新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

こんなところに「MISIA MY LIVE VIDEO AWARDS」が!

2012-01-31 23:13:48 | MISIA

きのうの記事「順不同の大阪&奈良旅行記(その1)」のつづきは、ある程度決めていまして、きょう届いているはずのものをネタにして書くつもりでした。


ところが、帰宅してみると、「届いているはずのもの」が届いていません
ブツが届いていなかったこと自体ががっかりだし、きょうのブログネタハシゴはずし状態です
さて、まいったな…、と、ネットをさまよっていると、こんなサイトに行き当たりました


120131_1_01


GyaO!スペシャルサイトです


MISIAの動画満載のこのサイトの中に、「MISIA MY LIVE VIDEO AWARDS」というコンテンツがありました。
ファンが選んだ“忘れられない”ライヴパフォーマンス」として、


「あの演出が忘れられない…」など、思い出すだけで心が揺さぶられるパフォーマンスを、ファン投票で選んだスペシャル企画の結果を発表! 受賞作品に寄せられたファンの思いとともに、じっくり見入ってください。


だそうで、今日のところは、「OPENING賞」に輝いたTHE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOWから「K.I.T」のビデオだけが公開されています。
今後、毎週金曜日に三つづつ、合計10の賞の受賞曲が明らかにされるようです。


ということは、私が投票して見事に「○○○賞」に選ばれたあの曲私のコメントこちらの記事をご参照方)と共に公開されるっつうことですか?


こりゃ楽しみ (ただ、あの企画はどうなった? デス


   


ところで、「MISIA MY LIVE VIDEO AWARDS」で「OPENING賞」に選出されたTHE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOWの「K.I.T」、私にとってもとても印象的なパフォーマンスです。


120131_1_02


私、THE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOWには、ツアー初日&2日目の福岡パスして、3日目の広島公演が初見でした。そして、横浜2日目から福岡新潟と遠征し、地元、さいたまスーパーアリーナでのファイナル2daysに行きました。


ツアーのホントの最後のさいたま2日目は、ステージバック席を選んだところ、ほぼど真ん中2列目の席で、「K.I.T」が始まる時には、あそこからMISIAがせり上がってくるあっ出てきたMISIAが近ぁ~い と大興奮させていただきました。


一方、ツアー初見となった広島では、MISIAのコンディション、パフォーマンスとも、完璧といっても良いほど、素晴らしいライヴだったのですが、困ったことに私はツアー初日&2日目のネタバレを読んでいました…

もし、福岡でのセットリストを見ずに、まっさらの状態で「K.I.T」の出だしを聴いたら、、、、、と思うと、なんとももったいないことをしたものだと思います

いやいや、「もったいないこと」なんてものではなく、痛恨デス


このできごと以降、私は、実際に行くまでは、ツアーのネタバレを見ないことにしたのでありました。
ちなみにGyaO!MISIAスペシャルサイトは、2月19日までの限定ですヨ


【追記】どうでも良いことでしょうけれど、私が「MISIAライヴベストパフォーマンス」を選んだ過程の記事はこちらです。

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順不同の大阪&奈良旅行記(その1)

2012-01-30 23:02:09 | MISIA

THE TOUR OF MISIA JAPAN SOULQUEST GRAND FINALE 2012大阪公演初日に絡めた関西遠征の旅行記は、様々な事情によりまして、この記事のタイトルどおり順不同で行きます。


書きたいことはたっぷりある一方で、時間が限られているものですから、いつ完結するのか不明ですが、お暇な方はお付き合いくださいませ。


   


というわけで、二日目のことから書きます。


二日目はこちらの記事で予告したとおり、奈良に行きました。我ながら律儀だねぇ~


120130_1_02


で、二日目の私の行動は、


ホテル⇒連絡バス大阪駅JR大阪環状線鶴橋駅近鉄大阪線&奈良線近鉄奈良駅⇒路線バス春日大社本殿春日大社⇒徒歩昼食⇒徒歩新薬師寺⇒徒歩東大寺南大門東大寺ミュージアム大仏殿)⇒徒歩興福寺国宝館)⇒徒歩近鉄奈良駅近鉄奈良線&京都線京都駅⇒東海道新幹線東京駅京浜東北線赤羽駅埼京線最寄り駅⇒徒歩ドコモショップ⇒徒歩自宅


