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脳出血後遺症3年3か月の回復・足の裏と脳

2023年09月13日 | 脳出血・リハビリ・他

この半月前くらいに気が付いた、「できるようになったこと」

①麻痺側の右足の足の裏の感覚がだいぶ戻ったこともあって、歩くときに「かかとの着地→足の指先で地面をけって前に自然に進む」という動作が自然にできるようになった。

②歩くときに意識しないで麻痺手を振ることができる頻度が2~3倍増えた(左足が前に進むときに右手は前、右足が前の時左手が後ろに振る)。

③麻痺側の右足1本で0.5秒くらいなにも捕まらずに立てるようになった。

④25cmの玄関の框から、手摺りを捕まるだけで、立ったまま一人でサンダルを履けるようになった。(と言っても、麻痺側のサンダルは玄関に降りてから壁などに押し付けながらしっかり履かなければならないので、逆に時間がかかる。)

⑤ベランダの高さ20㎝、幅30cmほどの敷居+レールをまたいで座り、ベランダのサンダルを履いてベランダに一人で出ることができるようになった。

⑥寝たままであれば、麻痺手の右手は、360度動かせ(寝ながら床側に平行に円を描く)、縦に180度動かせる(腰の横の手を頭の上で上げた状態にする)。この時の右手のは7割から9.5割開くこと(パー)ができる。


この急激な回復は、たぶん体幹から足のねじれが取れてきていることからだと思います。

この一か月弱はとても悲しいことがあり、夜眠れなかったり、夜も眠れなかったせいで、横になっていることが多かったです。
眠れないときは、前からリハビリとしてのストレッチをしたり、ヨガのようなポーズをとったりしていましたが、ここ数か月くらい前からは、右足の土踏まずを、左足の甲を使って押し上げたりしていました。

私は麻痺側の首から下の神経回路の動きを感じることができ、足の裏の土踏まずの刺激では、脚、足の付け根、骨盤、肩甲骨、上腕が「本来ある場所」に戻っているのを感じることができます。

特に、この時期に時間が増えた寝ながらリハビリ、特にこの足の裏の刺激の効果が大きかったのかもしれませんが、何はともあれ、脳出血発症3年3か月後のこの回復はうれしいです。

 

さて、出来ることは増えましたが、洗濯物を干すだけでも疲れてしまうし、美容院に行くだけでも疲れてしまいます。なので私は長い時間体を使うようなことは避けています。(その分、考える、調べるに費やす時間は多くなっている。)

とにかく、脳出血の後遺症の一つはに「疲れやすい」もあったと思いますが、それは「体の麻痺があるから、普通のことをするのに体力を使う」と言うことだろうとずっと思ってきました。

しかし、「疲れやすい」理由の一つは、「足の裏の神経」がキーワードなのかもしれないと思わせる動画をたまたま見てしまいました。

 

こちらは日本在住の日仏国際結婚のアマンディーヌさんの動画。

フランスの滞在が長引いた本当の理由をお話します。 - YouTube

(彼女のvlogは前から知っていますしもなかなか面白いのですが、最近観ていませんでした。先日、

スペイン人Iさんの婚約・日仏カップルの素敵な動画 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

を書くにあたって、国際結婚のvlogをチェックしていた関係でしょう、アマンディーヌさんのyoutubeは、たまたま別のyoutubeを探していたときに右端のおすすめリストに出てきました。)

 

アマンディーヌさんは脳出血でもないし、最後の方はマットの宣伝になってしまっていますが、「感覚処理障害」「足の裏と脳の関係」は、脳出血後遺症でも研究してほしいと思います。

脳出血は出血の場所、条件等で後遺症も様々ですが、「足の裏の刺激」はもう少し注意を向けるべきじゃないかと私は思います。

脳出血のリハビリ病院で残念に思ったこと-足の裏の感覚の刺激 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

足を地面につけるという点では、「補装具を履いている」は有利になるでしょうが、歩くばあい、かかとから足の指に自然に力を移すのは難しいです。そして、室内で使う場合は、左右足の長さが違ってきてしまうので、長期利用はどうかとも思います。(高さを揃えるスリッパもあると思いますが、それこそ両足とも足の指が使いづらくなってしまいます。)

 

また「腹式呼吸」、これは私のリハビリにきてくださっているYさんも指導してくださっていますが、これはたぶん病気でなくとも健康のために必要でしょう。

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