新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

土木展は楽しい♪ カトケンの芝居も楽しい♪ (その2)

2016-09-15 23:25:31 | 演芸・演劇

「土木展は楽しい♪ カトケンの芝居も楽しい♪ (その1)」のつづきです。

気がつくと、きのう本多劇場での「ハリウッドでシェイクスピアを」千穐楽だったようで、感想を書くのが遅かったぁ~

でも、書きかけのシリーズものがいくつかあるもので、この機を逃すと、いつ「ハリウッドでシェイクスピアを」の感想を書くのか判らないんで、きょう、書いておくことにします。

この作品は、パンフレットの冒頭に載せられた加藤健一(カトケン)さんの説明を引用すると、

この芝居の作家は、前作「Be My Baby」と同じケン・ラドウィックです。カトケン事務所が初めて彼の作品を上演したのは1990年「レンド・ミー・ア・テナー」でした。次が2002年「バッファローの月」、続いて2007年には「特急二十世紀号」、そして2013年には「Be My Baby」の初演となり、今回の「ハリウッドでシェイクスピアを」と続くことになります。この五本の作品の内、「Be My Baby」を別にすれば後は全てが、いわゆる“バックステージもの”と言われる舞台です。その作品数の多さからもケン・ラドウィックがいかにお芝居を愛しているかが分かるような気がします。

とあるように、カトケン事務所の作品ではお馴染みの作家さんの作品です。
ふり返れば私、上記の5作品のうち、「Be My Baby」を除く4作品を鑑賞しています(再演を含む)。
なかでも印象深いのは、2004年10月23日に観た「バッファローの月」です。
作品のデキの良さもさることながら、観劇中に新潟県中越地震が発生して本多劇場ユラユラ揺れたのは忘れられません。

   

それはさておき、「ハリウッドでシェイクスピアを」のシチュエーションは、

「夏の夜の夢」(作:W.シェイクスピア)で3組の結婚式を祝福し、ぐったりと疲れ果てた妖精王オーベロン(カトケン)と王に仕える妖精パック(加藤忍)は、アテネ近郊の魔法の森へ帰るいつもの呪文を唱えた・・・つもりが
辿り着いたのは、1934年のハリウッド 今まさに映画「真夏の夜の夢」の撮影が始まろうとするスタジオだった。オーベロンとパックはひょんな事から本人役で映画に出演することになってしまう。しかもオーベロンはハーミア役の新人女優オリヴィア(瀬戸早妃)とたちまち恋に落ち、そこへラサンダー役のスター俳優ディック(円山厚人)が横恋慕して、まさかの三角関係に

で、妙なドイツ語なまりのしゃべりを繰り出す映画監督ラインハルト(小宮孝泰とか、映画会社の重役ジャック・ワーナー(粟野史浩)の愛人にしてちょいとおつむのネジが緩い女優リディア(新谷真弓)といったあまりにも個性的すぎる登場人物たちに加えて、「その花の汁が目にかかると、目覚めて最初に見たものに恋をする」という「愛の刷り込み」花が登場して、もう、ドタバタの喜劇です。

カトケン「ハリウッドでシェイクスピアを」のチケット冒頭、妖精王オーベロンが登場するだけで、その「妖精」とは思えないおじさん的な容姿あんぐり それでいて、しゃべりは、カトケンさんらしい朗々とした声で、完全に「上から目線」的な時代がかったもので、アンマッチ過ぎ大受けです。
さらに、「人の目からは見えない」状態のときのホワンホワンした身の動きたまりません
そして、妖精王オーベロン弟子であるはずの妖精パックがまた、師匠を師匠とも思わないような自由奔放な言動(ぶち壊れた感じ加藤忍さんがお見事)で、オーベロンになりかわって、「いい加減にしろ怒鳴りたくなる気分。

また、映画監督ラインハルト(小宮孝泰コント赤信号の小宮さんドイツ語なまり(?) がおかしくって最高でした(私、大学での第2外国語ドイツ語でした)

