新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「MISIA星空のライヴXII」の振り返り【後編】

2024-03-07 14:50:48 | MISIA

「『MISIA星空のライヴXII』の振り返り【前編】」のつづきです。

MISIAバンドバンマスが、クロタク、さらに現在の大林武司さんとJazz系ミュージシャンになって以降、それまでと大きく変わったのは、曲間の無音時間が劇的に減ったことと、公演ごとにアレンジやアドリブが違うという点だと思っています。
「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」でもこの特徴は変わらず、同じツアーなのに、何度行っても、新鮮な感覚で楽しむことができました。きょうはどんなアレンジなんだろ、どんなアドリブを聴かせてくれるんだろ、と。
また、「MISIA THE GREAT HOPE」ツアーがツイン・ドラムだったのに対して、「MISIA星空のライヴXII」は基本的にツイン・ギターに変わり、吉田サトシさんと石成正人さんが曲によってリードとサイドを交替で務めていて、二人のギターの音/フレーズの違いがとても楽しかった (名古屋公演での佐橋佳幸さんのギターも聴きたかった…)
また、国内ファイナル公演@有明アリーナのスペシャル曲「つつみ込むように…」で、ナリナリ・サトシ (by MISIA)による素晴らし過ぎる神々の饗宴のようなギター・バトルを聴けたのは最高の思い出の一つです
もちろん、Sax & Flute明男ちゃん(いろいろありました)も、ドラムのTOMOさんも、ベースの種子田健さんも、Strings弦一徹社中も、コーラスの星空シスターズも、ほんとに素晴らしいメンバーでした。
そして、みんな実に楽しそうに演奏しているのがねぇ。もっとも、あんな素晴らしい音楽をみんなで作っているのだと考えれば、楽しくないはずはありえません、恐らく(素人なんで…)
そうそう、MISIAの凄まじいボーカルをニコニコして見ているTiger姐さんが、ほほえましかった

   

今年の元旦能登半島地震が発生して、その約3週間後福井・越前市で行われた公演の翌日MISIAが奥能登に炊き出しに行ったという情報が流れていました。
MISIANHK FM「MISIA星空のラジオ~Sunday Sunset~」で語ったところによれば、公演終了後に化粧も落とさずに移動を開始して、「現地の人たちに『化粧が濃い』と言われないか心配した」そうですが、その翌週にも福岡公演があるというのに、なんという行動力なんでしょ
もちろん、地元との調整を行い、炊き出しの食料を整え、現地までの交通手段を確保した事務所の活躍があってこそですけれど、その後も2回目の炊き出しを行うなんてねぇ。
私も、「能登半島地震復興支援 Maple Leaf Pie」数個を購入させていただきました。

   

東日本大震災のあと、MISIA復興支援ソング「明日へ」を制作しました。
今回のツアーで、MISIA「明日へ」を歌ったのは、全22公演中、宮城・利府 2 days福井・越前公演 2日目、そして、新潟公演 2日目4公演だけでした。この「4公演だけ」というのがミソで、いずれも「意味のある地」
私が行った宮城・利府新潟での「明日へ」は、MISIAの想いが籠もりまくった歌声で、心に響きました

4公演でしか歌われなかった「明日へ」スペシャルでしたが、2公演だけ「傷だらけの王者」(宮城・利府 2 days)「MISSING AUTUMN」(札幌 2日目と大阪初日:聴けていない)「ゆびきりげんまん」(東京・有明 2 days)、そして、国内ファイナル1公演だけ「つつみ込むように…」スペシャルでした。
また、「Everything」が東京・有明 2 daysだけで歌われなかったことも、ある意味「Special」だったかもしれません

このうち、「ゆびきりげんまん」は、3月29日リリース新曲で、正真正銘の初披露でしたから、とびきりのSpecialでした

急遽、東京・有明 2 daysで歌うことを決めたそうで、急いでこのバンド用に編曲したみたい(大林さんが譜面を振り回していました)。
それなのに、初演から高い完成度で驚きました
この曲は、3月30日にテレビ朝日系列で放映されるプレミアムドラマ「黄金の刻~服部金太郎物語~」のために書き下ろされたものだそうで、MISIAは詞を書くにあたって、主人公の服部金太郎さんに関する資料や本を読み込んだのだとか。いかにもMISIAらしい
そして聴くと、まさにドラマ当て書きの歌詞で、とても春らしい曲でした。
早くまた聴きたいゾ

   

このツアーでは、本編ラストに、MISIAライオンと一緒にトロッコに乗って場内を「お練り」するという演出がありました。

これがとっても良かった

アリーナ前方盛り上がっても、アリーナ後方やスタンド席はそれほどでもないということは、ライヴではよくある話ですが、このときのスタンド席の人たちの盛り上がりようときたら
みんな良かったねぇ と「御同慶の至り」でした

このライオン「傷だらけの王者」のMVに登場したものだと思いますが、リアルに動くし、MISIAはペットを扱うようにスタンド席を指さしながら「ほら、見てごらん」と話しかけているように振る舞って、なんともcuteでした。
また、本物のライオン勘違いした観客ビビらないようにとの配慮なのか、ライオンぶっとい鎖でしっかりとトロッコに繋がれているのも面白かったなぁ

