新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(最終回)

2012-05-31 22:54:01 | MISIA

「沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その6)」のつづきは沖縄旅行3日目の最終回です。


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この日最後の目的地は、当日の「空梅雨かもしれない沖縄旅行・3日目のあらすじ」とか、5月15日の「沖縄旅行記の真っ最中ですが…」でも書いたように、宜野湾海浜公園


沖縄の海で泳ごうなんてわけではなくMISIAファンの私としては、こちらの傑作ライヴDVD傑作ライヴCDが収録された現地に行ってみたかったから


星空のライヴII~Acoustic Live in Okinawa~ [DVD] 星空のライヴII~Acoustic Live in Okinawa~ [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2004-07-07
MISIA 星空のライヴ -Best Acoustic Ballade- MISIA 星空のライヴ -Best Acoustic Ballade-
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2003-10-22

2003年の夏に行われた「MISIA 星空のライヴⅡ」ツアーは、私にとって、初めての遠征を決行した思い出深いツアーです。
ただ、その遠征は、バースデーライヴの抽選に外れてネット・オークションでも敗れ去ったあげく、思い切って新潟に出かけたというもので、わざわざ沖縄まで遠征しようなんて、当時は思いもよりませんでした。


ところが、上に載せたDVDを観、CDを聴くと、なんと素晴らしいライヴ
こりゃ、会場となった宜野湾海浜公園野外劇場は、「MISIAファンの聖地」と呼んでもよいのではないかと思うようになったのでありました。


ということで、今回の旅行の訪問スポットの一つに加えた次第です。


   


さて、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」から宜野湾海浜公園野外劇場まで、ちょいと道を間違えながら、そして、広大な嘉手納基地のフェンスに沿って走るうち、無事に入口に到着することができました。


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この「歓海門」、きっと首里城の第一の正門「歓会門」(訪問記はこちら)のもじりなんでしょ、きっと。


それはともかく、駐車場にクルマを停め、やってきました、宜野湾海浜公園野外劇場


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この日、宜野湾海浜公園野外劇場では何も行われていませんでしたが、当然のように中に入ることはできませんで、とりあえず、なんとか中を覗いてみました。


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ありゃ? 私が持っていたイメージよりかなり小ぢんまりしてます。


下手(しもて)から見ても、


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う~む…


それにしても、ステージ下手(しもて)の外にあったこの看板は何?


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沖縄 TRY YOUNG」…、意味が判りませぬ…


それはともかく、ずっと気にかけていた宜野湾海浜公園野外劇場この眼で観ることができたことで、今後は親近感を持って「MISIA 星空のライヴII~Acoustic Live in Okinawa~」を鑑賞できそうです


   


宜野湾海浜公園野外劇場を間近に観て当初の目的は達したものの、まだ日が暮れるまでは時間がありましたので、しばし散策


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いろいろと禁止事項があるようで、泳げる区域もかなり狭い


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そんなこんなで、首里のホテルに向けてクルマを走らせると、、、、わぉ、近い


宜野湾と那覇・首里がこんなに近いとは思いませんでした。


やはり実際に現地で動いてみないと土地鑑って付かないものですなぁ。


深ぁ~い満足感を胸に、ホテルの自室から外を見ると、


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かなり曇っていました。


つづき:2012/06/02 沖縄旅行最終日は降ったり止んだり(その1)

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沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その6)

2012-05-30 05:49:50 | 旅行記

「沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その5)」のつづきは、当然のように「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」訪問記です。


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さんご畑~陸上のサンゴ礁~」は、リーフレットから引用しますと、


120529_1_02_ 「さんご畑」は陸上の小さな海。人工の小さなサンゴ礁。
天敵がおらず、水質が安定し、外海よりも水温が約4~5℃低いこの小さな海では、壁面を覆い尽くすような勢いで、約5万株を超えるサンゴがスクスクと成長しています。
私たちは、ここでサンゴを養殖しながら、増えたサンゴを海へと移植しています。
人の手で失ってしまったサンゴ礁は、人の手でまた、蘇らせることができると信じて。


