新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

10月、上野が出雲になる…?

2012-09-30 18:10:37 | 美術館・博物館・アート

先日、東京国立博物館ニュース10・11月号が届きました(定期購読しています)。


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東京国立博物館(東博)では来週10月10日(祝)から特別展が二つ同時に始まります。


一つは平成館2階で、このご時世、ちぃとビミョー「日中国交正常化40周年」を冠して開催される「中国の王朝の至宝」(仮に中国で開催される日本関連の展覧会だったらキャンセルなんだろうな…)。


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もう一つは、「東京国立博物館140周年 古事記1300年・出雲大社大遷宮」と冠した「出雲―聖地の至宝―」


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当然ながら、「東京国立博物館ニュース 10・11月号」にもこの特別展の記事が載っていまして、私が注目したのはコチラ


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「AR巨大心殿体感アプリ 無料で配信中」なんだそうな


期間中、トーハク構内にそびえ立つ約48mの巨大神殿を体感できるアプリの配信がはじまりました。期間中、トーハクでアプリを立ちあげると巨大神殿が正門から本館に向かってそびえたちます。


だそうな

さっそく私のiPod touchにインストールしました


120930_1_05_2 このアプリ、


東京国立博物館の構内において高さ48mの巨大神殿が体験できるARアプリ(Android版、iPhone版、iPad版)です。


というもので、AR(Augmented Reality:拡張現実)の映像を写真にも撮れるのだとか

こりゃ楽しみです


ただ心配なのは、私のiPod touchコチラで書いたように、モバイル・ルーター経由でネットに接続するものですから、位置情報の把握がちぃと苦手…(iPod touchにはGPS機能が非搭載)

うまく「拡張現実」を作り出せるのか、ちょいと心配ではあります。


ちなみにこの二つの特別展、


特別展「中国 王朝の至宝」(2012年10月10日~12月24日)の観覧券で特別展「出雲-聖地の至宝-」(2012年10月10日~11月25日)もご覧いただけます(1枚につき一人1回限り)。


だそうで、友の会 会員パスポート利用者(私が該当)も、


今回は特例として「友の会 特別観覧券」1枚(パスポートの特別展入場スタンプ枠1つで)で特別展「中国 王朝の至宝」(平成館2F)と特別展「出雲 聖地の至宝」(本館1F特別5・4室)の2つの特別展をご覧いただけます(各1回限り)。


とな。うれしい


   


ところで、私、一度だけ出雲に行ったことがありまして、そのときのことはこちらでちらりと書きました。


せっかくですので、出雲大社周辺で撮った写真を載せておくことにします。


まず、一畑電車出雲大社前駅1930年に建てられたものだとか。


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ダダイスムの残り香を感じるのは私だけでしょうか?


こちらは、ド太い注連縄(しめなわ)で知られる拝殿


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そして、内陣を拝観することができた本殿(内部の写真は御法度でした


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そして、こちらは出雲大社に隣接する島根県立古代出雲博物館です。


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東博での特別展「出雲―聖地の至宝―」には、ここで観たものがいくつも出品されていそうな気がします。


「去年のゴールデン・ウイーク・スペシャル(前編)」でも書きましたように、島根県立古代出雲博物館の女性職員の制服が、ホント、ステキでした
東博での特別展にも出張してもらいたいッとまで思ったりして…

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「iOS6のマップ」でAppleが謝罪

2012-09-29 08:39:30 | ニュース

わたしが26日に「iOS6のマップのデキは想像を絶する」を書いたから、なんてことはあり得ませんがAppleの英語サイトに、「A Letter to Our Customers Regarding Maps」と題するTim Cook CEOのコメントが載りました。


120929_1_01 このことを伝える日経電子版の記事を引用しますと、


米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は28日、利用者から批判が相次いでいるスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)「iPhone(アイフォーン)」など向けの自社製地図アプリの不具合について、「大変申し訳ない」と謝罪した。
自社サイトに掲載した文章で、クック氏は「我々は地図を改善するためにあらゆる努力をしている」と弁明。その上で当面の対応として、米マイクロソフトなどの地図アプリをダウンロードして利用することや、米グーグルの地図サービスをブラウザー(閲覧ソフト)経由で利用することを勧めた


と、あるように、電車の「振替輸送」みなたいなことを勧めています。
痛恨ですなぁ~、屈辱ですなぁ~


ところで、この「Cook CEOのレター」Appleの英語サイトでは、HPの一番下に小さく載っている「Media Info」から「Apple Press Info」ページに行くと、「Additional Information」コーナーで読めるのですが、Appleの日本サイトでは、HPの一番下に小さく載っている「プレスリリース」から「Apple Press Info」ページに行っても、「Additional Information」に相当するコーナーがありません


謝罪と他社サービスの利用推奨は英語サイトだけか?


