気になつた録音はうまくできてゐました。準メルクル指揮N響のフランスもの。楽しみです。
気になつた録音はうまくできてゐました。準メルクル指揮N響のフランスもの。楽しみです。
話変はりますが、NHKFM「きらクラ!」、いいですね。出だしのテーマ曲「子犬のワルツ」から素晴らしく癒されます。
脈絡のないメモです。
「日本3大ワルツ」
昔、音楽評論家富樫康氏は、「武満徹氏の映画『他人の顔』のワルツと芥川也寸志氏の映画『鬼畜』のワルツと黛敏郎氏の映画『栄光への5000キロ』のワルツの三曲を称して『日本3大ワルツ』と呼びたい。」と書かれた。
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『しみマガ』ブログ記事:「横山友美佳という名前が妙に引っかかったんだよ…」
http://kaizokuo.blog5.fc2.com/blog-entry-240.html
「横山友美佳選手 - 木村沙織選手」【The History Of YUMIKA & SAORI】
http://www.youtube.com/watch?v=NJ18AYhiV2M
昨日と今日は朝から夕方までお寺のお手伝ひをさせて頂きました。今日の帰り、ジュンク堂書店池袋本店に久々に立ち寄り、『江戸雪集』(セレクション歌人3、邑書林)を購入。
帰宅してこの『江戸雪集』(セレクション歌人3、邑書林)を開いて鑑賞。江戸さんが「生まれて初めて詠んだ短歌作品」といはれる一首が、江戸さんの第1歌集『百合オイル』(1997年、砂子屋書房)には収められてゐる。〈地図になき海岸きみの教えしが水面(みなも)のひかりだけはそのまま 江戸雪〉あの日きみが私に教へてくれた地図には載つてゐない海岸の水面(みなも)のひかり。あのとき見た水面が美しくひかる様子が懐かしくなつてまたひとりで来ました。今回は傍らにきみはゐないけれども、ひかりはあの日のままそこにありました、といふ一首。恋の別れの歌なのか、死別の挽歌なのか。あるひは、この「きみ」はクリスチャンである江戸さんにとつてのイエスさまのことなのかもしれぬ。いろいろな切り口で読めさうで面白い。この一首には、味のある短編小説に匹敵するやうな不思議な味はひがあると思ひます。
今日の特別試写会情報のメモです。
映画『道~白磁の人~』特別試写会
日 時 2012年5月25日(金)
16:30開場※入場は先着順(満員の場合は入場制限有)
17:30-18:00 トークイベント
18:15-20:15 『道~白磁の人~』上映
会 場 早稲田大学 大隈講堂
<ゲスト>
吉沢悠 氏(『道~白磁の人~』主演・浅川巧役)
高橋伴明 氏(『道~白磁の人~』監督)
言 語 日本語
対 象 学生・教職員・一般
申し込み等 入場無料・直接会場へお越し下さい。
早稲田大学アジア研究機構・平山郁夫記念ボランティアセンター共催
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昨日は仕事が終はつた後、有楽町スバル座へ急いで出掛けて、大林宣彦監督の映画『この空の花』を鑑賞しました。
舞台は新潟県長岡市とナガサキ、ヒロシマ、フクシマ、パールハーバー。主人公である新聞記者玲子(ナガサキの被爆二世)の「感情旅行」といふ設定の下、過去、現在、未来が混沌となつた時間軸の中でいくつかの物語が複層的に起こり、展開し、長岡、石巻の空に開く見事な花火シーンの大団円に向かつて進んでいきます。物語の進展に伴つて、随所に登場する「声を聞く」や「まだ戦争には間に合う」といふ謎めいたキーワードたちの意味が明らかになつていきます。
戦争や震災など、これまでさまざまな悲しく悲惨なできごとがありましたけれども、さうした体験を語り継ぐ声に真摯に耳を傾けながら、この世界の人々はお互ひに信頼し尊敬し合ひつつ平和や希望の未来に向かつて前進できるのです、ぜひとも前進していきませう、といふメッセージをつよく感じました。
祈りと浄化の思ひに満ちた、ブルックナーのシンフォニーのやうな映画だと思ひました。
もしかしたら、昨日の真鍋監督率ゐる全日本女子バレーボールチームの韓国戦での敗戦ショックのダメージを、傍観者、応援者にすぎない私も引き摺つてしまつたのかもしれないが、今朝はどういふわけだか、身体が重たくてしんどくてなかなか布団から起きられず、ごそごそしてゐるうちに短歌がぽろんと一首できてしまつた。
わが身内(みぬち)を体毒廻る気配してこの朝も机の花に気付けり
今夕は仕事が終はつたら急いで映画館に出掛けて、映画「この空の花」を見たいと思つてゐます。
一昨日は、横浜歌会のための短歌2首を拵へて早速送信。ひさしぶりに歌会に参加できさうで、楽しみです。