新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

登って下っての四国旅行記(その6・香川編⑤)

2014-09-30 22:37:58 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その5・MISIA編)」のつづきは、四国遠征の2日目のお話で、翌日書いたダイジェストこちら

   

高松駅から特急いしづちに乗り(特急券自由席なら520円)、多度津駅で各駅停車に乗り換えて琴平駅に向かったわけですが、多度津駅での待ち合わせ時間12分間JR四国では、今でもホーム上に喫煙コーナーがありまして、そこで一服

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と、待機線にこんな電車が停まっているのに気づきました。

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いかにも特急用車両ですな…。「SUNRISE EXPRESS」と書かれています。
この時は気がつきませんでしたが、このあと観覧した金刀比羅宮・書院での「秋の特別展-若冲邂逅」には、

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「JR四国 サンライズ瀬戸 東京~琴平運行記念」というサブタイトルがついていました
今や「絶滅危惧種ともいえる寝台列車「東京⇒琴平」という意外な区間で走っているとは、まったく知りませんでした

もっとも、期間限定で、かつ、下りのみ、というのが、やはりビミョーなところです。

   

多度津駅から琴平駅にむかう電車田園地帯を駆け抜けていきます。
5年前の香川旅行のときは、麦秋(ばくしゅう)のタイミングで、生まれて初めて実った麦畑を眺めることができて感動したものでしたが、今回はホントの初秋
刈り取り間近の田んぼと、ポッコリポッコリしたとのコラボステキでした

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讃岐平野の山々って、どうしてこんなまるまっちぃのが多いのでしょうか
こういった風景を見て育つと、丸い性格の人が増えるんじゃないかと思います。

というところで、きょうはこれまで
「その7」琴平駅から始まります。

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朝も夜も工事渋滞でうんざり

2014-09-29 22:42:14 | タウンウオッチング

ここしばらく、通勤・帰宅時の両方で工事渋滞のおかげで酷い目にあっています。

まず、

国道16号線の「町田立体事業」が佳境に入っていて、東名の横浜町田ICの出口から国道16号に合流するまでが、大渋滞の日々です。

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ほぼ連日、料金ゲート手前から車列が詰まっていて、そこから国道16号線に合流するまでの600~700mを通過するのに15分以上かかっています。
この状態は、あと半年は続くのだそうで、ホント、うんざり
しばらくは、朝食のおにぎりをほおばる時間にするしかなさそうです。

それにしてもこの「町田立体事業」、ずぅ~っと、放置状態だった(そうとしか見えませんでした)のが、今年に入ってから急に動き出したのはなぜ?
建設関係の人手不足や資材不足で、建設コストが上がってから工事が動き出すなんて、なんとも腑に落ちません

   

一方、帰り道では、笹目通り谷原交差点手前の工事渋滞を引き起こしています。

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先週金曜日には、この渋滞が井荻トンネルにまで伸びていまして、私はそのまま環八を進んで、川越街道から新大宮BPへと迂回しました。

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この工事で解せないのは、その実施時間

HPでは、21:00 ~6:00、8:00 ~18:00」となっていますが、どう考えても、「20:00~」ですよ

今夜なんて、20時頃ナビを見ると、渋滞の表示が出ていなくて、「これなら大丈夫「いつものルート」を進んだところ、練馬高野台駅前から渋滞
しかも、練馬高野台駅方向から工事用の重機を積んだトレーラーが右折してきて私のクルマの前に入るし…
このとき、まだ20:18

東京都建設局の時計1時間進んでいるのでしょうかねぇ…

   

これに加えて、10月20日からは、「恒例東名集中工事が始まります。

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ますますもって憂鬱

でも、まぁ、私には関係のない「水道工事」とか「電話工事」渋滞するよりは、気分的にはまだマシかもしれません。

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登って下っての四国旅行記(その5・MISIA編)