というもの。

奈良市街に限って地図にプロットしますと、こんな具合。


120130_1_01


今回の訪問先は、「何を隠そう、初めてじゃ」というところが多いところがミソ

ここ数年、毎年奈良に来ている私ですが、去年10月にオープンしたばかりの東大寺ミュージアムは別として、千数百年前からそこにあった春日大社新薬師寺は初めてなのですよ


いやはや、ほんの5時間ほどの奈良歩きで、いったいいくつの国宝を拝見することができたものだろうかと考えると、なんとも贅沢なひとときでした。

しかも、この日私が拝見した仏さまやら宝物が、例えば東博の特別展で展示されていたとしたら、こんなにじっくり&しみじみと拝見することなんて、ぜぇ~~ったいに無理だと思います。

いやぁ~、いいです、奈良


   


と、本題に入りたいところですが、時間が…

ここで終わっては申しわけありませんので、この日購入したポストカードから1枚だけ紹介しておきましょう。


120130_1_03 2010年秋に東博で開催された「東大寺大仏―天平の至宝―」で拝見して、笑いを禁じ得ない感動を味わったアフロ仏こと「五劫思惟阿弥陀仏如来坐像」(記事はこちら)のポストカードです。


この日は、ホンモノを拝見することは叶いませんでしたが、わぉぉっとばかりに購入してしました
なにせ、時代はアフロですから


と、むりやり記事の冒頭につなげたりして…


つづき:2012/02/01 順不同の大阪&奈良旅行記(その2)

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今夜以降、TOMJSQGF2012に行かれる方へアドバイス

2012-01-29 01:14:56 | MISIA

もう日付が変わっていますが、THE TOUR OF MISIA JAPAN SOULQUEST GRAND FINALE 2012(長いタイトルなので、「TOMJSQGF2012」と略します)の初日=大阪初日に行ってきました


120129_1_01


昨年末の記事「TOMJSQ ホールツアーが無事に終了!」で、


とてつもなく楽しく、かつ、素晴らしかったホールツアーをどのように引き継いで、また、ホールツアーからどのように変わるのか、とても楽しみ


と書いた私でありますが、、、、感想は後日に廻すことといたします。


120129_1_02 というのも、TOMJSQホールツアーを何公演も観てきた私にとって、っつうか、ホールツアーを観てきただけに、うわぉ と目キラキラする曲あり、う~む…と考え込む曲ありで、これからTOMJSQGF2012を観に行こうとしている人に妙な先入観を持たせては申し訳ないと思う次第です。


ただ、これからをTOMJSQGF2012を観に行こうとしている人へのアドバイスを二つだけ書かせてください。


①セットリストまでは良いとしても、演出については白紙の状態で参戦されることを強く強く お薦めします。

座席が後だぁ~と嘆くのは早い TOMJSQGF2012は、後ろや上の席からの方が楽しめると思います。


かく言う私、TOMJSQGF2012で残す横浜2daysは、珍しいことに前方の席が連発

どうしてこんな時に限って… と、ちょっと複雑な気分です。

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大阪に到着したけれど…

2012-01-28 13:22:54 | 旅行記

120128_1_02


かなり余裕を持って出発したのに、新子安だかどこだかの沿線火災のせいで電車がベタ遅れして、最後はヒヤヒヤしました。

際どく定刻前に飛行機に乗り込み、携帯の電源を切ろうとすると、、裏蓋が無い!!


