新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

あ~、負けてしまった…

2010-06-30 07:16:00 | ニュース

負けてしまった、というよりも、勝てませんでした… といった感じですな。


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ありゃ? Man of the Match本田選手が選ばれている…。


それはともかくも、いやぁ~~、残念

もっとこの大会でこのチームの活躍を見ていたかった


ここで、日本代表チームへの「私の思い」をべつやくメソッドで表してみましょう。

100630_1_3
      Powered by べつやくメソッド.net


内容に乏しい記事になってしまいましたが、今朝はとりあえずこんなところで・・・。

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大変に名誉なことだと思います

2010-06-29 07:30:47 | 日記・エッセイ・コラム

100628_1_1 昨日は何とも梅雨らしくジメジメとした一日でした。皮膚呼吸でついでに水分まで摂れそうな…。
昼食を摂りに出かけた東京駅のガード下では、暑さ対策の「ミスト」が稼働していましたが、カンカン照りの時には「涼」をもたらしてくれるミストも、昨日ような状況では単に湿度を上げているだけの様子

この濃厚な湿気にやられて、自宅の郵便受けに入っていたガスの検針票は、右の写真のようにあられもない姿になっていました。


   


ところが、そんな何ともうんざりした気分を晴らしてくれる驚愕のできごとが起こったのですよ。


昼頃、ふと、このブログへのアクセス状況を見ますと、、、


100628_1_2


11時台からアクセスが爆発してるではありませんか(上の画像は夜になってからキャプチャしたもの)。
何が起こっているんだ?」と「リンク元のURLとアクセス」を見ると、アクセスが殺到(と言っても良いでしょ?)しているのは去年の11月に書いた「JR埼京線・川越線の連続記録がストップ」で、「参照元のURL」は、「http://portal.nifty.com/」です。

このURL、見覚えがあります。
そう、私が自分のPCで「お気に入り」に登録している「デイリーポータルZ」のURLです。


さっそくデイリーポータルZを覗いてみますと、おぉ デス


100628_1_3


JR 埼京線・川越線の連続記録がストップ」へのリンクが貼られているではありませんか


なんということでしょうか

以前、「べつやくさんと別役さん」で、


最近、@niftyの「デイリーポータルZ」という、まったく役に立たない無料サイトにハマっています。いや、「役に立たない」こともなく、かなり気分転換には役だってくれています。


と書いた、わたくしお気に入りの立ち寄りサイトが、私のブログ記事にリンクを貼ってくれた…

大変、大変に名誉なことだと思っておりますヨ、ホント…。


それはそうと、どうして半年以上も前に書いた記事がpick upされてしまったのでしょうか?
このあたりは、pick upしてくださったライターの大北さんにお聞きするしかなさそうです。


アクセスは落ち着いてきていますが、いやぁ~驚いた。うれしかった。

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財団法人 日本相撲協会のこと

2010-06-28 06:42:24 | ニュース

以前から大相撲の運営団体、「日本相撲協会」って珍しい組織だと思っていました。
いや、「大相撲」というプロ・スポーツ自体、珍しい「サークル」だと思っていました。
そのスポーツのプレイヤーOBが興行を取り仕切って、運営団体の経営までしているというのは、他のプロ・スポーツでは例がないのではないかと思います。
普通は、元プレイヤーがトップにつくことはあったとしても、実務面では、経営のプロとか所管の官庁から受け入れた天下り(ホントに役立っているだろうか)とか、事務方のベテランが担っているものですが、日本相撲協会の場合は力士OBたちだけで「年間売上」100億円を超える日本相撲協会を動かしています。
しかも、役員の名前が「芸名」(役員一覧はこちら)だというのも、ある意味「別世界
シェイクスピアの「から騒ぎ」を相撲部屋を巡る物語に翻案した野田秀樹さんを思い出します。


   


さて、「大相撲といえば野球賭博」という情けない状況の昨今でありますな。
日本相撲協会も「反社会的勢力との断絶をめざす日本相撲協会の活動」と題して、武蔵川理事長の記者会見での発言(なぜにリリースじゃないのだ?)をHPに載せ、一応は「やる気」を見せています。
ですが、武蔵川理事長の発言に出てくる「特別調査委員会」の位置づけについて、私はかな~り、疑問を持っています。
武蔵川理事長の発言にはこうあります。


