ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

JIN

2011年04月11日 | ノンジャンル
ドラマJIN-仁-がまた始まる。

最近のドラマは、その原作が漫画というパターンが
多いのだが、これもまた同じく、元は漫画である。

ドラマ制作の脚本家が忙しいのか、脚本力の低下か、
それはわからないが、アニメ化はしづらくとも、
本格的に読ませる漫画が増えてきたのも事実だろう。

最先端の医療知識と技術を持つ医師が、幕末の
江戸時代へとタイムスリップするという設定は、
ごくありふれているのだが、非常に興味をそそられる。

自身がそこで何かをすれば、歴史を変えてしまうのでは
ないかという葛藤。

何をしても、歴史は変わらないとすれば、そこで生きる
意味を失ってしまうという絶望。

歴史が変わろうが変わるまいが、今、自分が生きている
その場、その時の中で、できることを精一杯やっていこう、
つまり生きていこうとする決意。

常に人の生き方ということを問い続けているようで、
考えさせられることも多い。

未来。 言葉を変えれば、可能性というものは誰にも
計り知れないが、だからこそ、それをより良き方向へと
導くために人は今を懸命に生きる。

明日、死ぬかもしれないから、今日やりたいことを
やっておくのもよし、
明日死ぬかもしれないから、今日やるべきことを
やっておくのもよし。

それはその人の生き方である。

明日死ぬかもしれないから、何もしないというなら、
その人は、今日、死んでいるのである。

ドラマは来週からであるが、今から楽しみにしている。