わずか5カ所・6公演のプレミアム・ツアー、MISIA 星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversityのファイナルの日がやってまいりました。
大阪の天気も良さそうで、よかった、よかった。
が、ちょいとっつうか、かなぁ~り暑そうですな。こりゃ、心して出かけねば
昨日の昼休み、ちょいとこのブログへのアクセス状況を覗いてみますと、、、、うぉっ、12時台から急に盛り上がってる
何事? と、じっくり見てみると、、、おぉぉ…、★VIの公式ブログ(この記事)が、私のブログの一昨日の記事「大阪遠征に向けて」にリンクを貼ってくれているではありませんか
なんとも、まぁ、光栄なことでありまするぅ
と、気分良く帰宅した私(仕事もとりあえずメドがついた)でしたが、ふと不安に思うことが…。
一昨日、大阪遠征に備えて、ひんやりシートと虫除けスプレーを買ったのですが、液体の虫除けスプレーを持って飛行機に乗れるのだろうか? ということです。
そこで、航空会社のサイトで調べてみると、、、、
「エタノールなどの引火性液体が含まれるもの」は、機内への持ち込み預託もダメとな。
でもって、私が買ってきた虫除けスプレーの成分はといいますと…、
がぁ~ん デス。
しっかと、飛行機では御法度のエタノールが含まれています(っつうか、主成分がエタノール)
せっかく準備したのに… ジェルタイプか、シートタイプにしておけば良かった…。
仕方ありません。虫除けグッズは大阪に着いてから調達することにします。
気を取り直して…。
右の写真は何だと思います? 今回、★VIファイナルに持ち込むつもりのものです。
パソコン・ソフトのパッケージからひょいと伸びた棒…。
お気づきかと思いますが、大阪への輸送(?)に備えて梱包された「徒然煙草かざぐるま5号」です。
こちらの記事で書いたように、
大阪に持って行く際(往路は飛行機)、いかに壊れないようにするか
を考えた結果が、これです。
羽根が箱の内側に触れないように、支柱(割り箸)を箱の内側にテープで貼り付けてあります。
かさばるのが難点ですが、まさかむき出しのかざぐるまを持って飛行機に乗るわけにはいかないでしょう(予想される周りの視線が怖い…)。
これを預託荷物に入れるか、手回り品として機内に持ち込むかは直前に判断するつもりです(ちなみに徒然煙草かざぐるま5号には金属を一切使っていません)。
さて、そろそろ出発準備の追い込みに入りますかぁ
昨夜、もう9時も過ぎた頃、某宅配屋さんから電話が入りました。
曰く、「リズメディアさんから代引きのお荷物が届いています。これからお届けしてよろしいでしょうか?」とな
はて? このタイミングでリズから代引き荷物?
ここで時と場所は、MISIA星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversityの河口湖公演2日目が開催された7月11日の河口湖ステラシアター(記事はこちら)に飛びます。
私は会場に着くと、まずはグッズ売り場に向かいました。こちらで書きましたように、バスタオルとSing with me! マスコットキーホルダーのVer.2とVer.3を買おうと思っていたのです(マフラータオルは検討の結果、購入見送り)。
ところが、私が買おうと思っていたグッズは、すべて売り切れ
まだ開演2時間前だというのに…デス
しかも、ショックはこれで終わりませんでした。
開場時刻が近づいて、ステラシアターの周りで和んでいた人たちがいったんエリア外に退去させられて、行列を作って入場を待っていた時のこと。
私の前に並んでいた人のバッグにぶら下がっていたのは…
CLUB MSA会員限定のSing with me! マスコットキーホルダーのVer.1ではありませぬかぁ
おりょ? もう届いている人がいるんだ…。うちはまだだぞ
なんて、まだ鷹揚に構えておりました、このときは。
ところが、再入場したエリア内でお話しした、私のふるさと近くに居住されている某氏(いつもお手製の絵はがきをありがとうございます)によれば、彼と、同じくCLUB MSA会員の奥様が、見事、申し込み分すべて当籤だったのだとか。
ということは、私が申し込んだSing with me! マスコットキーホルダーのVer.1は、配送が遅いのではなく、単に外れたということか?