120128_1_01 どこかで(恐らく空港の手荷物検査場…)落っことしたようです。 何やら波乱の大阪遠征になりそうな気配です。[携帯]


【追記】右の写真が、現在の情けないmy 携帯です

この状態だと、ちょっとしたことで内部に水が入ってしまいそうで、かなり危険


これまでの調べによりますと、こんな旧機種でも、裏蓋を「お取り寄せ」できそうなので、しばらくかなり気を使って取り扱わなければ


おぉっと、そろそろ大阪城ホールに向かって出発せねば [2012/01/28 16:50]

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ラッキー・ドラゴンとラッキー・アイランド

2012-01-27 23:01:58 | ニュース

遅ればせながら、YOMIURI ONLINEに「アメリカ美術館、福島での所蔵作品展示を拒否」という見出しを見つけました。

もしかすると、、、と胸騒ぎを覚えて、記事を読んでみると、

福島県立美術館(福島市)が、神奈川県の美術館など3館と共同で開催する「ベン・シャーン展」をめぐり、展示を予定していた作品約500点のうち、アメリカの美術館7館が所蔵する作品計69点が、福島県内では展示されないことがわかった。
東京電力福島第一原発事故による放射性物質の影響などを理由に展示を拒否されたという。

やはり、今年6月3日~7月16日に福島県立美術館で開催される「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト-写真、版画、グラフィックアート-」展のことでした。

記事によれば、

県立美術館によると、展示が見送られたのは、ニューヨーク近代美術館などが所蔵する写真などの作品。原発事故後、アメリカの美術館3館が、県内での展示を拒否。ほかの美術館は「直前まで様子を見たい」「条件が変われば展示も検討する」などの意向を示していたが、開催時期が迫っていたため、昨年8月、展示を断念した
県立美術館の荒木康子学芸員は「展示を断念した当時は、何が何でも福島は安全だと言える状況ではなかった。残念だが仕方ない」と話している。

と、去年の夏には決まっていたことのようです。
関係者、とりわけ、ベン・シャーンを研究テーマの柱のひとつにしている学芸員の荒木さんには、さぞかし辛いことだったと思います

120127_1_03 ここで思い出したのは、この展覧会(神奈川県立美術館 葉山でこの展覧会を観た記事はこちら)の図録に福島県立美術館の酒井館長が寄せた文章の最後の一節でした。

第五福竜丸は、アメリカでは「ラッキー・ドラゴン」と訳された。福島を英訳すれば「ラッキー・アイランド」である。どちらも放射能汚染というアンラッキーな運命を共有することになった。さらに、<ラッキー・ドラゴン>という作品を福島県立美術館が所蔵するという不思議な偶然が重なっている。
しかしいま福島は、「ヒロシマ」「ナガサキ」とならんで、ローマ字やカタカナ表記によって世界中に知られることとなった。「ヒロシマ」「ナガサキ」は戦争という非日常の状況の中で、人間の決断の結果生じた悲劇であるが、「フクシマ」は平和な日常の中でおこった災害である点で異なり、いつかどこかでおこり得る普遍性を持っている。いわば現代文明が生んだ災害である。いまわれわれは、ベン・シャーンとともにすこし立ち止まって、人間の運命や未来について考えてもよいのではないだろうか。

おそらく酒井館長がこの一文を書いたのは、「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト-写真、版画、グラフィックアート-」展が巡回する4会場の中で福島県立美術館だけアメリカの美術館が所蔵する作品を展示できないことが決定した後のことだろうと思います。

大事な作品が福島で放射能に汚染されることを危惧するアメリカの美術館の気持ちも理解できますが、なんとも酷な話です。

120127_1_01 酒井館長の文を借りれば、「平和に暮らす人々の日常を突然襲った悲劇としてラッキー・ドラゴン・シリーズを描いたベン・シャーンは、「平和に暮らす人々の日常を突然襲った悲劇」のために、自分の作品の一部が展示されなくなったこのできごとをどう思うのだろうか、と考えてしまいます。

なんとも辛いニュースです。

   