と思ったら、Exciteニュースによれば、


このメッセージは、アメリカ、イギリスそして日本の3ヶ国にだけ現在掲載されていて、日本は紹介されている地図アプリが異なっています。


ですと
確かに記事のリンク先には、


120929_1_02 代用に推奨されている地図アプリこそ英語版とは違うものの、日本語に翻訳された「レター」が載っています。
URL「http://www.apple.com/jp/」と、公式サイトです。


でも、直接リンク以外に、どうやったらトップページからこの「レター」にたどりつけるのでしょうか?


もしかすると、本家:英語サイトのURLの「apple.com/」の後ろにjp/直接入力すると日本語ページが表示されるのか…?


実際に試してみますと、「A Letter to Our Customers Regarding Maps」)の他、「Apple's Supplier Code of Conduct and 2012 Progress Report」)もこの方法で日本語版に行けますが、「Photo: Celebration of Steve Jobs' Life」はダメです(こんな具合)。
う~む


それにしても、日本語のトップページから素直にリンクを辿って行き着けなければ、公表したことにならないのではなかろうか…
わだかまりがのこるなぁ…

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iOS6のマップのデキは想像を絶する

2012-09-26 23:32:23 | ニュース

きょうの昼休み、モバイル・ルーターの電源を入れ、例の「なんちゃってiPhone」ことiPod touch(記事はこちら)を立ち上げると、


iOS6にアップグレードできます


というメッセージが表示されました。
iOS6といえば、iPhone 5と同時にリリースされた最新OSです
私のiPod touch (4G)でも使えるとは知りませんでした。


さっそくiOS6アップグレードすることにしました。
あの悪評紛々マップを試してみたいと思ったこともありましたし…。


ダウンロード&インストール作業が延々と続いたのち、私のiPod touchのOSがiOS6に入れ替わりました


で、マップを立ち上げると、これまでのGoogleマップと違ってかなり地味
なんだか街には道路しかないみたいデス


まず、話題の羽田空港を捜すと、、、、やはり、朝日新聞の記事に書かれているとおり、


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大王製紙になっていました
それでは、私が大好きなエリア、上野周辺をみてみましょうか。


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おぉ、変だ
東京国立博物館は正しい場所に表示されていますが、東京都美術館がある辺りにもう一つ謎の「国立博物館」が表示されていますし、国立科学博物館上野の森美術館全然違う場所に表示されています。
そして、国立西洋美術館東京文化会館、そして上野動物園に至っては、表示すらありません


正しい地図はこちら


<iframe width="540" scrolling="no" height="340" frameborder="0" src="http://local.google.co.jp/?ie=UTF8&amp;t=m&amp;brcurrent=3,0x60188e9d69aa599f:0xe99307b20e4a98f5,1&amp;ll=35.714932,139.773517&amp;spn=0.005924,0.011587&amp;z=16&amp;output=embed" marginwidth="0" marginheight="0"> </iframe>

大きな地図で見る


いったいAppleは、なんのつもりで、こんなお粗末極まりないアプリをリリース(それも標準搭載)したのでしょうかねぇ…

「この程度のミスがあってもAppleブランドは盤石だもんねなんておごりがあるんじゃなかろうか…


これじゃ地図としての用はなしません
せいぜい、飲み会話のネタとなるのが関の山でしょう。


Appleのマップ不出来は、日本に限った話ではないようで、不具合をすべて修正するまでどのくらいの工数がかかるのでしょうか

もしかして、Appleは「エンタメ・アプリ」としてマップを開発したのか?


