新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

私にはどうでもよい話ですが…

2012-07-31 22:50:38 | ニュース

この人、今、日本で一番話題になっている市議会議員じゃなかろうか?


120730_1_02


①政務調査費で「日経ビジネス」などとしてコミック雑誌などを購入


朝日新聞の報道によれば、


河合市議は昨年11月から12月にかけ、緑区内の書店で、女性コミック誌の「BE・LOVE」「YOU」やパズルゲーム雑誌など、いずれも政務調査とは関係のない本を購入。これらのレシートを添付したうえで、申請用紙に資料購入費の名目で経済誌「日経ビジネス」などと記入し、実費請求していた。
河合市議によると、議員事務所の女性補助員が本を購入し、そのレシートの内容を確認しないまま実費請求。「書類には適当に書名を書き込んでしまった」と説明した。


まぁ、これは、議員にすべての経費をチェックすることを求めるのは現実的ではないと思うので、「監督不行届で『指導程度のものかもしれません。


しかし、


②女性同伴での東京公費出張を「私的旅行」と認めて旅費を返還


産経ニュースによりますと、


河村たかし名古屋市長率いる政治団体「減税日本」に所属する河合優市議は19日までに、昨年の東京への公費視察が「私的旅行だった」として、交通費や宿泊費、日当の約5万2千円を市に返還した。河合氏は既に、視察で女性を同行させていたことを認めている。
河合氏は昨年12月、文化振興政策推進に役立てるため、東京都杉並区の劇場施設を視察。この際、議会に無断で女性を同行させていたことが6月に発覚した。
河合氏はこれまで、記者団の取材に同行を認め「女性は舞台芸術の専門家として知人から紹介された。現地で合流した」と説明。女性の氏名や職業などを「知らない」と話していた。


同行した女性について、「知人から紹介された。現地で合流した」そうで、女性の氏名や職業などは「知らない」…?


かなり怪しい…
ついつい、「公費を使って不倫旅行か?」なんて勘ぐってしまいます。
なんとか屁理屈をひねくりだすのかと思ったら、議会の出席要請には応じないは、自分が設定した記者会見をすっぽかすはの挙げ句、中日新聞の記事によれば、


【一連の騒動に関する本人の見解は。】委員会視察の「旅行命令」を取り消す時に、旅行命令の反意語が「私的旅行」だった。その言葉が一人歩きした。おれはちゃんとやっているのに。
【もっと早く説明すべきだった。】そうかもね。体調を崩したから出られんかった。
【謝罪する意思はあるか。】今謝罪しとるがや。議会人として自覚を持ってやらないかんよ、ということで謝罪した。(昨年三月の市議選で)11,142票をもらっとるもんで、最後の一日まで頑張ってやらせてもらいます。
【議員の資質を問う声もある。】いろんな資質があるし、四年に一回選挙で審判してもらえるんだから「河合」と書かなきゃいい。おれほど資質があるのはいないんじゃないの、減税日本には。減税日本本店みたいなもんだわ。資質、資質って何言っとんだ。
【反省しているように見えない。】ものすごい反省しとるが。


逆ギレの様相を呈する始末。
だいたい、記者の質問に対してタメ口で答えるってのが、議員としての資質が問われそう。
ここまでで、「注意」を飛び越えて「警告なんですが、これでは終わらないところが凄い


③当て逃げか 女性けが、本人は否定


今度は毎日新聞を引用しましょう。


河合市議所有の高級スポーツカー「ポルシェ」が30日午後2時40分ごろ、緑区黒沢台4の国道302号で、信号待ちをしていた女性運転の乗用車に追突。女性は車を降りて破損部分を確認したが、河合市議とみられるポルシェ運転の男性は車に乗ったまま「当たっとらんがや」と言い残して走り去った。女性の車の後部には追突の跡があり、女性は全治2週間のねんざ。女性が現場から110番し、さらに携帯電話のカメラでポルシェを撮影。ナンバーから河合市議の車とわかったという。
河合市議は毎日新聞の取材に「当て逃げはしていない。前の車がブレーキを踏んだので自分もブレーキを踏んだだけだ。運転手とは一言もしゃべっていない」と話した。


もう、まともな人間とは思えませんナ。
ましてや「市議会議員」先生として、一連のできごとはかなりまずい…。


ここで冒頭に載せた「減税日本 ナゴヤ市議団」の公式HPでの自己紹介を見てみましょうか。


子供たちの笑顔・可能性の為に「働くお父さんお母さん代表」として、また事業再生の仕事を通して、家族みんながニコッと笑える名古屋市に皆さんとともに!!庶民革命しよまい!