辛いといえば、私にこのCDをプレゼントしてくれた方の訃報が届きました。

120127_1_04 なんと書いてよいのか…

ただただ辛い…。

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今週末のお楽しみ♪

2012-01-25 22:52:06 | MISIA

つい先日、新年がやってきたと思っていたら、もう1月も末です。
まったく、困ってしまうほど月日の経つのが早い、早い…


でも、おかげで、というか、成り行きのままに、今年最初の旅行、大阪遠征が今週末に近づいてきました


大阪遠征の目的は、、、もちろん、


120125_1_01


THE TOUR OF MISIA JAPAN SOULQUEST GRAND FINALE 2012大阪公演初日 (相変わらず長ぁ~いタイトル…


良さげな席がとれていますし、かなり楽しみです


120125_1_02


ところで、私の遠征に付きものなのは、観光
今回は、っつうか、またまた奈良に行ってみようと思っています。
まだ東大寺ミュージアムに行っていませんから


土曜日の夕方に大阪入りして、翌日の夕方には帰ってくる予定ですから、あまり時間はありませんけれど…

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もう30分遅かったら…

2012-01-23 23:23:43 | ニュース

今朝の天気予報は、「関東の平野部でも午後から雪が降り出して、明日朝には都心部でも積雪あり」というもので、私としては、とりあえず朝はクルマで出勤して、雪の降り方によっては電車で帰ってくるつもりでした。


ところが、昼を過ぎても、夕方を過ぎても、雨が雪に変わる気配はなく(先週金曜日より暖かい感じ)、これならば、今日はクルマで帰宅して、明日は様子を見てクルマで出勤するか電車で出勤するかを決めようということにしました。


それでも、ちょいと早めに仕事を切り上げて、事務所から駐車場に向かうと、雨もほとんど降っていない状況で、これなら楽々帰宅できるだろうと思ったのですが…


   


途中、川崎市内を通過する頃(19:40頃)から雨が降り出し、だんだん雨脚が強くなってきました。
そして時刻の割には妙にスムーズ環八を通り抜け、光が丘辺りにさしかかる頃(20:10頃)、雨が雪に変わっていることに気づきましたが、それでも、これなら楽々自宅に帰りつけると思っていました。
ところが、和光市に入った辺りから雪バッサバッサ降ってきて、荒川を越えて戸田市に入った頃には激しい雪に変わっていました。
120123_1_01 さらに、美女木交差点を右折して県道だか私道だかに入りますと、路面は真っ白で、クルマの轍(わだち)が判るほど。


でも、ここまで来れば、自宅はすぐそこですから、あと少しの辛抱(?)のはず


ところが、ここからが私にとっては「初体験」の連続でした。


とりわけ、自宅まで数百メートルの交差点で信号待ちをして、青信号になってアクセルをいつもよりやんわり踏んだつもりが、ズズズズッと、タイヤがちょっとだけ空回りしている音が聞こえました


これはこれは


交差点を右折して次の交差点までの間、インパネでは、「SLIP表示灯」がパカパカと点灯しています。


120123_1_03 V36スカイラインに乗り始めて4年半にして、初めてVDC(ビークルダイナミクスコントロール)が作動しました


と、なれば、ついにこのスイッチを使うときがやってきたか と押したのが、


120123_1_02スノーモードスイッチ」です。

私が運転免許を取った頃は、「雪道での発進は2速で」と教わったものですが、今はこんなのがあるんですな。


で、「スノーモードスイッチ」をONにして走ると、あれま、とろいとろい

マニュアルには、


通常走行時にスイッチをONにすると、発進加速性能が極端に低下したり、高速走行時には車速が減少することがあります。


とあるとおり、ホント、「発進加速性能が極端に低下」しました。


さて、そんなわけで、トロトロと自宅周辺を走り、自宅の前の小路に左折するべくブレーキを踏むと、こんどは、右足に


ゴゴゴゴッ


という反応が返ってきました。


おぉっ、これまた私にとって初めてのABS(アンチロックブレーキシステム)の作動


いやはや、1kmも走らないうちに、こんなに私のクルマが秘めた才能を披露してくれるとは思いませんでした。


というわけで、無事に自宅に帰り着いた私ですが、もし、職場を出発するのが30分遅かったとしたら…、と振り返っています。


ところで、私は雪国の生まれ&育ちなのですが、私が実家にいた頃は運転免許を持っていませんでしたし、クルマを運転するようになったのは東京近辺で暮らすようになってからのこと。
ですから、雪道でのクルマの運転はほとんど初心者レベルなのですよ…


