千住博氏のことば

芸術に神様がいるとしたら、それは「女神」なのだそうです。遠い昔、ある巨匠がこっそり私に教えてくれました。「だから、女の人に好かれるような生き方をする事が、芸術家としての道なんだよ、ゆめゆめ女の人を怒らせるような生き方だけはしてはいけない。芸術の女神がそっぽを向いてしまうからね」と。（後略）
千住博著『美を生きる』（世界文化社、2008年3月刊）p12

2010-10-31 01:34:18

短歌メモから、です。


フォークの尖（さき）ケーキに台風来てゐるらし　色即是空空即是色

ベト８

最近、先日ラヂオで放送されてエアチェックしたＮＨＫ交響楽団定期演奏会（ネルロ・サンティ氏指揮）のベートーヴェン作曲『交響曲第８番』の見事な演奏を繰り返し聴いています。ベト８はやはりこうでなくっちゃいけません。オーギュスタン・デュメイ氏が関西フィルを振ったベト８を先頃聴いたとき、これは私の聴きたいベト８ではない、と強く感じてしまったので、サンティ氏の演奏が私にとっての耳直しになっているのかもしれません。




さそうあきら氏の漫画『マエストロ』第一巻の７８ページ、吹き出しのセリフから。


へえーミュンヘン音大！？
お金なくってさ。むこうの音大ってただだからさ。

今朝見た不思議な夢。

今朝見た不思議な夢。

夜に『光が丘公園』という名前の公園へ自転車で出掛けた夢。入口の橋を渡って公園に入り、公園左側の木立を望むとひときわ高いまっすぐな樹が目に入る。あれがパワースポットの樹かと思って、こんどは右側に顔を向けると、右側は芝生の植えられた丘の斜面地になっていて、その丘の頂きに太い幹の不思議な格好に曲がりくねったすごく大きな樹が数本立っていて、樹の上の空はきれいに光る渦模様を描いている。これはなんとも不思議な樹だなと思っていると、どこからか、この樹の幹に触れたらどんな病気でも困難でもたちどころに解消しますよ、という声が聞こえて、とっさに身内たちの病気のことが頭に浮かび、自転車を置いて斜面地を登りかけた。。。。

そこで目が覚めてしまいました。

楽譜

仕事の後、池袋から電車を乗り継いで川口駅西口のリリア一階で開催中の、３人の偉大なる楽聖たち～モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト～資料展へ。混んでいました。


画像は、売店で買った絵葉書。非常に有名な作品の自筆譜です。

今朝の夢二題

今朝の夢二題。ひとつは、ジュリアード音楽院ホルン科（？）卒業目前の妹が一時帰国したので家族みんながあつまつてどこかのホテル食堂で食事をしてゐる夢。起きてから思ふに、夢では実際よりも家族の人数が多かつた。実際にはホルン吹きの妹はゐないがあの妹はいつたい誰だつたのだらう。もうひとつは、どこかの学校の大規模教室で仏教入門を講じてゐる夢。私は黒板いつぱいにチョークでインド地図を描いてゐた。

けふの午後二時からのＮＨＫＦＭ。アシュケナージ指揮でベートーヴェンの合唱幻想曲、チェリビダッケ指揮でベートーヴェンの第九交響曲、他。

吉川さんのうた

角川短歌１１月号のp.30～

雷雲はみなみにありて卓上の鍵にするどき光を送る　吉川宏志

半分

夕方過ぎ、ざんざん降りの雨の中、愛車のペダルを漕いでお寺を出る。荷物にタオルを面積の都合で半分掛けていたら、見事半分だけ雨が染みていました。家に荷物と自転車を置いて傘さして池袋のジュンク堂書店へ。角川『短歌』11月号を購入。歌誌『塔』10月号の売れ行きもなんとなくチェック。今朝未明のラヂオで岡井さんが最近の『塔』誌面の充実ぶりを語って下さっていたおかげか、納品した４冊のうちの半分が売れていました。なかなか素敵な出足かもしれません。ジュンク堂出て、さまざまなお礼状をメールでなく肉筆で表そうとコンビニで葉書を五枚。帰宅してラヂオで『Ｎ響アワー』、ゲストは作家奧泉氏。シューマンのピアノ協奏曲イ短調。

今朝

おはようございます。昨日は親戚のおじと一緒に徳川記念財団の先生がなさるお墓参りに同行ご案内。今日はお寺にお手伝いで伺う予定。いまお茶を啜りながら、今朝未明のラヂオで岡井さんが河野裕子先生を語られた番組の録音を聴いています。岡井さんいわく、いま全国的に、歌に関わるひと、関わらないひと、たくさんのひとが河野裕子先生をよむ（読む、詠む）現象が起きている、と。#ohayo

ネルロ・サンティ

本日のコンサート、FM放送が楽しみです。。。

10月22日 | 金 | 開場 6:00 PM 開演 7:00 PM
会場：NHKホール
第1683回定期公演　Cプログラム

メンデルスゾーン / 交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」
ドヴォルザーク / チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
指揮｜ネルロ・サンティ
チェロ｜堤　剛
NHK交響楽団