「庶民」の代表っぽいことを書いていらっしゃいますが、乗っているのはポルシェですか…。ふ~ん…


そもそも、


(自称)河村たかしの、ぞうり取り 藤吉郎まさる です。


なんて書いていらっしゃる辺りから、私にとっては胡散臭さの極みです


とかなんとか書きながら、私にしてみれば、この河合先生が市議会議員を続けるか、辞めるか、辞めさせるかはどうでも良い話
収めた税金がこんな人に報酬として支払われ、こんな使われ方をしている名古屋市民の方々が判断するべきことでしょう。


【追記】この記事の最初に、「減税日本 ナゴヤ市議団」の公式HPでの自己紹介ページの画像を載せて、そのページへのリンクを貼ったのですが、このリンクは近く断ち切られそうです。
ZAKZAKによれば、


名古屋市の河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」は7月31日、同市内でポルシェを運転中に当て逃げ事件を起こしたとして、同党の河合優市議(47)を除名処分とすることを決めた。
河村氏はさらに、「議員は市民の信頼あってこそなので、今の状況で続けるのは無理だと思う」と、河合氏に“議員辞職勧告”を突き付けた


だとか。
この記事の最後に、

「第3極=議員の粗製乱造」という先入観に発展しかねない不祥事だ。


とありますが、確かに、「大阪維新の会」にも変な議員が何人かいるし、過去にもブームに乗って当選した議員って程度が低いのが多いと私も思います。(2012/08/01 22:20)


【追記 その2】「このリンクは近く断ち切られそうです」と書いた冒頭に載せたリンク、試しにクリックすると、


120730_1_03


おぉ、リンクが切れています


そんなわけで、この記事をちょいとメンテナンスいたしました。(2012/08/04)

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「なんちゃってスマホ」作戦を発動!

2012-07-30 23:01:19 | 日記・エッセイ・コラム

「『スマホ乗り換え』の気分が醒めつつある」のつづき、、というにはあまりにも安易かつ内容に乏しい記事ではありますが…


いろいろ調べ、いろいろ考えた結果、スマホへの乗り換えは無期限延期することにして、「なんちゃってスマホ」作戦を決行することにしました。


「なんちゃってスマホ」とは何ぞや


ちょっとだけネタばらししますと、昨日、近所のドコモ・ショップに行って、こちらを買ってきました。


120730_1_01モバイル・ルーター「L-09C」です。


モバイル・ルーターを使って「なんちゃってスマホ」という算段。


判る人には判るけれど、判らない人にはさっぱり判らないと思いますが、諸事情によって設定やトライアルは月が変わってから実行する予定ですので、もうしばらくお待ちくださいませ。


つづき:2012/08/22 「なんちゃってiPhone」やってます

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「スマホ乗り換え」の気分が醒めつつある

2012-07-29 10:18:03 | 日記・エッセイ・コラム

5月27日の記事「スマホに乗り換えようかと心が揺れる」で、


こりゃ本気になって乗り換えを考えねば と思っています。


と書いた私ですが、考えれば考えるほどスマホへの「乗り換え」気分後退しています


一番のネックとなっているのが、5月27日の記事でも書いた「クルマとのBluetooth接続」。
私のクルマにはメーカーオプションのナビを積んでいまして、ナビ携帯Bluetooth接続しています。
これで何できるか、っつうか、私が利用していることを整理しますと、


1. ハンズフリー通話ができる
2. 音楽CD
を突っ込むと、アルバム名や曲名をダウンロードして、曲と一緒に内蔵HDDに記録(ダビング)してくれる
3. 最新の交通情報(プローブ情報)を入手して、最速ルートを教えてくれる
4. 燃費実績
をアップロードして、同じ車種に乗っている他の人たちの燃費と比較できる


といったところ。
ちなみに「カーナビの目的地設定は、24時間年中無休でオペレータが対応いたします。ドライブ中の故障など予期せぬトラブルが発生した場合は、必要に応じてJAF等のロードサービス業者へのお取り次ぎもいたします」というオペレータサービスは利用したことがありませんし、無料利用期間(新車登録から5年間)も終わってしまいました。