ということで、iOS6へのアップグレード(ホントに「アップグレード」といえるのか、かなり疑問…)は心して決行しましょう


つづき:2012/09/29 「iOS6のマップ」でAppleが謝罪

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「うぉ~! 凄いゾ、東京駅!」のつづきのようなもの

2012-09-25 05:40:57 | タウンウオッチング

9月22日の深夜にアップした「うぉ~! 凄いゾ、東京駅!」のつづきのようなお話です。


「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」を2回楽しんだ私は、ほぼ1年半ぶりに東京駅丸の内北改札口を通って家路につきました。
久しぶりの丸の内北口は、、、、おぉっ


120925_1_01_3


広い…


私が通勤で丸の内北口を使い始めた頃は、既に東京駅の復原工事が佳境に入っていて、こちらの記事に書いたように、丸の内北口は、建設機械の排ガス臭いに満ちたグッチャグチャの状態でした。


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上の写真は2011年1月の様子で、そのまた上に載せた写真と同じ場所(向きは逆)とは思えません
こんなに広い場所だったんですねぇ…(ここで駅コンが開催されていた当時は、私にとってほとんど縁の無い駅でしたから)。


と、上を見上げると、新築当時のままに復原されたドームがあるはずなのですが…


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ありゃ…、ふさがれてます…


公式オープンの10月1日まで「おあずけ」ですか…
きのう、復原なった東京駅がマスコミに公開されたそうですけれど(読売の動画)、報道をみていると、やはり生で観なきゃねぇ…と思います。


それにしても、丸の内北口の内部は、イメージしていたよりも、かなり金属的です。
全貌を目の当たりにしたらどうなのでしょうか?
楽しみが一つ増えました

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「PCオーディオ」なるもの

2012-09-23 14:11:41 | 日記・エッセイ・コラム

最近、「PCオーディオ」なる言葉を目にします(こちらのサイトの説明が判りやすい)。
乱暴を承知で超要約すれば、「PCにデジタルデータとして貯め込んだ音源をアナログに変換して再生する」というもの。


もっとも手軽なのは、PCのソフト(iTunesとかWindows Media Player)を使ってCDをPCのHDDに取り入れて、それをPCの内蔵スピーカーで聴くこと。
これならば、お金を追加して払うことなく、「PCオーディオ」を楽しめます。
が、しかし、これではあまりにも音が貧相で、AMラジオ並みの音質で我慢するしかありません。


PCに外部スピーカーを接続すれば、2,000円程度のものであっても、音質は一気にグレードアップします。
私が使っているのは、こちら(PCの両脇に鎮座しています)


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YAMAHA YST-M7で、6年前に6,000円ちょっとで買いました。
このスピーカーをつなぐことで、PCの音はラジカセ並みにはなったと思います。


こいつを買ってしばらくして、「もし、PCをステレオセットにつないだら音質は劇的に改善するのではなかろうか?」と思い立ちました。
そこで、PCショップをハシゴして、PCとオーディオセットを接続する機器はないかと捜しました。
もちろん、PCのヘッドホン出力ミニプラグを差し込んで、RCAケーブルに接続する手が最も簡単ですが、これはちょっと…なので


そして見つけて、以来使っているのがこちらです。


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YAMAHAUSBオーディオインターフェイス「UW10」です。15,000円くらいした記憶がありますが、記録が残っていないため、定かなことは判りません…
この機器は、


パソコンとUSBケーブル1本で簡単に接続し、手軽に音楽が楽しめるUSBオーディオインターフェースです。デジタル/アナログ両方の入出力端子を装備。カセットテープ/レコードをはじめギターやボーカルなどのアナログソースから、CD/MDなどのデジタルソースまで高音質で録音ができます。 Windows/Macintosh両対応の付属ソフトウェアでオーディオデータの編集、音楽CD用データ/MP3への保存、更にMIDIデータのオーディオデータ化も実現します。


というものですが、私はそんな高度なことには使わず、PCUSB接続して、ヘッドホン出力から外部スピーカーへ、RCA出力からステレオセット(のアンプ)へそれぞれつないでいます。
写真ではRCA出力にケーブルが差し込まれていますが、この先は何にもつながっていません
また、光ケーブル出力は、何度かポータブルMDレコーダーにつないだことがあります。