そして、やはり書かずにはいられないオリヴィア(瀬戸早妃)

すっごくステキでした。
オーベロンならずとも、「惚れてまうやろ」って感じ。
瀬戸さんの舞台を観るのは、これもカトケンさんの「女学生とムッシュ・アンリ」以来2度目なんですが、あの時と比べて、が倍増したというか、貫禄がついたというか、私がいうのはおこがましいのですけれど成長してる と思いましたです。
マシンガントークお見事でした。

ちょっとドタバタに過ぎる部分もありましたが、やはりカトケンコメディって好きです。
やめられません

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連休突入前夜に観劇

2015-04-28 23:59:08 | 演芸・演劇

きょうは火曜日なのに、なんだか金曜日のような、ちょっとフワフワした感覚の一日でした。
それはそうです。明日から7日間ゴールデンウィークが始まるんですから

しかも、ちぃとだけ早引けして観劇する予定もありましたし

そんなわけで、定時ちょいと前に、「良いお休みを~なんて言いながら職場を後にした私が向かったのは、下北沢本多劇場でした(定時前に会社を出発したのに、開演直前に到着するんだから…)。

観てきたのは、加藤健一事務所「バカのカベ~フランス風」

「バカのカベ~フランス風~」のチケット

共演に風間杜夫、声の出演に平田満、と来れば、「つかこうへい」という金看板が頭をよぎりますが、周りをカトケンの芝居では常連の方々で固めて、盤石の体制のコメディでありました。

 ストーリー(原作:フランシス・ヴェベール)は、

パリのお洒落なマンションに暮らすピエール(風間杜夫)には、変わった趣味があった。
週に一度、これぞ!と思う「バカ」をディナーパーティーに連れて来て、笑い者にして楽しむというのだ。
今夜のゲストは、フランソワ(加藤健一)という国税庁勤めの変わり者。
ところがパーティーの前にギックリ腰で動けなくなってしまったピエール。
そこへやってきたフランソワは、ピエールを助けようとするが、やることなすこと全てが裏目に出てしまう。
さらに色男のメノー(声:平田満)が電話の向こうから乱入!
事態はとんでもない方向に!!

というものなんですが、タイトルの「バカ」「愚かな」「知力が足りない」というのではなく、「奇人・変人」の類と言った方が適切かもしれません。

実際、この週の「火曜日」(「バカ」を呼んで楽しむディナーは毎週火曜日に開催するという設定)の「バカ」に選ばれたフランソワは、国税庁に勤める会計士ですから、「愚かな」「知力が足りない」というバカではありません。
でも、かなぁ~り鬱陶しいし、状況をグチャグチャにしてくれる「困ったちゃんでもあります。
こんな役柄、カトケンがもっとも得意とする役柄かもしれません。
そして、キャスト一堂そろって、しっかりと笑わせてくれます。

が、これまで観たカトケンのコメディの中では、テンポがちょっとトロいかも…
なんとなく間延びした感じが何カ所かあったんですよねぇ~

そもそもが、「週に一度、これぞ!と思う『バカ』をディナーパーティーに連れて来て、笑い者にして楽しむ」という悪趣味な設定ですから、腹の底から笑うには、ちょっとカベが高い気がしました。

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予定どおり美術館・博物館3館と劇場をハシゴ

2014-03-15 23:37:23 | 演芸・演劇

一昨日の記事「今週末の予定」で書いた「ハシゴ」を決行しました。
ルートは、

自宅徒歩最寄り駅埼京線赤羽駅宇都宮線(高崎線かも)上野駅徒歩東京国立博物館(総合文化展)徒歩東京都美術館特別展「世紀の日本画」後期 & 昼食)⇒徒歩上野駅山手線池袋駅徒歩買い物徒歩西武池袋駅⇒西武池袋線⇒(練馬駅で乗り換え)⇒中村橋駅徒歩練馬区立美術館(野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―)徒歩中村橋駅⇒西武池袋線練馬駅都営大江戸線新宿駅小田急線下北沢駅徒歩本多劇場(あとにさきだつうたかたの)徒歩下北沢駅小田急線新宿駅埼京線最寄り駅徒歩⇒自宅