以前は、Bluetoothを搭載した携帯が少なくて、先々代の携帯を買う時には、おサイフケータイ、②海外接続、③Bluetoothを条件に機種を選ぼうとしたら、選択の幅が狭かったものですが、今やBluetooth搭載は当たり前の状況になってそんな悩みすっかり過去のモノになっていました。


ところが、ガラケー(フィーチャーフォン)からスマホ(スマートフォン)に時代が進化した、、、はずが、携帯とカーナビとの関係に限っては「退化」しています。


日産のサイトにはこんな注意が載っています。


120729_1_01


スマートフォンをご利用いただく際のご注意
一部機種を除き、カーウイングスサービスがご利用いただけません。必ず「カーウイングス適合携帯電話一覧」でご確認ください。


「一部機種を除き」といいながら、フルに使えるスマホは、ドコモの場合、「ARROWS μ F-07D」と「BlackBerry Bold 9900」だけ

これは日産のナビに限った話ではなく、トヨタのG-BOOKは、


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※ナビとスマートフォンの接続をご検討されている方へのご注意※
スマートフォンとナビをBluetoothで接続する場合、スマートフォンがBluetoothのデータ通信に対応していないため、G-BOOKの通信サービスが利用できない機種があります。
事前に下記一覧でご確認ください。


だし、ホンダのインターナビも、


120729_1_03


スマートフォン・携帯電話とカーナビを接続される方へ
(略)
・特にスマートフォンの一部機種では、Bluetoothでのデータ通信が出来ない仕様となっているため、インターナビのデータ通信サービスをご利用いただくことができません。


また、市販品のパイオニア カロッツェリアも、


120729_1_04

と、「現在販売されているスマートフォンには、ダイヤルアップネットワーク(DUN)に対応していないものがほとんどで、その場合、ナビゲーションと接続してのデータ通信が出来ません」と、カーメーカー3社に比べると、遙かに正直に、スマホが使えないことを明示しています。


日産・トヨタ・ホンダも、カーナビがスマホと連携できない理由は、パイオニアと同様に、スマホのほとんどにBluetoothのプロファイル一つ「DUN(Dial-Up Network Profile)」が搭載されていないことにあるようです。


120729_1_05 日産の適合表をみると、上記の2機種を除くほとんどのスマホの「カーウイングス接続可否」「×※21」になっていて、「※21」には、


※21 端末側にデータ通信を行うBluetoothプロファイル(DUN)が実装されていないため、情報サービスが利用できません。


と書かれています。


それなら、DUNが搭載されていればナビに接続できるのかともしれないと思って、ドコモのスマホについて調べてみると、ARROWS X F-10DREGZA Phone T-02Dなど富士通製(OEMを含む)のスマホにはDUNが搭載されていることが判りました(詳細はこちら)。


ところが、もう一度を日産の適合表みると、


120729_1_06 ARROWS X F-10Dの場合、「カーウイングス接続可否」「×」というだけでなく、ハンズフリー通話もできない


これって、どういうことでしょうか


「カーウイングス接続可否」「※21」が付記されていないということは、「DUNの有無とは別の理由で接続できない」っつうこと?


無料・有料のアプリを使えば、なんとかスマホとカーナビを接続できるようですけれど、安定性と信頼性と手間で現状に遙かに劣るし、「スマホでカーナビの代用ができる」という声もありますけれど、上に書いたカーナビで「私が利用していること」のすべてをスマホが代用できるわけではありません。

例えば、ハンズフリー通話の場合、今は、カバンに携帯を入れて車内に持ち込むだけでハンズフリー通話の準備が完了するし、電話がかかってくれば、オーディオの音量を自動的に絞ったり空調が元気に働いている時には風量を抑えて静かにしてくれたりと、至れり尽くせりなんですよ


スマホに変える利得と、ガラケーを捨てる損失を比べると、後者がかなり大きい気がしています。

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フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その8:最終回)

2012-07-28 13:07:20 | 美術館・博物館・アート

話を戻して、「フェルメールの2点の『真珠』が上野に来訪中(その7)」のつづき、このシリーズの最終回です。


国立西洋美術館の常設展は、入ってすぐの「19世紀ホール:ロダンの彫刻」からスロープを昇り、2階に行くと、いよいよ本編、西洋絵画が時代順に展示されています。


その最初は「14-16世紀の絵画」なんですが、基本的に宗教画ばかりで、私にとってはかなり退屈
退屈なだけでなく、作品の展示が独特で、どの順番が推奨されているのかよく判りません。
あまり時間もないので、さっさと先に進みました。