さて、UW10を介してステレオセット(メインのスピーカーはこちら)から出てくる音はといいますと、さすがにPCの内蔵スピーカー外部アクティブスピーカーからの音とは比べものになりません


こんな具合に、iTunesで作ったプレイリストとか、シャッフルモードをステレオセットで楽しんでいた次第です。
ですから、「PCオーディオ」のことを調べてみると、基本的には私は数年前からやっていたことで、なぁ~んだ…でした。


ところが、更に「PCオーディオ」のことを調べてみると、ハード的には「PCオーディオ」の形が整っていたものの、ソフト的には根本的な問題を抱えていることが判りました。
それは、PC内に蓄えられている音源データ
もともと、PC内の音源データは、iPodに入れるか、風呂場用プレーヤー(記事はこちら)のためのものでしたから、その全部が「mp3」形式
つまり、データを通常なら支障ない範囲で圧縮した形で蓄えているわけです。
Wikipediaの記述によれば、


MP3は音声の周波数帯域幅では、極端な声質の劣化を伴わずに圧縮でき(ただし圧縮後の周波数特性やダイナミックレンジなどは原音のそれらと比較して極端に劣化している)、音声をデジタル化するために用いられた。後に(音声のみならず)音楽をCDなどの音源媒体からパーソナルコンピュータ(以下PC)のハードディスクドライブ(以下HDD)に取り込む用途で広く普及した。
MP3は音の聞こえ易さの違い(周波数ごとの最小可聴値)や大きな音が鳴った際に、その直前直後や近い周波数の小さな音が聞こえにくくなる現象(時間/周波数マスキング)等の人間の聴覚心理を利用した圧縮を行うため、エンコーダの実装(聴覚心理モデルの調整)次第で圧縮後の再生品質は大きく変化する。音声用途として開発されたため初期には音楽用途に用いるにエンコーダの性能が低く、特に聴覚心理モデルの調整が不十分だったため、一般的に用いられている128kbpsという圧縮率では無圧縮と比較して軽い音になるという印象が強く、音楽用途としてはそれほど評価は高くなかった。その後、VBRを採用したエンコーダの登場や聴覚心理モデルの改良が進むにつれ、音楽用途の評価も上昇していった。


とのこと。

近頃、CDを上回る情報量(=高音質になり得る)の音楽データを入手できるサイト(例えばこちら)が増えてきているというのに、CDより遙かに劣る音源しか蓄えていないのはです。


そこで、私のCDコレクションから選りすぐりのアルバムを、非圧縮の「WAV」形式で蓄え直すことにしました。

幸い、外付けHDDを買い換えて間もないこともあって(経緯はこちらの記事)HDDの空き容量はたっぷりありますから


このように、「CD並み」の音質は確保できる見込みはたったのですが、いわゆる「ハイレゾ」を楽しむには、USBオーディオインターフェイス「UW10」ネックになります。

というのも、「UW10」が対応しているサンプリング周波数「48/44.1/32kHz」なのですよ。

これでは「ハイレゾ音源」を購入しても、高量子化の恩恵には与れますが、サンプリングに関してはCDをちょい上回る程度で頭打ちになってしまいます。


これではつまりません


こんなことから、きのう、手頃な価格でUM10の結構上を行く機器(USB DAC)はなかろうかと、秋葉原をさ迷ったわけです。


10年振りくらいで歩く秋葉原は、私が知る秋葉原とはすっかり様相を変えていて、かなり面食らいましたが、電気街のDNAは確実に生き残っていて、陳列されている超高級オーディオの数々にのけぞったり、はたまたリスニング・ルームの防音工事の相談に乗ってくれるサービスにひれ伏したりと、短い時間ながらオーディオの世界のディープさに改めて恐れ入りました。


さて、結論を書きますと、これぞというのを見つけて、さっさと買ってしまいました


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ラトック「USB デジタルオーディオトランスポート RAL-2496-UT1」です

買値は25,000円でした。
ステレオミニプラグのヘッドホン出力対応ですので、UW10のときとほとんど同じ接続ができます。ただ、ステレオミニプラグの処理には一考の余地がありそうです。


こうして、私の「PCオーディオ・ライフ」は、新たな一歩を踏み出したのでありました。


ところで、「CDを持っているなら、わざわざPCにリッピングしないで、CDデッキで再生すればすむ話じゃないか」とお思いの方がいるかもしれません…。

アルバムを聴くためなら、私もそうだと思っていたのですが、CDをPCに落としてから聴くことには、音質の面でもメリットがあるのだそうです。

詳しくは日経のこちらのシリーズをご参照くださいませ(日経IDを持っていないと読めないみたいです…)。このシリーズは、非常に勉強になりました

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うぉ~! 凄いゾ、東京駅!