というもので、図に表すとこんな具合。赤線片道利用青線往復利です。

140315_1_01

もっと一筆書きに近づけようとすれば、下北沢からの帰りを、

下北沢駅京王井の頭線渋谷駅埼京線赤羽駅京浜東北線南浦和駅武蔵野線最寄り駅

というルートもありましたが、そこまで「一筆書き」にこだわる必要はありませんから…

140315_1_06

しかも、これでもなお中村橋駅⇔練馬駅はダブりますしねぇ…

   

さて、きょうの「ハシゴ」、その内容は後日書くとしまして、結論から言えば、どれもこれも良かったぁ~

その中でイチオシは、「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」でした。

140315_1_02

いやはや、凄い 面白い 見事

あそこまで緻密甲冑のミニチュアを造り出すだけでもとてつもないのに、とんでもない趣向が盛り込まれていて、もう「感服」のひと言です

図録だけでなく、こんなお土産を買ってきてしまいました。

140315_1_03 「ロケットマン」鉛製フィギュアです。

紙袋も凝っていて、できることなら、袋に直接印刷されていたら言うことがなかったのに…
惜しいなぁ…。

「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」は先週の日曜美術館アートシーンで取り上げられた影響があるのか、観客密度でいえば、東博よりも特別展「世紀の日本画」よりも高かった気がします。

これはお薦めデス

この展覧会、練馬区立美術館での開催は4月6日(日)までで、その後、アサヒビール大山崎山荘美術館に巡回します(4月19日~7月27日)。

そうかぁ…アサヒビール大山崎山荘美術館に巡回ですかぁ…。

「さて、大山崎~山口晃展~」を観に行ったなぁ~、アサヒビール大山崎山荘美術館

140315_1_04

野口哲哉さんの作品って、山口晃さんとモチーフが被っているところが少なからずある気がして、あの美術館でもう一度観てみたい気分です。

きょうの詳しい話は、また後日ということで、今夜のの写真を載せて、、、

140315_1_05

では、この辺で……

【追記】きのう、東京国立博物館で観た鞍(くら)と鐙(あぶみ)のセットです。

140315_1_07

「鶴亀蒔絵鞍鐙(江戸時代・19世紀)」だそうで、

140315_1_08

MISIAの、

になっても、になっても歌い続けて行きます

というフレーズを思い出しました (2014/03/16 11:12)

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「八月のラブソング」を観てきました(ネタバレあり)

2013-03-18 22:22:16 | 演芸・演劇

一昨日の記事「もうすぐ見納めの風景」のつづき(その2)で、

おっと、私が何故きょう下北沢に出かけたのかとか、

のお話です。

一昨日の下北沢出撃のメインテーマは、この記事のタイトルそのままでして、こちらの記事「決意表明していた加藤健一(カトケン)さんと戸田恵子さんの二人芝居「八月のラブソング」を観ることでした。

130318_1_01_2 開演前の場内を見渡すと、、、、観客の平均年齢が高いなぁ…
ほぼ満席の観客席、その2/3シニア層って感じ。
フライヤーに書かれていた、

2013年最初のカトケンワールドは、
世界的にヒットした名作ラブ・コメディに、戸田恵子と加藤健一が挑戦!
沢山の痛みや悲しみを乗り越えてきたあなたに贈る、
ちょっとビターな大人のラブ・ストーリー。
もう一度、恋してみませんか?

