きれいな地球の写真…
「ああ、宇宙飛行士がISSから撮った写真だね。」と誰しも思うところだが
実はこの写真…、普通の人がコンパクトデジカメで撮影したものである。
撮影はすごく簡単らしい。気象観測用気球にデジカメとGPSをぶら下げて
自宅の庭から上げるだけ。気球は高度30km付近で破裂するので、あとは
パラシュートで落下するカメラを回収するだけ。だそうである。
「回収と言っても、どこに落ちるか分からないし、アメリカのような
広い国じゃないと無理ですよね。日本ではすぐ海ポチャですよ。」
と思ったのですが、よく見るとこの人、イギリスの人でした。おみごと!
詳しい記事はこちらにあります。→sorae.jp
ふむふむ、イギリスのIT企業に勤めているロバート・ハリソン氏…、
2008年10月から趣味でやっているということですが、これまでに
12個の気球を上げているらしい、これにはNASAもビックリですね。
高度35kmから見た地球の動画もありました。→movie
わお!地球って本当に丸いんだぁ、ほひょ、昼なのに空が黒い!
驚きです。注目すべき点は高度わずか35kmのところで見た地球が、まるで
宇宙空間から見たのと同じように見えること…、ちょっと予想外です。
で、調べてみました。
まず、大気の鉛直構造(高度)についてまとめておきましょう。
熱圏 (80km-800km)
中間圏(50km-80km)
成層圏(11km-50km)
対流圏(0km-11km)
ISSの軌道高度は350kmです。大気らしい大気があるのは中間圏までなので
一般的に高度100km以上が宇宙です。今回の写真は高度35kmなので成層圏です。
飛行機に乗ると手の届きそうなところに成層圏が見えます。
こちらは飛行機に乗るとよく見られる景色、高度1万メートル付近です。
気球はさらに上昇します。空の色が濃くなってきました。
高度は20kmくらいでしょうか。空の色がさらに濃くなってきます。
そして高度は35km、
ふ~む、成層圏でも35km付近に行くとかなり宇宙っぽいですね。
丸みをおびた地球、そして黒い空に浮かぶまぶしい太陽、
まさに宇宙ですね。あこがれます。
スペースシップ2やロシアの戦闘機体験ツアーに参加しなくても宇宙を
模擬体験できる「気球による地球撮影プロジェクト」は、これから流行り
そうですね。そのうち、お手軽キットが発売されるかも…?
中は意外とシンプルです。
でも、追跡が大変そうです。
ロバート・ハリソンさんのFlickrには追跡の様子も載っています。→作業風景
「ああ、宇宙飛行士がISSから撮った写真だね。」と誰しも思うところだが
実はこの写真…、普通の人がコンパクトデジカメで撮影したものである。
撮影はすごく簡単らしい。気象観測用気球にデジカメとGPSをぶら下げて
自宅の庭から上げるだけ。気球は高度30km付近で破裂するので、あとは
パラシュートで落下するカメラを回収するだけ。だそうである。
「回収と言っても、どこに落ちるか分からないし、アメリカのような
広い国じゃないと無理ですよね。日本ではすぐ海ポチャですよ。」
と思ったのですが、よく見るとこの人、イギリスの人でした。おみごと!
詳しい記事はこちらにあります。→sorae.jp
ふむふむ、イギリスのIT企業に勤めているロバート・ハリソン氏…、
2008年10月から趣味でやっているということですが、これまでに
12個の気球を上げているらしい、これにはNASAもビックリですね。
高度35kmから見た地球の動画もありました。→movie
わお!地球って本当に丸いんだぁ、ほひょ、昼なのに空が黒い!
驚きです。注目すべき点は高度わずか35kmのところで見た地球が、まるで
宇宙空間から見たのと同じように見えること…、ちょっと予想外です。
で、調べてみました。
まず、大気の鉛直構造(高度)についてまとめておきましょう。
熱圏 (80km-800km)
中間圏(50km-80km)
成層圏(11km-50km)
対流圏(0km-11km)
ISSの軌道高度は350kmです。大気らしい大気があるのは中間圏までなので
一般的に高度100km以上が宇宙です。今回の写真は高度35kmなので成層圏です。
飛行機に乗ると手の届きそうなところに成層圏が見えます。
こちらは飛行機に乗るとよく見られる景色、高度1万メートル付近です。
気球はさらに上昇します。空の色が濃くなってきました。
高度は20kmくらいでしょうか。空の色がさらに濃くなってきます。
そして高度は35km、
ふ~む、成層圏でも35km付近に行くとかなり宇宙っぽいですね。
丸みをおびた地球、そして黒い空に浮かぶまぶしい太陽、
まさに宇宙ですね。あこがれます。
スペースシップ2やロシアの戦闘機体験ツアーに参加しなくても宇宙を
模擬体験できる「気球による地球撮影プロジェクト」は、これから流行り
そうですね。そのうち、お手軽キットが発売されるかも…?
中は意外とシンプルです。
でも、追跡が大変そうです。
ロバート・ハリソンさんのFlickrには追跡の様子も載っています。→作業風景