外を見ると、完全に雪景色になっています。

明日の出勤は電車ですな。

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私のパスワードは…大丈夫だろう

2012-01-22 16:02:02 | ニュース

先日の日経電子版に興味深い記事が載っていました。
相次ぐ流出…「複雑にする」だけでは不十分 変わるパスワードの常識(1)」(クリックしても読めなければご勘弁)という記事で、


米国のあるアプリ開発者は、自分が作成・配布したアプリにユーザーが設定した計20万件以上のパスワード情報から、iPhoneに設定されているパスワードを推測。その結果を、「iPhoneで設定されがちなパスワード」として公表した


として、その「iPohoneで設定されがちなパスワード」ベスト10が面白い
ざっとこんな具合。


1位:1234  2位:0000  3位:2580  4位:1111  5位:5555
6位:5683  7位:0852  8位:2222  9位:1212  10位:1998


;120122_1_011234」「0000」「1111」「5555」「2222」「1212」というのは言わずもがなだし、「2580」と「0852」も、キーボードを思い浮かべれば(右の画像はiPhoneではなく私のガラケーです)なるほどぉ~デス。


でも、6位の「5683」と10位の「1998」が判りません


記事によれば、「5683」は、ボタンに印されたアルファベットを「L=5」「O=6」「V=8」「E=3」と押した数字なんだとか。

私も、これとは逆ですが、とあるサイトのパスワードを、数字⇒アルファベットに置き換えたものを使っています。
もっとも、私の場合、数字自体がなじみ深い秘密の番号ですから、かなり安全だと自負しています。


それにしても、「1998」って何なんだろうか?


   


ところで、日経のこのコラムの第2回には、数字4桁ではない普通の「設定されがちなパスワード」が載っていました。


不正アクセスなどによって流出したパスワードの分析例」として、4つの事例について、それぞれのベスト10だそうで、例えば、昨年、数百万件のパスワードが流出したケースでは、


1位:password
2位:123456
3位:12345678
4位:qwerty   
5位:abc123
6位:monkey
7位:1234567
8位:letmein
9位:trustno1
10位:dragon


と、なんとも安易なパスワードが並んでいます


でもねぇ、あちこちのLANやサイトでパスワードを設定するとなれば、ネタ切れになってしまうし(同じパスワードの使い回しも危険)、複雑なパスワードにすれば覚えきれないし、それでいて、定期的にパスワードの変更を要求するLANやサイトもあるしで、なんとも困ったものです。

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一夜明けたシンデレラの気分なので…

2012-01-21 13:21:13 | 日記・エッセイ・コラム

きのうの記事「日本でも『曜日』を昔から使っていたらしい」は、なんとかきのうのうちにアップしたくて、シンデレラ気分ドタバタと書きました(記事のタイムスタンプ23:58)。
そんなことから、読み返すと、かなり手抜きっつうか、説明不足が目につきます
このブログでよく使っている「追記」にしようかとも思いましたが、ちょいと長くなりそうですので、稿を改めました。


きのうの記事で書けなかったことは、


1)古代欧州での惑星命名の由来
2)惑星の名前と五行思想との関係
3)なぜ「一週間」は7日なのか
4)「肉眼で見える太陽系の星7個を、地球から遠い順番に並べる」と、なぜ「土星⇒木星⇒火星⇒太陽⇒金星⇒水星⇒月」なのか
5)4)の配列を「24毎(=24時間毎)に改行していくと、各行の先頭が『土⇒太陽(日)⇒月⇒火⇒水⇒木⇒金』になる」とはどういうことか
6)日本語、英語以外での「曜日」の呼び名


といったところ。


   


それでは始めましょう。


1)欧州での惑星命名の由来
2)惑星の名前と五行思想との関係


については、国立科学博物館(科博)サイトに判りやすい説明が載っていました。
まず、1)は、


水星は太陽のまわりをめまぐるしく動くことで、伝令の神マーキュリー金星は明けの明星・宵の明星としてとても美しく、美の女神ビーナス火星は赤く不気味な輝きから、戦争の神マース木星はそのどっしりと落ち着いた輝きにたいし、神々の王者ジュピター土星はそのくすんだ黄色の光に、土と農耕の神サターン、と名づけられました。
望遠鏡時代になって発見された惑星にも同様に神々の名がつけられました。天王星はその青い色に、天空の神ウラヌス海王星も青い色から、海の神ネプチューン。準惑星となった冥王星は太陽系の果ての天体として、冥界の神プルート、というようにです。