2012-09-23 00:51:13 | タウンウオッチング

今日(もう昨日になっていますが…)は14時過ぎから外出しまして、以下のルートを巡ってきました。


自宅⇒徒歩最寄り駅近くのラーメン屋⇒徒歩最寄り駅埼京線⇒赤羽駅⇒京浜東北線⇒秋葉原駅⇒買い物⇒秋葉原駅⇒総武線⇒両国駅⇒江戸東京博物館⇒両国駅⇒総武線秋葉原駅⇒山手線⇒東京駅⇒丸ノ内で見物⇒東京駅⇒京浜東北線⇒赤羽駅⇒埼京線⇒最寄り駅⇒徒歩⇒自宅


きょうの外出の目的は三つありまして、明日(9/23)で最終日を迎える「江戸東京博物館 開館20周年記念 二条城展」を観ること、オーディオ機器下見&物色すること、そして、復原工事の竣工間近い東京駅丸の内駅舎を観ることでした。



おわぁ、ナレーションはイッセー尾形(バックに流れるマーラーの5番 第4楽章もイイ…)


それはさておき、東京駅まで足を伸ばしたのは、「今週末、東京駅丸の内駅舎がライトアップされるらしい」というを聞きつけたから。
いかにもありそうな話ですので、久しぶりに夜の丸ノ内に出かけたというわけです。下調べもせずに…


で、私が東京駅に着いたのは19:00ちょい過ぎでした。

ライトアップされた東京駅丸の内駅舎を観るには、3年半前にこちらの写真(記事はこちら)を撮った


3年半前の東京駅


行幸通りかな?


それとも、こちらの写真を撮った(記事はこちら


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新丸ビルのテラスかな? などと考えながら、それよりもまず、一服せねばと、丸の内地下改札口の近くにある喫煙所に向かいました。
と、丸ノ内中央改札近くまで行くと、私が丸ノ内勤務をしていた頃には一部しか観られなかったレンガ造りの駅舎


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屋根の縁を飾る銅板がキラキラしてます
あれ? これって、、、


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煙突ですか?
ここまで「復原」するかぁ~と感心しながら階段を降り、丸の内地下改札口を出ますと、動輪広場にこれまたときめくディスプレイが


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思わず感嘆の声を上げてしまった私でございました。


   


さて、一服しながら「ライトアップされた東京駅丸の内駅舎」をどこで見物するべきかを検討した私、出した結論は、駅舎を正面から眺められる行幸通りでした。

勝手知ったる丸ノ内、私は地下通路をすたすたと歩き、行幸通り真下の相変わらず閑散とした通路から地上へと出ました。


と、人がいっぱいいます
そして、肝心の東京駅丸の内駅舎は、、、真っ暗…


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これだけ大勢の人たち行幸通りの中央分離帯に集まっているなんて、初めて見ました
かつての勤務先が入っているビル避難訓練のとき(避難先がこの中央分離帯でした)だって、これほど人はいませんでしたぞ


ふと気がつくと、丸ビル前の歩道にもむちゃくちゃ多くの人が集まって、東京駅の方を見つめています。
このとき、時刻は19:25頃でしたから、おそらく19:30を期してライトアップが始まるに違いない と確信しました。


かくして、19:30をちょい過ぎた頃、それまで真っ暗だった駅舎の窓にポツポツと灯りが入り始めました。


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いよいよ点灯の時間か と思ったら、、、、


始まったのは、単なるライトアップではありませんでした。


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駅舎に蒸気機関車動輪が現れたかと思うと、駅舎全体がグニョグニョ動くは(そう見えました)、駅舎が骨組みになってゾワゾワとレンガが積み上げられるは、駅舎からラッパが飛び出してくるはと、まさしくイリュージョンの世界