という施設。
つまり、サンゴの養殖場なのですが、普通の養殖場は、大きく育てた動物を売るのが目的なのに、ここは、育てたサンゴを海に移植してサンゴ礁を再生するのが目的なのだとか。
もちろん、プライベートビーチに移植して入場料を稼ごうなんて話ではありません。
いったい、どんなビジネスモデルなのだろうかと思ったら、このように有料サンゴを海に移植するというものだそうな。


なるほどぉ~


でも、サンゴの移植を依頼する人・企業は、移植してもらったことで直接的な利益があるわけでもなく、やはり基本的には「サンゴ礁に対する無償の愛」に支えられていることに変わりはないようです。


   


さて、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」、この数時間前に観てきた沖縄美ら海水族館とは比べものにならない小さな施設で、飼われている魚やサンゴやイソギンチャクなどダブるのも多かったのですが、陽の光の下で観ると、同じ種類の魚やサンゴやイソギンチャクでも見え方がずいぶんと違うのには驚きました。


例えばスズメダイ


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ホントにこんな派手な色で泳いでいるなんて


また、サンゴだって


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ふんがぁ~ デス


また、こちら名前がまた…


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サカサクラゲ」ですと

「サカサクラゲ」って、私は「」を連想してしまいました…


またまた、こんな怪しい生物までいたりして…


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これはハタゴイソギンチャクと、その下に潜り込んでいる(旅籠宿泊中?)のアカホシカニダマシ(のハサミ)。

何も知らずにこのユニットを見たら、一つの生物にしか見えないのではなかろうか…


   


こちらは、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」ならではの「サンゴの幼稚園」


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説明板によりますと、


ここでは株分けをしたサンゴが、人工の偽岩やT字ビンに根付くまで、大切に育てています、株分けしたばかりのサンゴは、デリケートなので、水が一番綺麗な場所で育てられています。


だそうです。


繰り返しますが、陽の光の下こんなに間近にサンゴを観られるなんて、ホント、来て良かったと思いました


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ところで、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」を航空写真で見ると、


<iframe height="300" frameborder="0" width="400" scrolling="no" src="https://local.google.co.jp/?ie=UTF8&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x34e5112b8ee31e37:0x5b487c508c7074d8,1&amp;ll=26.408625,127.714954&amp;spn=0.001441,0.00214&amp;z=18&amp;output=embed" marginwidth="0" marginheight="0"> </iframe>

大きな地図で見る


東京湾のお台場を思わせるような突堤があります。

ここまで行ってみました。


120529_1_09


四隅がストッと尖っているのが、いかにも、沖縄ぁ~


そして、海の色が、海の色が、、、、


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沖縄ぁ~


もう、大興奮でした


つづき:2012/05/31 沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(最終回)

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自動車税の納付期限が近づいています

2012-05-29 21:17:12 | 日記・エッセイ・コラム

120530_1_02_自動車税の納付期限、5月31日が近づいています。


手元不如意だった頃は、7月初めの夏のボーナスが支給されてから(このタイミングならギリギリで延滞金をとられなかった)自動車税を納付したものでしたっけねぇ・・・


当時は、平日の日中に銀行に行って、窓口で納付しなければならず、かなり不便でしたが、いつの頃からか、コンビニでも納付できるようになり、去年までは私もコンビニから納付していました。

そして今年、私は初めてPay-easy(ペイジー)で納付しました。
これなら、ほぼ24時間、自宅のPCから納付できますから


ただ、気がかりだったのは、納税証明書がどうなるかということ


というのも、私のクルマ6月下旬車検期限を迎え、車検を受けるためには納税証明書が必要なのですよ。


埼玉県のHPによれば、


なお、納期限内にPay-easy(ペイジー)で納税いただいた方には、継続検査用の納税証明書を6月下旬までに郵送いたします。


と、かなりビミョー・・・


でも、車検は期限ギリギリに受ける予定にしていますから、恐らく大丈夫だろう、正々堂々と5月上旬に納付するのだから、たとえ納税証明書が無くても恥じることはない

と、意味不明の判断のもと、Pay-easy(ペイジー)で納付しました。


   