と説明されています。
『惑星』を楽しむ」で書いたホルスト組曲「惑星」の各曲は、まさしくこの説明どおりのイメージですな。


また、2)については、


(中国で)古代から知られた五惑星五行説に都合がよく、要素が割り当てられました。中国名で辰星ともよばれる水星は太陽のまわりをめまぐるしく動くので水の要素の星。太白ともよぶ金星明るく白く光るので金の要素。螢惑ともよぶ火星赤い色の火の要素。木星土星は、よりくすんだ黄色の方が土の要素の土星。残った木の要素を木星に割り当てました。木星はまた中国名では歳星、土星は鎮星ともよびます。
天王星・海王星・冥王星の三つは神々の名前を訳したものです。


惑星の動きで名付けるやり方は東西相通じるところが多い点が興味深い

それと共に、格段に大きく見える太陽と月は別として、水星・金星・火星・木星・土星の5惑星を特別扱いするとは、古代ギリシア人も古代中国人もたいしたものだと思います。
しっかりと天体を観測していたんですなぁ~。


   


3)なぜ「一週間」は7日なのか


なんとも根本的な疑問でして、その答は、この手の疑問にはつきものの「確固とした解明はなされていない」というもの

称えられている説には、月の満ち欠け周期:約29.53日)を四等分した惑星(太陽・月を含む)の数に合わせた旧約聖書「創世記」の「神が6日かけて世界をつくり7日目に休んだ」との記述ロシア民謡「一週間」から採られたといったものがあるようです。


私の感覚としては、①と②の合わせ技のような気がします。
7日毎に区切りがあったら便利なんだけど…。そういえば、惑星は7つある きっと「7」という数字には霊力があるんだ みたいな…


結論が出なくて申しわけありませぬ。


   


4)「肉眼で見える太陽系の星7個を、地球から遠い順番に並べる」と、なぜ「土星⇒木星⇒火星⇒太陽⇒金星⇒水星⇒月」なのか


120121_1_01 彗星流れ星を除けば、この7つの星だけが空で妙な動きをしています(だから「惑星」)。
古代ギリシア人の多くは、地球を中心にした天球があり、天球そのものが動くと共に、天球と地球の間では太陽・月を含む惑星が動いていると考えていたようです(天動説)。そして、動くスピードが速い惑星ほど地球に近いと考え、右図のように、地球から天球に向かって、


月⇒水星⇒金星⇒太陽⇒火星⇒木星⇒土星


の順にならんで、地球を中心にした同心円運動をしていると考えたのだそうな。

ところが、このモデルでは、惑星が妙に動く逆行など)理由を説明できません。


120121_1_02_2 古代ローマの偉大な学者・プトレマイオスは綿密な観測と思考の末、「惑星の軌道上にさらに半径の小さな円を描き、惑星はこの上を円運動しながら、その小さな円そのものが地球のまわりを回るという軌道の二重構造を導入」しました。

このプトレマイオスの宇宙観は、その後1400年間にわたって「定説」であり続けたのですから、かなりたいしたものだと思います。

この理論でかなりの部分まで現象を説明できる、こりゃ思いついた人にとって快感以外の何ものではないことでしょう。


ここで「脚注」を。上に載せた宇宙モデルの図こちらのサイトから拝借しました。
また、「逆行」の仕組みは、こちらのサイトの動画が判りやすいと思いました。


   