ということで、私は星空のライヴVIのグッズとの縁がなかったものとあきらめていたのでございました。
そして、時と場所は、昨夜の自宅に戻ります。
「代引きのお荷物」が何かはおおよそ想像がついていました。増産するという話でしたし…。
で、電話から10分も経たないうちに、荷物が届きました。開けてみますと、、、、
おぉ~、予想どおり、Sing with me! マスコットキーホルダーのVer.1でしたぁ~
いやぁ~、写真で見る以上にCuteなキーホルダーだぁ
どうやら、大阪遠征を控えて、運が巡ってきたようです
通常、私は国内旅行の時は、持って行くモノのチェックリストをつくることはありません。
洗面所の引き出しには「外泊用グルーミングセット(ケータイやiPodの充電キット入り)」が入っているし、モバイルPCの「身の回り品」も袋詰めになっています。
あとは、出発前夜に、泊数にあわせて着替えをバコバコとバッグに詰めるだけです。
国内ならば、いざとなれったら、ほとんどのものは旅行先で入手可能ですしね。
そういえば、デジカメにメモリーカードを入れずに出発したことがありましたっけ…(こちらをご参照方)
でも、さすがに海外への旅行や出張ともなれば、ネットやガイドブックで調べて、チェックリストをつくっています。
例えば、1週間を超える欧州出張の時(例のトイレ閉じ込められ事件が発生した出張)には、こんなチェックリストをつくりました。
「そこまでしなくても…」と思う人もいらっしゃるでしょうが、海外に行くときには結構重要だと思っています。なにせ、生涯最初の海外主張の時、大事なモノをカバンに詰め忘れて、かなり焦った経験がありますから(いつかこのブログで顛末を書きますネ)。
で、今回の大阪遠征にあたって、チェックリストをつくることにしました。
きっかけは、MISIA星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversityの公式ツアーブログに載ったこの記事です。
こうして「持ちもの(の参考)」を並べられると、ド真夏の野外ライヴだけに、いつもとは違う携行品が必要になりそうです。例えば、「徒然煙草かざぐるま5号」とか…
そんなわけで、「携行品チェックリスト for ★VI in 舞洲」を作ろうと思っています。
ところで、MISIA星空のライヴVI 舞洲公演の会場に向かうシャトルバス(こちらの記事をご参照方)の発着場になっている地下鉄コスモスクエア駅のひとつ隣のトレードセンター前駅前の施設で、こんなイベントが行われることを同僚から教えていただきました。
かなぁ~り、興味津々です
行きたい気持ちが超盛り上がりな一方で、福島区内のホテルへのチェックインが15:00で、舞洲スラッジセンター(外観だけ)を見に行って、MISIAのライヴが18:00開演で、、、と、かなりタイトなスケジュールになります。
う~む…です。
もう少し考えることにします。
結末は…:2010/08/03 無事に帰ってきました
7月25日の記事「スウィンギン・ロンドン 50's―60's」のつづきです。
埼玉県立近代美術館(MOMAS)の常設展「MOMASコレクション」もなかなか見どころがありました。
今回の常設展「MOMASコレクションII」(期間は7月17日~10月17日。出展リストはこちら)のうち、常設展示室内の展示は、
1. 光と風の贈り物
2. 天空の彼方へ
3. 美術館物語:すわってみる・さわってみる
4. 陶芸の前衛運動から
の4部構成。
いずれも、何度かMOMASで観たことのある作品がほとんどでしたけれど、改めて楽しめました。
特に、「3. 美術館物語:すわってみる・さわってみる」は、日頃は館内のあちこちに置かれて来館者のお尻を受け止めているMOMAS自慢の「椅子コレクション」の一部が、展示室に「展示」されていて、おすまししているような椅子たちがほほえましかった…。
しかも、ごく一部の作品を除いて、いつものように座ることもできます。
まず座ってみたのは、チャールズ・レニー・マッキントッシュの「ヒルハウスI」(右の写真は今年1月に撮影したもの)。
かなり知られたおしゃれな椅子ですが、実際に座ってみるとどうでしょうか? 一見、かなり座りづらそうですが…。
が、しかし、思ったほど座り心地は悪くありませんでした。否応もなく、背筋がピンと伸びて、姿勢の悪い人にこそふさわしい椅子かもしれません。
もうひとつ、座り心地が独特だったのがみかんぐみの「かみかんかぐ」でした。
紙製の筒(紙管=かみかん)を編み物のように組み合わせた椅子で、座ると、ギシギシときしみます。
つぶれてしまうのではないかと、ちょいと不安ですが、適度なクッションが効いていて、慣れるとかなり良いかもしれません。
