新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

今年も最初の遠征先は関西 MISIA編

2023-01-30 19:03:02 | MISIA/旅行記

「ダイジェスト」にひきつづき、「今年も最初の遠征先は関西」本編を書き始めます。
まずは、この遠征の主目的「MISIA THE GREAT HOPE」大阪公演のこと。

もう1月も月末ですが、この大阪 3 daysは、MISIAにとって今年初のライヴだったわけで、昨年末の紅白歌合戦以降、「THE TIME,」やら「SONGS」やらとTVへのご出演が相次いで、それらに関連してライヴも変わってくるのだろうなと思っていました。去年1月の「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」京都公演のときみたいにTV出演の裏話を披露するとか、2017年の紅白ご出演のときの衣装で登場した「MISIA 平成武道館」みたいな…。
それともう一つ、2日目(1月28日)の朝、ニュースで、政府が新型コロナ(COVID-19)を「5類」に変更する方針を固めたことを知って、それに伴う変化、つまり「声出し解禁」があるかもしれない、という期待もありました。

そして、実際のところ、前者は、「やはり…」とニヤリ
一方、後者については、「まだだろうな…と思っていた「MISIAコール」2日目に復活しました
会場と相談した結果、「控え目ならば」ということで許可をもらったとかで、MISIAは感激で声を詰まらせていました。観衆突然のことで、かつてのような長ぁ~い「MI~SIA~~~にはなりませんでしたが、それは、(恐らく)平成武道館以来の「MISIAコール」に感極まった人が多かったのでしょう。
聞くところによると、3日目にはコール&レスポンスちょっとだけ復活したそうで、今後のライヴが楽しみです

   

ここで、例によって、見たい人だけ見られるようにして、3日間のセットリストを載せましょう。
見たい人だけ、画像をクリック(タップ)してください。

クリスマス・スペシャルだった札幌 2 daysを除けば、ほぼ安定したセットリストですな

   

私の座席2日間ともアリーナで、初日最前列2日目前から1/3くらいの列の左端でした。
端っこの席は、武道館の初日、3日目につづく3度目(武道館2日目もある意味端っこでかつある意味最前列)、身体を動かすには最適
一方、初日の席は、状況によっては真横を向くことになって、あれやこれや身体を動かすと前の人にぶつかってしまいます。そりゃねぇ、横を向くと、となりの席の人とは「小さい前ならえ」くらいの距離しかありませんから…
そこで気づいたのは、MISIAご本人ではなく、スクリーンに映されたMISIAを見ている人がポツポツいたことでした。そりゃ、スクリーンで見た方が大きく良く見えるんだけど、せっかくライヴに来たのにスクリーンばかり見ているってのもねぇ…
数年前ほどではないけれど、映像とリアルとはビミョーな時間差があるし、照明を浴びてキラキラ輝く衣装は映像では捉えきれません。それよりも、観客が自分じゃないところを見つめているってのは、MISIAからしたらどうなんだろ 「わたぁ~しを見てぇ~じゃないかな…
まぁ、他人に迷惑をかけているわけじゃないし、楽しみ方は人それぞれだけどね…。ただ、肉眼でもよく見える席なのにもったいないと思ったのでした。

   

肝心のMISIAは、両日とも絶好調に近い感じで、その歌声は、あるときは会場全体に響き渡り、あるときは会場全体に染みわたっていました。
ほんと、さすが です
そんな中、初日は、ある曲の冒頭に失敗
たまぁ~に、歌詞を間違えたり飛んだりして歌い直すこともあるMISIAですが、このときはそのまま先に進んで行きました これもまたライヴの醍醐味ってヤツです。

25周年記念ライヴだけあって、なんとも大人数かつ超一流のキャストが勢ぞろいする今回のツアー、バンドのインストルメンタルさえも「小休止」ではなく聴き入ってしまう演出が素晴らしい
かつては、MISIA給水とかバンドの楽器持ち替えとかで、曲間が間延びすることもままあったものですが、アンコール待ちを除いて、とにかくスムーズに進行していくところにも「進化」を感じます