と、宗教画にあまり興味を持てない私でも目を惹き付けられる作品に出会いました
120728_1_01 17世紀にフィレンツェで活躍したカルロ・ドルチ「悲しみの聖母」です。


背景からのに深く美しいラピスラズリの青が浮かび上がり、作品全体がを放っているような気がして、(キリスト教の)信心を持たない私にも「届く」作品でした。

これは「お持ち帰り」したかったナ…


こんな例外もありましたが、やはりなんとも退屈…。
このまま最後まで退屈が続くのかと思い、ちょっとがっかりしながら、ふと下を見ると、、、


120728_1_02 あ~っ、ミロだぁ~


そりゃそうだ、「国立西洋美術館」と名乗る以上、近代~現代の作品だって持っているはずですよねぇ。

急に元気を回復した私、時間を惜しむように先に進みました。


そして、閉館時刻が近いことを告げる館内放送を耳にしながら19世紀以降の作品を鑑賞


さすがは「国立西洋美術館」名品がそろっていました


120728_1_04 シャヴァンヌ「貧しい漁夫」ハンマースホイ「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」では、


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2年前に国立新美術館で観た「オルセー美術館展2010」(記事はこちら)を思い出してしまいましたし(「貧しい漁夫」オルセー美術館所蔵の作品と同じタイトル)、デュビュッフェ「ご婦人の体(「ぼさぼさ髪」)」は吹き出しそうになるくらい楽しいし、


120728_1_06 藤田嗣治「坐る女」は、最後には日本国籍を捨てたレオナール・フジタではあるけれど、やはり彼が日本人であることを強烈に示しているし、


120728_1_08ヴァン・ドンゲン「ターバンの女」には妙に惹かれる


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と、なんとも30分間しかいられなかったのが残念極まりない…


もっとも、これらの作品国立西洋美術館のコレクションですから、その気になれば上野に行って鑑賞できます。
常設展だけなら420円で観られますしね


   


ところで、常設展のいくつかの作品には「Touch the Museum」の表示がありました。


「Touch the Museum」とは一体なんぞや


国立西洋美術館リリースによりますと、


この“Touch the Museum”は、お手持ちのiPhone/iPod touch端末に事前にダウンロードしていただき、国立西洋美術館の常設展示室で実際にご利用いただくためのアプリケーションです。
いわゆる「音声ガイド」とは異なり、他の美術館に所蔵されている作品の画像や、NHKアーカイブスからの映像資料、さらに館長や研究員・建築史家による現場での解説などが収められています。指先で端末上の画像に触れることで、解説を視聴したい作品を容易にお選びいただけます。
“Touch the Museum”は、端末内の世界だけで完結するのではなく、実作品を目のまえにした鑑賞体験に役立つことを願って制作されています。このアプリケーションとともに、ぜひ国立西洋美術館にお越しください。


なのだそうな。


さっそく、帰宅するなり、愛用のiPod Touch「Touch the Museum」をインストールしました。


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サイズは247.3MBと結構デカイ
これというのも、学芸員さんほかによる動画解説まで入っているから


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絶対にiPod touchを持って国立西洋美術館常設展を観に行くぞ
と、固く心に誓うのでありました。


ちなみに、iPhone/iPod touch端末専用だった「Touch the Museum」、今年春からはAndroid端末のアプリもリリースされたそうです。
詳しくはこちらをご参照くださいませ。

そうそう、iPhone/iPod touch端末用・Android端末用とも無料です


   


ということで、長々と書いてきた今回の上野訪問記はお終いです。


最後に、「教科書で見た」系のこちらの作品を載せておきましょう。

デュフィ「モーツァルト」です。大きさも手頃ですし、「お持ち帰り」したかったな…


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ロンドン・オリンピックがまもなく開幕

2012-07-27 23:24:10 | ニュース

いよいよロンドンオリンピックが開幕します。


ちょっと前までは、「オリンピック間近」の感覚に乏しくて、「イマイチ盛り上がらんなぁ~」なんて思っていた私ですが、開会式より先に、フライング・スタートしたサッカーのおかげで、状況は一気に変わり、「あれ、、、まだ開会式をやっていなかったの?」です。
現金なモノですなぁ…