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そう、2年前の夏、奈良国立博物館で観たアレを、


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もっと派手に、かつ、流麗に、かつ、3Dっぽくした映像と音の波でした

奈良で観たのも凄かったですけれど、今夜東京駅で観たのは、それに輪を三重にかけたくらいお見事でした


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もう一枚


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いやぁ~、綺麗だった そして、楽しかった

予期していなかったものですから、なお一層、衝撃は強烈でした。


帰りの電車の中で「なんちゃってiPhone」JR東日本のHPを見ますと、9月11日に「東京駅丸の内駅舎保存・復原 完成記念イベント 『TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-』の開催について」というリリースを出していたんですなぁ。

私としたことが…


   


リリースにあるように、このイベントは、今夜(9/23夜)も行われるようです。
興味を持ち、そして時空に余裕のある方はお出かけくださいませ


ここで、今夜出かけようとお思いの皆さんにご注意を。


リリースでは、上映開始時間「20:00/20:20/20:40」としていますが、私は19:30から20:05からの2回観ました。
「上映開始時間」には小さからぬ誤差がありそうです。


もう一つは、できる限り真正面から観た方がよろしいってこと。

私、2回目は丸の内北口の辺りで観たのですが、正面から観るのに比べるとかなりハンデがあります


120922_1_12


「見た目」だけでなく、音響の面でもかなり劣ります。

距離が遠くなっても、私が1回目を観た「行幸通りの中央分離帯」betterだと思いました。


ご参考になれば幸いです


【追記】今朝になって知ったことには、昨夜のイベントはあまりの人出の多さに、20:00からの予定を30分繰り上げて19:30にスタート、そして、ますますの混雑のために、2回目の上映で打ち切りになったのだとか。


朝日新聞の記事によれば、


 同社(JR東日本)によるとショーは午後7時半に開始。増え続けた観客が駅舎前広場から路上にあふれたため、3回の上映予定を2回で打ち切った。同社は6千人の人出を想定したが、実際は1万人を超えたという。
 駅舎の復元完成を祝い、駅や鉄道の歴史にちなんだCG映像を投影する10分間のショーで、22、23日の午後8時から1日3回の上映を予定。22日は観客の集まりが早く、開演を30分繰り上げていた。


だとか。


当初の予定を知らずに出かけた私は2回もショーを楽しめて、しっかりと準備して20:20又は20:40からの上映を観に行った人はあえなく空振りに終わるとは…
なかなかうまくいかないものですなぁ。


下の映像はYouTubeにアップされていた「プレス公開」のときのものだそうです。



これを観たら生で観たくなりませんか? (2012/09/23 08:00)


タイトルどおり:2012/09/25 「うぉ~! 凄いゾ、東京駅!」のつづきのようなもの
 

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右から?左から?

2012-09-21 22:41:39 | 日記・エッセイ・コラム

先日の帰り道、環八中の橋交差点で信号待ちをしていたときのこと。
隣の車線で信号待ちするトラックに目が止まりました。
そのトラックのドアには、会社名の他、住所電話番号が書かれていました。


私は内側の車線に停まっていましたので、見えたのはトラックの運転席側のドアで、こんな風に書かれていました(すべて架空の社名・住所・電話番号です)。


   平 和 社 会 式 株
1-2345右左字大下上町後前県昔今
     012-345-6789


基本的に、クルマの前から後ろの方向に読むように書かれているんですな。
でも、電話番号は普通に左から右へと書かれています。


ここで疑問が浮かびました。
会社名は「株式会社 和平」、住所は「今昔県前後町上下大字左右」と判るにしても、番地は次のどれなのでしょうか?


1) 5432-1 (住所と同じく右⇒左)
2) 1-2345 (電話番号と同じく左⇒右)

3) 2345-1 (番地と枝番の並びは右⇒左、それぞれの数字は左⇒右)


どの可能性もあります
そのときは、桁数からしても「3) 2345-1」の「可能性高し」と思いました。


そして、帰宅して、覚えていた会社名をもとにネットで調べてみますと、くだんの会社はすぐに見つかりました

町村合併で微妙に住所が変わっていましたが番地の正解は、


3) 2345-1


でした


いやはや、右から左あり、左から右ありと、なんともややこしい
そもそも、クルマに住所をフルに書く必要があるのでしょうかねぇ…
「落とし物」になったときに届けてもらおう、、、、なんてことがあるはずもないし…


ちょいと視点を変えて、このトラックの運転席側のドア会社名だけが、


平 和 ㈱


と書かれていたとしたら、この会社の名前は何でしょうか?