を読めば、やはりある程度の年輪を重ねた人向きの芝居かと思うでしょうねぇ。
そして、事実、芝居のテンポはかなり緩い…し、展開シブい
この日の私、平日よりも早いくらいの時刻に目覚めてしまったこともあってか、不覚にも途中で眠気を催してしまいました。
それでも、中盤以降はギンギンに観劇しておりましたですゾ

「八月のラブソング」を観ていて思ったのは、この芝居のヒロイン、リディア・ワシーリエヴナを演じるのは、歌って踊れる戸田恵子さんがピッタリだということ。

また、カトケンさんと戸田恵子さんの美声の応酬心地良いったらありませんでした

さらに目を惹いたのは、シンプルな舞台セット(写真はこちらから拝借

130318_1_02

このアバンギャルドな舞台セットは、「1968年」という設定に合っているかは別として(1930年代の雰囲気だと思う)、私の好みです

万人にお薦め という芝居ではありませんが、たまにはこんな「酸いも苦いもわきまえた“大人”」のためのラヴコメディも良いものだと思います。

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気がつけば、随分とご無沙汰していました

2013-01-10 22:26:31 | 演芸・演劇

きょう、帰宅するとカトケン(加藤健一)さんからのDMが届いていました。
次の公演のご案内でございます。


130110_1_01 おぉ、戸田恵子さんとの二人芝居ですかぁ


演目は、ロシアの劇作家、アレクセイ・アルブーゾフ「八月のラブソング」
フライヤーによれば、


2013年最初のカトケンワールドは、
世界的にヒットした名作ラブ・コメディに、戸田恵子と加藤健一が挑戦!
沢山の痛みや悲しみを乗り越えてきたあなたに贈る、
ちょっとビターな大人のラブ・ストーリー。
もう一度、恋してみませんか?


ですって
私が「沢山の痛みや悲しみを乗り越えてきた」かどうかは別として、そそられますなぁ~


こりゃ、観に行くしかないでしょ
戸田さんの声、大好きだし


ふと気がつきました。カトケンの芝居って、随分とご無沙汰していました
2011年7月の「滝沢家の内乱」以来…


よしっ、行くぞ「八月のラブソング」

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原宿をクエストしてきた

2011-12-04 08:59:20 | 演芸・演劇

昨日、初めて東京メトロ副都心線に乗りました。お出かけの往路はこのルート。


最寄り駅埼京線池袋駅(JR東京メトロ副都心線明治神宮前(原宿)駅


111204_1_1 原宿まで行くのなら、池袋(または新宿)で山手線に乗り換える方が速い安いのですが、敢えてっつうかやむを得ず、こんなルートにしたのにはがあります。
私の乗った電車が板橋に着いた頃、「新宿駅で線路内に人が立ち入ったとの情報があり…」ということで十数分停車することになり(その間、電車のドアは開けっ放しで、結構寒かった…)、運転再開して池袋に着くと、山手線ホームは乗客でギッシリ状態。電車がトラブルで一旦止まったら、なかなか通常運転には戻れないことは重々承知していますので、それなら副都心線で行くかとなったわけです。ちなみに、この3時間後山手線のダイヤは乱れていました


それにしても、あの「線路内立入」は何だったのでしょうか?人身事故
そういえば、数年前、新宿駅で痴漢の容疑者が線路内に逃げ込んで、新宿駅を通るJRの路線全線が止まるという超はた迷惑なできごとがありましたっけ…


   


さて、昨夜、私が原宿に行った目的はこちら


111204_1_3


イッセー尾形のこれからの生活 in クエスト ~2011年を想う新ネタ~


10月28日の記事「これは重要なDMハガキだと思う」で、


まぁ、「行けたら儲けもん」チャレンジだけしてみましょうかねぇ。


と書いた初日公演チケットが取れたのですよ
も上がって気温も上昇したところで、いそいそとイッセー尾形聖地原宿クエストホールへと繰り出した次第です。


111204_1_2 電車トラブルの影響から、夕食吉野家で簡単にすませて(どうしたことか、未だかつてない美味しくなさでした)、会場に入ると…、


足が止まりました


普通、公演やコンサートの入口にはゲートが設置されて、もぎりの係員が立っているものですが、テーブルが置かれているだけで、まるで展示会の受付みたいな感じ。
そして、ホワイエでは大勢の観客が椅子床に置かれた座布団に座ってお茶したりしています
しかも、そのお茶はフリードリンク紹興酒まであった)だし、クッキーおにぎりなんぞもフリー(Free)だし、フリーマーケット(こちらは"Flea"です)のような売店があるし、マッサージコーナーやら占いコーナーまであって、なんだか学園祭に迷い込んだ感じ