とはいえ、もし車検までに納税証明書が届かなかったらどうしようか? わざわざ県税事務所に行かなきゃならないかも・・・、なんて不安にも思っていました。


しかし、予想に反して、昨日、納税証明書が届きました


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早い時期に納めた甲斐があったというものです。


それはともかく、6月に車検を迎えるというのは、自動車税の納付時期と重なって、あまり具合はよくありません

せめて7月中旬以降だったら「のどけからまし」だったでしょうねぇ。

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沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その5)

2012-05-28 05:52:53 | 旅行記

「沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その4)」のつづきです。


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今帰仁城跡の次に向かったのは、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」


「さんご」「畑」「陸上」「サンゴ礁」、なんだかイメージが難しい単語の組み合わせですなぁ。


今回の沖縄旅行のプランを練ったとき、まず行きたいスポットは次の3カ所でした。


さんご畑~陸上のサンゴ礁~
沖縄美ら海水族館
平和の礎


この3カ所は必須として、距離や位置関係を考えながら、追加情報を元にプランを作っていきました。
その筆頭に挙げられた、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」は、沖縄美ら海水族館平和の礎に比べるとかなり知名度が落ちますが、私としては、沖縄に行くからには是非訪れたいと思っていた場所でした。


そのきっかけになったのは、こちらの記事


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転記しますと、


mudefでは、沖縄県読谷村(よみたんそん)に位置する「サンゴ畑~陸上のサンゴ礁(事務局:沖縄県読谷村、代表:金城浩二、以下サンゴ畑)」をサポートする企画「うるまる」を開始します。
2012年2月、沖縄にあるサンゴ養殖施設「サンゴ畑」を訪問。2010年に公開された映画「てぃだかんかん」のモデルともなった施設で、海洋の生物多様性を守る重要な役割を担うサンゴ礁の大切さと保全の取り組みに触れました。
海の生物多様性を守り、ひとつでも多くのサンゴ礁が維持されることを願い、mudefでは、サンゴ畑の取り組みを応援するキャンペーン「うるまる」を始めることとなりました。MISIAの手によってデザインされたキャラクター「うるまる」を用いて、商品開発・販売を行い、収益をサンゴ畑に寄付することで、継続的な支援活動を進めていきます。


でして(MISIAの視察レポートはこちら)、私としては行かずにはいられません


   


ところが、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」HPからアクセス方法を調べると、


よく、「さんご畑の場所わかりにくい~」って言われるさぁ。
おねがいだから、あきらめないで探してね。


と、心細いご案内が…


大ざっぱな位置は下の地図で「B」で示したとおりで、私はナビの目的地を「Gala 青い海」に設定して「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」に向かいました。


<iframe height="300" frameborder="0" width="400" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="https://local.google.co.jp/maps?f=d&amp;source=s_d&amp;saddr=&amp;daddr=26.408889,127.715555&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;sll=26.40836,127.716445&amp;sspn=0.003435,0.006121&amp;t=m&amp;brcurrent=3,0x34e5112b8ee31e37:0x5b487c508c7074d8,0&amp;mra=mift&amp;mrsp=1&amp;sz=18&amp;ie=UTF8&amp;start=0&amp;ll=26.354959,127.810822&amp;spn=0.369165,0.547943&amp;z=10&amp;output=embed"> </iframe>
大きな地図で見る


実際、かなり細い道が多くて、「本当に着くのか?」と不安でしたけど、土地鑑のない私が感覚で走るよりはナビを信じるべきでしょう。


120528_1_03_ そして、無事に「Gala 青い海」に到着


今帰仁城跡からの所要時間は、沖縄自動車道許田IC石川IC)経由で約1時間20分、高速道路料金は450円でした。


Gala 青い海」の駐車場にクルマを駐め(駐車料金はかかりません)、お土産品売り場を覗いたのち、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」のチケットを購入しました。