2014-09-28 16:01:05 | MISIA

「登って下っての四国旅行記(その4・香川編④)」のつづきは、今回の旅行のメイン「Misia Candle Night」さぬき公演の会場となった大串自然公園です。

JR高松駅前から貸し切りバスで約1時間揺られて、到着

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ふお~、気持ちいい~

開場まで1時間開演まで2時間ありますが、こんなステキな場所なら、あっという間に時間が過ぎてしまいそうです。

140928_2_02 しかも、クルマで出かけた河口湖公演と違って、今回は「Candle Night Bar」で購入するワインも飲めますし

さっそく、持参した カラフルカップにドボドボとワインを注ぎ入れ、それをチビリチビリと飲みながら、瀬戸内の風景を楽しみました。

まずは、会場のさぬき市野外音楽広場テアトロンへの入口をチェック

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へぇ~、こんなに急で長い階段を下っていくんだ

階段には、白いキャンドルホルダーが点々と置かれていますな。
キャンドルホルダーに近づいて見ると、

140928_2_04 もう点火されていました。

この時間ではまったく存在感のないキャンドルですが、辺りが暗くなってくるにつれて、「待ってました 俺の時間だとばかりに存在感を増してくる、その過程がイイんですよねぇ~

でもその前に、陽光燦燦瀬戸内の景色を楽しみましょう

と、ここで気がついた
せっかく四国まで持ってきた虫除けジェル、ホテルに忘れてきたぁ~

チケット(ライヴとバス)カラフルカップは押さえていましたが、虫除けジェルのことはすっかり頭から飛んでいました
もっとも、デング熱は首都圏に留まっているみたいですから、大丈夫だろうけれど… と自分を慰める私でございました。

   

それはともかく、大串岬からの眺めは最高でした
遙かには、2日後に訪問する予定の鳴門海峡が見えて、

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北西には穏やかな瀬戸内海に島々ポコポコと浮かんでいます。

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東日本に生まれ育った人間には、こんな光景は馴染みがなくて(秋田県人の私にとってののイメージは、水平線までひたすら海)、命の洗濯をしている気分になるのではないでしょうか?

案内板を見ながら、

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ほぉ、あれが豊島で、これが高島…と、いうことは、真正面(北)に見えるのは、手前のも奥に見える「山並み」も、全部小豆島

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小豆島がこれほど四国から近く、そして巨大だとは想像しておりませんでした

そうこうしているうちに、テアトロンの入場口に行列ができはじめ、そして、陽が傾いて、空は夕焼けに染まってきました。

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夕暮れの景色もいい

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落陽を見たい と思って入場の列に加わり、例の階段を下ります。

140928_2_11 なんだか「巡礼者の列」みたい…

ところで、さぬき公演は、台風の影響で8月9日からこの日に順延になったわけですが、当初の開催日とこの日の日没時刻を比べてみましょう。
すると、8月9日の日没時刻はライヴ開演時刻に近い18:58で、9月13日はそれより45分ほど早い18:15ですから、左の写真を撮った数分後

つまり、主催者側が当初意図したのは、このくらいの明るさでライヴが始まり、徐々に暗くなってきて、やがて頭上でが輝き出す というものだったわけですな。

できることなら、順延にあたって、開演時刻1時間早めていれば⇒暗の時の流れを感じることができたでしょうけれど、「土曜日だと19時開演なら大丈夫だけど、19時だと厳しいという人がいても、その逆はあり得ないでしょうから、19時開演は仕方のないことかもしれません。

そんなわけで、私が夕陽を見たときには、太陽は視界から姿を消していました。

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そして、会場ではキャンドル美しい輝きを放ち始めておりました。

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なんてステキな会場なんでしょ

おっと、前週の河口湖では見かけなかった浜崎健さんが、きょうはお茶会をやっている

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ライヴそのものの感想は「Misia Candle Nightをふり返る(前編)(後編)をお読みいただくとしまして、裏話的なお話を書いておきましょう。