ちなみに、このキットはみかんぐみのサイトから通販で購入可能です。お値段は税込み10,500円。マッキントッシュの「ヒルハウス」よりはかなりお安いですヨ
もう一点、田中敏溥の「Bin.Chair/ベニヤ型抜きキットチェア」も目を惹きました。
一枚のベニヤ板から切り出されたパーツで構成されている椅子なわけですが、椅子そのものよりも、全パーツが1枚のベニヤ板になっている状態を観るのが楽しい私であります。
残念ながら「マリリン」は、この展示室には無く、いつもの職場(下の写真)でご活躍だったもようです。
この他、「4. 陶芸の前衛運動から」では、林秀行の「夢見る野鼠」の前でしばし足を止めました。
2つの磁器製の塊にしか見えないけれど、「夢見る野鼠」という作品名を頼りにジトーっと見入ると(裸眼で立体画像を形づくろうとする時と似た感覚)、「夢見る野鼠」の胴体と頭に思えないわけでもない…。
もしかすると、この日一番見入った作品だったかもしれません。
いつ出かけても楽しいMOMASでありますよ。
首位讀賣に0.5ゲーム差の2位で「オールスターゲーム休み」に突入した我がタイガース、きょう自らの試合結果と、讀賣の試合結果によっては、久しぶりの首位に立てる状況でした。
そして、まずは、きょうの甲子園での阪神vs横浜の試合結果。
勝ちましたぁ~
そして、
ということは、、、
ついに、首位ぃ~
タイガースが首位に立つのは、5月2日以来のこと。
この時は、2位の讀賣と「ゲーム差なし」で、すぐ翌日にはひっくり返されてしまったのだけれど…
今度は、このままシーズン最後まで「定位置」としてもらいたいものです。
惜しむらくは、きょう、私は「夜のお仕事」があって、TV中継を観られなかったこと…。この辺り、間が悪ぅございまする…
昨日の出がけ、ふと思い出したことがありました。
去る6月20日の記事「『オルセー美術館展2010』にはもう一度行こうかな…」の最後に、
あ、そうだ 三菱一号館美術館で開催中の「マネとモダン・パリ」(入場料がオルセー美術館展と同じ1,500円っつうのはどうか…)に出かけて、ベルト・モリゾちゃんにも再会しなくては
と書いた「マネとモダン・パリ」展は、いつまでだっけ? ということ。
さっそく、財布に入れたままにしていた割引券を取り出してチェックしました。と、、、、
「7/25(日)」までデスとな
あ"~! 何ということかぁっ! 前日で終わっていたぁっ!
会場の三菱一号館美術館までは、私の職場から徒歩10分ほどだし、開館時間も水・木・金曜日は20:00までだし、いつでも余裕で行ける、だけど、休日に職場近くまで来るのはイヤだ なんて先延ばし続けているうちに、会期が終了してしまいました…
「余裕があると思っているうちに機会を逃す」なんて、処世訓になりそうなできごとですなぁ、まったく…。いまさら、そんな教訓なんて要らないのに…。
でも、「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」は、いつかオルセー美術館に行って観れば良いし…なんてのは冗談としても、私は一度、生で観ていますから…。
2007年1月末~4月初に東京都美術館で開催された「オルセー美術館展」で観てきておりました。
ただねぇ~、この時は例によって凄い観客数で、「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」にはほとんど近づけませんでした。だから、それほど混まないであろうと勝手に予測していた三菱一号館美術館での「マネとモダン・パリ」展には期待していたんですけどねぇ~。ふ~~、デス。
こんなんじゃいけない、ということで、行きたいと思っている展覧会のたぐいの会期を改めてチェックしておきましょう。
まず、「もう一度行こうかな…」と思っている国立新美術館の「オルセー美術館展2010『ポスト印象派』」が8月16日まで。おおっと、夏の帰省前に行かねば って、週末に限ればワン・チャンスしかないゾ
次に、JAXAiでの「はやぶさカプセル等の展示」が8月15~19日。
そして、ジョン・レノン・ミュージアム(JLM)の「ジョンとヨーコ 新たなる出発 "STARTING OVER"」展、っつうか、JLM自体の存続自体が9月30日まで。
こうして並べてみると(予期しない割り込みがあるかもしれない…)、ちょっとタイトな日程になりそうですな。
加えて、今週末の大阪遠征では、国立国際美術館の「横尾忠則全ポスター」展、奈良博、今年3月に改装なった興福寺国宝館、に照準を合わせていて、さらには京博の「没後200年記念 上田秋成」展をどうしようか思案中です。
欲張りすぎですかねぇ…
昨夜、帰宅すると、埼玉県立近代美術館(MOMAS)からfam's(美術館フレンド)の新しい会員証が届いていました。