ロンドンと言えば、このブログ初期のシリーズ「トイレからの脱出」第1章はこちら)で書きましたように、私、6年前に一度だけ行ったことがあります。
一応、「出張」だったのですが、ほとんど「旅行」でして、かなり楽しませていただきました


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「確か『オリンピックの会場として使われる予定』と聞いた建物を見たよなぁ~と、撮ってきた写真を見直すと、出てきました
それはこちら


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どんな競技が行われるのだろうかと、調べてみますと、この施設は「ノース・グリニッジ・アリーナ」という名前で、体操トランポリン、そして日本とは縁の無いバスケットボールの会場になるようです。


それはそうと、JOCのサイトを見ていて驚いたのは、このロンドン出張の時、私が何度も出かけた施設が、ロンドンオリンピックでは最多の競技が行われる会場になっていること
その施設(6年前)がこちらデス


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巨大なコンベンション・センター「ExCel LONDON」


ここでは(6年の時が経ちビミョーに見かけが変わっています)、卓球レスリング柔道フェンシングテコンドーボクシングウエイトリフティングと、7種目も開催されるようです。
かなり期待の種目も含まれていますねぇ。

TV観戦しながら、「おぉ、ここ行ったゾなんて、、、楽しい


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ところで、ロンドン名物の一つに、バッキンガム宮殿衛兵交代式っつうのがあります。


バッキンガム宮殿衛兵といえば、「赤いジャケット」のイメージが色濃いのですが、私がロンドンに行ったのは10月で、衛兵さんたちは「冬服」でした。


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「冬服」があること自体、「目からウロコ」でしたし、衛兵さんが最新式(っぽい)自動小銃を持っていて、帽子が「熊毛モコモコ」だけでなくて、また、階級も様々であることも初めて知りました。


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まさしく「見ると聞くとは大違い」ですな。


もう一つ。軍楽隊の奏でる音キレイ でした
入念なウォーミングアップも有効なのかもしれません。


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さて、ロンドンオリンピック開会式リアルタイムで見られますかねぇ~

平日なら平気で起きている時間なんですが、休日になると見事に起きられなかったりしますから…

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フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その7)

2012-07-26 22:42:48 | 美術館・博物館・アート

「フェルメールの2点の『真珠』が上野に来訪中(その6)」のつづきは、ベルリン国立美術館展(記事はこちら)に引き続いて観た国立西洋美術館常設展のお話。


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国立西洋美術館の前は数えきれないほど何度も通り、フリーで観られる屋外の展示は以前も鑑賞したことがあったものの、屋内の展示を鑑賞するのは今回が初めてでした。


120726_1_02 右の写真は2009年11月(財布を持たずに上野に出かけた時。記事はこちら)に撮ったロダン「地獄の門」


どうしてこれまで国立西洋美術館に足が向かなかったのでしょうかねぇ.…


それはさておき、私が常設展示室に足を踏み入れたのは、閉館時刻まで30分を切った17:05

のんびり観ることなんて、到底叶わないわけで、「まずは下見の気分でした。


で、常設展最初のコーナーは「19世紀ホール:ロダンの彫刻」


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なかなか居心地の良い空間です。


おっと、平気で国立西洋美術館館内の写真を撮っていますけれど、「19世紀ホール:ロダンの彫刻」に入ったところに「常設展を撮影される皆さまへ」と題するチラシが置かれていました。


120726_1_06 要は、常設展では、一部の寄託作品を除いて、私的なら撮影OKということ。

そんなわけで、堂々と写真撮影させていただきました(私のデジカメは余計な音、例えばピントが合ったぞサウンドとか、は出ないようにしています)。


こうして撮影した、記念すべき国立西洋美術館館内の写真第1号はこちら。


120726_1_04
ロダン「バルザック」(最終習作)


この像、ロダンフランス文芸家協会の依頼を受けて制作したものの、何じゃこれはぁ~ こんなモノは受け取れない と、受け取りを拒否された作品だと聞いています。
そして、バルザックの右手に握られたモノは、何と… といった話をNHKだかどこかのTV番組で見た記憶があります。

う~む、、、、この作品を観られるとは… これだけでも国立西洋美術館常設展「下見」は所期の目的を達した気がします。


と、、おっとぉ、ロンドンオリンピックの男子サッカー日本 VS スペイン戦が始まる


【追記】スペインに勝っちゃった… [2012/07/27 00:42]


つづき:2012/07/28 フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その8:最終回)

