金がなく、病身で、孤独。
でも、俳句があった。
私には、この状況が不幸なのか幸福なのか、わからない。
私自身が今、作家をやりながら幸せを感じていないように、句を作っている本人はやはり、自分を不幸だと考えていたのかもしれない。
山崎ナオコーラ「不幸と俳句」(『國文學』平成20年12月臨時増刊号~特集俳句~、p135)
山崎氏の、尾崎放哉に関する文章からの引用です。
でも、俳句があった。
私には、この状況が不幸なのか幸福なのか、わからない。
私自身が今、作家をやりながら幸せを感じていないように、句を作っている本人はやはり、自分を不幸だと考えていたのかもしれない。
山崎ナオコーラ「不幸と俳句」(『國文學』平成20年12月臨時増刊号~特集俳句~、p135)
山崎氏の、尾崎放哉に関する文章からの引用です。