   

最後に、国内ファイナルとなった東京・有明 2 daysのことをちょっとだけ書きます。

新潟公演2日目に、ステージ上で派手に転倒したMISIAのその後が気になっていましたが、まったく問題は無いようで、一安心

で、2日間とも、とりわけ2日目は、めちゃくちゃ盛り上がりました
「星空のライヴ」史上最高盛り上がりだったと思います。
とにかく声援の多さ大きさが際だっていたし、コール&レスポンスが揃っていたし、「BELIEVE」とか2日目の「つつみ込むように…」とかは大合唱でした

そうだそうだ。「MISIAのおことば」を載せます。
まず初日

そして2日目。

なお、過去の「MISIAのおことば」は、こちら「横浜編」「新潟編」をご参照くださいませ。

ということで、「MISIA星空のライヴXII」国内ツアーお開きになりましたなぁ。あ~、良いツアーでした。
収録していた横浜 2日目のライヴが、どうかディスクされますように

そしてそして、私は台湾遠征楽しみじゃぁ~

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「MISIA星空のライヴXII」の振り返り【前編】

2024-03-06 15:21:30 | MISIA

昨年11月に始まった「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」は、先週末(3月2-3日)有明アリーナ 2 daysで、国内公演のすべてが終了しました。

全11都市22公演のこのツアー、ご当地メロンパンダカプセルトイコンプできましたが、

私が行った公演は、静岡・袋井の初日と、さいたま宮城・利府横浜新潟東京の各 2 daysの合計11公演でした。
上の行の各都市名(袋井と東京を除く)から、感想その他を書いた記事に飛べるようにしてあります。

ここまで、ネタバレ無しで書こうとしてきましたから、なんとも制約が多くて、ムズムズしていました。書いている私もそうなら、読んでくださった方々もそうだったんじゃないかなと思います。
セットリストは、見たい人だけが見られるようにしてきましたが、ここで、ようやくドバッと載せます

画像をクリック/タップすると、各公演のセットリストと、各公演で歌われた曲・歌われなかった曲を整理したチャートを合わせてPDF化したものをご覧いただけます。

   

このツアーについてMISIAはNHK FM「MISIA星空のラジオ~Sunday Sunset~」「25周年にふさわしい『星空のライヴ』のベスト盤のようなものにしたい」と言っていましたが、セットリストを眺めるだけでも、その意図が十分に感じられるセットリストになっていました

最初の「星空のライヴ」(2001年10月) には行かなかった私ですが(今でも後悔してる)、その後のIIからは欠かさず行っているもので、「眠れぬ夜は君のせい」を聴くと「II」を、「月」を聴くと「III」(とりわけ岩見沢公演)を、や「BELIEVE」を聴くと「IV」とそのときのアレックスのドラミングを、「地平線の向こう側へ」を聴くと「V」を、「忘れない日々」を聴くと「VII」(とりわけ秋田公演)を、、、と、「星空のライヴ」の各ツアーリンクして記憶が甦ってきました。

「MISIA THE GREAT HOPE」「『THE TOUR OF MISIA』系のベスト盤のようなもの」だったのに対して、「星空のライヴXII」MISIAの想いのとおり、『星空のライヴ』のベスト盤になっていたと思います。ただ、CD「ベスト盤」は、過去の音源を持ってきて並べることが多いでしょうけれど、どちらのツアーも、超一流のサポートメンバーを揃えて過去を超えてくるという本当の意味での「ベストになっていたのがさすがでした。

ちょっと不思議だったのは、ツアー初日の冒頭で、多くの聴衆が「やはり来たと思ったはずの「星の降る丘」が、2日目には歌われなかった(らしい)こと。
MISIAアプリでこのことを知ったときは、「まさかと思いましたもの…
そして次のさいたま公演以降は、「星の降る丘」「不動の一番」として聴衆の心を震わせ続けた(であろう)ことを思うと、ツアー2日目は何だったんだろう と不思議に思うのですよ。
「星の降る丘」は、「星の銀貨」と共に「星空のライヴ」には欠かせない曲なのにね…

   

このツアー中のMISIAは、私が行っていない公演はよく判らないけれど、いつもBESTの状態をキープしていたと思います。10年以上前だと、不調の公演があったり、ちょいとうまくいかずにテクニックで補ったりしたこともあったのに、最近はいつでも安定して珠玉の歌声を披露しています。
何度も生MISIAの歌を聴いている私でも、しょっぱなから「すげぇ~と思っているのですから、初めてMISIAのライヴに行った人には衝撃だろうなと思います。「歌が上手い」なんて言葉じゃとても追いつきませんもの

しかも、近年は、昔ほどホイッスル or 超高音のファルセットを使わなくなっていて、「もうデビュー当時のようなホイッスルは難しいのかな?」なんて思っていたところ、このツアーでは、いわゆる「惜しげもなく」ホイッスル or 超高音のファルセットを放ってくれました
その最たるものが、横浜公演 2日目から帰ってきた私が、