MISIAMCで話していましたが、大阪公演 2日目「1月28日」は、「つつみ込むように…」アナログ盤CDに先立って発売された、まさしく25周年の記念日でした。

25年前の1月28日「つつみ込むように…」のレコードを買おうと、渋谷のレコード店に行列ができて早々に売り切れた、という伝説的なできごとがあったと聞きます。
先日、渋谷にでかけたとき(一番の目的はMISIAの巨大広告を見ることでした)、

当時、レコード屋密集していた宇田川町界隈を歩いてみました。
栄枯盛衰を経て、今でもレコード屋さんがいくつもあるんですな。
っつうか、CD販売減少渋谷の旗艦店2010年8月閉店したHMVが、2014年には宇田川町「HMV record shop渋谷」開店させるとか、アメリカでは2020年レコードの売り上げがCD約35年ぶり再逆転するとか、「CD レコード流れになっているらしい…。

日本でも、アメリカほど極端ではないにしろ「CD レコードが明らかです。

家電量販店に行くと、店頭に並ぶレコードプレーヤーの種類が、ここ数年で見違えるほど増えましたものね。

なお、配信やストリーミングに押されて売上が減少し続けているCD、売上のピーク1998年だそうな。
そう、MISIAを始め、現在も活躍する多くの女性シンガーがドドッとデビューした年です。

NHK「SONGS」MISIA「歌は世につれ、世は歌につれ」となんとも古めかしいことをおっしゃっていましたがMISIAの音楽と時代がピッタリと一致して、その相乗効果で「シンガーMISIA」上昇していったという側面があるかもしれません。

なお、近年の私は、CDを買うこともあるものの、基本はハイレゾをダウンロード購入しております

と、MISIA THE GREAT HOPE」大阪公演に特化することができず、散漫な記事になってしまいましたが、「MISIA編」はこれにて一旦お開きとさせていただきます。

つづき:2023/02/01 今年も最初の遠征先は関西 #1 
つづきのようなもの:2023/02/13 「MISIA THE GREAT HOPE」宮城公演のこと 

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今年も最初の遠征先は関西 [ダイジェスト]

2023-01-30 11:47:35 | MISIA/旅行記

きのう、今年最初の遠征から帰ってきました。

メインの目的は、「MISIA THE GREAT HOPE」大阪公演への参戦です。

思い起こせば、昨年、2022年最初の遠征「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」京都公演絡み(記事)でしたから、2年連続してMISIA関連の関西遠征で幕開きです。

今回の大阪公演は、1月27~29日の3 days でしたが、私が参加したのは初日と2日目の2公演。どうして3 daysじゃなかったのかといいますと、チケット代 12,500円が高く感じられて、少しでも節約するべく2公演にとどめたのでした。でも、武道館での最初の公演を観た後(記事)は、なんで大阪 3 daysに行こうとしなかったのか後悔しきりでございました

   

ということで、まずは備忘録的に関西遠征3日間の旅程です。

【初日 (1月27日)】
自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線赤羽駅上野東京ライン東京駅東海道新幹線新大阪駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩新大阪駅JR京都線大阪駅JR大阪環状線大阪城公園駅⇒徒歩大阪城ホール (MISIA THE GREAT HOPE)⇒徒歩大阪城公園駅JR大阪環状線大阪駅JR京都線新大阪駅⇒徒歩ホテル

【2日目 (1月28日)】
ホテル⇒徒歩新大阪駅地下鉄御堂筋線・北大阪急行千里中央駅大阪モノレール万博記念公園駅⇒徒歩万博記念公園 (太陽の塔日本庭園)⇒徒歩万博記念公園駅大阪モノレール千里中央駅北大阪急行・地下鉄御堂筋線新大阪駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩新大阪駅JR京都線⇒大阪駅⇒JR大阪環状線大阪城公園駅⇒徒歩 大阪城ホール (MISIA THE GREAT HOPE)⇒徒歩大阪城公園駅JR大阪環状線大阪駅JR京都線新大阪駅⇒徒歩ホテル