   

テアトロンの座席は、河口湖ステラシアターと同様、コンクリートむき出しのもので、そのまま座ると、結構痛い… しかも、河口湖ステラシアターと違ってクッション貸し出しがないものですから、私は持参したタオルマフラーをお尻の下に敷いておりました。
今回のセットリストではタオルマフラーを振り回す機会はないし(そもそもタオルマフラーを振り回すとしても、「座ったままはあり得ない)、汗が噴き出すような気温でもありませんでしたから。

オールスタンディング必至のライヴは別として、テアトロンへはクッションを持参するべきかと思います。テアトロンは結構な傾斜がついていますので、よほど分厚いクッションでない限り、後ろの人の邪魔になることはないと思います。

   

日が暮れてしばらく経つと、時折、ほどよい+αの強さのが吹いていました。

今回のキャンドルは、取っ手付きのガラス瓶に入っていましたので、風には強いのですが(MISIA Candle Nightの時のキャンドルは心細いくらい無防備で、しかもロウがタレまくり危険なものでしたっけ…)、それでも一旦消えてしまうと、普通のライターでは再点火ができません
そんなわけで、ちょっと強い風が吹いてくると、ガラス瓶の口を手で狭めて風が入らないようにして、最後の「儀式」まで火を守り続けました。

終演後、ふと気がつくと、観客席の左右両端の開放していない座席に置かれていたキャンドルの多くで火が消えていました
放っておくと消えちゃうんですな。ついつい物思いに耽ってしまうのでありました。

   

風といえば、ライヴの最中、誰かの楽譜に飛ばされていました
私がブラバンをやっていた頃、野外で演奏するときには、洗濯ばさみクリアファイルが必須だったんですけどねぇ…

   

河口湖ではなかった「カメラ・タイムさぬきでは復活しました

MISIA曰く、

ちょっと振り向いてみて 客席のキャンドルがきれい
写真を撮っていいから、「Love & Peaceを広めて

MISIAじゃないよ、キャンドルを撮るんだよ

とのことですが、後ろの客席をふり返ると、

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写真を撮ろうとすると、キャンドルは持っていられないわけで、かなり「歯抜け状態」
仕方ないなぁ…と、ついついステージを…

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Love & Peace です

ということで、濃密な至福のひとときは、ホント、あっという間過去へと過ぎ去っていったのありました。

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四国に遠征して(遠征できて)良かった…幸福感に浸った私です。

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ブログの引っ越し作業を実行中

2014-09-28 07:33:37 | 日記・エッセイ・コラム

4ヶ月前のこちらの記事で書いたように、このブログを載せているOCNブログ人今年11月末でサービス終了するのだそうで、いろいろ考えた結果、gooブログに引っ越すことにしました。

そして、試しに、今月始めから提供されている「gooブログ向け引越しツール」を使って、新サイトにデータをコピーしてみますと、案外時間もかからずにコピー完了
かと思いきや、

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かなり積み残しが発生

以前気にしていたレイアウトの崩れ回避する見込みがつきましたが、積み残しの引っ越しも含めて、まだまだ新サイトを公開できる状態ではありません
ちゃんと引っ越しできるのだろうか…

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登って下っての四国旅行記(その4・香川編④)

2014-09-27 23:40:16 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その3・香川編③)」は、丸亀から高松に戻ってきたところからスタート

JR高松駅からことでん高松築港駅まで歩き、ホテル最寄り駅まで移動したわけですが、高松築港駅は、こちらで書いたように高松城址(玉藻公園)に隣接しておりまして、ホームから久しぶりに高松城趾を見物しました。

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お堀では、この日もクロダイ(だと思う)が元気に泳いでおりました。

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いいなぁ~、高松築港駅
電車待ちの時間苦にならないと思いますゾ

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もっとも、辺りが真っ暗だったらどうなるのかは判りませんが…
さて、やがてやって来た「こんぴらさん」ラッピング電車に乗ってホテルに向かい、

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チェックインして、準備を整えると、来た道をとって返して、「Misia Candle Night」の会場「さぬき市野外音楽広場テアトロン」へのバスが出るJR高松駅前

と、乗ったことでんの電車変なものが…
網棚何かがぶら下がっています。

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ピンク色さかな?