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最近、道が混んでいるような気がする…

2012-07-24 22:11:36 | 日記・エッセイ・コラム

6月1日の記事「最近、燃費がいいんです!」で、燃費が良い理由として考えられることの一つとして、


 1. 去年の4-5月に比べて今年の4-5月は渋滞 が少ない


を挙げました。
その後、6月も渋滞が少なく、燃費も良好


120724_1_01


…だったのですが、7月に入ってからは、どうも様子が違います


今年3月までと同様、朝の首都高5号線上り戸田南ランプ辺りから混んでいるし、首都高中央環状線大橋JCTが混んでいるし、今朝は、神奈川県大和市内がメチャ混みで、とある交差点では信号待ち2~3回くらいの間、まったく車列が進みませんでした
いったいどうしたことでしょうか?
エアコンを使わないと厳しい季節に入ったことですし、こりゃ燃費に響きます


きょうの帰りも、20時過ぎだというのに、大和市内の国道246号線(上り)がしっかりと混んでいました。


   


20時を過ぎて、東名高速夜間割引が適用されるし、今週は電車通勤を予定している日があるし、ということで、今夜は高速道を使って帰ってきました。
職場を出発する時、カーオーディオで「第九」を聴き始めて、自宅に帰り着くまでに聴き終えるかことができるかを試してみました。
すると、上に書いたように大和市内はまたもや混んでいましたが、東名高速に乗ってからは至極順調で、結局、第四楽章の終盤、もうすぐフィナーレというところで自宅に着いてしまいました。ホント、惜しい


って、今夜は首都高800円戸田南で下りたので、放射道路端末区間割引が適用)払う価値がありました


それにしても、どうして急に道路が混み始めたのでしょうか…
「景気が良くなってきたから」なら、許してあげてもよいのですがねぇ…

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祝! 記事1400本!

2012-07-23 05:45:08 | 日記・エッセイ・コラム

何気なく、昨夜の記事「フェルメールの2点の『真珠』が上野に来訪中(その6)」が、このブログ1400本目の記事でした。

ということで、例によって例のごとくキリ番記事です。

1400本目までの経緯は、

100本目
200本目
300本目
400本目
500本目
600本目
700本目
800本目
900本目
1000本目
1100本目
1200本目
1300本目
1400本目
09/04/05
09/06/19
09/09/02
09/11/16
10/01/29
10/04/24
10/07/23
10/10/16
11/01/16
11/04/17
11/08/05
11/12/11
12/03/28
12/07/22
73日間
74日間
73日間
74日間
73日間
85日間
89日間
83日間
90日間
91日間
108日間
126日間
107日間
114日間
  花見に行ってきました
イントゥザライト、出走!
「火の鳥」第1・4巻を持ち帰った
エゾシカの寿司!?
J.D.サリンジャーの訃報
あれ? 「のだめ24巻」がきょう届く?
「空頭」って?
大宮を出発
アールデコの楽園であ~る
さすがに北海道は寒いぞ
頼朝さんはかっこよかった!(その4:完結編)
これから帰ります
今日の通勤"も"往復とも散々…
フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その6)

と、まぁ、「無理せず・楽せず」ボチボチのペースを維持しています。

カテゴリー別の記事数は、1~1400本目の通算が、

1位:日記・エッセイ・コラム (382本・27.3%)、2位:MISIA (359本・25.6%)、
3位:美術館・博物館・アート (309本・22.1%)、4位:旅行記 (236本・16.9%)、
5位:ニュース (167本・11.9%)…16位:トイレからの脱出 (14本・1.0%)

と、1300本目までと大きな変動はありません。

それでは、今年春以降の100の記事のカテゴリー別本数は、といいますと、

1位:旅行記 (34本)、2位:日記・エッセイ・コラム (23本)、
3位:MISIA (21本)、4位:美術館・博物館・アート (20本)、
5位:ニュース (11本)

となりました。

久しぶりに首位を奪回した「MISIA」カテが3に落ちて1201~1300本目4だった「旅行記」が一気にトップに立ちました。

THE TOUR OF MISIA JAPAN SOULQUEST」が2月中旬で終了しましたし、ゴールデンウィークには人生初沖縄旅行を決行しましたから、この順位変動は想定内です。

でも、図らずも想定内になってしまった「阪神タイガース」カテの低迷は悩ましい…
去年のシリーズ開幕以来、一度も書いていないんですから…

現在のペースだと、「1500本目」は11月初旬になるでしょうけれど、「阪神タイガース」カテが盛り返すのは期待薄のような気がします。
いかんよなぁ~、まずいよなぁ~

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フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その6)

2012-07-22 18:22:50 | 美術館・博物館・アート

「フェルメールの2点の『真珠』が上野に来訪中(その5)」のつづきは東京国立博物館(東博)本館(日本ギャラリー)で観た作品を紹介するのですが、その前に、これはどこだと思いますか?

