新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

今週末も美術館をハシゴ(前編)

2013-11-30 23:27:51 | 美術館・博物館・アート

ブルーレイディスクの録画予約状況をチェックすると、毎週自動予約録画しているNHKの日曜美術館の明日の放送は「写真する幸せ ~植田正治・UEDA-CHOの秘密~」
植田正治さんのことは、このブログで約3年前の「植田正治さんの作品は時空を超えていた」とちょうど1年前の「美術にどきどき、わくわく!(その5)」で取り上げて、

植田正治はかなりお気に入りの写真家ですし、

と書いてしまいましたっけ…
そんな植田さんを日曜美術館がこのタイミングで取り上げるのはなぜ?
もしかして展覧会をやっている?
と思ったら、東京ステーションギャラリー「生誕100年! 植田正治のつくりかた」開催中でした。

東京ステーションギャラリーとは去年の10月に「東京駅復原工事完成記念展『始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語』」を観て以来ご無沙汰しているし、出かけてみようと思い立った次第。

東京駅に降り立って、まず丸の内駅舎を外から眺めてホワンとしてから、入館しました。

131130_1_01

それにしても、東京駅丸ノ内駅舎北口ドームって、ほんと壮麗です。
さすがに復原工事竣工直後のような賑わいはありませんでしたけれど…

131130_1_02

券売機でSuicaを使って観覧料(900円)を入金すると無味乾燥なチケットが出てきますが、窓口で「いかにも美術展」なチケットと交換してくれます

131130_1_03

この展覧会、フライヤーによれば、

日本を代表する写真家の一人、植田正治(1913-2000)が生誕100周年を迎えました。孤高である山陰地方を生涯の拠点としたことで知られ、平面的に人物を配置した独特な演出写真で絶大な人気を誇るこの写真家を回顧する本展の主題は、「植田正治のつくりかた」です。
植田はまさしく精妙につくられた世界観によって人々を魅了してきました。植田正治という写真家は、どのようにひとつひとつの作品をつくりあげていったのか。そして植田という写真家は、いかにして形づくられたのか。新発見の作品を含む代表作約150点の作品を通じて、その秘密に迫ります。
一連のユニークな作品が生まれた背景、手法や作品の変化、そしてその受け入れられ方見返すとき、「砂丘の写真家」という固定されたイメージは解き放たれることでしょう。親しげな印象の反面で、一筋縄ではいかないこの写真家を読み直す機会にご注目ください。

というもの。
展示会場のところどこに掲げられた植田さんのコメントが、「植田正治という写真家は、どのようにひとつひとつの作品をつくりあげていったのか。そして植田という写真家は、いかにして形づくられたのか」を考える上で、なかなか参考になりました。

展示作品そのものは、ほとんどが2年前に埼玉県立近代美術館(MOMAS)で開催された「植田正治写真展-写真とボク-」で鑑賞したもので、「新発見の作品」ARBの「AFTER'45」のプロモーションビデオが目新しかったくらいのものですが、やはり植田さんの写真ってイイ

中でもとりわけ好きなのがこちらの作品

131130_1_04 1983年の作品「シリーズ 砂丘モード」からの1枚です。

おしゃれだなぁ~、いいなぁ~

この作品を観ると、1982年に放映されたサントリー ローヤルCM「ランボー篇」を思い出してしまいます。
荒涼とした岩沙漠での大道芸人たちのパフォーマンス、猥雑で、非現実的で、詩的で、、、「こんなCM、ちょっとない」極めて印象的な作品(YouTubeで観られます)なんですが、植田さんはこのCMにインスパイアされて「シリーズ 砂丘モード」を撮ったのではなかろうかと思ったりして…