とポストした「忘れない日々」でした。
この曲は、「THE TOUR OF MISIA 2004 MARS and ROSES」でのパフォーマンスが最高で、これを超えることは無いだろうと思っていたのに、このときの横浜公演で「過去最高を記録し、さらにその後の公演でも「過去最高」更新しつづけたように感じています。

「月」もまた、MISIAの歌声の「威力を存分に堪能できるパフォーマンスで、「星空のライヴXII」特徴づける一曲でした。
よく「声量が凄い」と言われるMISIAですが、私は常々MISIA『声量』だけで語るなと思っておりまして、ボリュームだけでなく、音の密度というか声の密度と、響きと、正確なピッチと、高度なテクニックと、そして何よりも美しさが、唯一無二の「威力になっているのだと思うのです。

   

「月」からの流れで、MISIA史上最大規模と思われる「照明装置」のこと。
「月」3つのリングで構成された巨大な吊り照明装置が面白かった。
「渾天儀」を連想させる姿になったかと思えば、逆さバースデーケーキみたいになったりと、様々な動きを見せてくれました。

その中で、秀逸だと思ったのが、「月」のときの動きでした。

曲が始まると、巨大スクリーンに満月が映し出されるのですが、照明装置のリングの一つが邪魔で月が良く見えません
せっかく満月を映しているのに…と思っていたら、曲の終盤でそのリングが動き出して満月の全体が見えるようになり、そしてまた別のリング満月を隠していって曲が終わりました。

ここで察しました 照明装置に見立てているのだと
満月を隠しているが流れていって、ようやく満月を見られるようになったかと思ったら、別の雲が流れてきて再びを隠す、、、という…。
ほんとにこんな意図を持った演出だとしたら、奥ゆかしいなぁ 風流だなぁ

う~む…、この調子では1本の記事ではまとまりそうもありませんな
ということで、「後編」につづきます。

つづき:2024/03/07 「MISIA星空のライヴXII」の振り返り【後編】

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泊まりがけは17年ぶりの新潟遠征 #M

2024-02-27 12:40:15 | MISIA

「泊まりがけは17年ぶりの新潟遠征」旅行記本編のスタートです。

まずは、「#M = MISIA編」ということで、この遠征のメインだった「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」新潟 2 daysのことから。

MISIAがデビュー26周年を迎えて最初のライヴになった新潟 2 daysは、去年7月に「MISIA星空のライヴXIIのツアースケジュールが発表になった時点では「ツアーファイナル」でした。
「いやいや、新潟で『ファイナル』はないだろと思いつつも、チケットを申し込んだら、ツアーが始まって間もない去年11月に有明アリーナ 2 days (3月2-3日)の追加が発表され、「やはりなぁと納得したのもつかの間、年が明けると、今度は海外公演(香港:3月17日 & 台北:4月4日)の追加が発表
ここまで来ると、4月か5月に「凱旋アンコール公演」まであるかも知れないと思ったりして…

   

そんな「幻のファイナル」新潟 2 daysは、盛り上がりましたぁ~
MISIAは相変わらず絶好調といってよい状態だし、会場からも実によくが出ていました。

新潟能登半島地震の被害が出ているところ。MISIAは、「ここに来ている人たちが歌で元気になって、その元気を周りの人たちに広げて行ってくれたら…」みたいなことをおっしゃっていました。これって、伝教大師最澄のおことば「一隅を照らす、これ即ち国宝なり」に通じる気がします (こちらの記事をご参照方)

セットリストを載せます。

例によって、画像をクリック/タップすると、セットリストをご覧いだけます。
今回は、スペースの都合から、横浜・名古屋・新潟の6公演分だけ。
袋井(エコパ)から横浜までのセットリストは、横浜公演の振り返り記事をご参照ください。
有明アリーナ 2 daysが終わったら、全公演分を載せますね。

【追記】セットリストを誰でも見られるようにしました。(2024/04/07 17:37)

セットリストで注目すべきは、2日目に、このツアーで4公演目宮城 2 days、越前 2日目につづいて、「あの曲」を歌ってくれたこと。
最後のPAを通さない生声が胸に響きました… ああいった歌い方を聴いたのは初めてだったし…

   

ここで、私が厳選(?)した「MISIAのおことば」
まず初日

MISIA曰く「朱鷺メッセにはトキの雛が棲んでいる」そうで、いったいどういうこと? なんですが、MISIA「ちょっとキックしてみて」と催促されたTOMOさんがバスドラムをドン と鳴らすと、会場の後方から「ピヨという反響が…
床がコンクリートむき出しで、客席の横がすぐに壁になっていて(スタンド席が無い)極端に縦長朱鷺メッセ展示ホールの構造が、特定の音「ピヨと反響させるようです。
バスドラムの音も「ピヨを発生させますが、それ以上に、MISIAのMC大量の「ピヨを発生させていました
このMC以降、曲の途中でも「ピヨが気になってしまいましたとさ

つづいて2日目

ライヴ始めの怒濤の連発の途中で、ステージ上のMISIAの姿が、突然、私の視野から消えました 
何事 
転倒でした。
ほんのちょっとの間があったものの、MISIAは立ち上がって、何事もなかったように歌い続け、そして、怒濤の連発終了後に賜ったおことばが、私がポストしたものでした。