同封されていたMOMASのニューズ・レター「ZOCALO(ソカロ)」に、こんなのが載っていました。
一人なのに「メン」はどうかと思いますが、なかなかの商品です。
私の今年のエイプリル・フール・ネタを思い出しますしネ(記事はこちら)
今日は「土用の丑の日」、「土曜の牛の日」ではありません。
「土用の丑の日」と言えば「うなぎの日」ですが、その前に、「土用」と「丑」の話から。
「土用」というのは、二十四節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの直前18日間の時期です。現在(っつうか江戸時代末期に採用された天保暦以降)では、太陽の運行(=地球の運行)を基準にして(二十四節気も同じ)、春は太陽黄経が27°、夏は同117°、秋は207°、冬は297°にそれぞれ達した日から「立春」「立夏」「立秋」「立夏」までが「土用」になっています。
ということは、「土用」は年4回あるわけです。それなのに、「土用」と言えば、今の時期(「立秋」前、7月下旬~8月上旬)しか思い浮かばないのでしょうか?
勝手に想像するに、「土用の丑の日」と「土用波(沖合の台風の影響で海岸に押し寄せる大波)」、とりわけ前者の功績が大きいのではなかろうか?
土用と同じく、年に4回ある「節分」(「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日)が、豆まきをする「立春」前日(こちらで書きましたっけ…)ばかりがイメージされるのと似た状況かもしれません。
一方の「丑」は、十二支の「丑」です。年に十二支が割り振られていると同様、日にも十二支が割り振られていて、当然ながら12日間で一回りします。
ということで、「土用の丑の日」は、「土用の期間中の丑の日」という意味なわけです。
ここで気になるのは、土用が約18日間あって、「丑の日」が12日間隔ですから、「土用の丑の日」が2回ある年と1回しかない年があるはず。実際、今年は1日だけですが、昨年&一昨年には「土用の丑の日」が2回あって、来年以降も「土用の丑の日」が2回ある年と1回しかない年がほぼ1年おきにやってきます。
ようやく「土用の丑の日」と「うなぎ」の話にたどり着きました。
夏を迎えて売り上げ減に悩む(夏になればうなぎから脂が落ちるのは当然の話で、旬ではないのは明らかです)うなぎ屋から相談を受けた平賀源内先生が、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という言い伝えを元に、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることをアドバイスして以降、土用の丑の日にうなぎを食べる風習が生まれたという説はよく知られるところです。
詳しくは、ちょくちょく覗かせていただいている「こよみのページ」のコラムをご参照ください。
ところで、旧浦和市のシンボルマークはこんなモノでした。
市制施行60周年を記念して1994年に制定されたもので、うらわの「う」と「人の姿」をデザイン化したものだそうですが、私にはうなぎの「う」に見えて仕方がありませんでした。
なにせ、うなぎは浦和の名物で、こんな石像が何カ所にも置かれているくらいなのですから(写真は別所沼公園にあったもの)。
きょう、うなぎ屋さんはまさしく書き入れ時の大忙しになるでしょう。
そんな混んだうなぎ屋に行ってうなぎを食べるのは、ちょいと私の性分に合いません。
うなぎは明日以降にとっておいて、きょうは、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という言い伝えを信じて、うどん、牛丼、薄焼き卵の乗っかった冷やし中華あたりを食べることにしましょうかねぇ。
去る「海の日」(7月19日)、冗談ではない猛暑の中、埼玉県立近代美術館(MOMAS)で開催中の企画展「スウィンギン・ロンドン 50's―60's ミニスカート・ロック・ベスパ―狂騒のポップカルチャー」を観てきました。
先月6日の記事「埼玉県立近代美術館の次の企画展は…」で、
行くしかないっ て感じ
と書いたことですし、やはり行くしかないっ でしょう。
MOMASのある北浦和公演の入口の掲示板には、こんなポスターが、、、、、って、これはポスターではなく、展覧会のフライヤー(6月6日の記事で紹介した12インチ・レコード・サイズのモノ)を3枚×2枚、表裏を互い違いに貼ってあるだけではありませんか
おぉ、POPですなぁ。
また、美術館前のやや小ぶりの掲示板には、
と、同じフライヤーが(2+1/2)枚×3/4枚並べて貼られていました。
もしかして、ポスターの制作費をケチったのでしょうか?