【3日目 (1月29日)】
ホテル⇒徒歩新大阪駅JR京都線京都駅市バス岡崎公園 美術館・平安神宮前⇒徒歩京都市京セラ美術館 (アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHAL KYOTO)⇒徒歩三条駅京阪電車東福寺駅⇒徒歩東福寺⇒徒歩東福寺駅JR奈良線京都駅東海道新幹線東京駅上野東京ライン赤羽駅埼京線最寄り駅⇒徒歩⇒自宅

   

事前予約が必要なイベントや施設が多いコロナ禍のご時世、私は太陽の塔(内部観覧)

「アンディ・ウォーホル・キョウト」展予約してありました。

「MISIA THE GREAT HOPEと、この2件「固定にして、あとは成り行き任せ
それでもちゃんと時間を持て余すことなく「旅行」が成立しているんですから大したものです
もっとも、私がツアーコンダクターをしたら、付いてくるのが大変な人も少なくない気がします

で、今回の「掘り出し物」は、懸案だった東福寺でした

去年1月の京都遠征のときにも行こうと思いつつ、旅程に急きょ割り込ませた伏見稲荷体力と時間を使い果たし断念(記事)今年春東京国立博物館特別展「東福寺」が開催されることから、行かなくてもイイかな? と思いかけたところだったのですが、いやぁ~、良かった

正直、「季節はずれ」の時季だったと思うのですが、そのせいか、参拝・見物の人が少なくて、あの壮大な空間を贅沢に楽しめた気がします。
やはり「百聞は一見にしかず」です

ちなみに、上に写真を載せた「三門」は、その1/10の模型(カットモデル)国立歴史民俗博物館の常設展示(記事)と、トーハクでの「日本のたてもの」展(記事)で拝見しておりまして、

そのときもうぉ~ だったのですが、やはりその現物存在感たるや

それにしても、あれほどの塔頭が残っている寺院って、京都でも多くないのではなかろうか

京都駅からほど近い(電車でひと駅)のに、どうしてこれまで行かなかったのだろ…と思います。

ということでダイジェストはここまで。

旅行記本編書かない途中で離脱なんてことの多い最近の私ですが、なんとか本編を書くぞ と心に誓っております

つづき:2023/01/30 今年も最初の遠征先は関西 MISIA編 

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私の「鬼門除け」コレクション

2023-01-03 23:21:03 | 旅行記/日記・エッセイ・コラム

昨年11月19日の記事「ウン十年ぶりの弘前 [弘前城編 #2]」で、弘前城本丸鬼門除けについて書いたあと、

そうだ そのうちにこれまで日本各地で収集した「鬼門除け」をセットにして記事にしてみよう

と書きました。
さっそく、新年の「厄除け」という意味合いを持たせて、私の「鬼門除け」コレクション一挙公開 します。

その前に、「鬼門」とは何ぞや? をちょっとだけ。

 Wikipediaでは、

鬼門(きもん)とは、北東(=うしとら:丑と寅の間)の方位)方角のこと。日本では古来より鬼の出入り方角であるとして忌むべき方角とされる。

としています。
この鬼門への対処方法としては、鬼門の方角に寺社を置くのが「積極的な方法(?)で、例えば、平城京:東大寺平安京:比叡山延暦寺/日吉大社江戸:東叡山寛永寺/神田明神だったりします。
もちろん、「何もしない」とか「敢えて建物を建てる」こともアリなのですが、なんといっても面白いのは、北東角えぐったり切り欠きをつくったりして、「鬼門はなかったことにする」という方法です。

もっとも有名だと思われるのは、京都御所猿ヶ辻の鬼門除けでしょう。

京都御所の場合は、更に念入りに、日吉大社の神さまの使いであるとされる猿(神猿:まさる)の像を切り欠きの軒下に置いています。

ということで、まずはこの「切り欠き」編から始めます。

京都御所猿ヶ辻と見た目がよく似ているのが、東本願寺です。

お寺が鬼門除けをするのか? と驚きましたっけ…
ところが、お寺どころか、神社鬼門を畏れているらしくて、平安神宮小さな切り欠きだけじゃ不安なのか、小さな社(地主社)まであります。

