カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

フランスもの。

2012-05-30 22:42:28 | Weblog
今日は仕事の後、早稲田松竹に急ぎ駆け付け、矢口監督作品『ハッピーフライト』『ロボジー』の二本立てを鑑賞。終映は午後9時半頃。昼間は身体がしんどくてならなくて昼飯の中華定食を半分も食べられなくて残してしまつたのがまるで嘘みたいに映画館を出ながら無性に小腹が空いて仕方なかつたので、早稲田通り向かひのラーメン屋末廣の塩ラーメンを頂いて帰らうかどうしやうか一瞬頭を過るも、健全にここは帰らうと店には寄らず帰宅。



気になつた録音はうまくできてゐました。準メルクル指揮N響のフランスもの。楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここ数日

2012-05-30 08:22:04 | Weblog
これまでずつと熟睡安眠派で、睡眠に悩んだことはなし。見る夢も楽しく心わくわくするものが多く、たとへば、今夜はどんなコンサートに出掛ける夢だらうかと楽しみだつたのだが、どうしたわけか困つたことに、ここ数日は三本立てや二本立てで悲しい悪夢を見て朝起きたときにどつと疲れてゐること甚だし。おかげで一日中なんだか余裕がないです。



話変はりますが、NHKFM「きらクラ!」、いいですね。出だしのテーマ曲「子犬のワルツ」から素晴らしく癒されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脈絡のないメモ。

2012-05-30 07:56:58 | Weblog

脈絡のないメモです。

 

「日本3大ワルツ」
昔、音楽評論家富樫康氏は、「武満徹氏の映画『他人の顔』のワルツと芥川也寸志氏の映画『鬼畜』のワルツと黛敏郎氏の映画『栄光への5000キロ』のワルツの三曲を称して『日本3大ワルツ』と呼びたい。」と書かれた。

 

 *****

 

『しみマガ』ブログ記事:「横山友美佳という名前が妙に引っかかったんだよ…」
http://kaizokuo.blog5.fc2.com/blog-entry-240.html

 

「横山友美佳選手 - 木村沙織選手」【The History Of YUMIKA & SAORI】
http://www.youtube.com/watch?v=NJ18AYhiV2M

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とりあへず火の鳥ニッポンおめでたう!

2012-05-27 22:25:46 | Weblog
バレーボール全日本女子チームのセルビア戦、フルセットに亘る攻防の末惜しくもゲームには敗けてしまひましたが、なんとかロンドンオリムピック出場権は獲得。ほつとしました。おめでたうございます!次の目標はオリムピックメダル獲得ですね、応援してゐます。



昨日と今日は朝から夕方までお寺のお手伝ひをさせて頂きました。今日の帰り、ジュンク堂書店池袋本店に久々に立ち寄り、『江戸雪集』(セレクション歌人3、邑書林)を購入。



帰宅してこの『江戸雪集』(セレクション歌人3、邑書林)を開いて鑑賞。江戸さんが「生まれて初めて詠んだ短歌作品」といはれる一首が、江戸さんの第1歌集『百合オイル』(1997年、砂子屋書房)には収められてゐる。〈地図になき海岸きみの教えしが水面(みなも)のひかりだけはそのまま  江戸雪〉あの日きみが私に教へてくれた地図には載つてゐない海岸の水面(みなも)のひかり。あのとき見た水面が美しくひかる様子が懐かしくなつてまたひとりで来ました。今回は傍らにきみはゐないけれども、ひかりはあの日のままそこにありました、といふ一首。恋の別れの歌なのか、死別の挽歌なのか。あるひは、この「きみ」はクリスチャンである江戸さんにとつてのイエスさまのことなのかもしれぬ。いろいろな切り口で読めさうで面白い。この一首には、味のある短編小説に匹敵するやうな不思議な味はひがあると思ひます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池袋。

2012-05-26 00:15:19 | Weblog
池袋は近所なので時折気軽に出掛けては日記ネタにしてゐる。その所為か右手親指で「いけ」と打つて変換すると一番目に「池袋。」が出てきてしまふ。昨日は仕事が終はつた後、池袋には行かなかつた。職場脇の生協ブックセンターに出掛けて、池井戸潤氏の文庫本(どれも講談社文庫)を生協価格で何冊か買つて帰つてきた。本当は岩波現代文庫のカシオ創業四兄弟を描いた『考える一族』が欲しかつたのだがたまたま在庫がなかつたので、これ幸ひに辺りの書棚を見まはつてゐるうちに池井戸氏の面白さうな本の幾つかが目に留まつたわけだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画のことなど。