「アクシデント」「パフォーマンス」と言い換えるMISIAったら…

本人曰く、「ドライアイス(の煙?)が大量で、滑ってしまいました」「自分でも何が起こったのか判りませんでした」「ちょっとまだ動揺しています」だそうな。
その後のMISIAは、本来の意味でのいつもの「パフォーマンス」を披露してくれましたが、大丈夫だったのかなぁ 年輪を重ねると、痛みが翌日以降に出たりするものだから心配です。

安全はすべてに優先する です。

この前日の帰りのバスで、ミー友さん「職場の安全」の話をしたのは、この前触れだったのかねぇ… もちろん偶然です

   

新潟遠征記の「ダイジェスト」で、「あること」と書いた、この楽しかった遠征での例外事案は、初日公演でのことでした。

となりのおっさんが、とにかく酒臭かったのですよ

私の座席は、かなり前方の、ステージに向かってやや左( 2日目は同列の3つ左)で、ライヴが始まると正面に向かって40°弱の角度で右を向くことになるものだから、左隣りのおっさんからの酒臭さが私を直撃
16時開演のこのライヴ前に、どんだけ呑んできたんだろ
おっさんに文句を言っても仕方ないし、席を移ることもできないし、で、我慢&我慢の約2時間でした

不満ついでもう一つ。
前方の席の難点は、ステージと客席の間でうごめくカメラ
カメラ本体は人の背丈よりも高い位置にあるものだから、着席状態でカメラに割り込まれると辛い。しかも、「着席状態」の曲の場合、カメラは同じ位置に留まって撮影することが多いときたもんだ…

あのカメラは何のためのものなんだろ
ステージ後方のモニター画面用なんだろと思いつつも、モニター画面で「環境ビデオ(古いことば)が流れているときもステージを撮っているんだよねぇ
ライヴに必要なものだとしたら、黒子黒子らしく振る舞ってほしいぞ

   

最後に「お口直し」。

私は、MISIA星空のライヴXII」のツアーグッズ「ご当地メロンパンダ」のガチャを、1公演2回ずつチャレンジしていまして、横浜公演までに14回やって、全11種類中9種まで集まりました。
あと東京と名古屋の2種 まで来たのですが、残り2種、つまり、2/11の確率を引き当てるというのはなかなか難しい
新潟初日は、2個とも茶色系(北海道と福井)でダブりでした
そして臨んだ2日目に、ついに名古屋をget
そしてそして、1個のカプセルには紙片が入っていまして、開くと、「B賞」とな
「MSA限定 ロンT」を頂戴いたしました
正真正銘、「無欲の勝利」です。

この余勢を駆って、有明アリーナ公演では「雷門」を引き当てるぞ
でも、東京を引き当てた と思ったら、香港と台北が追加されたりして…

ということで、ごく些少な不満はあったものの、それを補って余りありすぎ良き新潟 2 daysでございました

ここまで、ずっとネタバレ回避で奥歯にニラかエノキダケがはさまったようにしか書けなかったこのブログですが、今週末はついに国内ファイナル
来週はたがを外します

つづき:2024/02/28 泊まりがけは17年ぶりの新潟遠征 #1-1 
別の意味でつづき:2024/03/06 「MISIA星空のライヴXII」の振り返り【前編】 

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1か月半ぶりの「MISIA星空のライヴXII」

2024-02-05 18:41:25 | MISIA

きのう・一昨日と、「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」横浜 2 daysに行ってきました。
私にとっては、これが今年最初の生MISIAになりました。

昨年夏、CLUB MSA枠のチケットエントリーが始まるとき、カレンダーを眺めながらいろいろと考えた末、1月の3都市6公演はパスすることしました。でも、いざ、昨年末の宮城 2 daysから1か月半も空くと、心細いというか寂しいというかなんというか…。
帰省兼宮城遠征から戻ってすぐは、「HAPPYクリスマス おもちゃ屋MISIA」「MISIA PEACEFUL PARK」TV放映が続いて、ライヴの余韻を保てたものの、「NHK歌合戦」が危惧したとおり なんとも散漫なパフォーマンスに終わってしまい、ここで一気に私の中のビタミンM切れてしまいました 
そして、大阪・福井(越前市)・福岡の6公演断片(喉のチューニングとか、即興の場つなぎとか…)「X」で知るたびに、「あ"~悲嘆…
ただ、MISIAが越前公演の翌日に奥能登に炊き出しに入ったことを、その日の夜に「X」で知ってほっこりしましたっけ…