さらに、電車の後部座席にも…

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「全国ご当地キャラ総選挙3位入賞」ことちゃんの奥様、ことみさんのぬいぐるみでした。

それにしても、網棚からぶら下がっているのも、このぬいぐるみも、とてもイルカには見えないんですけど…

   

高松駅前のバスターミナルからバスに乗って、「さぬき市野外音楽広場テアトロン」に出発

ほぉ~、これが屋島ですか…

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実際に車窓から屋島を眺めているときには思い至りませんでしたが、この記事を書いていて思いだしたのは、もうひとつの「やしま」、漢字で書くと「矢島」です。

一般的に「矢島」は、「やま」と読まれることが多いと思いますが、秋田県人の場合は「やま」とも読めます。
今は由利本荘市の一部になっていますが、かつて矢島は、矢島町という立した(?)一つの自治体でした。
そして、矢島町の元をたどれば、江戸時代の矢島藩がありまして、その矢島藩のお殿様は、先に高松藩を所領していた生駒氏なんですよ。

高松秋田(矢島)との繋がりは、半年前の四国遠征の時に初めて知って、へぇ~ だったのですが、なぜ生駒氏出羽国の、それも矢島に配流されたのか、また、「屋島⇒やしま⇒矢島」の繋がは生駒氏に由来するものなのか…

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この疑問の解決は後回しにしまして、さらにこの記事の続きも後回しにさせていただきます

つづき:2014/09/28 登って下っての四国旅行記(その5・MISIA編)

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登って下っての四国旅行記(その3・香川編③)

2014-09-26 23:53:26 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その2・香川編②)」のつづきは、丸亀駅前にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)」のお話です。

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駅前広場に向けて大きく開けたファサードは、まるでおもちゃ箱を横にしたようで、楽しいったらありゃしない
「星座」というこちらのオブジェとか、

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巨大な壁画「創造の広場」は、とりわけ子どもたちにウケているんじゃなかろうか?

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ちなみに、上の写真の左下に写っているトゲトゲは、

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「シェルの歌」の一部です。

この作品、心ならずも他人を傷つけずにはいられない「悲しき巻き貝」孤独を感じます。

   

階段というものは、なぜか気分を高揚させたり、場合によっては人を絶望感に追い込むものですが、MIMOCAの大階段美しかった
階段下に置かれた作品と、天窓から差し込む陽光が造り出すが、見事なコラボレーションを見せてくれていました。

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ススキが風になびいているみたいだな と、思ったら、この作品のタイトルは、

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「草」でした。確かに…

140926_1_08 ちなみにMIMOCAの大階段は、「単体」でも、崇高さを感じるもの

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また、美術館3階から、「展示室B」の上の窓を通して見える眺め

 

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こんな「切り取られ感」好きです

   

「打放しコンクリート」は、無機的過ぎて、あまり好きではない私ではありますが、このMIMOCAの建物は、なかなか、いや、かなりイイ

特別展「拡張するファッション」ビミョーだったものの、MIMOCAの建物と、チケットがなくても楽しめる猪熊さんパブリック・アートは、十二分に堪能することができました。

と、時計を見ると、もう14時近い

これから高松に戻ってホテルにチェックインして、「15:30~16:30」高松駅前発のバスに乗って「Misia Candle Night」の会場に向かう予定の私にとって、残された時間はさほど多くありません

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丸亀城は後日にとっておくことにして、高松駅へととって返したのでありました