日本相撲協会は、6月21日の理事会において、反社会的勢力との関係を断ち切ること、全ての協会員が法を遵守することを再度確認し、そのために、外部委員会である特別調査委員会を設置することを決めました。特別調査委員会には、協会員の野球賭博をはじめとする賭け事に関する問題及び維持員席の不適切な取り扱いの問題について調査をし、必要な改善措置を提言していただけるよう御願いをしております。


そして、きのうの報道には、「琴光喜と大嶽・時津風親方の懲戒処分勧告 大相撲調査委(asahi.com)」といったものも…。
この記事によれば、特別調査委員会は、


野球賭博への関与を認めた力士らのうち、大嶽親方(42)=元関脇貴闘力=ら3人を解雇などの懲戒処分とする勧告をまとめた。このほか15人の力士を謹慎休場に、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)ら12人の親方にも謹慎を求めた。28日以降の協会理事会で了承されれば、名古屋場所の開催は妥当だと判断した。


だそうな。

この記事を読む限りでは、日本相撲協会は①指摘された3人を解雇or除名or懲戒して、②指摘された12人の親方に「謹慎」の処分を下した上で、「名古屋場所を開催する」という結論に至りそうな気がします。


でも、これって、変じゃありませんか?

臨時に設置した「特別調査委員会」に事実解明を委託するのは、「内輪で調査することには限界がある」ということで許せるとしても(これだって情けないこと)、「協会員」(親方や力士ほか、行司や床山、呼出しまで含まれます。詳しくはこちらを!)の処分や名古屋場所の開催の是非までご提言いただく(マスコミ報道では「勧告」にグレードアップしてる…)というのは、日本相撲協会の現執行部(=理事会)には「判断」能力はなくて、「執行」しかできないっつうことを公言しているようなものではなかろうか。


私の個人的見解としては、外部の力も借りて事実関係をしっかり明らかにした上で、理事会が関係者の処分と再発防止策について結論を下すべきだと思うし、それができない理事会だとしたら、失格です
名古屋場所は休止して、2ヶ月かけて対策をじっくりと検討するべきだと思いますョ。

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ベランダ復活!

2010-06-27 19:15:00 | 日記・エッセイ・コラム

私が住んでいるマンションでは今年3月から大規模修繕工事を決行しておりまして、ちょっと前まで、建物の周りには足場が組まれ、工事幕が張り巡らされていました。

工事幕は、思いの外、外光を通してくれて、外の景色も見えるものだということを初めて知りました。でも、土曜日も工事をしていたので日中はカーテンを閉めっきりだったし、日曜日に窓を全開しても何となく奥歯に物が挟まったような気分…

平日の日中も家にいる人たちにとっては、私以上に気が滅入る工事だったのではないかと想像しています。


そんな工事幕も足場も約3ヶ月ぶりに取り外されて、生の景色が復活しましたぁ~

なんと気分が良いのでしょうか(足場がなくなってがっかりしているのは、格好の探検場所が無くなってしまた近所の野良猫たちくらいのもの?)


そんなわけで、うちのベランダもすっきりとよみがえりました。
こちらが、工事に備えて「お片付け」中の様子(その時の記事はこちら)。


100627_1_1


そして、こちらが、工事完了後のベランダ。


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違いは一目瞭然。
でも、これで終わったわけではありません。
私には、「書庫」こと物置部屋に一時保管しているウッドパネル(保管状況はこちらに書きました)を敷く作業が残っています。

パワポで作った「配置図」の準備よ~し(実際の使い方を考えれば、上下逆に作るべきでした


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水分補給用のアイスコーヒーの準備よ~し


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ところが、作業は想像以上に大変でした。

ウッドパネルを引きはがす作業の時と違って、砂ぼこりの中でゴミを片付けたり、ウッドパネルを掃除したりする作業は不要だったものの、いかんせん暑い
エアコンからの情報によれば、「室外の温度、32℃」なのだそうな。もう、汗ボタボタです。