2012-05-25 08:11:03 | Weblog

今日の特別試写会情報のメモです。


映画『道~白磁の人~』特別試写会

 

日 時  2012年5月25日(金)


16:30開場※入場は先着順(満員の場合は入場制限有)
17:30-18:00 トークイベント
18:15-20:15 『道~白磁の人~』上映
会 場  早稲田大学 大隈講堂
<ゲスト>
吉沢悠 氏(『道~白磁の人~』主演・浅川巧役)
高橋伴明 氏(『道~白磁の人~』監督)

言 語  日本語
対 象  学生・教職員・一般
申し込み等 入場無料・直接会場へお越し下さい。

早稲田大学アジア研究機構・平山郁夫記念ボランティアセンター共催

 

*****

 

昨日は仕事が終はつた後、有楽町スバル座へ急いで出掛けて、大林宣彦監督の映画『この空の花』を鑑賞しました。

舞台は新潟県長岡市とナガサキ、ヒロシマ、フクシマ、パールハーバー。主人公である新聞記者玲子(ナガサキの被爆二世)の「感情旅行」といふ設定の下、過去、現在、未来が混沌となつた時間軸の中でいくつかの物語が複層的に起こり、展開し、長岡、石巻の空に開く見事な花火シーンの大団円に向かつて進んでいきます。物語の進展に伴つて、随所に登場する「声を聞く」や「まだ戦争には間に合う」といふ謎めいたキーワードたちの意味が明らかになつていきます。

戦争や震災など、これまでさまざまな悲しく悲惨なできごとがありましたけれども、さうした体験を語り継ぐ声に真摯に耳を傾けながら、この世界の人々はお互ひに信頼し尊敬し合ひつつ平和や希望の未来に向かつて前進できるのです、ぜひとも前進していきませう、といふメッセージをつよく感じました。

祈りと浄化の思ひに満ちた、ブルックナーのシンフォニーのやうな映画だと思ひました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝ほど。

2012-05-24 07:48:13 | Weblog

もしかしたら、昨日の真鍋監督率ゐる全日本女子バレーボールチームの韓国戦での敗戦ショックのダメージを、傍観者、応援者にすぎない私も引き摺つてしまつたのかもしれないが、今朝はどういふわけだか、身体が重たくてしんどくてなかなか布団から起きられず、ごそごそしてゐるうちに短歌がぽろんと一首できてしまつた。


わが身内(みぬち)を体毒廻る気配してこの朝も机の花に気付けり


今夕は仕事が終はつたら急いで映画館に出掛けて、映画「この空の花」を見たいと思つてゐます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このところ。

2012-05-23 04:38:52 | Weblog
このところ、俄バレーボールファンになつて、IDバレーボールを標榜する勝負師真鍋監督率ゐる素晴らしい実力を備へた全日本女子チームのロンドンオリムピック世界最終予選での勝ち進みぶりのことが気になつて、気分がそはそはしてゐます。順調に勝ち進んでぜひオリムピック出場権を獲得してほしいです。




一昨日は、横浜歌会のための短歌2首を拵へて早速送信。ひさしぶりに歌会に参加できさうで、楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うつそみの

2012-05-19 22:05:24 | Weblog

うつそみの臍つまみ歩く、明日から。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日。

2012-05-19 00:50:18 | Weblog
昨日の夜は仕事のあとでNHKホールに駆け付けてN響定期を聴かせていただいた。指揮は広上さん。プログラムは、前半が武満さんの『フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム』、休憩を挟んで後半はバーバーの『弦楽のためのアダージョ』と、バーンスタインの『交響曲第1番〈エレミア〉』。どれも素晴らしかつたけれども取り分け印象に残つたのが武満さんの『フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム』。演奏時間40分ほど。響きやメロディがこの上なく美しくて音楽のなかにぐいぐい引き込まれた。武満さんの署名であるCsEAのモチーフが度々出てきたのはもちろん、メシアンのトゥーランガリラ交響曲の愛のテーマそつくりのモチーフが何回も出てきて、おやおや、ああさうか、と思つたりした。名演でした。こころの洗濯になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする