またもやぶり返した猛暑の中、かなり久しぶりに行ってきましたぁ~
コンサートやイベントを目当てに行ったわけではなく、7月25日の「スウィンギン・ロンドン 50's―60's」で書いたように、この展覧会と「相互割引」を実施しているジョン・レノン・ミュージアム(JLM)を観に行ったのですよ。
今年9月で閉館してしまうというし(リリースはこちら)、閉館前に是非もう一回というわけです。
あ、そうだ。JLMの訪問は今回が2回目です。
入口にも閉館のメッセージが掲げられていました。
久しぶりに観るJLM、入場料が高い(大人1500円)のが玉に瑕ながら(私は相互割引適用で1300円)、やはり心に染みます
Johnの自筆原稿とか愛用の楽器とかを目の当たりにして、彼のたった40年の生涯に思いをはせると、なんと濃厚な人生だったのだろうかと、ただただ感激するばかりでした。
そうそう、前回の訪問時に比べて、入場者は多めでした。
やはり「もうすぐ閉館」だからなのでしょうか。
しかも、かなりDeepな方が多い。館内に流れる曲に合わせて口ずさむ人、Johnが生まれ育ったLiverpoolの巨大な地図を前に、「あ ここ行った あぁっ ここにも行った」と喜ぶ方々…。
なんとも良い雰囲気です。
ちなみに、展示品の中で一番私が「お持ち帰りしたい」と思ったのは、JohnのJCBカード
まだJCBカードが日本国内でしか通用しなかった頃のもので、半角カタカナで「ジョン レノン」とエンボッシングされていて、署名欄(なぜか表にある)には、見慣れたJohnのサインが書かれていました。こりゃもう、「超」の付くレアものでしょう
JLMを観終えての感想は、「JLMがさいたま市から無くなってしまうのは寂しいけれど、これほどのものが、日本の、それもさいたまでしか見られないのは、世界中のJohnのファンの人たちに申し訳ない。今後、より多くの人たちの目に触れて欲しい」というものでした。
いや、これ、ホントに本心です。ちょっと大げさかもしれませんが、Johnの遺品は人類の財産と言えるほどのものかもしれませんゾ
最期の記念に、JLMの図録と、
WAR IS OVER! IF YOU WANT IT
のポスターを買ってきました。
ポスターは額装するつもりですので、それが完成したらご紹介いたします。
Johnゆかりのホテル、軽井沢の万平ホテルの写真です(携帯で撮った写真でございます)。
万平ホテルには、Johnが滞在中に弾いたピアノも展示されていた記憶があります(2年前ですが)。
私、今年も日帰り(交通機関の発達はある意味不幸なことかも知れませぬ)で万平ホテルに行ったのですが、今回はなんともドタバタで、館内をぶらつく余裕なんぞありゃしませんでした
JLM閉館まであと1か月とちょっと。
THE BEATLESやJohnに関心を持ちながらJLMに行ったことのない方、急げぇ~ですゾ。
つづき:2010/08/30 WAR IS OVER! IF YOU WANT IT