なんじゃぁ~、このユルユル感


帰宅してから気づいたのですが、この夜の公演は、開演時刻が19:00で、開場時刻は18:00
この程度の規模の会場で、観客の入場に1時間もかかるはずもなく、これほどの余裕を持って開場しているのは、開演前のホワイエでの「学園祭」も公演の一部という位置づけなのでしょう。
う~む、、、さすがはイッセー尾形聖地 初の生イッセー尾形になった日経ホール(記事はこちら)とは全然雰囲気が違う

 

   


111204_1_4 定刻から10分ほど押して(販売したチケットと会場のセッティングに齟齬があったようで、急遽椅子が追加されていました)開演すると、そこから約2時間ノンストップでステージが続きます


演目の間の「生着替え」も見もの イッセーさんが黙々と前の衣装を脱ぎ、化粧を落とし、次の演目の衣装を着ける様子を見ていると、次はどんなキャラクターでどんな内容なのか、想像がふくらみます。
このあたりは、新ネタでない限り、何度もイッセー尾形の公演に足を運んでいる常連さんには味わえない楽しみかもしれません。
一つの演目を取りだしても、いったいどんなキャラクターがどんなシチュエーションに置かれている話なのか、笑いながらも緊張感が続きます
常連さんも、おなじみキャラクターが、どんな話を展開していくのか、ドキドキしながら観ていることでしょう。


そうそう、観ている演目にタイトルをつけるとすれば、どんなのがいいだろうかと考えるのも楽しい


常連さんには常連さんならではの、そして、常連ではない観客には常連でない観客ならではの楽しみが満載


   


終演後、ホワイエでは学園祭が再開されていました。
多くの観客がフリードリンクを手に、アンケートに記入したり、談笑したり、はたまた占いしてもらったり、それぞれに余韻を楽しんでいらっしゃいました。


いやぁ~、いいなぁ~、「イッセー尾形のこれからの生活 in クエスト
やみつきになりそうです。
もう、後援会に入会してしまいましょうかねぇ…


そうそう、来週の私は仙台をクエストしてきます

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これは重要なDMハガキだと思う

2011-10-28 23:23:31 | 演芸・演劇

きょう、帰宅すると郵便受けの中に季節モノの「ユニセフカード」のDMと一緒に、一枚のハガキが届いていました。


細かい字でびっしりと埋められた怪しげなハガキ


部屋の中で見ると、、

111028_1_1 おぉっ これまた季節モノイッセー尾形クエスト公演のDMだぁっ


噂には聞いておりますが、私、「イッセー尾形クエスト公演」というものを一度も生で拝見したことがありませぬ…
なにせ、「初の生イッセー」が今年7月の「一人芝居『わたしの大手町』」だったのですから…(記事はこちら)。


今年のクエスト公演は、「イッセー尾形のこれからの生活inクエスト~2011年を想う新ネタ~」と題して、12月3日(土)~11日(日)の8公演原宿クエストホールで開催されます。


行ってみたいなぁ…


でも、私、12月10日~11日仙台遠征を予定してますから、行けるとすれば、初日・2日目の12月3日(土)・4日(日)だけ。ここは後援会員用の先行発売で埋まってしまいそうですなぁ…。
まぁ、「行けたら儲けもん」でチャレンジだけしてみましょうかねぇ。


後日談:2011/12/04 原宿をクエストしてきた

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美術館をハシゴ、ジャンルをハシゴ

2011-07-15 09:06:32 | 演芸・演劇

きのうは以前から予定した芝居見物に加えて、ふと思い立った「美術館のハシゴ」を決行しました。
ホントに、ふと思い立って美術館に出かけたものですから、最後は芝居の開演に間に合わないのではないかと、かなり心配する事態に陥ってしまいました。ちゃんと移動時間や観覧時間を想定して、しっかりと予定を立てておけば、こんなにドタバタすることなんてなかったのに…