5)4)の配列を「24毎(=24時間毎)に改行していくと、各行の先頭が『土⇒太陽(日)⇒月⇒火⇒水⇒木⇒金』になる」とはどういうことか


asahi.comの子ども向け科学コラム「ののちゃんのDO科学」の「曜日の順番はどう決めたの」では、


◆先生 ここからちょっと難しくなるからよく聞いてね。惑星たちはこの順番で1時間ごとに世の中を支配すると思われていたの。最初の日の最初の1時間目は土星が支配する時間で、次の1時間は木星の時間という順番ね。このまま1時間ごとに惑星を当てはめていくと、25番目となる次の日の1時間目は太陽に当たるわけ。この順で行くと、その次の日の1時間目の星は何になるか分かる?
◇ののちゃん ええとね、ええとね、指で数えるとね、ああ分かった、月だ。
◆先生 そう、月で正解。最初の日の1時間目を支配するのが土星、そして次の日の1時間目が太陽、その次の日は月という順番になるでしょ。ほら、土、日、月と曜日の順番になった!このようにその日の1時間目を支配する惑星がその日を代表する星だと考えられていたため、その惑星の名前がそのまま曜日の名前となったというわけね。
◇ののちゃん こんなことを決めたのは誰なの?
◆先生 ローマ時代の歴史書の中でこの曜日の並び方を紹介したカシウスという歴史家によると、最初に曜日を使ったのはエジプト人だそうよ。でもメソポタミア人だという説もあるわ。


と説明されています。


なるほどねぇ~、、、なのですが、1日が24時間となったのはいつ? 1時間はどうやって決めた?計った? という新たな疑問がわいてきます


学研子ども向けHPによれば、


大昔、人間は月を見てカレンダーを作りました。月は満ちたり欠けたりしながら、30日ほどでもとにもどります。つまり、1か月が約30日というのは、月を見てカレンダーを作った大昔の人の考えが残っているからです。
また、30日ほどで1周期のみちかけをくり返す月が、この周期を12回くり返すと約1年になります。大昔の人は、この月の満ち欠けが12回くり返すと1年になるということをちゃんと知っていたのです。したがって、この12という数字は、ものごとの区切りとして、とても大切なものとされていたのです。
それで、1日をいくつに分けるか、つまり時こくを決めるとき、この12という数字が使われました。これは、昔メソポタミアという所に住んでいた人たちによって、最初に決められました
ところが、エジプトに住んでいた人たちは、1日を夜と昼に分けて、それぞれを12に分ける方法をとったのです。すると昼は12時間、夜も12時間で、1日は合計24時間ということになります。ここで24という数字がでてきて、1日は24時間となったわけです。
現在も1日24時間なのは、この大昔のエジプト人が考えた方法がずっと使われてきたからなのです。


これまた壮大な歴史があるんですなぁ


ちなみに、古代エジプト人が始めた「昼12時間、夜12時間」は、やがて「1日24時間」(定時法)に変わったとな。
また、1時間の長さは、水時計を使って、日の出から翌日の日の出までを計時して、それを24で割って計りだしたそうです。


   


6)日本語、英語以外での「曜日」の呼び名


もうずいぶん前のこと、中国出張したとき、中国では曜日を数字で表記していることを初めて知りました(ホテルのエレベーターのカーペットが日替わりで曜日を示していたりした)。


日:星期日、月:星期一、火:星期二……土:星期六


ってな具合。


こちらのサイトによりますと、中国のほか、スラブ/アラブも「数字表記」派で、驚くことに、惑星由来の元祖ギリシャ「数字表記」派に寝返っているではありませんか


1300年の昔、西方からシルクロードを通って伝わった宝物が、正倉院にたどり着いて、大切に保管されています。
なんだかそれと似たような話に思えてきます。


日本でも、残念ながら「」の一般的な呼び名は数字になってしまいましたが、それでも「睦月」「如月」「弥生」「卯月」「皐月」「水無月」「葉月」「文月」「長月」「神無月」「霜月」「師走」という太陰暦で使われた和名もたまに使われています。

こういうのは大事にしたいものだと思う私です。
ちなみに、「水無月」「神無月」の「」は、「無い」ではなく「」という意味らしい。
つまり、「水無月=水の月」「神無月=神の月」となります。
これで「梅雨時なのにどうして『水無月』だ?」という疑問も解けますでしょ