そんな「ビタミンM欠乏症」を病みかけているときに飛び込んできたのが、「MISIA星空のライヴXII アジアツアー」のお知らせでした。

3月2-3日の東京・有明 2 daysがツアー・ファイナルになるのかと思いきや、3月17日に香港、4月4日に台北約6年ぶりの海外公演が行われるのだとか

今の香港には行く気はしないけれど台湾は久しぶりに行きたい と思いました。
前回の台湾旅行は、2008年8月の「THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA」のときで(記事)、なんとなんと、成田空港からMISIA御一行様同じ飛行機で向かったのですよ (桃園空港の喫煙室重実さんと一緒になり、そして、入国手続きに向かうMISIAご本人にも至近で会えた)
チケットを取れるかどうかは判らないにしても、とりあえずは失効しているパスポート再取得するのが先決だろう と、リリースが出た1月26のうちに、戸籍謄本(全部事項証明)を秋田市役所に電子申請しました。
そして、チケット発売当日の2月2には、時差の存在を忘れていてあれ? となったり、チケット販売サイトのユーザー登録悪戦苦闘しながらも、なんとかチケットgetできました
そしてそして、次は、パスポート取得手続きのため、顔写真自撮りして、署名撮影して、マイナポータルから電子申請完了 (顔写真と署名写真を規定のサイズにするのが面倒でした)
さらに、飛行機のチケット(マイレージ優待)予約して、ホテル予約して、、、と、なんとも忙しい、けれど、充実した一日を過ごしました。
たまたまその日、CLUB MSA「チケット付き公式ツアー」が発表されたのですが、私の費用(ライヴチケット、燃油サーチャージ等、宿泊代)約2倍のお値段でしたので、してやったり でございました

   

こんな個人的な盛り上がりの中で迎えた「MISIA星空のライヴXII」横浜 2 daysは、2日目の私の席の近くにいたサイテーなグループ(インストルメンタルだからといっておしゃべりして良いわけがないだろ)を除けば、またもや最高かつ最幸を更新する素晴らしいライヴでした

で、横浜 2 days終了時点での、「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」ここまでのセットリストです。
クリック/タップすると、PDFが開くようにしてありますので、ご覧になりたい方のみ、どうぞ

【追記】セットリストを誰でもご覧いただけるようにしました。(2024/03/07 17:49) 

曲数基本の曲目も、既に固まった感がありますが、2 daysまったく同じセットリストだったのは、このツアーでは初めてでした
2日目収録用カメラが入ったことが、その理由の一つかもしれません。
でも、「まったく同じセットリスト」とはいえ、アレンジソロプレイは公演ごとに違うし、「生」ですから、思いがけないアクシデントがあったりして、甘く見ちゃいけません

横浜2日目は、ある曲の冒頭で楽器の不調があったらしくて、「やり直しが発生しました。
MISIAが演奏を止めた直後の「おことば」がこちら。

アクシデントにまったく慌てるそぶりもなく、こんな「おことば」を発することができるなんて…
さらに、準備できるまでの「場つなぎ」として、ピアノ/ギター/MISIAインプロビゼーションを聴かせてくれたのですから、アクシデントもまた楽し です。

なお、初日の「おことば」はこちらです。

「自粛」した部分は、まだツアーの途中ですのでMISIAのご要望に沿って、内緒とさせていただきます

さて、「X」でミー友さんたちのポストを拝見していると、私の空白期間でも、最高最幸を公演ごとに更新しつづけているらしいこのツアー、横浜 2 daysのMISIAも、またもや最高最幸更新してくれました(重要なことですので繰り返しました)
どの曲でも、MISIA深く・分厚く・美しい歌声は横浜アリーナの広い空間を満たして、聴衆異次元の世界に連れて行ってくれました
そんな中で、私が最も感銘を受けたのが、

という曲でした。
MISIAごく初期の曲で、低音から超高音を駆使する超難曲かつ超名曲です。
「劣化」というイヤな言葉がありますが20歳年以上も若い自分のために作られた曲を、こんなに高いレベル完璧に歌ってしまうMISIAには、まったく無縁の言葉に違いありません
MISIAにぴったりの言葉は「Ever Onward (限りなき前身)」だな

ここまで私が出かけた「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」7公演で、残りは5公演。っつうことは、横浜 2 daysで、ようやく半ばを過ぎた段階です。
まだまだ楽しませていただきます

それはそうと、横浜2日目の収録は何用だったんだろ
TV? ディスク?
どちらにせよ、楽しみです

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「MISIAのおことば」を整理してみる #3 【完結編】

2023-12-26 13:14:00 | MISIA

「『MISIAのおことば』を整理してみる  #2」のつづきです。

最初はこちら。

2022年6月25日のおことば

2022年6月25日の「★XI」前橋公演でのおことばです。

この前日時点で、MISIA「ライヴ空白県」は、この群馬県だけだったんですよねぇ
濃いファンが何人もいるというのに… (ある人はこれが最後の生MISIAになってしまった)
どうしたことか、北関東4県は冷遇されがちで、先月のさいたま公演12年ぶりでしたし、栃木県2013年3月の一回キリ(MISIA 星空のライヴⅦ -15th Celebration-)だし、茨城県に至っては、単独公演としては1998年7月の「CLUB SUMMIT 1998」だけ
なお、空白期間で言えば、2013年12月の実質的にアレックス追悼ライヴになった★VII公演(記事) 以来ご光臨無しのわが故郷・秋田なかなかなものです 

それはともかく、このときの前橋のライヴは熱かった、そして北関東暑かった

   

