず。どうやら音楽妄想に夢中になっていて大事な切符をどこかで落としてしまった模様。仕方なく再度切符代金を払う羽目に。 。 。 これにはさすがに夢心地も覚めて、楽しかった音楽妄想はすっかりどこかに飛んでいってしまいました。 。 。

脚立

角川『短歌』平成23年6月号より。p23。



花なんか飾られちまつて戻れない脚立がひとつ玄関にある　　沢田英史



どう読めるでしょうか。。。私は一読、死者への供花が玄関の脚立に飾られてある情景が浮かんできました。脚立にすべて仮託されていますが「飾られちまつて戻れない」の箇所、そのややぞんざいな口調に籠る事実を信じたくない、受け入れたくない、突き放したい気持ちがこの一首のなかですごくよく効いています。

Ｃａｒｅ selve

　メモです。昼休み、声楽家望月哲也氏のアルバム「Ｉｌ　ｍｉｏ　ｔｅｓｏｒｏ」を聴きながら。。

 

原発事故関連記事から。

ウォール・ストリート・ジャーナルによる事故状況の分析によると，ベントを遅らせたのは東京電力の武藤栄副社長の判断だったようだ。：ブログ「千代sendai熊野（sendai from shingu）」
http://df504.blog110.fc2.com/blog-entry-757.html

化学者が「福島原発の汚染水を浄化できる粉末を開発」（ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2011/4/22 8:12）
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/04/22/%E5%8C%96%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%8C%E3%80%8C%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%B0%B4%E3%82%92%E6%B5%84%E5%8C%96%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E7%B2%89%E6%9C%AB%E3%82%92/

 

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　今日からたのしみな映画「プリンセス・トヨトミ」が封切られます。仕事が終はり次第、映画館に向かひたいと思つてゐます。

不安の兆し

とにかく音楽が好きで好きで始終音楽のことばかり考えているのは昔も今も変わりありませんが、それが昂じてとくに小さな頃は持っている語彙の貧しさもあって言葉でうまく表現できない感情を音楽として聞いていることがよくありました。


たとえば、その曲名をしっかり意識するようになったのはある程度大きくなってからでしたが、ブラームスの『ビアノ協奏曲第二番変ロ長調』の第二楽章43小節目から出てくる第二主題の不思議なメロディは、小さな頃、不安に兆されるとしばしば聞こえてきました。


このメロディにはあとでちゃんとすばらしい救済がくるので、不安を兆した私はなんだかかえって安心を覚えたものでした。

ブラック・スワン

昨日は仕事の後、池袋の映画館に出かけて映画「ブラック・スワン」を鑑賞しました。この映画、なかなかよくできているフランス風心理小説（？！）を緻密に細密に映像化したように実に文学的。そして、「ブラック・スワン」のタイトル通り、主要な題材がチャイコフスキー作曲バレエ「白鳥の湖」なので、音楽がじつに魅力的。実は、私は小学校一年の頃から幼稚園の妹の習い事につきあってバレエ教室に出入りしていた門前の小僧で、そんな私にとって、「白鳥の湖」はそれこそ全幕の音楽を通しで鼻歌できてしまえるくらいに非常になじみ深い作品。この「ブラックスワン」、優れた映画作品というばかりでなくて、ナタリー・ポートマンたちの演じるバレエシーンも非常に見応えがありました。

 

 

【ご参考】

以下、これを早くにご覧になられた音楽ジャーナリスト沢田太陽氏のブログ「THE MAINSTREAM」より

2011.02.06 Sunday
映画「ブラック・スワン」感想【ネタバレ注意】～星飛雄馬みたいなナタリー・ポートマン
http://themainstream.jugem.jp/?eid=576

メモ

メモです。

同感です。本当に素敵な演奏でした。

さとちゃん氏のブログ「ちょっとカゲキなクラシック評論」より
2011年5月23日 (月)記事
「NHK FM 五嶋みどり　オズガー・アイディン　デュオ・リサイタル　ベストオブクラシック（2011年5月23日放送）」
http://classic.way-nifty.com/satocyan/2011/05/nhk-fm-2011523-.html

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参議院USTREAM中継 脱原発への道　1／2
http://www.ustream.tv/recorded/14906087

「EARTH」。

　メモです。。。

ジッコさんのブログ「風の谷のフルート」より

2011-03-02記事「楽譜のコピー」
http://ameblo.jp/flute-friend/entry-10818322809.html

高木綾子さんご自身が「（コンサートで演奏すると）みなさんが一番喜ぶ曲」と認識されているフルートの名曲「EARTH」。
私が以前、楽譜を入手したブログ を書いたところ、数人の方から「EARTHのコピーがほしい」というメッセージをいただきました。
また、私のブログのアクセス解析を見てみると、「高木綾子　EARTH　楽譜　入手方法」というキーワードも多数見られます。
いかに多くの方がEARTHの楽譜をほしがっているかがよくわかります。

（中略）

２．EARTHの現状
これだけ需要があるのに楽譜が絶版になっている理由を出版社に聞いてみたところ、次のような趣旨の返答がありました。
「掲載されている曲の一部に版権の問題が生じたため、絶版としました。人気のEARTHを単独で、あるいは他の曲と合わせて出版する予定も今のところない」ということです。
あとは、出版社に要望するか、中古の楽譜を入手するかしかないかも知れません。

（後略）

短歌メモ

一昨日は夜半なかなか寝付けずうだうだしてゐてやうやく明け方に入眠、濃密な物語のやうな夢を見てゐた所為で朝方予定よりも寝過ごしてしまひ、周章てて用意して出勤。おかげで昨日は仕事中ずつとぼやんぼやんしてゐました。今日は朝から夕方までお寺のお手伝ひへ。帰り、池袋のジュンク堂に寄つて、短歌の新しいご担当の方にご挨拶。明日もお寺のお手伝ひに伺ふ予定です。明後日からはまた普段通りのややハードな一週間がスタート。さてさて、今日の短歌メモからです。


その森の時計に置いてきたばかり　私のみぎての砂糖漬秒針