それはともかく、重要文化財「東京駅丸の内駅舎」のレンガの壁が、植田さんのモノクロの写真とマッチしていました。

131130_1_07

上の写真は階段室ですが、展示室でも戦火をくぐり抜けたレンガの壁がそのまま使われています。
良いスペースです、東京ステーションギャラリー

131130_1_08 階段室のステキな灯具の写真も載せておきましょう。

ところで、この展覧会の図録を買おうか買うまいか随分迷いました
安ければすんなり買ったのですが、3000円もします

ミュージアムショップで、この展覧会の図録と、ここでも販売されていた「植田正治写真展-写真とボク-」図録(こちらは2年前に購入済み)を見比べて検討した結果、見送ることにいたしました

   

結局グッズは一つも買わなかった「生誕100年! 植田正治のつくりかた」の会場で、ある展覧会の割引券getしました。

131130_1_05 二重橋近くの出光美術館で開催中の「江戸の狩野派 -優美への革新」展の割引券です。

「江戸の狩野派」といえば、狩野探幽から始まる江戸幕府の御用絵師、言わば江戸画壇のエスタブリッシュメントの系列ですな。

観覧料1000円のところ、800円で観られるという割引券を入手した私、すぐさま「美術館のハシゴ」を決意しました。
こちらのお話はあしたにとっておきます
先週の「記念館・美術館・博物館のハシゴ」の話も緒についたばかりですけれど、とりあえず、こちらを先に…。

つづき:2013/12/01 今週末も美術館をハシゴ(後編)

 

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新CMイメージソング♪

2013-11-26 21:16:47 | MISIA

MISIAのオフィシャルサイトに、ニュースが載っていました。

新CMイメージソング♪
新曲「君の太陽になろう」が、<セイコー ルキア>の新CM「つやめきを、身にまとう」篇のイメージソング決定しました。明日11/27(水)より放映予定です。みなさんぜひチェックして下さい♪
<セイコー ルキア>公式Webはこちら

だそうで、さっそく「チェック」してみましょ

う~む、、明るくって良いじゃありませんか(思わず手を左右に振ってしまいそう…

ただ、「AUTUMN & WINTER 2013」という割には、雰囲気は「春」だけど…。

ところで、「MISIA 星空のライヴVII -15th Celebration-」で何度か聴いたこの「君の太陽になろう」このCMのサイト漢字変換ミスを見つけてしまった)によれば、森大輔さんの作詞・作曲だそうです。
森大輔さんとMISIAの組み合わせって、これまであったかな…と調べてみると、、、、ありました

「FLYING EASY LOVING CRAZY」編曲

「編曲」ってところが渋いのですが(作詞・作曲久保田利伸さん)、どうやら森大輔さんとMISIAの組み合わせは、「久保田さんが取り持つ縁」のようで…。
なるほど、どうりで「君の太陽になろう」ソウルフルな雰囲気をも持っているわけだ

このCMTVで観たいものだと思いますが、めったに民放を見ない私にとってはハードルが高い

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記念館・美術館・博物館をハシゴ(その1)

2013-11-25 22:54:33 | 美術館・博物館・アート

きのうの憲政記念館三の丸尚蔵館東京国立博物館のハシゴのお話を始めます。

「交差点の案内標識が変わる…か?」で追記したように、

無料というのが申し訳ないほど楽しみました

というコストパフォーマンス無限大な素晴らしいハシゴでした。

   

まず最初は、随分久しぶりの訪問となった憲政記念館

131125_1_01

この記念館は、正式名称「衆議院憲政記念館」の名のとおり衆議院の施設で、

衆議院憲政記念館は、1970年(昭和45年)にわが国が議会開設80周年を迎えたのを記念し、議会制民主主義についての国民の皆様の認識を深めることを目的として設立され、尾崎記念会館(憲政の功労者である尾崎行雄を記念し1960年(昭和35年)に建設)を吸収し、1972年(昭和47年)に開館しました。

というもの。
入場無料(入館票への住所・氏名等の記入が求められます)で、休館日「毎月の末日及び12月28日から翌年1月4日」だけという、極めて敷居の低い資料館です。