   

時間が前後しますが、観てきた芝居はこちら。

110715_1_1 イッセー尾形一人芝居「わたしの大手町」です。
伝説の「お笑いスター誕生!!」の頃からわたしのツボに入り込み、NHKで放映された「イッセー尾形の都市生活カタログ」を録画したVHSカセットは門外不出のコレクションになっているイッセー尾形、、、なんですが、生で観劇するのは今回が初めて
まぁ、そんな「徹底していない隠れイッセー尾形ファン」なんです…

で、大手町の日経ホールで開催されるこの公演は19:00の開演で、わたしが丸ノ内線大手町駅 (のホーム)に降り立ったのは開演13分前の18:47
引っ越し前の日経ホールなら丸ノ内線大手町駅の駅前だったのですが、新しい日経ホールは結構離れたところにありますので、地下自由通路を小走り気味に移動

そして、なんとか開演3分前に到着できました
トイレを済まして、座席に座り(かなぁ~り後ろの席)、汗をぬぐうまもなく、定刻に開演

   

イッセー尾形一人芝居「わたしの大手町」の感想は別の機会に譲るとしまして、どうしてこんなドタバタになったかといいますと、「美術館のハシゴ」から帰宅したのが17:40、バッグの中味を入れ換えて(チケットを入れて)自宅を飛び出したのが17:50だったのですよ。

単純に考えれば、「美術館のハシゴ」から直接イッセー尾形一人芝居「わたしの大手町」になだれ込めば良いところなのですが、いかんせん、「美術館のハシゴ」にはクルマで出かけていましたし、なにしろ、チケットを家に置いてきていたし…

で、ふと思い立って決行した「美術館のハシゴ」はこちらです。

110715_1_27月10日の記事「きょうの日曜美術館の『アートシーン』は魅力たっぷり」で、

静岡県長泉町の3つの美術館で開催中の展覧会(ベルナール・ビュフェ美術館の「東海道五十三次 広重から現代作家まで」、ヴァンジ彫刻庭園美術館の「東海道 新風景 山口晃と竹﨑和征」、IZU PHOTO MUSEUMの「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」)は本気でハシゴしたい気分だし、

と書いた3つの展覧会をまとめて観てきました。

3つの美術館(ベルナール・ビュフェ美術館ヴァンジ彫刻庭園美術館IZU PHOTO MUSEUM)は、そろって「クレマチスの丘」という「静岡県駿東郡長泉町の愛鷹山中腹にある文化複合施設」(Wikipediaより)にあって、「はしご」されることが想定されている美術館群でした。

クレマチスの丘への交通アクセスは、

110715_1_3 なんですが、このマップを印刷するわけでもなく、頭に入れることもなく、クルマのナビだけを頼りに出かけたところ、かなり怪しい「地域の道」が指示されてしまい、ずいぶんと不安な気持ちにさせられました。

帰りはナビの指示に逆らってルートを選んだところ、それが「公式ルート」だったようです。

東京方面からだと、東名高速から裾野ICで下りて、国道246号線沼津方面に進み、城山交差点左折し、すぐにまた右折して、更に右折して、そこからはほぼ一本道です。
何とも妙なルートっぽいですが、この「ほぼ一本道」が国道246号線と立体交差しているため、こんなルートになります。

で、ちょっと後ろ髪を引かれる思いでクレマチスの丘を出発したのが、15:30
ちょっとしたミスで、沼津ICから東名高速に乗ったのが15:42、そして渋滞に遭うこともなく東京料金所を通過したのが16:43、そして首都高の用賀料金所を通過したのが16:48
ここまでは順調でしたが、首都高3号線上りが駒沢辺りから渋滞していて、大橋JCTで中央環状線に入るまではノロノロ運転。さらに、中央環状線の西池袋辺りから板橋JCTまでがまたもやノロノロ運転。首都高5号線下りは順調に流れて、17:30頃戸田南で首都高から下りました。

こうして振り返ってみると、大手町に18:30頃までに余裕で到着するためには、クレマチスの丘を出発する時刻を30分は早めておくべきだったと思います。

でも、まぁ、結果オーライということで…

3つの展覧会でめぐる 富士と東海道」の感想は、イッセー尾形一人芝居「わたしの大手町」の感想ともども、記事を改めます。

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これは観に行かねば!

