昨日のブログ(こちら)で予告したとおり、上野に行ってきました。ちゃんと財布を持って…
私は、上野駅の公園口を出て東博に行くときは、もっぱら東京文化会館の横を動物園の方に向かって歩き、国立西洋美術館の西角を右折し、国立科学博物館(科博)の前を通るルートを使っています。
でも、2日連続で同じルートを通るのもしゃくに障る(?)ので、昨日は東京文化会館前の横断歩道を渡ると、そのまま右に曲がり、車道に沿って進み、科博の裏手を過ぎて寛永寺輪王殿前の角を左折するルートをとりました。
右の写真は、科博の裏に陳列されているラムダロケット用ランチャー(発射台)です。これはJRの電車からもよく見えます。もしかすると、「わぉっ ミサイルだ
」などと勘違する人がいるかもしれません。
ちなみに、ラムダ(L)ロケットはこちらにありますように、日本最初の人工衛星おおすみを打ち上げた記念すべきロケットです。
また、この展示の「主役」は、ロケットではなくて、ランチャーの方だったのは、この記事を書く過程で知りました。撮った写真を見ると、ロケットにはおおすみを宇宙に運んだロケットの名前「L-4S-5」が書かれていました。つまり、模型です(当然、実物は太平洋の海底で眠っているはず)。一方、ランチャー(発射台)の方は、実際に使われた本物のようです。
こちらの写真は、重要文化財に指定されている旧寛永寺本坊表門。
調べたところによりますと、もともとこの門は、現在の東博本館の辺りにあった寛永寺本坊の正門だったそうで、1868年の上野戦争で上野の山全体(≒旧寛永寺)が戦火に包まれた時に唯一残ったものらしいです。
そういえば、上野(≒旧寛永寺)のことは11/27の記事(こちら)で触れたブラタモリが10/8放送の第2回で取り上げていましたっけねぇ。
順不同になりますが、下の写真は、東博の庭園から道路越しに見た厳有院霊廟勅額門。
徳川幕府 第四代将軍 家綱公の霊廟の門らしいです。「らしいです」と、かなり無責任な書き方ですが、帰宅して色々調べた結果ですのでご容赦ください。
まぁ、それはともかく、いつもと違う風景を眺めながら東博に到着
こんどはしっかりと財布を持ってきていまして(これが当たり前)、平常展チケット
(600円)を無事に購入できました
もしかすると、このチケットで東博に入場したのは初めてかもしれません。これまでは、もっぱら企画展の入場券で東博の「平常展」(な~んか、変な感覚…)を観ていましたから…。
さぁ、これで大手を振って、懸案(?)の「皇室の名宝 2期」の「特別関連展示」(平常展のチケットで観られるはずと突撃したところ、案の上
でした)へ行くぞぉ
、、、、とならないんですな、これが…
実は、年に2回の「庭園公開」が行われていまして、今年秋の公開は昨日(11/29)が最終日。
こりゃ、拝見させてもらわないともったいないでしょ。
って、私、東博の庭園は本館から眺めたことはありましたが、庭園を散策したことは、これまで一度もありませんでした。
なにせ年に60日間くらいしかチャンスはないのですからねぇ。
なかなかタイミングが合わなくて・・・。
そんなわけで、まずは庭園の散策に出発
と、ここで小休止をいただきます。
つづき:09/12/01 2週連続かつ2日連続の東京国立博物館(その1)