でも、こんな凝ったフライヤーを作れば、それを活用しない手はないと思います。
MOMASの館内に入りますと、1階の階段手前のスペースに最初の展示物がありました。
ロータス・エリート(1963年製)です。世界初のオールFRPモノコック構造だそうで、いかにもそれっぽい、ヌメヌメした感じが斬新です。当時も今も、まちなかを走れば相当目立ちそうです。でも、ぶつけて、ボディーが凹んだり割れたりしたら、修理はこれまた大変そう…。
さて、2階の企画展示室に向かおうとすると、展示室の場所を示す掲示が目に入りました。
これまたデザインといい色使いといい、POPです
すでにここまで結構楽しんでいましたが、ここでようやく展覧会の会場に入場。
いつものように、もぎりのおばさまにfam's(美術館フレンド)の会員証を提示しますと、「ジョン・レノン・ミュージアム(JLM)の入場料が割引になります」と言って、半券をくださいました。
これを持ってJLMに行けば、入場料が、1500円⇒1300円に割り引きされます。
MOMASとJLMとの相互割引(どちらに先に行くかが金額的にものを言う)については、「埼玉県立近代美術館の次の企画展は…」で紹介&考察しましたので、そちらをご参照くださいませ。
さて、展示会場に入って最初に目についたのは、ど~んと置かれたベスパ(下の画像はMOMAS製の「ワークシート」)
展覧会のサブ・タイトルが「ミニスカート・ロック・ベスパ -狂騒のポップカルチャー」ですから、当然と言えば当然でしょう。
また、その先にはギターがこれまたど~んと並べられていました。テレキャスター、ストラトキャスター、レス・ポールと、エレクトリック・ギターの大御所が
わたくし、寡聞にして存じ上げませんでしたが、これら「大御所ギター」たち、いずれも1950年代にデビューしたモデルなんですね。50年以上も原型を保ったまま造られ続けているなんて、なんとも驚きでした。
振り返ってみれば、これほど一般大衆向けの工業製品(マス・プロダクツ)が並ぶ展覧会というのは珍しいかもしれません。
当時にしては高価なものもあるでしょうけれど、ポータブルラジオやポータブルテレビ(ソニー製品が多かった)とか、調理器具(BRAUNの65年製コーヒーミルなんぞ、時空を超えたデザインだと思う)とか、家具とか、食器とか、ある程度以上の水準の生活をしている家庭なら普通に使っていたであろう製品(作品)が、何とも楽しい
そうそう、私の家にもあった製品が展示されていました。松下電器(現Panasonic)製のラジオ「パナペット70」です。
このラジオ、まだ実家にあるような気がします。この夏の帰省の時に探してみましょう。
ちなみに、去年1~2月に国立科学博物館で開催されていた「1970年 大阪万博の軌跡」(訪問記はこちら)の「EXPOグッズ・コーナー」でもパナペット70が展示されておりましたです。
会場内で、ときおり、ロックが鳴り響いていて、どんな展示なのだろうと思っていました。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「欲望(BLOW-UP)」のポスターでした。
展示室の一角で、「欲望」の一場面が繰り返し上映されていたのです。
主人公が入り込んだライブハウスでYardbirdsが演奏しているシーンです。
この映画が撮影された頃のYardbirdsは、Jeff Beck様と、「スウィンギン・ロンドン 50's―60's」展のキー・マンの一人、Jimmy Page殿のツイン・リード・ギターで活動していて、MOMASで上映されていた「欲望」のシーンでも、お二人の演奏をチラ見できます。
いやいや、チラ見どころではなく、超お宝シーンといっても良いでしょう。
演奏中、アンプの調子が悪くなって、Jeff様がギターのヘッドでアンプをゴン ちょいと具合が良くなったかと思うと、またダメで、Jeff様はもう一回ギターでゴン 更にもう一回、、、そしてついにキレてしまったJeff様はギターで思い切りアンプを殴りつける 完全に壊れてしまったJeff様は、ギターを床に叩きつけるは、踏んづけるはで、完膚無きまでにギターを破壊して、最後はギターのネックを客席に放り投げたぁ~
まさしく「狂騒のポップカルチャー」であります。
欲望 [DVD] 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2010-04-21 |
何とも話が尽きませんので、この他、私が気に入った作品をざらっと並べておきましょう。
リチャード・ハミルトンの「インテリア」(シルクスクリーン)
グレイ広告社(米)デザインのポスター「ホンダに乗るのは最高に素敵な人たち」
ヴェニーニ・ムラーノ社(伊)製の「ランプ」(ガラス製) ←かなり欲しい!