そうそう、「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」のチケットは「Gala 青い海」で販売されています。


120528_1_04_「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」は、「Gala 青い海」の駐車場から海側に下りたところにありました。


120528_1_05_
おぉ、沖縄チックな眺め


って、これは「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」ではなくて、


入口はこちら


120528_1_06_


お出迎えしてくれたシーサー風お魚クンたち、私は串揚げ屋さんの串入れを思い出してしまいました


まだ「さんご畑~陸上のサンゴ礁~」入口にたどり着いた段階ですが、この記事はここまで


つづき:2012/05/30 沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その6)


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スマホに乗り換えようかと心が揺れる

2012-05-27 07:51:28 | 日記・エッセイ・コラム

私の携帯は、このブログにも何度か登場したように従来タイプのガラケーです。
世のトレンドは猫も杓子も(すごい言い回しだスマホなのは重々承知していますけれど、わざわざ高い端末を買って、高い料金を払って、何に使うと、4年以上前に買った機種を愛用しています。


先週末、データ通信端末を買い換えようと近所のドコモショップに行き、1時間近くも待たされたとき(記事はこちら)、暇のツレヅレに陳列されているスマホを手にとって見たりもしたのですが、まだまだと思っていました。


そんな私の信念(?)を揺るがせるメールが先週金曜日に届きました。


120527_1_02 「ご愛顧10年 Xiスマホ割のご案内」と題するドコモからのこのメール、内容は、


「ご愛顧10年 Xiスマホ割」は、ドコモの継続利用期間が10年以上の方がXiスマートフォンを機種変更もしくは契約変更でご購入していただくと、月々サポートが最大5,040円(税込)増額となる割引です。
※Xiスマートフォンご購入後24か月ご利用の場合

長らくドコモをご愛用頂いているお客様への感謝の気持ちをこめた2012年8月31日(金)までの期間限定割引です。
Xiスマートフォンをおトクにご購入頂けるこの機会に是非ご検討ください


というもの。


「月々サポートが最大5,040円(税込)増額」ではなく、「最大5,040円(税込)増額ですって


かなり興味を惹かれて、ドコモのHPをじっくり読んでみました。


120527_1_01


適当なXiスマホで料金をシミュレーションしてみますと、現在の私の使い方が続くと仮定すると、月々の支払いは「月々サポートが最大5,040円(税込)増額」が適用される前の段階で5,000円弱になります(これでも現在の利用料金よりも安いことに気づいた)。


ということは、「Xiスマホ割」を使えば、2年間に渡って月々の利用料金が無料ってこと
こりゃ本気になって乗り換えを考えねば と思っています。


但し、バッテリーの持ちとか、ウイルス対策とか、クルマとのBluetooth接続とか、愛用のガラケーに入っているアプリSuica, Edy, JMB, ビックポイントとか…)の移行とか、片付けなければならない細々したことがありますけど…。


一応の期限は今年8月31日

本気で検討します。


【追記】ドコモのHPをよくよく読むと、

「月々サポート」が24か月合計で最大5,040円増額!

と、「24か月合計」を見落としていました。う~む・・・
(2012/05/28 12:52)


その後:2012/07/29 「スマホ乗り換え」の気分が醒めつつある

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沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その4)

2012-05-26 15:12:09 | 旅行記

5月19日の「沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その3)」から1週間空けて、ようやく続編です。


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120526_1_02 沖縄美ら海水族館を後にしてクルマを走らせること、ほんの15分今帰仁城跡に到着しました。


前日訪れた首里城で、本土の城の石垣とはかなり違う、うねうねした野性味あふれる石垣に盛り上がった私(記事はこちら)ですが、今帰仁城の石垣は首里城のものとも違って、古城の佇まいが色濃く、生きている自然無機的な石垣との対比が、心に染みてくるというか、感情の中に入り込んでくるようでした。


