前回、前々回とスーツ交通/旅行さんの動画のリンクを紹介してきましたが、もう一本。
フランスで日本の食べ物を売ってる店に行き発狂
https://www.youtube.com/watch?v=4YrfX5SFAeE
海外旅行をしても、短期間で日本に帰ってきてしまう私は、海外で日本のお菓子や食べ物を買って食べることはないですが、日本のお菓子は美味しいと思います。 普通のスーパーやコンビニで売っているお菓子から「お土産用のお菓子」まで。
嘗てイギリス、フランス、ドイツで暮らした経験がある友人Tは、
「ヨックモックのお菓子は現地の人達にとても喜ばれる。クッキーは欧州の方が本場でも。」
と言っていました。
私の海外の友人達が日本旅行中に会うとき、旅行中食べれれるように「ハトサブレ」をプレゼントすることがありますが、これは大好評。
ドイツ人の友人では、わざわざ日本のソフトタイプバームクーヘンを家族に買っていったりしました。
米国人のティムさんは、日本で新バージョンのキットカットが販売されたことを知った時、米国でそれが手に入らないことを嘆くメールをくれたりしました。
こんな様子を見ているから、「日本人だから日本のお菓子が口に合う」というだけではないような気がしているのです。
(お土産といえば、国内出張が多い夫はお土産を買ってきてくれますが、昔からよく買ってきてくれていたお菓子(多分そんな大手の会社のものではないと思う)がいつのまにかシンガポール産になっていました。
食べ物以外のお土産物であれば、日本産以外のモノがあふれていることに違和感はありませんし、海外でお土産用として販売しているお菓子も海外産であることも多いのでそうしたケースもこれからもっと増えていくような気がします。が、「その土地」でしか購入できないお菓子を外国で作らせて売るのは、私は「非良心的」と感じてしまいます。)
もちろん、海外でのお菓子でも美味しいものがありますが、大抵おいしいと言われるものほど高い様な気がします。
それに対し、日本の場合は値段が安いものであっても(日本人、外国人共)満足できるものが多いように思えるのです。
日本礼賛をする一方、「日本はもっとハイテク化をしないといけない」「日本はもっとグローバル化を」といい、大金をつぎ込む政府。
日本の良さの三点をあげるとすれば、①治安のよさ、②優れた衛生観念、③お金をかけなくても幸せな気分になれる社会 を私はあげますが(本当は「食の安全」「勤勉さ」「職人の質」なども上げたかったのですが、今は日本が特別優れているとも思えなくなっています。)。
これら3点は目には見えず、お金でも買えないもの。
政府が当てにならないなら、私たち一人ひとりがその目に見えない日本の宝を意識し、守っていかなければならないのではないか、と思います。
冒頭の動画で、スーツ交通・旅行さんが、
「『井の中の蛙大海を知らず』と言いますが、大海に出て『井の中』の良さを知った」というようなことを言っていますが、それは海外に出たことがある人なら、皆感じることでしょう。(もちろん、『井の中』の問題も見えますが。)
日本のお菓子の話から話は大きくずれてしまいましたが、日本のお菓子を食べるとき、ふと「目に見えない日本の宝」も意識して下さったらうれしいです。
参考:
外国人の衛生観念
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1d9d531019650f58f56599a3994a2af8
My Slippers -土足より素足の方が汚い?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/895c33720d8bb85f17739a84cdb70f26
デフレ対策もグローバルに
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/800c9c2eac019195517c3360d5877a2e
粘着性のある食品用ラップを欧州で売っていない理由は・・・
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/290a3a3c0e4b60b8a1a7ff7d58c889ea