1) 平 和 ㈱
2) ㈱ 和 平


どちらの可能性もあります
ますますややこしくなって、助手席側のドアを確かめたくなりますぞ


つまらない話で失礼しました

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自動車保険がまたまたまた高くなった

2012-09-20 05:51:48 | 日記・エッセイ・コラム

ふと、自動車保険満期が近づいていることを思い出しました
だいぶ前に更新書類が届いていたのですが、「そのうちに…」と思っていたところ、わぉ満期まで1か月を切っていた


ということで、更新書類を取りだして、「前年同等条件」だと保険料はどうなるだろうか?と見てみました。ここ3年、(記事はこちらこちらこちら)「前年同等条件」なのに、保険料が上がり続けていましたから…。


すると、、、


120920_1_01 現在の契約が39,050円なのに対して、今度の保険料は、、、41,410円ですと


また上がったぁ~


なんで上がる?


更新書類からごそごそ捜して見つけた書類によれば、


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団体扱割引率が、昨年の27.5%から25%に下がったのだそうな


がぁ~ん です。


団体扱割引率」は、去年の更新の時に前年度の30%から27.5%に下がり、今回は更に25%に下がるとな


走行中の飛び石によるガラスの破損の取り扱いの変更(これまで保険を使っても等級は変わらなかったのに、今後は等級が下がる)などの条件面での「悪化(劣化)」に加えて、「団体扱割引率」まで下がるとは…

お~い、「団体扱」の同志諸君、どうしたんだぁ~ です、まったく


でも、自動車保険には入っておかなきゃ精神的に超不健康ですし、値上げを呑み込んで継続するしかありません。


あ~あ…であります。

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ひたすら踏んづけられる邪鬼たちに注目

2012-09-19 05:38:54 | 美術館・博物館・アート

仏さんにはヒエラルキーがあるそうで、上から「如来」⇒「菩薩」⇒「明王」⇒「」と続きます。

このうち、「天(天部)」には、「○○天」の名を持つ仏さんたちの他に、八部衆(興福寺のサイトにリンク)十二神将(新薬師寺のサイトにリンク)なんかも含まれるようです。
「○○天」の名を持つ仏さんたちには、毘沙門天とか帝釈天とか弁財天とか吉祥天とか、ピンで崇め奉られる仏さんがいる一方で、八部衆十二神将と同様、ユニットを組んでいる「四天王」がいます。
この持国天(東)、増長天(南)、広目天(西)、多聞天(北)の4人で構成される四天王、決まって足下に邪鬼を踏みしめています。
凜々しいお姿の四天王を鑑賞するのも楽しいですが、踏みしめられている邪鬼を鑑賞するのも楽しいものです。

今、東京国立博物館(東博)本館1階・11室(彫刻)には、どこにあったものやら不明四天王が、これまたどこにあったものやら不明阿弥陀如来の周りに配されて、その任務に当たっています。
この四天王(鎌倉時代・14世紀、文化庁所有)が、その足下の邪鬼ともども、かなりステキ
完全に「ご本尊」見立阿弥陀如来坐像(平安時代・12世紀)を喰っています

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まず、多聞天

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次に持国天

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次は、増長天

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そして、最後は広目天

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広目天のお顔が素晴らしいので、アップも載っけておきましょう

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東大寺戒壇堂四天王なんかと比べたら、小振りの四天王ですが、いかにも鎌倉時代作らしい躍動感にあふれた逸品だと思います。

それじゃ、次に、四天王に踏みつけられている邪鬼、いわゆる「天邪鬼(あまのじゃく)」に注目してみましょうか。

多聞天の相棒がこちら

 

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声も出ないって感じ。

持国天の邪鬼は、

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何がなにやら判りません…
角度が悪くて申しわけありません