お次は、2022年7月6日の東京公演から2つ

2022年7月6日のおことば(その1)

2022年7月6日のおことば (その2)

最初の方は、ニューアルバム「MISIA THE GREAT HOPE BEST」発売告知でして、SNSを見ると、バラしている人は皆無でした こういうことで、ファンはMISIAの信頼を得て、MISIAも安心してエンバーゴ破りができるというわけ。好循環ですな

そして二つ目。
MISIAはライヴで、「ここからはゆったりと歌っていきますので、皆さんもどうぞ椅子におかけください」と言うことがしばしばあるのですが、この時はMISIA曲順を勘違いしていた (次の曲は「Everythjng」だと思っていたら「陽のあたる場所」だった) というわけでした

この翌日、 Birthday Live でのおことばは、

2022年7月7日のおことば

「すべての生き物」という言い回しは、映画「SING / シング」バスター・ムーンから拝借したんだろな、K.I.T

   

★XI につづく「MISIA THE GREAT HOPE」では、あまり「おことば」採集していなくって、次はツアー・ファイナルとなった有明アリーナ公演からです。

まずは収録日だった 2023年4月1日のこちら。

2023年4月1日のおことば

この「おことば」ディスクにも収録されていましたねぇ

そして正真正銘のツアー・ファイナルとなった2023年4月2日の有明アリーナ 3日目からは二つの「おことば」を採集しました。

2023年4月2日のおことば (その1)

ツアーにずっと参加していたドラァグクイーンHossyが、終盤から体調不良で「欠席」していたのですが、MISIAはしっかりと Hossyにも敬意を表していました。
BDには横浜公演も収録されていたのは、「せっかく撮ったということもあるでしょうけれど、Hossyが出演されていた公演だということもあったのかもしれません。

そして、「25th Anniversary」ツアーを締めくくったのが、このおことば

2023年4月2日のおことば (その2)

やんややんや であります。

   

今年11月11日のエコパアリーナ公演から始まった「MISIA星空のライヴ XII Starry Night Fantasy」で賜ったおことばは、ちゃんとブログに書いています。
11月11日のエコパと、11月22 & 23日のさいたまスーパーアリーナ公演での「おことば」はまとめてこちらで書きました。

補足するとすれば、ちょうど11月23日から公開が始まった映画「翔んで埼玉~琵琶湖から愛をこめて~」のことは、MISIAの頭の中に in putされているみたで、「ついつい『なんとか埼玉』だと思っちゃう」とおっしゃっていました 
それが、こちらの「おことば」につながってしまったらしい

2023年11月22日のおことば

2023年11月23日のおことば

また、私にとって今年最後の「生MISIA」となった 12月16 &17日 の宮城・セキスイハイム スーパーアリーナ 2daysでのおことばは、先週、記事にしたばかりなので、「次点」だけ載せます。

2023年11月16日のおことば (その2)

2023年12月17日のおことば (その2)

「エンバーゴ破り」再びです
それと、正しくは、「BS4K⇒BSP4K」「BSP⇒BS」です NHKのBS放送は、この2週間ほど前に変わったばかりですから仕方ありません

それにしても、MISIAの「羽生発言」が、私の Twitter / X 史上 2番目のバズりになるとは、思いもよりませんでした。

   

私の「★XII」への参加は、2024年1月は完全空白で、2月3-4日の横浜 2 daysから再開します。

今後もMISIA「おことば」を採集していきたいと思っているのですが、こうやって整理してみると、時間を空けると、どういう意味だ? と自分でも「おことば」が繰り出された状況を思い出せなかったこともありました
自己リプで状況を postしようにも、ネタバレしないようにするのは、なかなか大変なので、なにか良い方法がないのか考えることにします。

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「MISIAのおことば」を整理してみる #2

2023-12-25 19:33:51 | MISIA

「『MISIAのおことば』を整理してみる #1」のつづきは、2022年1月16日のロームシアター京都での「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」(以下、「★XI」)から始めます。
このときのおことばは、

2022年1月16日のおことば

というもの。
このときのことはこちらの記事で書きましたので、状況をさらっとだけ説明しておきます。

第72回紅白歌合戦終了後のMISIAこの「おことば」は、2021年の歌合戦に出場したときの裏話で出てきたもので、フィナーレの際、自分の周りにいた藤井風さん、福山雅治さん、細川たかしさん等のお顔を拝見したMISIAが達した結論というのが、「声の調子はお顔に出る」というもの。
そこで、今年(2022年)のMISIAの目標が「お肌つやつや」だという次第です。

それにしても、この公演でのMISIAのMC絶好調で、歌合戦で藤井風さんと「Higher Love」を共演したいきさつとか、歌い終わったら有線マイクのコードが足に絡まって動きづらくなったとか、いろいろとかなり面白かったっけ…

お次は、2022年2月20日の郡山公演でのおことば。

2020年2月20日のおことば

サポーターに対するMISIAのおことば、かの「私を歌手にしてくれてありがとうございます」にしても、ほんとにじんわりしてしまいます
なお、この日、北京冬季オリンピック フィギュアスケートエキジビションが行われていて、2nd Stageの定刻のちょっと前から、鍵山優真さんが「明日へ」で滑るという、会場の聴衆は録画で視るしかない貴重なTV中継があったのですが、MISIAは舞台裏でしっかりと中継をご覧になったのだそうな