ブラウン社(西独)製の教育玩具「レクトロン」 ←西独版「電子ブロック」?
マリー・クワント(デザイン)の「デイ・ドレス」 ←とても街着には見えない
リーバイス社(米)製のジーンズ「501」「502」 ←美術館に展示されるかぁ~
バング&オルフセン社(典)製のラジオ「ベオリット400」「ベオリット500」
オリベッティ社(伊)製のタイプライター「バレンタイン」
どれもPOP
常設展(MOMASコレクション)を観たあと(こちらの話はまた後日)、ミュージアム・ショップで、「スウィンギン・ロンドン 50's―60's」展の図録を買ったところ、「先着順のプレゼントです」と、おまけをいただきました。
右の写真の下の方に写っている、JLMグッズ2品、缶バッジと転写シールです。
どちらにも「NOT FOR SALE」と書かれていて、JLMが今年9月末で閉館してしまうことを考えれば、かなりうれしいプレゼントです
とまぁ、超暑いながらも、気分良くMOMASを後にしたのでありました。
時間に余裕があれば、このままJLMにハシゴしようかとも思っていたのですが、超暑いし(まちなかの歩行者が少ない…)、散髪の予約時刻が迫っていたこともあり、JLM訪問は後日に延期しました。
つづきのようなもの:2010/08/21 寂しさはあるけれど…
先月、私の愛車が車検を受けました。
その時、「新車ご購入から3年の間に1回、無料で全国地図更新が受けられます」というサービスを活用して、地図を更新したのですが、その時点の地図は「2009年4月現在」という1年以上も前のものでした。
案の定、7月11日の「MISIA星空のライヴVI」河口湖公演(記事はこちら)からの帰り、中央道の渋滞を避けるべく、富士吉田⇒(東富士五湖道路)⇒須走⇒(国道138号)⇒御殿場⇒(東名高速)⇒用賀⇒(首都高3号線)⇒大橋JCT⇒(首都高中央環状線)⇒熊野町JCT⇒(首都高5号線)⇒戸田南というルートをとったところ、私のクルマのナビには収録されていない首都高中央環状線の熊野町JCT~西新宿JCT(開通は今年3月末)で、ナビは完全に逝かれました…
愛車のナビは、それこそ我を忘れて自車位置が渋谷区・新宿区・中野区・杉並区の山手通り外側の一般道を迷走…。
困ったことに渋谷~板橋の中央環状線は地下ですから、GPSで位置を補正することもできません。
結局、板橋で地上に出てしばらくしてから、ようやく自車位置を理解していました(それでも、首都高を走っているという認識は無し)。
まったく困ったものですヨ…
そのほぼ4日後の16日早朝っつうか15日ド深夜、その首都高中央環状線(新宿近辺)で、案内看板(重さは乗用車1台分の1.6t)が落下するという信じがたい事故が起きました。
この事故(けが人も壊れたクルマもなく、よかったよかった…)にも驚きましたけど、個人的に驚いたというか、まいったぁ~というニュースはこちらでした。
地図を入れ換えて1ヶ月も経たないうちに、新しい地図がリリースとな…
もっとも、現時点ではライン装着ナビの地図の最新版は「2009年4月現在」のママです(気休めにしかならない…)。
差分ファイルを販売する手はないものでしょうかねぇ。