カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

今日。

2014-09-30 22:00:15 | Weblog

今日訪ねた御代田町の浅間縄文ミュージアムの学芸員の方から聞いた、このメロディは黛さんが音楽を担当されていたメロドラマ映画のなかの悲恋シーンに附けられようとしていたのですが、いったいなんというタイトルの映画だったのか、結局判らずじまいなんですよ、という言葉が強烈に印象に残っています。

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深まり。

2014-09-30 09:52:47 | Weblog
昔の日記を繰っていたら2005年11月頃の記事に短歌メモ三首が書き付けてあった。その後の歌境の深まりに伴って(?!)当然ながら今とは作風がちがう。その頃はこんな歌を詠んでいたのかと我ながら半分呆れ半分興味引かれてそれらを眺めた。

●白昼に目玉が空を飛ぶ村へコロッケ弁当届けに行きたり

●木犀の茂みに宇宙船隠し姫様は交番へトイレを借りる

●鉄門扉をがしゃがしゃ揺する夏の日の花火を鼻に詰めた死者たち
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シューマン。

2014-09-28 21:52:49 | Weblog
今夕。予約録音したラジオからおもいがけずシューマンの『幻想小曲集』作品12の第2曲〈飛翔〉が流れてきて、たちどころに同じシューマンの『8つのノヴェレッテ』第1曲ヘ長調へと連想は広がっていきました。この2曲、大林宣彦監督の傑作映画『ふたり』のなかで実に印象的で重要な役回りを演じています。私は大学時代、映画『ふたり』を見てシューマンのこの2つの曲のことを知り、早速楽譜を求め、回らない指でたどたどしくキーボードを弾いたことを思い出します。いまではさっぱり弾けませんが。。
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シジフォスのように。

2014-09-27 00:39:22 | Weblog

〈シジフォスのように病と戯れて〉は、病床の中上健次氏最期のインタビュー記事だった。いまの社会はこれまでになく病んでいるように思われて仕方ない。中上氏がお元気だったらどのようにこの社会やひとを描いただろう。。

 

昨今〈愛国者〉を気取るひとには〈愛国〉ばかりか実は〈愛〉も理解できていないひとがいて危険だ、という話を聞いて、そういえば、と思い出したのが、寺山修司氏がかつて詠った〈マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや〉の一首。それでは私の歌は、これからどう詠われるべきなのだろうか、と思うもまだよくわからぬ。


目下、コエーリョ氏の小説を読むことと体幹トレーニングへのチャレンジの本を見ることが二大関心事だったりする。そんな最近。

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アスフィータ王女。その2。

2014-09-26 00:13:06 | Weblog
短歌メモから。


アスフィータ王女の消息知るために秋原警部は朝珈琲飲みをり、〈青騎士〉末裔名乗る老人と


背凭れ椅子の親方鼾(いびき)へ月光(つきかげ)差す。鍋干し場に転がる蔕(へた)付き団栗


アスフィータ王女は歌ふ、低く優しく。星の光数限りなく降りをりブランコの辺り
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アスフィータ王女。

2014-09-24 23:11:40 | Weblog

短歌メモから。


背凭れ椅子の親方鼾(いびき)へ月光(つきかげ)差す。鍋干し場に転がる蔕(へた)付き団栗


アスフィータ王女は歌ふ、低く優しく。星の光数限りなく降りをりブランコの辺り

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今朝。

2014-09-22 07:17:08 | Weblog
ウィーン世紀末のことに思いを致していると聴こえてきた旋律。
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液体のような。

2014-09-21 07:36:35 | Weblog

今朝、久しぶりに少しだけ攝津さんの句集を読む。

液体のような蔵書の昼の愛 攝津幸彦


この〈昼の愛〉は、映画『昼下がりの情事』のようなことかもしれない。


これから、今日もしごとに。
液体のような。


そういえば。塚本さんにも〈革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ 塚本邦雄〉という有名な一首があった。

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ファンタージェン。

2014-09-21 00:03:02 | Weblog
そういえば、以前に映画『ネバーエンディングストーリー』で見たことだが、素晴らしい豊かなファンタージェンの国土を荒廃破壊消滅させてゆく恐ろしいものとして〈虚無〉が描かれていたことがつよく悲しく印象に残っている。〈虚無〉とは、人びとの生活のなかから〈希望〉や〈夢〉が失われていく状態や失われている状況。。あのアスフィータ王女やブルネグロ飛行男爵のブルネグロ公国にももしや強大な〈虚無〉が忍び寄ってはいまいか、久しく遊びに行かれていないので、はなはだ気になるこの頃。。
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不思議な夕空。

2014-09-20 17:48:24 | Weblog
しごと帰りの、不思議な夕空。
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