ただ、場所が場所だけに(周りには国会議事堂国会図書館くらいしかありませぬ)、憲政記念館を観るためだけに出かけるのは、ちょいと気が引けるかもしれませんな。

131125_1_02

さて、今、憲政記念館では特別展「戦後日本の再出発」が開催されています(今週金曜日、11月29日まで)。

131125_1_03この特別展では、

終戦から占領期を経て独立を回復し、国際社会への復帰を果たすまでの歩みを諸相を交えて、関係資料により紹介します。

として、敗戦から憲法改正(日本国憲法公布)サンフランシスコ平和条約の調印を経て、いわゆる「55年体制」の成立までの資料が展示されていました。

当時のキーマンたちの日記(当然、自筆)とか、愛用品もさることながら、私としては、「憲法改正案」原本「日米安全保障条約」原本をこの眼で拝見することができたことが一番の収穫でした。
現在の憲法「日本国憲法」は、大日本帝国憲法第73条の、

将来此ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ帝国議会ノ議ニ付スヘシ

に基づいて改正(制定)されたわけで、天皇の名の下に御名御璽付きで発議されています。
そんな原本を見られる機会なんて、そうそうあるものではありません

また、「日米安全保障条約」原本も生で観られるとは思ってもみませんでした

この2点だけでも交通費を費やした甲斐があったというものです。

   

この他には、女性に参政権が与えられた最初の総選挙、1946年の第22回衆議院議員総選挙に向けて文部省がつくったポスターが面白かった
これは、女性に投票を呼びかけるポスターで、書かれている文章は、

此度、婦人方の投票が物をいう時期が参りました。そこで、は次のやうな三條を期待します。
一、皆さんは男性よりも忠実です。従って、棄権をして折角の権利を無駄にはなさらないでせう。
一、皆さんは、ご婦人独特の正義感を持って居られます。他には煩はされずに、政見の正邪をご自身で判断せられるでしょう。
一、皆さんは、男性よりもずっと鋭い、直観力と云ふか、一種のカンを持って居られます。人物の眞偽をそのカンで嗅ぎ分け、必ず眞(ほん)ものに投票せられるでせう。

この「私」が誰なのかよく判りませんが、ポスターには黒く塗りつぶされた部分がありまして、特別展の出品目録(小冊子になっています)から引用しますと、

筆者の名前が黒塗りされているのは、立候補者と間違われることを恐れていたからだと思われる。

だそうな。
それはともかく、赤文字にした部分は、現代ならばとやかく言われそうなビミョーな書きぶりだと思います。

それにしても、国政選挙の啓発ポスターを発行したのが文部省だったというのも、今にしてみれば妙です…

   

そうそう、この特別展の対象期間を20分でまとめたビデオが上映されていまして、これは必見です
展示を観る前に、予習というか、中高生の頃の復習というか、ザザッと歴史をふり返っておくのは非常に有効だと思いました。

このビデオの中に、鳩山一郎元首相が登場するのですが、その一瞬の面貌が孫の鳩山由紀夫元首相(「元首相」の肩書きを剥奪したいと思うのは私だけではないと思いますけど…)とあまりにもそっくりで驚きました

そして、展示品の中に鳩山一郎氏の筆になる「友愛」を見つけて苦笑い…

131125_1_04

というところで、憲政記念館のことは、もう1本の記事に分けます。
あしからず…

つづき:2013/12/02 記念館・美術館・博物館をハシゴ(その2)

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交差点の案内標識が変わる…か?

