ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

初盆

2019年08月13日 | ノンジャンル
今年2月に父親が他界したので、これが初盆となる。

とはいえ、別段、特別な事をするつもりはない。
先祖や、亡くなった人が、お盆に帰って来る
などと、端から信じていない。

供養にせよ、回向にせよ、そんなものは特別に
仕立てるものでもなく、普段の日常にこそあると
信じている。

供し、養い、回し向けるのは、結局は亡くなった
人にではなく、今という現実を生きる人に
対してのことだからである。

父親である自分が、息子に望むことを考えれば、
無用なお金を使って法要などして欲しくないし、
職業坊主を儲けさせる必要もないと思う。

しっかりと、自分で決めた自分の為すことを
していく日々こそが望みであり、何より
元気で過ごす事が最大の望みである。

そして、その元気な顔を、たまに見せに来て
くれればよい。

年に暇を見つけて幾度となく墓参するのは、
それ以上でも、それ以下でもない。

「元気でやってるよ」という事のみなのである。