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「写真が大きくて、文章が少ない」という「スポーツ新聞」状況にあるのは重々承知しております
次回以降、気をつけます

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登って下っての四国旅行記(その2・香川編②)

2014-09-23 23:31:07 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その1・香川編①)」のつづきは丸亀駅に降り立ったところから始まります。

丸亀にやって来たお目当ての丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)は、丸亀駅前どーんと立っていました。

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これほど駅から近いと、道を間違えようと思っても、まずは無理でしょう。

それはともかく、MIMOCAの、箱を横にしたような造形は、見紛うことなき谷口吉生氏の設計によるもの

谷口吉生さんといえば、「美術館建築の第一人者といっても過言ではない「仕事」をされています。
このMIMOCAを始めとして、主だったところでも、豊田市美術館東京国立博物館法隆寺宝物館香川県立東山魁夷せとうち美術館ニューヨーク近代美術館(MoMA)、そして、つい先日オープンした京都国立博物館 平成知新館と、半端ではない「コレクション」です。

140923_1_02 MIMOCAでは特別展「拡張するファッション」が開催中で、私も観覧したのですが、私としてはピンと来なくて、目を惹いたのは、せいぜい1~2階の係員さんファッショナブルに装っていたことと(3階の係員さんは、フツーの美術館の係員さんの装いでした)、神田恵介×浅田政志<卒業写真の宿題>FORM ON WORDS <ファッションの図書館[丸亀]>くらいのものでした

140923_1_04 左の写真は、入館前に館外から眺めた<ファッションの図書館[丸亀]>

結局、MOCASを訪問した私は、館内の展示よりも、屋外に展示されたパブリックアートと、美術館の建物そのものホヨヨンとなったのでございますよ。

「屋外に展示されたパブリックアートと、美術館の建物そのもの」については、「その3」で…

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登って下っての四国旅行記(その1・香川編①)

2014-09-22 21:39:11 | 旅行記

先々週末の3連休に決行した四国旅行の旅行記を書き始めます。

初日の旅程は、翌朝に書いた記事「四国遠征ダイジェスト(初日)」に書いたとおりでして、高松空港から四国入りした私、途中の通路で見かけた「華ひらく」をフィーチャーした三越の広告を気にしながら手荷物引き取り所に向かいました。
最近は多くの空港がディスプレイに凝っている手荷物引き取り所高松空港もご多分にもれず、なかなかでした
飾られていたのは、もちろん、、、

140922_1_01  うどん

柱に掲げられたメニューはもちろん「ネタ」ですが、それを思わず見入ってしまいました

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きつねはあるのにたぬきがない

さぬきうどんのたぬきうどん」じゃ紛らわしい…ということなのでしょうか?
真相は不明です

   

リムジンバス高松市街に出た私は、ホテルに荷物を預けた後、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館を訪問するべく、高松駅へ向かいました。と、その途中で昼食を食べることにしたのですが、さて、何を食べようか…

高松駅を目指しつつ、昼食場所を探しながら歩いていますと、アーケード街に、

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美しい井川遥さんのバナーがズラリ

思わず頬を緩ませながら 歩を進めるうちに、こちらバナーを奪われました。

140922_1_05 「角ハイボール & うどん」ですって

私の「常識」からは、「角ハイボール & うどん」の組み合わせはあり得ないと思うのですが、高松では「アリですか?
骨付鶏とかオリーブ牛なら(こちらのバナーもありました)角ハイボールを飲みながらおいしくいただけると思うのですが、うどんはないでしょ と思う私でありました。
もっとも、ウイスキーオン・ザ・ロックスで飲みたい私でございます

「讃岐の角ハイボール」うどんとの関係について、う~む… と考え込む私でしたが、そんなことより、腹が減った私にとっての一大事は昼食
朝食羽田に向かうリムジンバスの中であっさり済ませた私としては、昼食がっつり食べたくて、うどんちょっと… という状況。