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立派な「窓口」ですねぇ。

これは、東博・本館正面エントランスを入ったすぐ右側にあります。
昔は東博の受付窓口として機能していた気配がありませんか?

この反対側ミュージアムショップに下りていく階段の右側)には、小さめの「窓口」があります。

120722_2_02

こちらはチケット売り場っぽい…
さすがは建物自体が重要文化財東博・本館、見どころは展示品だけではありません

エントランスの壮大な大階段と大時計もそうだし、たびたび紹介している照明器具の数々もそうだし…。

そんな中から、私が大好きなスペース、本館1階北側中央部にあるラウンジ時計を載せておきましょう。

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数字の字体がノスタルジックで、良い雰囲気です

   

この日の観覧で一番印象深かったのは、こちら「鐔(つば)」でした。

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江戸時代・18世紀の「文字大小鐔 安親作」

「活人劔・殺人刀」と彫り込まれた文字のうち、「殺人刀」鏡文字なのはなぜ?
「劔(剣)「刀」を使い分けているのはなぜ?

といった疑問より何よりも、この形、こちらを連想させませんか?

120722_2_05 手塚治虫が生み出した謎のキャラクター「ヒョウタンツギ」の顔とそこはかとなく似ていると感じるのは私だけでしょうか?

この鐔で拵えたた大小(刀)を佩びたお侍さんに出会ったら、おもわず吹き出しそうで、そして無礼討ちを喰らいそうで、おもしろ怖い…

   

120722_2_06この日の目玉展示は、渡辺崋山の筆による国宝「鷹見泉石像」でした。

この作品も「教科書で見た系の作品ですな。

それはともかく、説明書きを見ますと、

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崋山伊達や酔狂で絵を嗜んだのではなく「苦しい家計を助けるため画業にも精進した」とあります。
江戸詰家老の崋山にして、副業に精を出さざるを得なかったというのは驚きです。
社会不安が増してきた幕末の一端を垣間見た気分…
一方で、崋山の柔らかな筆致が、心に平穏を運んでくる気もします。

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崋山はこの作品を描いてからわずか2年後の1839年(天保10年)に蛮社の獄で罪に問われ、そのまた2年後の1841年(天保12年)、蟄居先の国元で自害しています。

全然心は穏やかではなかったはずなのに、この作品の穏やかさは何なんでしょうか
生計の一助とするための画業ながら、崋山にとって絵を描くことは、政治の世界で疲れ切った心身をリフレッシュできる至福の一時だったのではなかろうかと推察します。

   

ちょうど1年前、九州国立博物館での「よみがえる国宝」展で観た作品に再会できました。

120722_2_09 足利義政がこの茶碗を所持していた時、ひび割れてしまい「これと同じのを注文したい」と中国に送ったところ、「こんな名品は今の明(みん)にはない」と、鎹(かすがい)で止めて送り返されてきたと伝えられる南宋時代(13世紀)の名品「青磁茶碗 銘 馬蝗絆(ばこうはん)です。
確かに美しい茶碗ですなぁ~。

120722_2_10 それにしても、「こんな名品はない」と、を打って、いわば、ホチキス止めして日本に送り返すなんて、大胆さもさることながら、中国(明)の業者の誠実さが楽しいし、蝗(いなご)に見えるからと「馬蝗絆」と名付けた日本側の対処も楽しい

   

最後に紹介するのは本館1階15室の「民俗資料」から「琉球 琉球の工芸」3点です。

まず、「王子冠」(琉球 第二尚氏時代・19世紀)。

120722_2_11 琉球王国では、聖徳太子の「冠位十二階」のように、身分によって冠(はちまき)色や生地が決められていたのだそうで、展示されていたのは、国王に次ぐ高位となる「王子」の冠(はちまき)でした。

Wikipediaによれば、「王子」の冠は、「赤地金入五色浮織冠」とのことですが、確かに

また、これまた官位や身分によって使える材質が定められていたという簪(かんざし)も展示されていました。


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そして、こちら紅型(びんがた)衣装 白地竹梅鶴模様」(がら)に、何とも興味深いものがありました。