次も東北で、2022年3月6日の盛岡公演でのおことばです。

2020年3月6日のおことば

この約2週間後に公開が迫っていたSING / シング: ネクストステージ」に関するおことばでした。
実際に映画を観ると、確かに「迫真の演技を演技するMISIA」でスタートしていました

こちらは2022年3月24日の大阪・フェスティバルホールでのおことば。

2022年3月24日のおことば

MISIAが、「ある曲でみんなとやってみたいので、ちょっと練習しましょうか」と言いだして、ハンドクラップの練習をしたのですが、いったい、どの曲でハンドクラップをするのだろうか… とみんながいぶかしく思い始めたときのおことばでした。
なお、この大阪 2 daysから、アンコール後のMISIAの衣装が、あのウクライナカラーのものに変わりました。

MISIAがステージ上に現れたときには、場内がどよめきましたし、私もマスクの下で声を漏らしました。

次は、2022年4月16日の旭川でのおことばで、そのまんま
Happy Birthday 藤城さん

2022年4月16日のおことば

次の2022年4月17日の札幌公演でのおことばもまた、そのまんまです

2022年4月17日のおことば

   

「★XI」の合間を縫うように2022年4月30日~5月4日河口湖ステラシアターで開催された「MISIA CANDLE NIGHT 2022 PEACE OF MIND」の初日からはこちらのおことばです。

2022年4月30日のおことば

これはまた「難しい」おことばですなぁ
こちらの記事に書いた当日のお話から転記しますと、

そして、この日一番のお目当てだった村治佳織さんが登場し、「クラシックのコンサートでは曲紹介を先にするけど…」なんて同年齢女子トークをしたあと、MISIAは「じゃぁ、曲紹介無しで始めてみましょうか。これが上手くいったら、あすも(曲紹介)しないことにします」と話し、村治さんのギターによるイントロがスタート。

この河口湖 4 daysは、前半2公演にはクラシックギターの村治さん、後半2公演にはフラメンコギターの沖仁さんがゲスト出演されたのですが、お二方とも素晴らしかった
WOWOWでの中継は4日目の公演からでしたから、村治さんの演奏は無し
映像は残っていないのかなぁ…

というところで「#2」はおしまいです。
ほんとは「前編」「後編」で書き切れると思ったのですが、「#3」でも終われるかどうか

つづき:2023/12/26 「MISIAのおことば」を整理してみる  #3 【完結編】 

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「MISIAのおことば」を整理してみる #1

2023-12-24 13:36:06 | MISIA

しばらく前から、MISIAのライヴに行くと、その日のMISIAのMCから「おことば」を選出(?)してTweet / Postし、それをブログに載せたりしてきました。でも、ブログに載せていない「おことば」もあるので、「X」で過去のTweet / Postを見られなくなる前に採録して、整理してみることにします。

まずは、「X」で「おことば MISIA」で検索してみると、、、、ありゃま、私のTweet / Post だけがゾロゾロと出てきた

まず、一番古いのが、2001年6月27日のこちら。

2021年6月27日のおことば

これは、「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」(以下、★XIと略)熊本公演で賜ったものです。

会場の熊本城ホールは、この時点では落成して1年半ほどしか経っておらず、しかもコロナ禍でコンサートの中止も相次いだため、「エージング」がまだ足りない状況で「まだ音が固い (MISIA談)だけれど、「今後、たくさんのコンサートが開催され、たくさんのアーティストの音楽を吸収することで、素晴らしいホールになると思う」とおっしゃっていました。
会場も楽器と同じで、音を聴かせることで、その会場の「音/響き」ができあがっていくのでしょうねぇ

お次は、2021年10月22日、東京ガーデンシアターでのおことば。

2021年10月22日のおことば

東京ガーデンシアターでは、1階相当の席を「アリーナ」2階相当以上を「バルコニー」と称しているのですが、MISIA「『バルコニー席』って言いにくいから『コニーちゃん』と呼ぶことにします」と宣言したのでした。ちなみにアリーナ席は「アリー」

その翌日のおことばは、

2021年11月23日のおことば

この公演で4回目のお披露目となった「Higher Love」の途中で歌詞が飛んだ MISIAが、歌い直そうとしたときのもの。
きまりが悪かったのか、MISIAHigh~er Lo~ve のところで両手を挙げてくれるとうれしい」みたいなこともおっしゃっていて、それが現在にもつながっています。

次は、11月19日の大阪・フェスティバルホールでのおことば。

2021年11月19日のおことば

「★XI」には「Yakult presents」と冠がついていて、スポンサーのヤクルト本社からは「Y1000」の差し入れがあるそうですが、いつも義理堅いMISIAです。