別に急ぐ理由もないので、涼みつつ、休みつつ作業を進めました。
そんなわけで、1時間半も時間をかけた末、ウッドパネルを敷き終わりました。


100627_1_5


さらに、ディレクターズチェアに新品の座面&背もたれ布を装着して、テーブルと一緒にベランダに持ち出しました。


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以前、アイスラテを飲みながら、ベランダで朝刊を読むことを習慣にしていましたが、この朝の行事を復活させようかな? などと一瞬思いましたが、すでに時遅し。もう暑すぎます


でも、これにて作業完了であります

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またまた2010 FIFA WORLD CUPネタ

2010-06-26 22:27:29 | ニュース

Group stageが終わったと思ったら、すぐさまStage2が始まっている2010 FIFA WORLD CUP、しばらくサッカーを楽しむ日々が続きそうです。


100626_1_1


Group stageを見ていて、「欧州勢・アフリカ勢の苦戦、余裕の南米勢」の感覚がありました。また、一部には、アジア予選を楽々と勝ち上がったオーストラリアがドイツにこてんぱんに敗れたことで、「アジア枠削減の危機」なんて報道もありました。

そこで、Group stage終了時点で、地域別の状況(Stage 2進出チーム数/出場チーム数、合計勝敗数)を過去の2大会と比較してみましょう。
便宜上、オセアニアはアジアとくっつけます。


まず、今大会が、


100626_1_2  アジア・オセアニア:2/5チーム、4勝5分6敗
 アフリカ:1/6チーム、3勝5分10敗
 北中米カリブ:2/3チーム、2勝4分3敗
 南米:5/5チーム、10勝4分1敗
 欧州:6/13チーム、15勝10分14敗


そして、2006 ドイツ大会では、


100626_1_3  アジア・オセアニア:1/5チーム、2勝5分8敗(オーストラリアがBest16)
 アフリカ:1/5チーム、3勝3分9敗(ガーナがBest16)
 北中米カリブ:1/3チーム、1勝3分5敗(メキシコがBest16)
 南米:3/5チーム、8勝1分6敗(アルゼンチンとブラジルがBest8)
 欧州:10/14チーム、23勝10分9敗(伊仏独葡がBest4)


と欧州勢が大活躍。


そして、2002日韓大会では、


100626_1_4  アジア:2/4チーム、4勝2分6敗(韓国がBest4)
 アフリカ:1/5チーム、3勝6分6敗(セネガルがBest8)
 北中米カリブ:2/3チーム、4勝3分2敗(米国がBest8)
 南米:2/5チーム、6勝4分5敗(ブラジルが優勝)
 欧州:9/15チーム、17勝13分15敗(独が準優勝、トルコが3位)


となっています。


これを見る限り、アジア・オセアニアやアフリカは「いつもどおり」の成績に近い感じです。

でも、やはり、ぬぬっと思うのは、前回の大会でBest4を独占した欧州の不振ぶりですな。
なにせ、前大会の優勝チームのイタリアと、準優勝チームのフランスがそろってGroup stageで姿を消したのですから。それも共にグループ最下位で…

どちらのチームも国民も、今大会の残り半月近く、どんな気分で過ごすことになるのでしょうかねぇ。


   


最後に、FIFAランキング上位で消えたチーム、下位で残っているチームを並べてみましょう。


上位で消えたチームとしては、5位:イタリア、9位:フランス、13位:ギリシャ、15位:セルビアといった辺りでしょうか。おぉ、見事に欧州勢ばかり


下位で残っているチームは、47位:韓国、45位:日本はぉ~ん)、34位:スロバキア、32位:ガーナ、31位:パラグアイ…とつづきます。
あれま、日本チームがQuarter Final進出をかけて戦う相手パラグアイがいますなぁ


World Cupのサッカーって、日本チームとは関係の無い試合も、観ていてホント楽しい


【追記】「初版」に間違いが見つかりました。大勢に影響はありませんので、ひっそりと修正
まだ間違いが残っている可能性がありますので、その辺はご容赦を (2010/06/27 00:43)

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勝ってしまったではないか!

2010-06-25 05:41:53 | ニュース

日本代表決勝トーナメント進出ぅぅぅ!!!


しかも、「引き分け以上で決勝トーナメント進出」だったデンマーク戦を、0-0の引き分けなんかじゃなくて、3-1で撃破!!