松尾芭蕉「おくのほそ道」松島象潟を比較して、


松島はわらふがごとく、象潟はうらむがごとし。


と書いたことに倣えば、


首里城はわらふがごとく、今帰仁城はうらむがごとし。


ってな感じ。


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さて、有料区域は、平郎門から始まります。


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城の正門にしてはかなり狭い正郎門から入ると、これまた狭い石敷きの通路が城の奥に続いています。


この道が正式な通路かと思ったら、説明板によりますと、


正郎門から直線的に伸びる石階段は、1960年代に整備された階段です。本来の登城道は、平楼門から城内へ向かって石階段の右手側にあります。
1980年の発掘調査によって石敷きの小道が発見されています。旧道は、大きな岩盤の谷間を利用して敵兵が攻め入っても大勢の兵隊が上の郭まで一気に入れないように工夫されたつくりになっています。


だそうで、私は帰りにこの旧道を通りました。


120526_1_05 登城道というよりも登山道のような趣ですな。


旧道の途中にはパパイヤの木なんてのもありました。


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それはともかく、石階段を昇っていくと、大庭(ウーミヤー)と呼ばれる広場に着きます。


大庭の北側にある御内原(うーちばる)からの眺めが良かったぁ~


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ふ~っとため息をつきながら風景に見入ったあと、さらに城の奥に進みます。


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そして到達した場所が、主郭(俗称本丸)、今帰仁城の最重要部でした。


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公式HPの説明によれば、


1982年から4年間発掘調査が行われました。発掘調査の結果13世紀終わりころから17世紀初め頃まで機能していたことがわかりました。監守引き上げ以降は、火之神の祠が設置され、さらに来歴碑が建立され祭祀を行う場所として利用されています。発掘調査が完了し、現在のように整備されました。


ということで、火之神の祠(ひのかんのほこら)山北今帰仁城監守来歴碑記のレプリカ(現物は今帰仁村歴史文化センターに保管展示)がこちら。


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この、今帰仁村のHPによりますと、


祠には、第二監守一族の火神が奉(まつ)られ、旧暦8月10日には今帰仁ノロ以下の神人(かみんちゅ)が城ウイミの祭祀(さいし)を現在も行っています。また、今帰仁上りの重要な拝所として参詣者が絶えません。


だそうで、現役の霊域なのだとか。


   


ところで、何気に引用文の中に「監守」という言葉が登場しています。
監守」とは何でしょうか?
これは、沖縄の歴史をひも解けばすぐに判るのですが、今帰仁城跡のHPでも簡単に説明されています。

その簡単な今帰仁城の歴史の説明をさらに要約しますと、


【三山時代】14世紀の沖縄本島は、北部を北山、中部を中山、南部を南山がそれぞれ支配する「三山鼎立の時代」で、北山王は今帰仁城を拠点に沖縄本島北部を支配下に治めていた。
しかし、北山は1416年に中山の尚巴志によって滅ぼされた(その後、尚巴志は1429年に南山も支配下に収め、琉球を統一)。
【監守時代】中山は北部地域を管轄する代官として監守を配置し、1422年以降、今帰仁城は看守の居城として使用された。
1609年、薩摩軍の侵攻によって今帰仁城は炎上した。
【監守時代以降】1665年、監守は首里に引き上げ、以降は精神の拠り所として崇拝されてきた。


といったところでしょうか。


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さて、主郭からさらに先に進みましょう。


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砦の入口のような狭い門をくぐり抜けると、


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城主に仕えた身近な人々が住んだと考えられている志慶真門郭(しじまじょうかく)

ここで見る石垣が、何とも魅力的でした。


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うねる石垣と


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立ちはだかるような主郭の石垣と風に揺れる白いユリ


もう一度、上から見下ろしてもかなり良い


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こうして大満足のうちに今帰仁城趾見物を終えた私は、すやすやと眠る仔猫の横を通って今帰仁村歴史文化センターに向かい、


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今帰仁城の復習をして、次の目的地へと向かったのでありました。


つづき:2012/05/28 沖縄旅行3日目はひたすらドライブ(その5)