120722_2_13 この写真ではよく判りませんので、アップしてみましょう。

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説明書きによれば、

雪の降らない沖縄本島でも、日本の文様の影響を受けて、雪の積もった竹がデザインされている。


ということで、竹の葉の上にあるのはだったんですねぇ。
まさしく日本=琉球の文化の融合ってヤツです

東博のHPには、


東京国立博物館が保管する琉球民俗資料は、明治17(1884)年に当時の農商務省が沖縄県から購入したものが基本となっています。また、明治15(1882)年にドイツ人類学会が研究用の参考資料として琉球の民俗資料の収集を農商務省に依頼してきており、当館にはドイツに資料を送られた後に東京へ送られてきたもの、複数ある資料の一方を東京に残しておいたものが移管されました。沖縄県では、第2次世界大戦により灰燼に帰した文化財も少なくはないのですが、それは民俗資料においても同様です。それ故、当館が保管する民俗資料は現存するもっとも古いものの一つといえます。


と書かれています。
そういえば、6月24日に放送されたNHK日曜美術館「琉球の心を染める~紅型・悠久の美~」では、首里の攻防で紅型の型や図案の多くが失われた話が出てきていましたっけ…

一連の展示を観ていると、2か月前の沖縄旅行のことが懐かしく思い出されました(旅行記は例えばこちら)。


また沖縄に行きたいゾ

つづき:2012/7/26 フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その7)

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フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その5)

2012-07-22 10:39:18 | 美術館・博物館・アート

「フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その4)」のつづきは、予告どおり先週土曜日(もう一週間前だ…)に東京国立博物館(東博)で観たモノのご紹介。


東博の総合文化展(かつての平常展)では、ところどころで「特集陳列」が行われています。


120722_1_01 そのうち、7月3日~10月28日平成館1階の考古展示室で開催されているのが、「動物埴輪の世界」です。
埴輪好き」の私としては見逃すことができません


展示を紹介する前に、右の表示の中に、「撮影禁止マークが見えます。
でも、説明をよく読みますと、


120722_1_02このマークがある作品は、所有者の意向により撮影することはできません。


とあります。
総合文化展の他の展示と同様、考古展示室でも、基本的に写真撮影OKです。
ただし、


フラッシュおよび三脚を用いてのビデオ、写真撮影はできません。


ですのでご注意ください。


   


さて、「動物埴輪の世界」、かなりこぢんまりした展示ながら、楽しかった…
看板にあしらわれている「埴輪犬」こちらこちらで触れたお気に入りの埴輪の一つ)が、ほかと並んでいるし、


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がかわいらしいし、


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水鳥もなかなか


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この「埴輪鶏」は、栃木県真岡市にある、その名も「鶏塚古墳」から出土したモノだとか。
そして、Wikipediaによれば、この「埴輪鶏」が出土したから「鶏塚古墳」と名付けられたようです。
また、こちらのブログによれば、石室がかなりしっかりと残っているようで、なかなか魅力的な古墳です。ただし、私有地内にあるそうなので、おいそれと見学するわけには行かないでしょうな…


食料になったであろう鶏や水鳥、猪辺りは、亡くなった人へのお供物的な意味があるだろうし、犬や馬は、故人のペットだったのではないかと想像されます。

埴輪の造形を楽しむだけでなく、どうしてこの埴輪を造ったのかを想像するのもまた一興です。


特集陳列としてひとかたまりに展示された動物埴輪の他にも、いつもの埴輪コーナーには魅力的な埴輪が展示されていました。


120722_1_06 埴輪界のスーパースター、国宝「挂甲の武人」を始めとして、彩色が残っている「両手を挙げる女子」とか、


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「子を背負う女子」鶏塚古墳の出土品)とか、


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そして久しぶりに拝見できた、埴輪界のお笑い芸人(?)というか、東博シンボルの一つにもなっている「踊る人々」


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と、埴輪の魅力満載東博・考古展示室です。
あ、そうだ。もちろん埴輪以外の考古史料も展示されていますよ


以上で今回の東博・考古展示室の紹介は終了しまして、次回は東博・本館で観た展示を紹介しましょう。
何度も何度も総合文化展に行き、このブログで紹介していますけれど、またもや「初見」が登場します。

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