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なんということでしょうか。まさか、大会直前にはボロボロ(に見えた)あのチームが一次リーグで2勝1敗の成績を残すなんて、どれだけの人が予想していたことでしょうか。

私も、「3試合で勝ち点1がとれれば(=1分2敗)御の字」なんて考えていたクチです。
自らの不明を恥じるしかありませぬ…


ここに、日本代表の皆様、関係者の皆様に伏してお詫び申し上げます。m(_ _)m


   


もう、こうなったら、今大会一のダークホースになって(もう、そういう評価は世界的に一致しているかも…)、ベスト4でもそれ以上でも、どんどん勝ち上がってくれぃ


それでは、恒例の「歓喜のMAWARE MAWARE」じゃぁ~


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いまさらながら、かも…。「六本木クロッシング2010展」のその後

2010-06-24 06:15:49 | 美術館・博物館・アート

もう1週間以上も前のことですが、6月14日に「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」のクロッシング・プライズが発表されていました(リリースのPDFはこちら、そして公式ブログはこちら)。


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受賞者は、観客が投票して選ぶ「オーディエンス賞」と森美術館のお偉方が選ぶ「MAM賞」が各1名、特別審査員が選ぶ「特別賞」が3組、合わせて4名+1組。


この受賞者の方々の作品は、どれも私にとって、良い意味でも悪い意味でも、印象的な作品でした。


こちらこちらで書いたように、私が「オーディエンス賞」に1票を投じた宇治野宗輝さんが「特別賞(八木亜希子さん選出)」でしたし、次点だった照屋勇賢さんが見事に「オーディエンス賞」を受賞しまた。
また、「MAN賞」も、「特別賞」の残り2組の方々の作品も、かなり私の記憶に残っています。この点では、「まぁ、そんなもんか…」なのですが、「特別賞(伊勢谷友介さん選出)」のChim↑Pomのは嫌悪感をおぼえた作品だったし、同じく「特別賞(隈研吾さん選出)」の加藤翼さんの作品嫌悪感に近い感覚だったし、「MAM賞」の青山悟さんのは「なんか良いのだけれど、何じゃ、これ?」的な作品だったというのが、どうも…


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残念だったのは、青山さんの作品が「刺繍」だという説明はあっても、どこがどう刺繍されたものなのかがさっぱり判らなかったこと。

なめるように、じ~っくりと作品を眺めたのですが、ただ「キラキラするモノクロ写真」にしか見えませんでした。


そんなわけで、展覧会を観た後の気分と同様に、なんとも不完全燃焼というか、生煮えの感が強い今回のクロッシング・プライズでありました。

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7月11日は…

2010-06-23 06:45:25 | MISIA

昨夜、帰宅すると郵便受けにこんなチラシが入っていました。


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参議院議員選挙のお知らせです。


このチラシの裏の一番下に、こんな記述が…。


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このチラシを54万枚作って配布するのにさいたま市が使ったお金は、3,787,000円とな。


ふ~ん…です。だからどうした? って感じです。


そんなことよりも、7月11日といえば、


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そう、MISIAの「星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversity」の河口湖ステラシアター公演 2日目デス

私、思うところあって、河口湖公演は2日目のみの参戦ですので、まさにドンピシャ

いやぁ~、やってくれますなぁ~、、、、って、あまり意味はありませんな


去年の河口湖ステラシアターでの星空のライヴVに出かけた時のこと(記事はこのあたり)を思い起こせば、期日前投票するまでもなく、余裕で投票できるはずです。
ただ、お楽しみ(?)の開票速報はクルマの中で聞くことになるでしょう。


   


そうだ この河口湖遠征(というほどでもありませんが…)で、「高速道路 無料化社会実験」なるものの恩恵にあずかれそうです。

6月28日から高速道路の幹線以外(いわゆる「枝線」など)が無料になるという、民主党政権のロクでもない政策のおかげで、私の場合、大月JCT⇔河口湖IC間を無料で走れます(往復で1,000円ちょっとが浮く勘定)。


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高速道路 無料化社会実験」の対象区間は、各高速道路会社のサイトでご確認ください(うっとうしいですよねぇ)。

ORSEも各社のリリースにリンクを張るだけでなく、まとめた資料を作ればいいのに…。

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2010 FIFA WORLD CUPではマスコミもいろいろ…

