最近、言語学者エドワード・サビアの思想としごとに興味が湧いて、仕事のあと、取り置きしてもらつたエドワード・サビア著「言語-ことばの研究序説-」(岩波文庫)を購入すべく、愛車のペダルをぎこぎこ漕いで、久しぶりに渋谷の東急プラザ5階の紀伊国屋書店へ出掛けた。夕方ともなるとルートの明治通りはすごい人波で、裏道裏道を求めて進んでいつた。
渋谷駅前は、洋食屋サバランが消えてヤマハ渋谷店がなくなつて以来滅多に行かなくなつてしまつた。自然と足が遠退いた感じである。もはや自分のなじみの街ではないやうで大層居心地が悪かつた。じつは幼少の頃からしばしば来たところなのだけれども。
街なんて所詮さういふものなのかもしれない。
帰りは、裏道伝ひに表参道へ出て、そこから青山を通り信濃町へ抜けた。
渋谷駅前は、洋食屋サバランが消えてヤマハ渋谷店がなくなつて以来滅多に行かなくなつてしまつた。自然と足が遠退いた感じである。もはや自分のなじみの街ではないやうで大層居心地が悪かつた。じつは幼少の頃からしばしば来たところなのだけれども。
街なんて所詮さういふものなのかもしれない。
帰りは、裏道伝ひに表参道へ出て、そこから青山を通り信濃町へ抜けた。