2013-11-24 08:31:55 | タウンウオッチング

もう随分前のことですが、『外国人にもわかりやすい案内標識』を目指し、ローマ字表記の改善や交差点名の変更が実施される」というニュースが流れました。
レスポンスの記事によれば、

おもな改善点は、国会周辺の道路案内標識で併用表示されるローマ字表記。たとえば「国会前」であれば、「Kokkai」から「The National Diet」へ、「桜田通り」は「Sakurada dori」から「Sakurada-dori Ave.」へと表現が改められる。
また、3か所については日本語表記も改められる。「参議院通用門前」は「国会図書館前」へ、「参議院西通用門前」は「参議院会館前」へ、「国会裏」は「衆議院会館前」へと変更される。

だそうな。
この夏までの国会周辺の案内標識のローマ字表記はどうだったかいいますと、東京都のリリースによるとこんな具合。

国会前:Kokkai
憲政記念館前:Kenseikinenkan
国会正門前:Kokkaiseimon
外務省上:Gaimusho
参議院西通用門:Sangiin nishi tsuyomon

131124_1_02

「日本の国の議会は『国会』」ですから、「国会:Kokkai」でも良い気はしますし、憲政記念館固有名詞ですから「憲政記念館:Keseikinenkan」も案内標識としては間違いではないでしょう。
でも、「外務省上:Gaimusho」とか「参議院西通用門:Sangiin nishi tsuyomon」酷い
ローマ字表記は「ふりがな」 です。

これが、

国会前:The National Diet
憲政記念館前:Parliamentary Museum
国会正門前:The National Diet Main Gate
外務省上:Min. of Foreign Affairs

参議院西通用門⇒参議院会館前:Councillors Office

と変われば(もう変わっているはずですが未確認)、外国人の方々にも、その場所がどんな場所なのか判りやすくなることでしょう。

でも一方で、外国人がタクシーに乗って運転手さんに行き先を「Parliamentary Museum」などと告げた場合、うまく通じるのか、ちょいと不安ではありますな

また、東京メトロ「国会議事堂前」といった駅名はどうするんでしょ?

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レスポンスの記事に戻ると、

今回の改善は、2013(平成25)年7月に開催された「国会周辺標識検討協議会」を経て実施。国会周辺に案内標識が設置されている組織で構成される同協議会には、国土交通省東京国道事務所、東京都建設局道路管理部、東京都産業労働局観光部、千代田区区民生活部、東京地下鉄(東京メトロ)がメンバーとなっている。
駅の地図などもわかりやすい表記に変更すべく、東京メトロも協議会に参加している」と同会は話していた。

だそうで、駅名の英文呼称まで変えるかはビミョーなようです。

   

ところで、今でこそ東京の地下鉄では英語のアナウンスも当たり前になっていますが、ちょっと昔は、都営三田線だけ英語のアナウンスをしていました。
たまぁ~に都営三田線に乗り、

Next station is "Itabashikuyakusyomae".

131124_1_04

というアナウンスを聞くと、外国人っぽいリズム「すんなり『イタバシクヤクショマエ』と言えばいいのに東京メトロの英語アナウンスはこちらのパターン)と思いつつ、「外国人に通じるのか?」と疑問に思ったものでした。
駅名と案内標識とは事情が違いますから一概には言えませんけれど、少なくとも案内標識の「ふりがな⇒意訳」の変更は「改善だと思います。

   

実はこのネタ、もっと前に書くつもりでした。
とある交差点の案内表示の写真を撮るつもりが、なかなかタイミングが合わなくてズルズルと先延ばししてしまいました。
結局、自分で写真にとることはできずGoogleストリートビューから写真を拝借

131124_1_01

時折使う通勤路にある交差点で、信号待ちしていた時に、その表記の妙さに気づきました。

聖セシリア学園入口:St. seshiria gakuen Ent.

