ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

ファーストキス

2011年04月18日 | ノンジャンル
高校時代は、私立の厳しい生活を送っていた娘。

大学の自由さ、そして男女共学の楽しさに、
毎日、踊るように出掛けていく。

大学時代が様々な意味で一番楽しかった記憶も、
私自身、あざやかに心に残っている。

充実した4年間であって欲しいと願う。

どういうわけか、ファーストキスの話題になった。
女子高であったので、娘もこれから自由な恋愛が
できるとあって、浮いた話が食卓を賑わせる。

いろいろと乙女チックな、半ば妄想ともいえる話をする
娘に私が一言・・・。

「心配せんでも、お前や○○(息子)のファーストキスは、
 すでに俺と済んでいる。」

娘 『うそやん、やめて、いやや~!!」

息子 『・・・・・げ~ マジでか!?』

私 「ふふふ、お前たちはもう終わってるんや。」

娘、息子 『・・・・・・・・・・・・・・・』

娘 『母ちゃんのファーストキスは、父ちゃんとやったん?』

カミサン 『(笑)あたりまえやん!』

(ウソばっかり・・・・)

息子 『そうなん?』と、私の方を向く。

私 「まあな。」

(大ウソ~~~)

キツネとタヌキを前に、妙に感心したような子供達。

これは違う意味で、仮面夫婦かもしれない。

それでも、これから長い人生を生きていく彼女らに
必要なのは、生々しい現実よりも、夢と希望なのである。

その、ファーストキスの夢の出鼻を挫いているじゃないか
というご批判は、受け付けないこととする。

これは、大阪の、ボケとツッコミの文化なのである。