と、ふと見かけたこちらのお店ラーメンを食べました。

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こちらのラーメンは、出汁の利いた透き通ったつゆさぬきうどんと打って変わって、麺が醤油色に染まった強烈なもの

うどんラーメンとで、どうしてこうも違う

と思ったのですが、この記事を書いていて気づきました。
私が高松で食べたラーメンは、徳島ラーメンだった…

うどんラーメンの違いについて、う~む… と考え込むうちに(この時点では高松ご当地ラーメンを食べたつもりでした)、高松駅に到着

さ、丸亀に行こう! と思ったら、駅の表示板によると、

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次の琴平行きの各駅停車まで55分もあるではありませんか
そんなぁ~

私の思惑がガラガラと崩れ落ちそうになる中、ものは試しで、ケータイで経路探索してみました。

すると示されたのはこの旅程

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8分後に出発する岡山行き快速マリンライナー 32号に乗れば、坂出駅で、数分前高松駅を出発した琴平行きの各駅停車に乗り継げて、ほんの30分たらず丸亀に行ける

こりゃLucky と、快速マリンライナー 32号に乗り込みました。

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そして、高松駅を出発してたった15分弱坂出駅で下車。
琴平行きの各停に乗り継ぐまでの5分間は、「讃岐富士こと飯野山をカメラに収めるにはほどよい時間でした

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こうして、思いのほか順調に、丸亀駅に降り立ったのでありました

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ここから先は、「その2・香川編②」につづきます。

つづき:2014/09/23 登って下っての四国旅行記(その2・香川編②)

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特別展の「はざま」でもトーハクはすごい

2014-09-21 11:54:02 | 美術館・博物館・アート

きのう、東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。

先週月曜日で「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」終了し、「日本国宝展」が始まる10月15日まで特別展の「はざま」に入っているトーハクですが、それでもなお他の美術館/博物館なら主役を張れるような展示が行われています。

140921_2_01まず、きのうが初日だった「東アジアの華 陶磁名品展」
陶磁器には疎い私が観ても、日中韓の名品は、確かに逸品揃いでした
総合文化展(平常展)の入場料(大人600円)だけで観られるなんて、大変にお得です(卑俗な感想ですみません)。

それと、絶対に見逃せないのが、本館2階の「国宝室」で展示されている「風信帖」

3年前の「空海と密教美術展」では、あまりの人混みでほとんど拝見することができなかった(記事はこちら「風信帖」を、きのうは私が独り占め
こんな機会って、そうそうあるものではありません

「日本国宝展」に出かけたときに観ればいいや と思いきや、国宝室での「風信帖」の展示は10月13日まで
トーハクへ急げぇ~

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Misia Candle Nightをふり返る(後編)

2014-09-21 10:57:42 | MISIA

Misia Candle Nightをふり返る(前編)のつづきです。

河口湖ステラシアーでのライヴでは、まだ日の高いうちに会場周辺が開放されて、グッズを買ったり、飲み食いしたり、散策したりできます。この時点ではチケットは不要です。そして、開演2時間前になると、一旦、ゲートの外に出るよう指示があり、開演1時間前「開場」されます。

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この「一旦閉鎖」前の会場周辺でのお楽しみの一つが、会場から聞こえてくるリハーサルの音
リハーサルの音ダダ漏れなんです 河口湖ステラシアーに早く到着すれば、閉演後にクルマを出しやすい場所に駐車できるし、リハーサル中のMISIAの歌声が聴けるし、それはかなり魅力的なのではありますが、事前情報の少ない「まっさら」に近い状態でライヴに臨みたいと思っていた私としてはビミョーなところ…

140921_1_02 そうした心の揺れのおかげか、私が会場の駐車場に到着したのは、両日とも「一旦閉鎖」から間もないタイミングでした。
手持ちぶさたな時間が小一時間もあるものですから、私はクルマの中でブログ初日二日目)を書いて時間をつぶしておりました。
ですから、両日ともリハーサルの音を聴くことなく本番に臨むことになったわけです。