「英訳St.Ent.「ふりがなseshiriagakuenが混在しています
まさか「セシリア=seshiria」なんてことがあるか? と思ったところ、やはり正しくは「St. Cecilia」でした

131124_1_05

学校からクレームが出ないのでしょうかねぇ
単に気づいていないだけなのかな…

ちなみに私、「セシリア=Cecilia」であることは中1の頃から存じ上げておりました。

私が生まれて初めて買って、聴きまくっていた「レコード」「Cecilia」という曲が収録されていましたので…。

明日に架ける橋 明日に架ける橋
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2013-03-05

【追記】この記事を書くうち、無性に憲政記念館に行ってみたくなりました。
憲政記念館にはしばらく行っていませんでしたし、案内標識の現状を見たい気もありましたので、急遽、出撃
併せて、まだ一度も行ったことのない三の丸尚蔵館と、さらについでに東京国立博物館(東博)「秋の庭園公開」も楽しんでしまおうという次第。

きょうのルートは以下のとおり。

自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線池袋駅有楽町線永田町駅⇒徒歩憲政記念館⇒徒歩国会議事堂前駅千代田線大手町駅⇒徒歩皇居東御苑(大手門⇒三の丸尚蔵館⇒二の丸跡⇒梅林坂⇒本丸跡⇒北桔橋門)⇒徒歩御茶ノ水駅総武線秋葉原駅山手線上野駅⇒徒歩東博⇒徒歩上野駅宇都宮線赤羽駅埼京線最寄り駅⇒徒歩自宅

憲政記念館三の丸尚蔵館入場無料だし、東博パスポートで入場しましたので、3ヶ所ハシゴしたというのに、入場料・観覧料はすべて無料
そして、無料というのが申し訳ないほど楽しみました

特に三の丸尚蔵館での「開館20周年記念 美を伝えゆく -名品にみる20年の歩み-」(今日が最終日でした)は、出展作品の点数こそ両手で数えられるほど少ないものの、その内容ときたらとんでもない凄さ

俵屋宗達(工房)の「扇面散屏風」に始まって、王羲之搨模:透き写し)の「喪乱帖」でしょ、高階隆兼「春日権現験記絵」でしょ、さらに伊藤若冲「動植彩絵」から「群鶏図」「紅葉小禽図」と、それぞれ1点でも展覧会のトリを務められそうな名品揃い

この「無料でハシゴ」のことは後日にまわすとしまして、きょうのところは、国会周辺の案内標識の検証にとどめておきます。

まず、「Kenseikinenkan」だった「憲政記念館前」

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「Parliamentary Museum」に変わっています。
次に、「Sangiin nishi tsuyomon」だった「参議院西通用門」は、

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交差点の名前そのものが「参議院会館前」に変わり、英文表記も「Councillors Office」に変わっていました。
正確には「参議院議員会館前」なのですが、それは置いておきましょ

というわけで、実地で案内標識の更新を確認いたしました

それはそうと、国会裏のイチョウ黄葉してキレイでした

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ただ、例によって例のごとく、臭っていましたけど… (2013/11/24 19:32)

つづき:2013/11/25 記念館・美術館・博物館をハシゴ(その1)

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・・・・・・・・ったく!(怒)

2013-11-22 23:27:17 | 日記・エッセイ・コラム

1ヶ月ほど前の記事「ここ数日、コメントスパムが多い」で、

ここ数日、コメントスパムがドカドカと投稿されています。
昨夜一晩だけで20件以上も…。

と書いたコメントスパム、その後もチビチビと、しかし毎日3~5件ほど到来してきました。
おかげで、ブログのコントロールパネルを開くたびに、コメントスパムを削除するのが習慣になってしまいました

きょう、帰宅してPCを立ちあげ、ブログのコントロールパネルを開くと、思わずのけぞりました

131122_1_01

コメントスパム463件
今朝もコメントスパムを全部削除してから出勤したというのに

「スパム」指定されたコメントは、ブログ人の機能として、

30日以上経過したスパムは自動的に削除されます。

となっているのですが、このペースでコメントスパムがやって来たら、30日も経つとどんなことになるのか、、、、、空恐ろしい…

とりあえず、たまってしまったスパムコメントを削除することにしました。
20 or 50件づつ、シコシコと削除削除削除
この作業を続けるうちにも、ひょこひょこと新しいスパムコメントが投稿されてきましたが、それは無視して削除削除削除