「切り欠き」編からちょい逸れますが、春日大社の場合はかなり変わっています。

春日大社御本殿が鮮やかな回廊で囲われているのですが、この北東角だけ、地味な築地塀になっています。
説明書きがありまして、

古代春日大社の大宮は四囲を築地塀で囲まれていたが、平安時代の治承3年(1179)に築地塀は現在のような廻廊に改築された
ただ東北(丑寅)の方角にあるこの部分は鬼門にあたるため廻廊への改築を免れたと伝えられている

だそうです。
ですから、これは「鬼門除け」とは性格を異にしますけれど、まぁ、「艮」関連ということで…

さぁ、ここからはお城の切り欠きが続きます。

鹿児島(鶴丸)城の切り欠きは、小さいだけに、に「鬼門除け」が際だちますな。

逆に江戸城みたいに巨大だと、パッと見、「鬼門除け」に見えなかったりして

大きさでいえば、山形城もなかなか。

名古屋城も、ジオラマで見ると切り欠きがあるらしいのですが、実際に拝見したことはありません
いつか見たいゾ

金沢城二の丸は、あまり良い写真を撮れていませんでした
写真の右端が切り欠きです。

金沢城本丸別のパターンでして、また後で出てきます。

   

次は、冒頭に載せた弘前城のような「えぐり編」
これはあまり見たことがなくて、せいぜい上田城くらいです。

   

次は、「建物・門編」で、熊本城「不開門(あかずのもん)という櫓門が置かれていました。

説明書きによると、

古くから丑寅(東北)の方角は鬼門と呼ばれ、不浄の気の出入りするところと考えられてきた。築城にあたっても、この方角は塞いでも開け放ってもいけないとされ、門は造るが通常は閉鎖されていた。そこから不開門と呼ばれ死人や不浄物の搬出時だけに用いられたという。

だそうで、江戸城の鬼門除けの切り欠き近くにある平川門も罪人や遺体の退城・搬出用の「不浄門」でしたっけ

熊本城不開門(重要文化財だった)は、2016年4月の熊本地震倒壊してしまいました

お次の福岡城は、鬼門封じの祈念のための「祈念櫓」が立っていました(現時点で「過去形」)

「丑寅櫓」と名づけられた隅櫓を持つ城はいくつかありまして、弘前城二の丸とか、

金沢城本丸とか、

高松城とかにあります(ありました)

高松城の丑寅櫓は、土台だけがもともとの場所(香川県県民ホールの敷地内)に残っていて(上の写真)、建物は、城の南東角(辰巳)90°回転させて移築されています。

仙台城にも丑寅櫓があったそうですが、

仙台城の場合、切り欠きともえぐりともつかない石垣の上ですので、複合型といえそうです。

最後によく判らない編

広島城はなんとも中途半端です。
城壁北東角がピンと直角に出っぱっているのに、

濠の対岸「面取り」したようになっています。
どうしてこんな作りにしたのだろうか…

松代城もなんとも判らない
北東角出っぱっていて、いかにも上に櫓が立っていた風情なのですが、ここに櫓があったという情報には出会えませんでした。

このほか、気になっているのは大坂城で、切り欠きあるようでないようで、よく判らないのです。
意識して眺めてもよく判りません
駿府城にも鬼門封じはなさそうなのですが、駿府城の場合、北東には霊峰富士がそびえていますので、家康大好きだったという富士山霊力に頼ったんじゃなかろうかと考えています。

ということで、今後もコレクションを増やしていきたいと思いますので、乞うご期待

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新年のごあいさつ

2023-01-01 00:00:02 | 日記・エッセイ・コラム

つつしんで新年のご挨拶を申し上げます。

新春万福

そろそろコロナの心配がなくなり、世界に平和がやって来る、そんな年になることを願っています。

今年こそ、もうちょっと頻繁にブログを書くぞ と、心に期しておりますので、ご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

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