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今週末はダービー・ウィーク

2012-05-25 23:15:33 | 競馬

自宅のリビングルームにあるオーディオラックの上に、一枚の写真を飾っています。


120525_1_03


ずいぶんと色あせていますが、それもそのはず、18年前に購入した競馬雑誌に載っていた写真を、数年にわたって上の写真と同じ状態で飾り、色あせてきたぞ と、あわててスキャンしてプリントアウトしたもの


ちょっと拡大してみましょう。


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この写真は、1994年に行われた「第61回 東京優駿」、いわゆる「日本ダービー」2冠目に輝いたナリタブライアンがウイニングランを終えてスタンド前に戻ってきたところを撮したもので、私の宝物と呼んでも良い写真です。


どうしてこの写真が私の宝物なのかといいますと、この写真には私が写っているんです


私が写っている部分をちょっと拡大してみましょう。


120525_1_02


さぁ、徒然煙草はどこにいるのでしょうか


この写真が載っていた競馬雑誌は、普段、私が買うことのない雑誌でして自分が写っている写真が載っているから買ったものです。
一緒に東京競馬場に行った友人がこの競馬雑誌を見つけて、「おい、写っているぞ」と教えてくれたものですから、書店で立ち読みして確認(かなり簡単に自分の姿を発見)した上で買ってきました。


もうあのときから18年ですかぁ~


   


あさって、東京競馬場第79回 東京優駿(日本ダービー)が開催されます。
久しぶりに馬券を買ってみましょうかねぇ…


出走18頭中、ディープインパクト産駒7頭、ステイゴールド産駒2頭を始め、父方の祖父にサンデーサイレンスを持つ馬が14頭、母方の祖父にサンデーサイレンスを持つ馬が3頭と、⑦コスモオオゾラを除く17頭サンデーサイレンスの孫が占めています


出走馬全頭、いや、最終登録馬の全頭がサンデーサイレンスの孫だった去年(記事はこちら)よりはましですが、生物多様性の観点から言えば、好ましい状況ではありません


というわけで、私の買い目の軸は内国産の血が濃い⑥ゴールドシップと、SS系ではない⑦コスモオオゾラでしょうか。


【追記】上位6頭のうち、2着⑪フェノーメノだけ買ってない…
やはり難しいよなぁ、競馬… (2012/05/27 15:55

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戦闘機の爆音は「空を切り裂くような」音ではない!

2012-05-24 22:46:08 | ニュース

5月15日の記事「沖縄旅行記の真っ最中ですが…」で、


ところで、神奈川県中部にある私の職場、上空を頻繁に日米の軍用機 が飛び交っています。
プロペラ機のP-3Cでもかなりやかましい
というのに、ジェット戦闘機のFA18ときたら、ハンパないやかましさ で、目の前の人との会話さえままならないほど。


と書いたのですが、今週火曜日から、そのFA18が頻繁に職場上空に飛来して、とんでもない爆音に悩まされています。


いったい何事かと思ったら、読売新聞のサイトにこんな記事を見つけました。


在日米軍は22日、原子力空母「ジョージ・ワシントン」艦載機による離着陸訓練(FCLP)を22日、米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で実施し、夜には夜間離着陸訓練(NLP)も行った。NLPの実施は2007年5月以来、約5年ぶりで、県や周辺自治体は反発を強めているが、防衛省によると、米軍は訓練を24日までの3日間、午前9時から原則午後8時まで行うと通告している。


だそうです。
どうりで、爆音の頻度が高いわけです
でも、この読売の記事、


周辺の住宅街には「ゴォー」という爆音が何度もとどろき、


とありますが、記者が実際にこの爆音を聞いて書いた記事とは思えません
また、神奈川新聞のこの記事も、


県内の広範囲で空を切り裂くようなジェット機の爆音が響いた。


と、書いていますが、これも実際の爆音をリアルに表現しているとは到底言えません。いや、「ジェット機⇒空を切り裂くような」紋切り型の記事に留まっています。


現実の爆音は、「ゴォー」でもないし、「空を切り裂くような」(金属的な)音でもなく、空気をグチャグチャに壊しまくる暴力的かつ巨大な音です
しかも、音の出所がどこなのか、さっぱり判らない…
どこを飛んでいるんだろうか? と空を見上げても機影は見えない
と、思いがけない方向から翼の下の装備が丸見えになるほどの低空から、かなりの低速FA18厚木基地方向に飛んでいったりします。