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日本でも「曜日」を昔から使っていたらしい

2012-01-20 23:58:38 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日の記事「『惑星』を楽しむ」で、

ところで、曜日の配列火⇒水⇒木⇒金⇒土)って、どこから来たのでしょうか?
これはまた日を改めて考察することにします(確約はしませんが…

と書いた手前、調べてみました。
すると、その答は結構簡単に判ったことに加えて、かなり興味深い事実が明らかになりました。

私は、日本で曜日が使われるようになったのはキリスト教文化が入ってきてから、それも一般的になったのは明治維新後の新暦採用後のことだとばかり思っていました。
ところが、日本の歴史・文化はそんな薄っぺらいものではなかったのですよ

昨年7月、私は源頼朝さんに逢うため、九州国立博物館(九博)で開催中だった「よみがえる国宝」展に遠征し、ここで藤原道長さんの日記、国宝「御堂関白記」を拝見しました(記事はこちら)。

120120_1_02

この「御堂関白記」の上の方に、何かがで書かれています。
これを(別の画像から拡大してみますと、、、

120120_1_01a

右から「」「」「」「」「」「」「」という字が読み取れます

こちらのサイトによりますと、

曜日は9世紀初,空海が唐から持ち帰ったもので,西欧からもたらされたのではありません。藤原時代には密教行事だけでなく広く貴族間に使われていたようです。

だそうな

千年前の日本人の日記にも記載されていたとは、いやはや、これには驚きました。
もっとも、「日曜日だから休み」というわけではなかったようではありますが…。

   

さて、本来の疑問「(現在、日本が使っている)曜日の配列はどこから来たか」に戻ります。

もういちどこちらのサイトから引用させていただきます。

曜日はヘレニズム時代に当時世界最大の都市アレキサンドリアで使われ始め,そこから各地に広まったと言われています。

だそうで、古代ギリシア語では、

日 Helios (太陽の日)
月 Selenes (月の日)
火 Aeros (火星の日)
水 Hermeos(水星の日)
木 Dios (木星の日)
金 Aphrodites (金星の日)
土 Kronos (土星の日)

とな
まるっきり現代の日本での呼称と一致しています

一方、日本語に次いでなじみ深い英語の呼称はどうかといいますと、

英語では土・日・月曜は天体名,火曜から金曜までは北欧神話の神々の名がつけられており,北欧では一般にそうです。

で、

日 Sunday (太陽の日)
月 Monday (月の日)
火 Tuesday (ティルの日)
水 Wednesday (オーディンの日)
木 Thursday (トールの日)
金 Friday (フライアの日)
土 Saturday (土星の日)

この辺り、「ふ~ん…、そうですか…」ですから、別のサイトから引用しますと、

Tuesday〉Tiw(北欧神話の「戦いの神」)に由来し,ローマ神話のMarsに相当する。 
Wednesday〉Woden(北欧神話の「嵐の神」)に由来し,ローマ神話のMercuryに相当する。
Thursday〉Thor(北欧神話の「雷の神」)に由来し,ローマ神話のJupiterに相当する
Friday〉Frig(北欧神話の「愛と美の神」)に由来し,ローマ神話のVenusに相当する。

だそうです。

ここまで来て、ようやく「曜日」と「太陽+月+惑星」と結びついたと言えるでしょう。

ですが、最初の疑問、「曜日の配列火⇒水⇒木⇒金⇒土)は、どこから来たのか」の解決には至っていません。

なんとも回りくどくて申しわけありませんが、冒頭に書きましたように、こちらの答えは結構簡単に見つかりました。

なんでも、「肉眼で見える太陽系の星7個を、地球から遠い順番に並べ」て(土星⇒木星⇒火星⇒太陽⇒金星⇒水星⇒月)、それを繰り返しつつ、24毎(=24時間毎)に改行していくと、各行の先頭が「土⇒太陽(日)⇒月⇒火⇒水⇒木⇒金」になるというものらしい。

判ったような判らないような…。asahi.comこちらのページをご覧いただき、ご理解いただきますようお願いします。

つづき:2012/01/21 一夜明けたシンデレラの気分なので…

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