2010-06-22 06:23:01 | ニュース

土曜日夜に行われたW杯の「日本vsオランダ」、その生中継の視聴率がニュースになっていました。


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視聴率60%超え」をもくろんでいたテレビ朝日の意に反して、平均視聴率が関東地区で43.0%(関西地区は43.5%)にとどまったのだそうな。

これはテレビ朝日にとってショックだろうな、と思います。何せ、「月曜日の夜23:00~」だった「日本 vs カメルーン」の視聴率が、前半で関東地区44.7%、関西地区38.3%、そして後半が関東地区45.2%、関西地区41.7%だったというのに、「土曜日の夜20:30~」の試合で「平日の深夜」を上回れなかったかったわけですから。


実は私、この試合は地上波のテレビ朝日の中継ではなく、NHK BS1で観ていました

理由は単純です。同じ試合を、同時刻に民放とNHKが放送するのならば、敢えて民放を見る必要はないと考えているからです。

もちろん、試合前日の放送で神田アナウンサーが口を滑らせた「BS1でたっぷり放送、コマーシャルありませんからね」という、「間違いじゃないし、気持ちもわかるけれど、それを言っちゃおしまいよ」的な発言に影響されてNHK BS1を見たわけではありません。


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昔は、インプレイであろうが、平気でCMを入れていた民放も、最近ではCMを流すのは試合前とハーフタイムだけですから(成長したもんだ…)、CMの有無はチャンネル選択の理由にはなりません。
NHKだって、番宣を流しすぎ…

そんなことよりも、サッカーに限らず、ちょっとした国際大会の中継(プロ野球の「花試合」も…)となるとお笑い系やアイドル系の芸能人を起用して、バラエティー化する民放の姿勢が何とも気にくわないのですよ。
純粋にスポーツの試合を楽しみたいと思っている人を差し置いて、視聴率を稼ぎたいという、その下心が見えるようで…。

ちなみに、日本代表の決勝トーナメント進出がかかる対デンマーク戦(25日の超早朝、3:30~)は、日テレの独占生中継のようです(NHK BSは録画放送)。抜け目ないな、日テレ…


   


ところで、日本代表のように大会前のかなり冷ややかな前評判とは裏腹に盛り上がっているチームあれば、それ相応の実績を残しているチームもあれば、国民の期待を裏切っているチームもあります。

「悲惨」の筆頭は、何と言ってもチーム崩壊の危機に瀕しているフランスでしょう。
地元マスコミの論調が凄いっつうか、ひどすぎる…


読売が載せたフランスの有名スポーツ紙「レキップ」のこの記事なんて、


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今後はユニホームの胸についたフランス連盟のエンブレムは雄鶏ではなく、頭なしで走り回る若鶏に変わるに違いない。


とか、


W杯が開催して以来、唯一ブブゼラと張り合うことができるほら吹きたちに、嘲りを込めた敬意を表そうではないか。


って、日本のマスコミではあり得ない表現です。おぉ、怖い…。


   


【追記】ちなみに、77年以降のサッカー放送の高視聴率(関東地区)ベスト10は以下のとおり(クリックするとビデオリサーチ社のサイトにジャンプします)。


100622_1_a


このビデオリサーチの視聴率ってやつ、録画して視聴する人が増えていること、BS視聴世帯が増えている(であろう)ことなどを考えると、どこまで信頼できるのか、ちょいと疑問ではあります。


この問題はこちらの記事が参考になるかもしれません。(2010/06/22 07:13)

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国立新美術館は月曜日も開館してます

2010-06-21 06:19:04 | 美術館・博物館・アート

今から3年前の5月末のこと。久しぶりに平日休み、それも火曜日に休みがとれたので、東京ミッドタウンに新装開館間もないサントリー美術館に出撃しました(調べたところ、当時開催中の企画展は「日本を祝う」)。


ところが、サントリー美術館に着いてみると、なんだか様子が変です。ミュージアムショップは営業しているというのに、肝心の美術館は開いていない…
日本の美術館・博物館としては常識破りの「火曜日に休館」とな…。