ずいぶん昔、富士スピードウェイにレースを観に行った時、初めて聞くレースカーの排気音に圧倒されたものですが、音量といい、暴力性といい、ジェット戦闘機にかなうものではありません


そんな比類ないとんでもない爆音の連発も今日でおしまい。。。。のはず。

でも、単発で爆音が轟くことは避けられないでしょうけれど…。


それはそうと、今回の在日米軍の離着陸訓練が行われた理由がかなり興味深いものでした。
読売の記事によれば、


在日米海軍司令部によると、同空母は21日に横須賀基地から出港する予定だったが、故障に伴う部品交換のため延期した。艦載機は今月9~18日、硫黄島で陸上訓練を行ったが、実施から10日間が経過すると、洋上の空母への着艦資格を取得する訓練に参加できなくなるため、一部のパイロットに再度、陸上訓練を行う必要が生じたという。


ということで、パイロットの腕を鈍らせないための規則が原因だったとのこと。

近隣への迷惑も考えない戦闘機の所要といい、こんなルールといい、さすがは米軍だと妙に感心してしまいます。

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祝 東京スカイツリータウン グランドオープン

2012-05-22 05:32:14 | タウンウオッチング

きょう、2012年5月22日、東京スカイツリータウン(←公式HPを下にスクロールするとかなり楽しい)がグランドオープンします。
さいたま市民としては、ちょっとだけビミョーな部分がありつつも、これを祝して、ここまで私が撮った東京スカイツリーの写真を並べてみることにしました。


私のアーカイブに存在する一番古い東京スカイツリーの写真がこちらです。


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2010年5月4日十間橋から撮った「逆さスカイツリー」
この日のことは同年5月5日の記事「おのぼりさん、参上!(その1)」に書きましたが、この時点での東京スカイツリーの高さは368mで、写真をご覧のとおり、天望デッキさえ存在していません。


次は、上野から見た2010年8月7日の状況。


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たった3ヶ月天望デッキの形が見えるようになっています


さらに2ヶ月経った2010年10月3日三ノ輪記事はこちら)から見た様子は、


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着実に成長していますなぁ。


ここから1ヶ月経つと(2010年11月6日)、


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展望回廊が、その姿を現し始めました。

既にこの2週間前の2010年10月23日「本体」の最高点:497mまで到達していて、この後はゲイン塔がニョキニョキ伸びて、634mを目指す状況だったようです。

確かに年が明けた2011年1月8日の写真を見ると,


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本体の高さは変わらず、展望回廊の形がはっきりしてきて、そして、ゲイン塔が姿を現しています。


ここから3週間経った2011年1月29日には、


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ゲイン塔ニョキリと伸びておりますな。
ちなみに1月29日に撮った右の写真は、東京国立博物館(東博)平成館(左)と本館(右)の間から望んだ東京スカイツリーです。


この日の約2ヶ月後、あの東日本大震災が発生しました。

東京スカイツリーでは、ゲイン塔を吊り上げる作業の真っ最中、言い換えれば、構造体としてユルユルの状態であの地震にあったということになります。
地震が起きたその時の東京スカイツリーの建設現場の様子は、7月24日に放送されたNHKスペシャル「東京スカイツリー 世界最難関への挑戦」(私のビデオコレクションに収蔵)で観ましたが、あの地震(東京タワーの先端が曲がるほど)にもかかわらず、一人の怪我人を出すこともなく、そして、東京スカイツリーの構造に問題が生じることもなかったことは、お見事というしかないと思っています。