2011-05-24 23:57:43 | 演芸・演劇

先日、加藤健一事務所から次の公演のDMが届きました。
加藤健一プロデュース100本記念と、実におめでたいタイトルを冠した次の公演は、

110524_1_1吉永仁郞・作の「滝沢家の内乱」です。

出演は、もちろんの加藤健一(カトケン)さんと、カトケンの芝居では馴染み深い加藤忍さんのお二人。

フライヤーから概要を引用しましょう。

文政十年、『南総里見八犬伝』執筆中の滝沢馬琴(加藤健一)の息子・宗伯の元に、嫁いできたお路(加藤忍)。
すぐヒステリックに喚き立てる馬琴の妻・お百と、病弱で神経質な宗伯のお陰で、滝沢家はいつもてんやわんやの内乱状態!
まともな会話ができるのは馬琴とお路だけ。二人の距離は自然に近付き……。
ある日突然、眼を患って執筆が困難になった馬琴に手を差し延べたのは、読み書きのできないお路だった。
「お前、漢字に偏と旁があるのを知っているな?」
「……?」
漢字を教えながらの口述筆記で、八犬伝は再 び動き始める……。

カトケンの二人芝居」というだけでときめくのですが、今回は「(だけ)の出演」が二人いらっしゃいまして、それが、カトケンとは長い縁&深い縁風間杜夫さんと高畑淳子さん

つかこうへい劇団でのカトケンと風間さんとの共演は観たことがない私ですが、初めて観たカトケンの芝居が高畑さんとの二人芝居「セイム・タイム・ネクストイヤー」(カルチャーショックを受けました)だった私、この芝居はぜぇっっ~~たいに観なければと心に誓っています。

7月13日~24日@本多劇場(ありゃ。きょうまで志の輔らくごだったんだ…)ですから、私は「土日出勤&平日休み」のはずで、チケットは結構簡単に取れるはず

観に行きますよぉ~

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カトケン事務所からDMが届きました

2010-04-09 07:25:59 | 演芸・演劇

昨夜、帰宅すると加藤健一事務所からのDMが届いていました。
6月3日から始まる次回公演「モリー先生との火曜日」のDMです。


100409_1_1 いつものように手書き風印刷物(右の写真)入り、いつものように会場は下北沢・本多劇場、公演期間は6月3日(木)~15日(火)(10日は休演)、出演はカトケンこと加藤健一さんと高橋和也さん、いわゆる2人芝居です。

100409_1_2

あらすじは加藤健一事務所のサイトでご覧くださいませ。


   


チケットの前売りは来週の日曜日、4月18日から始まるのですが、先日、e+からプレオーダー受付開始(昨日8日~)を告げるメールが届いていました。


100409_1_3_2 メールの画像をクリックするとe+のサイトにジャンプします。
プレオーダーの受付はあさって(4月11日)18:00まです。そのつもりの方はお急ぎください(私はプレオーダーを利用しませんが…)。


一般発売の4月18日からは、これまたいつものように、加藤健一事務所の江古田スタジオでもチケットが販売されます。

こちらでは、席を自分で選べるし、発売初日限定で「もれなくプレゼントつき」とビデオ上映会(無料)が行われます。

100409_1_4
今回の上映は、

セイムタイム・ネクストイヤー」(2001年上演)だそうな。
カトケン高畑淳子さんの2人芝居のこの作品、私にとって初めてカトケンの生芝居を観た思い出の作品(たしか1995年の上演だったはず)です。


今回の「モリー先生との火曜日」、絶対に観に行きたいと思っていますが、さて、いつにしましょうか…。

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