青空の中のISS月面通過を痛恨のミスで撮り逃がしたのが4月29日のこと…
あれから40年!…はきみまろさんのネタで、あれからまだ10日間!しかたってないのですが、
またしてもISS月面通過ラインが自宅庭にやってきました。わぉ!そんなことあるの?
信じられないような話ですが事実です。わずか10日間で2回も通過ラインが自宅庭にやって来るなんて、超ビックリです!
さて、今回の通過は夜間のためISSが光らずにシルエットで月面を通過するイベントとなっています。で、よ~く見ると今回は月面のど真ん中を通るコースではないのです。こりゃ、ざんねん~。
え、何ぜいたくなこと言ってるの? 自宅を通過ラインが通るだけで超ラッキーでしょ!
と、思いのあなた、実は違うんです。
今回のISSは夜間で太陽光を反射していないのでお月さまの光っているところを通過しないと見えません。イベントデータを見るとISSが月面の左側(月面の夜の部分)を通るので、自宅ではISSが月面を通過しても絶対見えないイベントとなってしまいます。
しか~し、上記データを見ると自宅から2.34kmほど南に中心ラインがあるようなので、せっかくですからプチ遠征して撮影してきました~。以下、その観望と撮影記録で~す。
観測地の通過予想図は下記のとおり
ほぼど真ん中をとおります。もう少し南の方で確実に昼の部分を通過する地点で撮影したかったのですが、適した場所がなかったので、ここで妥協です。
本日の撮影システムはμ210に惑星カメラ(モノクロ)を装着して月面中心部分を拡大撮影します。そして記録用としてBORG60に惑星カメラ(モノクロ)を装着して月全体を写して通過の様子を撮ります。
本日のISSは月面通過時の仰角が30°、直距離が700kmオーバーなので条件としてはよくありません。さて時間です。月面中心にセットしたμ210の画像がPC画面に映し出されています。通過は中央の入り江から蒸気の海へと昇っていくものと思われます。そろそろ来るぞ~、と思った瞬間、え、なに?、わぉ、うそでしょう~、…なんと、欠け際をゴーストのようなISSがスーッと通り過ぎて行きました。
欠け際ではシルエットにならないので、かすかにでも写っていれば御の字だが…と思って動画を確認すると通過の瞬間コマ落ちしていたようで何も写っていませんでした。(゚◇゚) ガーン
記録用のBORG60動画を見るとかすかに写っている程度でした。口径が6cmなのでかなりレベルを上げて画像処理をしたところやっとISSが浮かんできました。やはり距離745kmは遠いですね。ISSがかなり小さく写っています。
ま、今回はBORG60だけでも写ったので、今後に向けて検証してみましょう。
今回の通過予報図と実際の通過ラインの比較です。予報よりかなり夜側を通過したと思ったのですが、これを見るとそれほどずれてはいないように感じます。ただ、今回のように無灯火のISSを撮影するのであれば月面の輝度の高い地域を選ぶことでよりコントラストの高い写真が撮れると思いました。
こちらはμ210の画角のどこをISSが通過したかの検証です。コマ落ちしてなければISSはこのラインを通過していたはずです。欠け際ギリギリだったことが分かります。
今回の撮影を通して、何事も経験値を高めることが成功へのステップアップだなぁと感じました。
次回のチャンスはいつか分かりませんがアンテナを高くして次の機会を待つことにしましょう。
あれから40年!…はきみまろさんのネタで、あれからまだ10日間!しかたってないのですが、
またしてもISS月面通過ラインが自宅庭にやってきました。わぉ!そんなことあるの?
信じられないような話ですが事実です。わずか10日間で2回も通過ラインが自宅庭にやって来るなんて、超ビックリです!
さて、今回の通過は夜間のためISSが光らずにシルエットで月面を通過するイベントとなっています。で、よ~く見ると今回は月面のど真ん中を通るコースではないのです。こりゃ、ざんねん~。
え、何ぜいたくなこと言ってるの? 自宅を通過ラインが通るだけで超ラッキーでしょ!
と、思いのあなた、実は違うんです。
今回のISSは夜間で太陽光を反射していないのでお月さまの光っているところを通過しないと見えません。イベントデータを見るとISSが月面の左側(月面の夜の部分)を通るので、自宅ではISSが月面を通過しても絶対見えないイベントとなってしまいます。
しか~し、上記データを見ると自宅から2.34kmほど南に中心ラインがあるようなので、せっかくですからプチ遠征して撮影してきました~。以下、その観望と撮影記録で~す。
観測地の通過予想図は下記のとおり
ほぼど真ん中をとおります。もう少し南の方で確実に昼の部分を通過する地点で撮影したかったのですが、適した場所がなかったので、ここで妥協です。
本日の撮影システムはμ210に惑星カメラ(モノクロ)を装着して月面中心部分を拡大撮影します。そして記録用としてBORG60に惑星カメラ(モノクロ)を装着して月全体を写して通過の様子を撮ります。
本日のISSは月面通過時の仰角が30°、直距離が700kmオーバーなので条件としてはよくありません。さて時間です。月面中心にセットしたμ210の画像がPC画面に映し出されています。通過は中央の入り江から蒸気の海へと昇っていくものと思われます。そろそろ来るぞ~、と思った瞬間、え、なに?、わぉ、うそでしょう~、…なんと、欠け際をゴーストのようなISSがスーッと通り過ぎて行きました。
欠け際ではシルエットにならないので、かすかにでも写っていれば御の字だが…と思って動画を確認すると通過の瞬間コマ落ちしていたようで何も写っていませんでした。(゚◇゚) ガーン
記録用のBORG60動画を見るとかすかに写っている程度でした。口径が6cmなのでかなりレベルを上げて画像処理をしたところやっとISSが浮かんできました。やはり距離745kmは遠いですね。ISSがかなり小さく写っています。
ま、今回はBORG60だけでも写ったので、今後に向けて検証してみましょう。
今回の通過予報図と実際の通過ラインの比較です。予報よりかなり夜側を通過したと思ったのですが、これを見るとそれほどずれてはいないように感じます。ただ、今回のように無灯火のISSを撮影するのであれば月面の輝度の高い地域を選ぶことでよりコントラストの高い写真が撮れると思いました。
こちらはμ210の画角のどこをISSが通過したかの検証です。コマ落ちしてなければISSはこのラインを通過していたはずです。欠け際ギリギリだったことが分かります。
今回の撮影を通して、何事も経験値を高めることが成功へのステップアップだなぁと感じました。
次回のチャンスはいつか分かりませんがアンテナを高くして次の機会を待つことにしましょう。
どーもです。たしかに ichさんのおっしゃるとおり満月より欠け際の山脈やクレーターの上空を通過するISSの方が魅力的ですね。今まで撮影することばかり考えていたので気づきませんでした。いいアイデアをもらったので挑戦してみようと思います。自宅での月面通過が短期間に2回も来たのでまー3回目はないと思いますが、近場で月面通過があったら欠け際の山脈上空を通過するISSにチャレンジしてみることにしましょう。
自宅からISS月面通過,2回目とはすごいものですね!確かに夜側では見られないわけですが,2度有ることは3度有って3度目の正直ですから,次回はバッチリでしょう!満月なら通過が見えたのでしょうが,賭け際の山脈やクレーターの上を飛んでこそ,きれいな見物です。次回に期待しましょう!