東日本大震災の日、職場から自宅まで歩いて帰った私(記事っつうか、「つぶやき」のようなものはこちら)、筋肉痛が残る中、3月13日上野に行ってきまして(記事はこちら)、その時に撮った写真がこちらです。


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まるで何事もなかったかのように立っています

この日の高さは625mで、5日後の2011年3月18日にはついに634mに達したとのこと。

関係者の方々の喜びはいかばかりだったものかと、お察し申し上げます。


さて、これから2週間経った2012年3月25日には、


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それまで天望デッキの上に設置されていたタワークレーンほとんどなくなっています
もう工事の後片付けの段階に入っていたんですねぇ。


もうこの後は、遠目からは変化がほとんど判らない状態で、今年に入った2012年1月6日の写真は、前年3月末の状態とほとんど同じです。


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当然ながら、2012年4月8日も、3ヶ月前と見た目は違いなく


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私が撮った東京スカイツリーの写真では最新2012年5月13日も、


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まるっきり変化なし


もっとも、この段階で見た目に変化が生じるなんて、あるべきことではないのでしょう。


私は通勤の際、よほど天気が悪くない限り、毎朝首都高速板橋本町辺りと、日によっては笹目橋辺り)から東京スカイツリーの姿を眺めていまして、もう、おなじみの風景になりました。

でも、私、当然ながら東京スカイツリーに昇ったことはありません

しばらくの間は昇ることはできない気配ですが、いつかは昇ってみたい と強く強く思っています


ちなみに私、東京タワーには高校生の頃に一度昇ったことがあるだけで、首都圏に住むようになって以降は、ご無沙汰したままです…

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ピンホール・カード作戦は空振り

2012-05-21 21:51:13 | ニュース

今朝、起きたとき、天気予報に反してかなり良い天気でした。
そして、クルマに乗って首都高速5号線(上り)を走り出した時もが差していて、これならしっかりとピンホール・カードを使って金環日食「影」を撮影できるゾ とワクワクドキドキで、いつもの板橋本町~志村料金所を先頭とする渋滞鼻歌交じりで過ごしていました。


ところが、ラジオを聴いていると、横浜ではが降っているという情報が入ってきました。


え"、そんなぁ~


さらに、天気予報によると、雨雲が西から進んできているそうで、状況としてはかなり思わしくありません
そして、山手トンネルを抜けて首都高速3号線(下り)に入ると、、、、曇っている…


ますますかなり思わしくない状況です


実際、予定どおり7:15頃港北PAに到着しますと、太陽がいるはずの空は、


120521_1_01


に隠れてほとんど見えない…


心の準備はできていたとはいえ、かなりがっかりして、これまた予定どおり、港北PAで朝食を摂りました。

それでも、朝食を美味しく食べ終え、PA内のコンビニで昼食を買い、金環日食のタイミングで外に出ました。


すると、PAの駐車場では多くの人東の空を見上げています


名前のない空を見上げて(CCCD) 名前のない空を見上げて(CCCD)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2004-07-07

え、なに?なに?と、私も空を見上げるとのスクリーンを透して、くっきり金環日食を見ることができるではありませんか


アワワと急いでクルマに戻り、デジカメで撮影


フィルターも無しで撮ったのがこちらの写真です。


120521_1_02


もう1枚


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ほとんど何の手練手管を繰り出すこともなく、うまく撮れました


仮に ドピーカンだったとしたら、日食グラスを持ち合わせていない私としては、ピンホール・カードを使って、そのを撮影するしかなかったのですが、雲のおかげで写真撮影することができました。

ある意味、かなりLuckyだったということなのでしょう


   


港北PAでは、私以外にも、多くの人が金環日食を観測していました。

携帯電話で撮影する人、日食グラスで見上げる人、裸眼で見上げる人、、、、。
中には溶接作業で使う鉄仮面で見ているおじさんまでいて、なんとも楽しい


金環日食のような現象を確実に予測できる科学すごいと思いますが、金環日食を楽しんでいる人たちが大勢いること自体がすごい、と思った朝でした。

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