がお~~ 調べてくればよかったぁ~、、、って、アクセスとか開館時間は調べたんですよ。ただ、まさか火曜日が休館日とは思いもよりませんでした。
しかたなく、ほぼ年中無休のミュージアムショップを覗きながら(私のように火曜日やってくる客が結構いるんじゃないのか?)次の手を考えました。


100621_1_1 そして思いついたのは、半年前に開館したばかりの国立新美術館が近所にあるし、そちらに行ってみようか、というアイデア。こちらは、「国立新美術館開館記念 『大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産』」を開催中で、都内のあちこちででモネの「日傘の女性」をあしらったポスターが陽光を放っていたものでした。


で、途中、昼食を摂って、「現場」に着くと、初めて見る国立新美術館の入り口は、、、、閉じられていました。
こちらも「閉館


帰宅して調べて判ったところでは、六本木の3つの美術館(国立新美術館サントリー美術館森美術館)は結託して、仲良く相互割引(こちらをご参照方)をしたり、国立新美術館サントリー美術館は、共に休館日を掟破りの火曜に設定している模様です(森美術館は、企画展開催中は無休)。


そんなわけで2館に振られてしまった私、こうなったら意地でも展覧会を観て帰るぞと、逆に奮い立ち(せっかくの平日休みですから)、六本木駅から日比谷線に乗って上野に行き、国立科学博物館で、開催中だった特別展「花 FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」と常設展を観たのでありました。


   


ずいぶんと長い前振りになりましたが、こんな不遇な出会いになってしまった国立新美術館、中に入ったのは一昨日が初めてになりました(サントリー美術館には未だに行ったことがない)。
で、今回、私は千代田線・乃木坂駅から直結ルートで行ったことから、ほとんどいきなり館内だったのですが、いや~ぁ、デカイ


100621_1_2


なんでも、日本の美術館としては最大の延べ床面積(約48千㎡)を誇っているのだとか。
コレクションを持たず、企画展と貸し会場に特化したこの巨大スペース、ちゃんと活用できているのでしょうかねぇ? 改装中の東京都美術館も似た性格の美術館だし、首都圏の公立美術館との共存が可能なのか、余計なお世話かもしれませんが、ちょいと不安です。
それはともかくも、こんな巨大なスペースを抱え込んでいる国立新美術館ですが、外観はだいぶイメージが違います。


100621_1_3


巨大なことは間違いありませんが、回りの緑とうまく調和して、威圧感はありません。
わたし的には、好感度高しです。
ちなみに、設計は黒川紀章さん。埼玉県立近代美術館の建物(こちらも設計は黒川さん)と相通じるところがあるような・・・。


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こんな広い敷地、もとは何があったところなのでしょうか?
今年3月に放送されたブラタモリでも紹介されていましたが、元々は「陸軍歩兵第三聯隊」の兵舎があったそうな。
空中から63年前と現在とを比較してみましょう。


100621_1_5


「曰」のような形の建物が元「兵舎」で、この写真が撮影された頃は米軍が接収していたようです。
その後、1962~2001年の約50年間は東京大学生産技術研究所(IIS)が「入居」していて、IISが駒場に移転した後、建物を壊し、国立新美術館が建てられたという次第。

ISSとして使われていた頃、そして整地された頃の様子はこちらのサイトでご覧いただけます。


この「今は亡き兵舎」の模型が国立新美術館のロビーに展示されていました。


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二・二六事件の時は、この表門から蹶起軍が出撃していったのでしょうかねぇ…。

そういえば、17日の記事「買い物は、世界を救う。か?」で登場いただいた高橋是清さんは、二・二六事件で暗殺されたのでしたっけ。
思いつくままに書き殴っているこのブログですが、このように「巡り巡って…」というケースが結構あるんです。意図しているわけではないのですが…。


模型好き/ジオラマ好きの私としては、もう1枚写真を載せなきゃ気がすみません


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大変にお恥ずかしい話ながら、この建物の一部が、国立新美術館の別館として保存・公開されていることを、一昨日、帰宅するまで知りませんでした。

やはり予習は大事ですなぁ~。つくづく思います。小中学生の頃は、「予習が大事」と、言葉では知っていても実感はありませんでした。でも、ある程度年をとると、生活のあちこちで身に染みることが多いものです。

次に国立新美術館に行くときはしっかりと観てきます

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