そして、キレイになりました

131122_1_03

キレイになったところで、風呂に入って我が身もキレイにすることにしました。
風呂に入っている間に何件のスパムコメントが投稿されるか様子見するという目的もありましたし。

   

そしてそして20分後、、、、、おぉ

131122_1_04

約20分間で37件のスパムコメントがやって来た

これでは、いくらスパムコメントを削除してもキリがありません

そうこうしているうちに、スパムコメントの数が67件になっていました

元から絶ってくれませんかねぇ、OCNさん。

それにしても、このスパムコメントの嵐、私のブログに限った話ではないはずで、世の中のサーバーに対する負荷の大きさたるや相当なものなのでしょうな。
酷い話です

【追記】昨夜、もう一度スパムコメントを全部削除して寝たわけですが、一夜明けると

131122_1_05

またまた434件も溜まっていました
ホント、キリがない…

と、ここでふと疑問が…。それは、これらの邪魔者たち「スパム」に指定されたのは、私の設定のゆえか、それとも、ブログ人の機能で自動的に振り分けられたものかということ。

そこで、試しに、私の設定からとある「禁止キーワード」を削除してみました。この設定できのうから来襲している一連のスパムコメントが自動的にスパム認定されれば、ブログ人のブロックがある程度効いているわけで、試しに削除した「禁止キーワード」はそのまま外しておくことができます。実は、この「キーワード」、「劇薬みたいなもので、副作用があるのですよ、いろいろと…

で、「禁止キーワード」の設定を変更した1時間後に様子を見ますと、、、またもや46件のスパムコメントが来ていまして、そのすべてが自動的にスパム指定されていました

当分、この設定のままで様子をみることにします。 (2013/11/23 09:50)

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私の「空白県」

2013-11-21 22:51:23 | 日記・エッセイ・コラム

ほぼ2年前、2011年10月の記事「いつの間にやら13万!」にこんな地図を載せました。

131121_1_02

これは私の「足跡を色分けしたもので、

は住んだことのある都県、ピンクは泊まりがけで行ったことのある道府県、きみどりは観光したことのある県、黄色は通過しただけ(飛行機での上空通過は除く)の県、そしては私が足踏み入れたことのない県です。

というもの。
そして、この時点で私が足を踏み入れたことのない「空白県」は、三重・和歌山・愛媛・沖縄4県でした。

これから2年が過ぎ、どうなったかといいますと、、、、

131121_1_01

こんな具合で、一見ほとんど同じ

でも、よくよく見ると「通過しただけ」黄色が一つ減ってピンクに変わり(香川)「空白県」が二つ減ってピンクに変わっています(沖縄・愛媛)

これで残る「空白県」は、三重和歌山二つ
行こうと思えばひょいっと行けそうな2県なのですがねぇ…
「お伊勢参り」とか「熊野詣で」とか、目玉もあるというのに…

まぁ、何とかしましょ…

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手拍子

2013-11-19 23:10:42 | テレビ番組

先々週の日曜日のお昼、NHKを流しっぱなしにしてせっせと作業に励んでいました。
TVでは、超長寿番組「NHKのど自慢」が放送中で、チラ見しながらの作業でした。

この日の放送苫小牧からで、ゲストは前川清さんと岩崎宏美さん。

131119_1_01

お二人とも歌のうまさでは定評のある方々で、私も、とくに前川清さんに関しては、いわゆる「歌謡曲」の分野では一番歌のうまい男性歌手だと思っているくらいです

それはさておき、出場者の方で岩崎宏美さん持ち歌を歌った方がいらっしゃいました。曲は「聖母たちのララバイ」だったかな… なかなかお上手ながら、曲にそぐわない場内の観衆の手拍子が邪魔している感じ
合わないと思ったら止めればよいのに、苫小牧市民たちの手拍子は止まりません

そして二つ

あ~って感じの出演者に問うて岩崎さん曰く、

この曲に手拍子は歌いづらくなかったですか?

