カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

松濤権之丞泰明という名前の赤ん坊。

2017-10-30 22:22:05 | Weblog

赤ん坊に松濤権之丞泰明という名前の附けられた理由や事情を時折あれこれ考え妄想している。

姓・松濤は生まれてすぐに預けられたお寺の住職の姓から、という。通称・権之丞は加賀藩家老山崎範古の出身山崎権丞家の〈権丞〉から、という。諱・泰明の〈泰〉は加賀藩主前田斉泰の名前から、という。

さて、この赤ん坊の実父はいったい誰なのだろう。
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メディタシオン。

2017-10-30 10:14:24 | Weblog

昨晩のしごと帰りは、台風雨。ビニルに包んでいた鞄にも雨水が浸透して中身を濡らしてしまった。ノートも紙が弱ってしまい、一晩中机の上に開いて乾かした。

いちにち休みを頂いた今朝は、〈タイスの瞑想曲〉風なヴァイオリンの響きに目が覚め、起き出してメモ。タイスといえば、かの瞑想曲はマスネのオペラ『タイス』の幕間の間奏曲で、そのオペラ原作は、フランスの文豪アナトール・フランスの小説だった、なぞとよしなしごとを思いつつ、麦とろへご飯頂きに。

麦とろのご飯。

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神話。

2017-10-28 22:33:01 | Weblog

千住明作曲〈日本 映像の20世紀〉エンディングテーマ。
https://youtu.be/eVgPHFnnHhA


そこに流れているのは〈悲しいメロディ〉ではない。ある意味、もはや〈遥かな神話〉のような、失われてしまった穏やかで幸福だった日々の記憶。それが切々と歌われていて、いつも胸を打たれます。

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アレグロ・モルト・モデラート。

2017-10-25 10:10:10 | Weblog

今日は、いちにち休み。今朝は、ヴァイオリンソナタ(?)がふんわり降りてきて目が覚めた。

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楽しみ。

2017-10-20 16:47:16 | Weblog
今宵、ブラームスのシンフォニーの3番と2番を取り上げてクリストフ・エッシェンバッハがNHK交響楽団を振るらしい。或る人がブログに書かれていたが、むかしエッシェンバッハの指揮したブラームス交響曲全集のとりわけ3番の第二楽章、第三楽章のこの上ない素晴らしさにいたく感動されたことがあったらしい。楽しみだ。
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けふ。

2017-10-18 11:33:22 | Weblog

昨晩は、しごとのあと、近場のサイゼリアに籠って短歌10首を搾り出し。原稿用紙に書き付けて、郵便局窓口から投函。

そのうちの短歌1首。

その朝も海辺の野外ステージに面したる窓まど開けられて神々の欠伸


いちにち休みの今日は、久しぶりの理髪店で髪をさっぱりした後、午後に約束のジュンク堂で伝票を頂いて請求書作成作業をする予定。

 


昼飯のあとの束の間、日差し浴びつつ辻さんを読みながら。

そして、すべての用を済ませた夕方、高田馬場のブックオフで店奥の素晴らしい品揃えの本棚をみていたら、突然くしゃみが出て悪寒がし出し、膝ががくがくして足元が覚束なくなったので、周章てて吉田健一評論集と辻邦生連作短編集を手に取って会計を済ませ、帰途につくべく外に出たら、街の暗さと空気のあまりの冷たさにびっくりした。 ところで、そういえば、今日の午後の久しぶりのジュンク堂。ジュンク堂には岡崎裕美子さんの歌集がなかったので、短歌ご担当のTさんに〈歌人岡崎裕美子さんの歌集がいま巷で非常に話題になっているようですね〉と雑談。Tさんは〈ほお、岡崎裕美子さん、知りませんでした。早速取り寄せてみます。〉とすぐさま第1歌集のながらみ書房と第2歌集の青磁社に連絡されていた様子。ネットでみる岡崎裕美子さんの短歌文体の乾いた感じは、小説家田中りえさんの文体によく似ている気がする。
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昨日の朝は。

2017-10-17 00:12:13 | Weblog
昨日の朝は、しごとに出掛ける途中で久しぶりに音楽が鳴ったので、ああ、と思った。そろそろジュンク堂さんに連絡して、伝票をお願いしなければ。そして、20日必着厳守の短歌10首草稿を仕上げて送らなくては。
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バーンスタイン。

2017-10-13 23:24:01 | Weblog

しごとのあと。明日(10月14日)はレナード・バーンスタインの27回目の命日。だから、〈ベルリンの壁〉崩壊のときにバーンスタインが壁の前で行ったベートーヴェン第九の記念演奏会のことを、その人類史上わすれがたい快挙の事実をしみじみ思い出している今宵。といっても、今宵の寝床に聴いているのは、偶々、プロコフィエフのバレエ音楽〈ロメオとジュリエット〉の〈タイボルトの死〉。個人の幸福も大事だが、人類の幸せはもっと大事。

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ただ泣きたくなるの。

2017-10-13 00:01:25 | Weblog

最近、ラジオで録音した番組のなかで、中山美穂さんの往年の名バラード『ただ泣きたくなるの』が流れて、たまらなく懐かしくなった。この楽曲、なんとなく竹内まりやさん好みのコード進行やメロディゆえに、竹内さんの作品かとずっと思っていたが、調べたら違った。岩本正樹氏作曲の由。とにかく名曲。

中山美穂さんといえば、むかし、某BS番組企画で中山さんがその作品の大ファンという作家パウロ・コエーリョ氏に会いに行かれて、出てこられたコエーリョ氏の優しい笑顔の前で感激のあまり激しく泣かれていた場面を思い出す。私も一度だけコエーリョ氏にお会いしたことがある。そのとき、コエーリョ氏は私に〈遠回りするかもしれないが、あなたは夢を実現するだろう〉ということばを下さった。忘れられない。

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短歌メモから。

2017-10-11 18:25:52 | Weblog
詞書〈金雀枝(えにしだ)縦横無盡に吹かれ西行が持ちかへりける砂金三萬 塚本邦雄『不變律』〉

地下冷蔵庫には〈西行眼球〉もあり 砂金三萬にて作られし金雀枝(えにしだ)アイバンク





おそらくは〈窓〉より捨てられたるものならむ 東京士官の掌のなかの、手書き〈老看守〉名前入り牛乳瓶かけら
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