北京オリンピックが閉幕し、さぁ、ブログを書くぞ と気合い
を入れているところです。
書きたい「シリーズもの」がたまりまくっておりますが、まずは、昨日&一昨日に決行した山形・郡山遠征のダイジェストを書きます。
今回の山形・郡山遠征では、目的のメインはもちろん「MISIA星空のライヴ」でしたが、もう一つのお楽しみが、山形市内での建物見物でした。
これというのも、去年6月の仙台遠征(秋田の別邸⇔仙台)のとき(記事)に新幹線の車内で手に取った「トランヴェール」
が、山形・福島の擬洋風建築を特集していたのが発端。
私は、この手の建物が大好物ですから、「トランヴェール」をしっかと別邸
に持ち帰り、さらに帰省Uターンの際には別邸
から本宅
へと持ち帰って、コレクションに加えております。
この号の表紙に使われている旧済生館本館(山形市郷土館)には絶対に行ってみたいと思っていて、さらに記事を読むと、山形県旧県庁舎(山形県郷土館「文翔館」)もかなり魅力的…
まずはこの2つの建物は外せない という決心を胸に、山形市に乗り込んだ私は、新幹線
の車両からかなり歩いた末に山形駅の改札を抜け、
まずは資料収集のため、観光案内所に行きました。
すると、観光地としてのイメージが薄い山形市だというのに、観光パンフレットや案内地図のたぐいが豊富に揃っていましたしかも、「ここで逢ったが百年目
」的だったのが、「やまがた- 建物- 時代絵巻」と題するスタンプ帳というかリーフレットでした。
これは、「切り絵絵巻にスタンプを押しながら 歴史的建物をめぐる」というスタンプラリーで、8ヵ所のスタンプポイントには、旧済生館本館(山形市郷土館)と山形県旧県庁舎(山形県郷土館「文翔館」)も含まれています。
これぞまさしく「渡りに舟」です。
私は、初日は「MISIA星空のライヴ」終了後に山形在住の旧友と会う約束にしていて、2日目は山形市観光
をした後に郡山に移動するつもりでしたので、山形公演は1st Stge
、郡山公演は2nd Stage
のチケットを入手していました。
そんなことから、郡山への新幹線は山形を15:46発と、余裕はたっぷりあります
山形に到着するまでは、下手したら、観光が早々に終わってしまい、家電量販店かどこかでオリンピック観戦になるかもしれないと危惧したり…だったのですが、その心配はなさそうです
入手した資料をバッグに入れ、それをホテルに預けて、いざ、「MISIA星空のライヴ」へ
ここで2日間の旅程を書いておきます。
【初日:2月19日(土)】
自宅⇒徒歩
⇒最寄り駅⇒埼京線
⇒大宮駅⇒山形新幹線
⇒山形駅⇒徒歩⇒やまぎん県民ホール
(MISIA星空のライヴ
)⇒徒歩
⇒ホテル
⇒旧友と飲み会
⇒ホテル
【2日目:2月20日(日)】
ホテル⇒山形駅(コインロッカー)⇒徒歩
でスタンプラリー (八日町⇒十日町⇒七日町⇒旧寺町⇒文翔館⇒霞城公園⇒霞城セントラル
)⇒山形駅⇒山形新幹線
⇒郡山駅⇒徒歩
⇒けんしん郡山文化センター
(MISIA星空のライヴ
)⇒徒歩
⇒郡山駅⇒東北新幹線
⇒大宮駅⇒埼京線
⇒最寄り駅⇒徒歩
⇒自宅
郡山では、駅と「MISIA星空のライヴ」の会場のけんしん郡山文化センターとの間を徒歩で往復しただけで、観光は皆無でした。
そして、山形では2日目の朝9:40頃から、昼食も摂らずに(カフェ休憩1回) 14:30頃まで取り組んだ(?) スタンプラリーが観光のすべてでした。
昼食を摂る時間も惜しんで熱中
したわけではありませんで、たまたまお昼時に歩いていたのが官庁街近くだったので、食事できる場所がなかったのですよ。日曜日でしたし…。
ところで、私にとって山形市は、通過するだけを除けば、高校生のとき、部活の東北大会以来です。そのときは、宿泊先と会場の旧山形県民会館との間を貸し切りバスで移動しただけですから、土地鑑は皆無。
扇状地であることも、2年前に飛行機から眺めて
初めて知ったくらいのものです。
ほんとに何も知らない場所だったわけですから、このスタンプラリーは勉強になりました
そして思ったのは、
古い建物が残っている
郷土史料の展示が充実している
道が広い
山形城がやたらと広い
ということ。わがふるさとは足元にも及びませぬ…
同じ「出羽国」で、隣り合った県の県庁所在地どうしなのに、どうしてこうも違う?? とくにと
さらに「う~む…」と思うのは、旧山形県民会館からやまぎん県民ホールへの継承と、旧秋田県民会館からあきた芸術劇場ミルハスへボッカリと開いた空白…。
山形は旧県民会館とは別の場所にやまぎん県民ホールを建てたことから、ほとんど空白期間なしで継承したのに対して、秋田は旧県民会館と同じ場所に新ホールを作ったものだから、約4年間に渡って秋田市には1200人以上を収容できるホールが無い(旧県民会館のキャパは約1,800人)という情けない状況になってしまいました。
そんなわけで、今年9月にグランドオープンするあきた芸術劇場ミルハス(大ホールのキャパは約2,000人)に期待するところがデカい私です。
愚痴るのはこの辺りにしときまして、「MISIA星空のライヴ」の山形・郡山公演のことも少し書いておきましょう。
どちらも、声出し禁止ながら、熱くて厚い拍手が印象的なライヴでした。
MISIAも絶好調で、とくに山形公演は過去最高クラスに絶好調
でした。
(「絶好調」で思い出す元プロ野球選手の中畑清さんは郡山市からほど近い矢吹町のご出身)
MCの方も、話したいことが多すぎる~ といった感じで、紅白歌合戦での「肌のツヤ」の話とか、オリンピックの話とか、デビュー24周年の話とか、語りまくり
今週金曜日(2月25日)放送のNHK「ドキュメント72時間」でナレーションを担当することすら告知しないとは…
というところでダイジェストはおしまい。
いつになるか判りませんが 本編は必ず書きますので、お楽しみに~