まさしく、そうだよなぁ~ です

   

手拍子が合わないといえば、私、相撲の応援に手拍子は合わないと思っています
ましてや、声を合わせて四股名を連呼しての手拍子ぜぇ~っったい無粋
学生相撲ならまだしも、を結って力士が向かい合う大相撲にはぜぇ~~っったいに合わないと思います。

大相撲の不入りが続いていますが(ニュースで見る今場所も淋しい…)、その原因は、八百長疑惑とか外国人力士の席巻なんかもあるでしょうけれど、この「手拍子」にも一因があるのではなかろうか…

私としては(生で大相撲を観戦したことはないのですけど…)、大相撲観戦にお出かけの皆様には、どうか手拍子での応援はしないでいただきたいと切に願うのでございます。

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なかなか簡単にはいきませぬ

2013-11-17 20:48:08 | 日記・エッセイ・コラム

きょう、懸案になっていた自宅内の有線&無線LANを更新しました。

これまで、「電話回線⇒VDSL宅内装置⇒ルーター」から、メインPCには有線で、「ルーター」から「無線アクセスポイント」を介してサブPC「なんちゃってiPhone」ことiPod Touchには無線で、そして、更に「無線LAN子機」を通じてTVブルーレイレコーダーネットにつないでいました。
それぞれ購入してから、ルーター7年弱無線アクセスポイント8年ちょっと無線子機5年ちょっと経過しています。
それを、ルーター機能を持ち、「11n」に対応した無線LAN親機を買って(ルーター無線アクセスポイントとに置き換わる)、「無線LAN子機」「11n」に対応したモデルに替えるというもの。

これまで使っていた「無線LAN子機」は、寝室に設置して寝室のTVもネットに繋げようという次第です(これまで、寝室のTVがネットに繋がっていないからといって不便は感じませんでしたけど…)。

   

無線LAN親機「無線LAN子機」を購入したあと、いつもの週末の「お約束」として、ビールを買って、クルマに給油して、正午ちょい過ぎに帰宅すると、さっそく入れ換え作業に取り組みました。
私としては、スイスイと設定できて(それぞれの機器からネットに接続できて)、満足感に満ちた昼下がりを過ごす予定でした。

ところが、これがうまくいかない

試しにサブPCからVDSL宅内装置に直結してもネットに繋がりません

きょうの午前中とどこが違うんだ って感じ…

それでも、試行錯誤の末に、メインPCサブPC、そしてiPod Touchをネットに繋ぐことができて、ほっと一息

この時点で、既に日は暮れていました

次は、TVブルーレイレコーダーをネットに繋げる作業にとりかかりました。
TVはともかく、ブルーレイレコーダーがネットに繋がらない(宅内LANに入れない)ことには、かなり不便が生じるのですよ

それがまた、こちらもうまくいきません

取説のとおりにやっているというのに…

仕方なく、一旦、無線LAN子機電源をOFFにして、風呂に入りました。
「少し頭を冷やせ」ってヤツです(意味不明)。

そして、風呂上がり無線LAN子機電源を入れて、メインPCからブルーレイレコーダーにアクセスしてみると、、、、あれ、繋がってる…

結果オーライながら、かなり解せません

いやはや、ホント、PCの入れ換えと宅内LANの設定・接続って、どうしてこんなに簡単にいかないのでしょうかねぇ
とりあえず、きょうのところは、寝室のTVのネット接続はヤメにして、後回しにすることにしました。