増長天の邪鬼はといいますと、、、

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これは痛そう

一方、四天王の知性派、広目天の邪鬼は、、、

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う~む、、、4匹(って数えるのか?)の中では、比較的楽そうな気がしますナ。

だからどうした と聞かれても、なんとも答えがたくて…
まぁ、こんな楽しみ方もありますヨってことでご勘弁を

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日中関係、日韓関係のこと

2012-09-18 05:38:28 | ニュース

政権交代やら解散総選挙を控えて、日中関係・日韓関係やっかいなことになっています。


もう1か月くらい前になるでしょうか、毎朝(金曜日を除く)、通勤のクルマの中で聞いているTOKYO FM「中西哲夫のクロノス」で、領土問題について姜尚中さんが話されていました。
その内容は、概略、


領土問題は理屈では解決できない
経緯はどうあれ、実効支配している方が優位に立っている。
優位に立っている方は自分から先に動く必要はない。相手が出てくれば、それを追い払うだけで良い。
逆に、劣勢に立っている方は、常に問題を顕在化させて、相手に意識させておく必要がある。


というもので、私も、確かにそんなものかもしれないなと思いました。
この弁でいえば、日本が実効支配している尖閣諸島では、日本の巡視艇に体当たりした漁船の乗組員や上陸した「活動家」たちとさっさと強制退去させてお茶をにごしてしまった日本政府のやり方は手ぬるかったし、実効支配している側のロシアのメドベージェフ首相(彼とプーチン大統領の関係が、大阪の橋下市長と松井知事との関係にダブって見える…)が国後島に上陸したり、韓国の李明博大統領竹島に上陸したのは、余計な波風を立てる愚行と言えるのでしょう。


それにしても、この領土問題、落としどころがどこにあるのか、さっぱり判らなくなってきました。


ただ、日本の外交官のクルマを襲って国旗を奪ったり日系の工場を焼き討ちしたり、日系のお店を略奪したり、日本料理店を破壊したりする「愛国青年」たち、そんな野蛮きわまりない行為中国の国際的な地位を貶めていることに気がつかないものでしょうかと疑問におもいます。
まぁ、中国がその程度の国だと言ってしまえば元も子もありませんけれど…


そんなおり、ちょくちょく覗いているサイト、サーチナでこんな記事を見つけました。
「【中国BBS】中国で報じられない暴徒化した反日デモ、中国の声は」と題する記事によれば、


 週末にかけて中国全土で発生した反日デモの様子について、中国国内の報道では暴徒化した様子は報道されていない。トヨタのディーラーやパナソニックの工場で放火や破壊行為が発生したほか、ジャスコや平和堂などのスーパーでは略奪行為も多数発生した。
 中国では理性的なデモを行うよう呼びかけつつ、報道規制が行われているが、スレ主は、破壊行為の様子について写真入りで紹介し、日本メディアの報道を見て恐ろしくなったと述べたところ、中国のネットユーザーから次のようなコメントが寄せられた。

・「これは3代続く金家の統治下で反米を叫ぶ朝鮮人よりもアホだな」
・「一部の中国人の“高い民度”には本当に吐き気がする
・「愚かな暴徒、これこそ中国の非劇だ。内部での混乱を日本人がもっとも望んでいることなのに!これが愛国と言えるか?中国人よ、目を覚ましてくれ!」

  このように、暴徒化したことに対しては非難するコメントが比較的多かった。しかし、スレ主は日本メディアの報道をソースにしているため、「これ中国では見られないんだど」、「日本の宣伝を信じるのか?」、「この写真は日本人によるでっち上げだろ」といった反論もあった。


だそうな
暴徒化したデモ隊の暴挙を日本のTV報道で見ていると、中国全土・中国人全体が目を三角にしているのかと思いきや、結構冷静な中国国民も少なからずいるようです。


こりゃ。お互い、冷静にならなくてはなりませんな。
日本のマスコミも、事実は事実として伝えるとしても、憎悪を煽るような報道は控えていただきたいものです。もちろん、国民を統制するつもりで報道を制御している(つもりの)中国政府のやり方には危険な臭い「中国にとって」危険です)を感じます


ところで、あす水曜日、勤務先に中国からのご一行がやって来る予定なのですが、ホントに来るのか?

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