で、2日目の終盤、大好きな曲「BELIEVE」の前奏が始まった時には、「おぉっ、来たぁ~大興奮
実はこの曲、聞くところによれば、例の「リハーサルダダ漏れ」で聞こえていたのだとか。
もし、私が「リハーサルダダ漏れ」を聴いていたとしたら、これほど大興奮したのかなぁ…
「情報遮断」大成功した一例であります

   

ところで、今年の「Misia Candle Night」、選曲・バンド編成・編曲とも、「MISIA 星空のライヴVII」横浜アリーナ公演以降と似た感じでした。いわば、「MISIA星空のライヴ 7.2 ~Special Candle Night~」的なライヴだった気がします。
でも、ほのかに揺れるキャンドルの灯りが会場一杯に広がる中で聴くMISIAの歌声は、まさしく「夢空間」でした。

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ちょっと、ほんのちょっと残念だったのは、暗くなるにつれてキャンドルの灯り存在感を増していく過程が見られなかったこと。
河口湖公演は両日とも屋根が閉じた状態で始まりましたし、さぬき公演日没後に始まりましたから… もし、さぬき公演台風に邪魔されずに当初の日程で開催されていたら、そんな素晴らしい時の流れを楽しめたかもしれません。
もっとも、当初の日程だったら私は参加できなかったのではありますが…。

そうそう、さぬき市野外音楽広場テアトロンは、ほぼ真北の方向にステージがあって、ライヴ中、MISIA真後ろの上空には北極星がずっと輝いていました

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本物のポラリスを背にしたMISIAが歌う「僕はペガサス 君はポラリス」を聴くなんて、奇跡的なひとときでありました

   

ここからは、他に印象的だった曲を断片的ながら書いておきます。

まず、河口湖公演初日のことを、極力ネタバレしないように、奥歯にものが挟まったように書いたこちらの記事で、

とりわけ、初めて聴いた某カバー曲が素晴らしかった

という加藤登紀子さんのカバー曲「時には昔の話を」
力強く、やさしく、美しいMISIAの歌声に加えて、歌詞グッときて、河口湖2日目には、思わず落涙

CD化激しく希望します いやはや、ホント、良かった

次は「アイヲシルセカイ」
アルバム「NEW MORNING」を聴き始めた当初は、あまり好きじゃなかった曲なのですが(今ではだいぶ耳に馴染みました)、Lynちゃんの気迫に満ちたコーラスが冴えまくり、「あれ、これ良い曲じゃないかと気づいた次第

140921_1_05 それと「蒼い月影」
もともとJazzyな曲で、あきおちゃんSaxが入ったアレンジで聴きたい と思っていましたが、その願いは今回も叶わず
でも、終盤の「まんまJAZZのアレンジはなかなかでした

そして最後は、さぬき公演アンコールの1曲目で聴いた「つつみ込むように…」
少人数でステージに登場したMISIAとバンドメンバーご一行、どの曲だろうかと思ったら、「つつみ込むように…」アコースティックバージョンでした。
星空シスターズからはHanahちゃん一人が参加していまして、てっきりコーラスなんだろうと思ったら、なんとパーカッショニストとしてのご参加

それはともかく、「つつみ込むように…」アコースティックバージョンMisia Candle Nightピッタリで、長崎公演さぬき公演でしか演奏されなかったのはもったいないなぁ…

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ということで、台風襲来に伴う公演延期というアクシデント心理的 or/and 経済的な損害をこうむった方が多数いらっしゃる由)があったものの、今年の「Misia Candle Night」上質極まりないライヴになりました。

来年以降も続いていくんだろうな。

「Misia Candle Night」を未体験のあなた お値段はちょいと張るでしょうけれ、次回は是非お出かけくださいな。ホント、ステキライヴ・シリーズですから

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