ふ~、疲れた…

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季節ネタ

2013-11-16 15:17:01 | タウンウオッチング

けさ、近所を歩いていると、ホームセンターの店頭が「季節の装いをしていました。

131115_1_01

竹熊手竹ぼうき灯油缶ポンプ…。
私の実家の方だと、これにスノースコップスノーダンプが加わるのですが、それでも秋深し…、ですなぁ

ベランダのの鉢植えは、

131115_1_02 葉っぱがだいぶ落ちて、冬模様です。

と、よくよく見ると、花芽が出ている

131115_1_03 今年伸びた緑の枝の節々にがついています

もう1枚

131115_1_04

今年の早春、ネットで入手した生半可な知識をもとに、我流で剪定して、葉っぱがでるか、来春も花が咲くかと心配したものですが(こちらの記事)、どうやら来年もたくさんの花を楽しめそうでホッとしています。

ところで、この梅の鉢植えに絡めて「根性のあるパキラ」で書いたパキラですが、枯れたか…という状態が冗談だったかのように、元気一杯131115_1_05 わっさわっさと葉を繁らせています。

しかも、もう立冬を過ぎたというのに、新しい葉っぱが出ようとしているし…

131115_1_06 スゴいなぁ~

さすがは「根性のあるパキラ」です

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フィリピンの台風被害のこと

2013-11-14 22:48:34 | ニュース

フィリピンベトナムを襲った台風30号、とても一つの台風とは思えない甚大な被害をもたらしたようです。

この台風30号、米軍の観測によれば、「最大風速は秒速87・5メートル、最大瞬間風速は同105メートル」だったとか(讀賣の記事より)。「87.5m/s」とか「105m/s」とか、日本にやって来る台風瞬間最大風速30~40m/sに比べて、そのとてつもなさは判りますが、イメージがわきません

そこで、これらの数値を時速に換算してみますと、

87.5m/s=315km/h
105m/s=378km/h

となります。
ちなみに、飛行機が離陸するときの速度は300km/h前後だそうですから、そんなタイミングに窓から顔を出したとき(実際には不可能ですが)を想像すると、なんとなくその威力の凄さを感じることができる気がします。
同じく300km/h前後東北新幹線が駅を通過するYouTubeの映像を見ると、、、、

窓から出した手が風圧千切れそうです
台風30号の風って、いったいどんな暴風だっただろうかと…

加えて、高さ4mにも及んだという高潮

ほとんど津波と同じように、建物を根こそぎ破壊してしまったようです。

自然災害としても強烈きわまりないところにもってきて、現地では、略奪やら強盗やら刑務所からの囚人の脱走やら、風評やらで、治安が激しく悪化して、フィリピン国内外からの支援活動までもが阻害されている由
被災者の人たちは、自然災害に加えて人的災害の脅威にもさらされているんですな

そんな報道に接して思い起こすのは、東日本大震災に見舞われたときの日本のこと。

海外のメディアが、「略奪は起こらず、被災者の方々は列をつくって、配られる食糧を受け取った」と驚きを持って報道したこと自体に驚いたものですが、やはりそれは「世界の常識」からすれば驚くべきことだったのだと感じています。
日本でも「空き巣狙い」「窃盗」は起こったようですが(やはり善人ばかりではありません)、それでも、「治安が悪化しているから早く逃げたいといったパニックが発生しなかったことは確か。

つくづく日本人としての誇り日本人として生まれた喜びを感じてしまった私でございました。

それでも、大変な状況に置かれているフィリピンの人たちのために何かしたいという思いから、私はささやかながら寄付いたしました。

131114_1_01

私、クレジットカードを使ったのですが、上に載せた記述によれば、

この度の募金のお振替は2014年1月、になります。また、領収書の送付をご希望頂いている場合は、2014年3月頃に発送させて頂く予定です。
 ※クレジットカードのお振替は上記の通りですが、現地への拠出は、みなさまからお約束いただいた募金の状況に応じて、実際のお振替より前に速やかに行ってまいります

だそうで、失敗したぁ~ です。
銀行振込にすればよかった…

これは今後のための教訓として、とりあえずは私のささやかな寄付が、被災者の人たちのために役立ってくれることと、被災地の速やかな復興を願うばかりです。

コメント
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