つづいて翌11月20日のおことば。

2021年11月20日のおことば

「HELLO LOVE」の発売(12月1日)が迫る中、宣伝にも余念が無いMISIAでした。

次は東京ガーデンシアターに戻っての12月11日のおことばの前に、翌日12月12日のこちら。

2021年12月12日のおことば

コロナ禍でも、できる限り生の音楽を届け続けてきたMISIAならではおことばです。
胸が熱くなるようなおことばを発したMISIAでしたが、その前日のおことばがこちら。

2021年12月11日のおことば

これはシチュエーションを説明しないとさっぱり判りませんナ

この日のバンドメンバー紹介で、MISIA黒田卓也さんを「黒田タケシ」と紹介してしまったのです。すぐに気づいて訂正したMISIAでしたが、つづけて、

『たけし(大林武司)」と『たけし』(種子田健)と『さとし』(吉田サトシ)だから『たけし』

と、意味不明の言い訳をしていらっしゃいました。

こうした間違いは、MISIAにはありがちなことで、以前は担当楽器でキーボードとギターを取り違えて紹介しがちでしたし、ちょっと前までは吉田サトシさんがしばしば名前を間違えて紹介されたものでした
ようやくしっかりと正しくコールされるようになっていた吉田サトシさんでしたが、今年10月7日の「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶讃 MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023」初日で、久しぶりに「吉田タケシ」と言い間違えられてしまいました。
こういうMISIAによる意図のない「前振り」があって、翌2023年10月8日のおことばがあったというわけです。

2023年10月8日のおことば

一気に時が翔んでしまいましたので、この際、東大寺ライヴ 初日のおことばを紹介してしまいましょう。

2023年10月7日のおことば

大仏さまは、手を合わせて拝まれることには慣れていらっしゃると思いますが、拍手されたのは初めてではなかろうか???

ここにきて時間が前後してややこしくなってきました(私が書きづらい)ので、ここで一息入れて、2022年以降のおことばは#2につづきます。

【追記】記事のタイトルを変更し、記事のごくごく一部を変更しました。
とても「前編」「後編」では終わらないことが判明いたしましたので…
(2023/12/25 19:22)  

つづき:2023/12/25 「MISIAのおことば」を整理してみる #2 

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今年2度目にして今年最後の「MISIA in 宮城」

2023-12-19 12:14:10 | MISIA

一昨日、別邸から帰ってきました。
その途中、新幹線を仙台で途中下車して、「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」宮城 2 daysを堪能してきました。

諸般の事情により、記事を書くのが一日遅くなってしまいましたが、例によってネタバレ極力排しつつ2公演の感想なんぞを…。既にTVやネットメディアで明らかにされていることは「衆知の事実」とさせていただきますので、そこんとこ、お含みおきください。

   

会場になったセキスイハイムスーパーアリーナ (前公演の札幌につづいて「セキスイハイム」冠付き会場)には、過去にここで公演を行った人たちのサインとかサイン入りポスターが飾られていまして、仙台駅西口近くからシャトルバスに乗ること約40を要して会場に到着すると、まずはMISIAのサインとポスターに再会

おぉ すっかり色褪せてしまった「THE TOUR OF MISIA 2002」「THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY」のサイン入りポスターの隣に、今年2月の「MISIA THE GREAT HOPE」のポスターが加わっている

新入りポスターをアップしましょ。

そして、サイン色紙も、今年のに更新されていました

以前飾られていたサイン色紙(2002年のもの)は、2009年に写真を撮ったものの、

 width=ピンボケだし、低解像度だしで、今回はキレイに撮るぞ と意気込んでいたもので、ちょっとあてが外れた感じでもありました。

「MISIA THE GREAT HOPE」のライヴ(記事はこちら)は、MISIAにとって「THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA」以来14年ぶりセキスイハイムスーパーアリーナでのライヴになったわけで(2009年2月当時は「ホットハウススーパーアリーナ」と呼ばれていました)、それから10か月たらずでの再訪となりました。
このことは、MISIAも初日のMCで触れていて、「まさか同じ年に2回もここでライヴをできるなんてねぇ」感慨深そうでした。
そして、「MISIA THE GREAT HOPE」ライヴのちょうど1か月後に、同じ会場羽生結弦さんが「希望のうた」で滑ったことに話がつづき、そしてそして、この「おことば」を賜りました。

今年3月以降、MISIAはたまたま新幹線羽生さんと同じ車両に乗り合わせて、直接お礼を言おうと思いつつも、声をかけられなかったのだとか…
でも、この「おことば」は羽生さんファンの間にも広がっているみたいで、羽生さん本人にも伝わっていることでしょK.I.T

なお、徒然煙草が選出した2日目MISIAの「おことば」はこちら。

まったくMISIAったら…
これがかの大シンガーの言動ですか

   

ここで「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fansy」セットリストを載せます。
いつものように、下の画像をクリック/タップすると、ご覧いただけます。

宮城・利府公演までのセットリスト

【追記】どなたでセットリストをご覧いただけるようにしました。
    (2024/03/07 17:57)

ここまで十数曲を固定して、公演によって数曲を出し入れしているこのツアーですが、やはり宮城公演では「あの曲」が来ました。
宮城・福島・岩手で生で聴く「あの曲」はとんでもなく心に響いて、いつも涙しそうになります。この 2 daysでもそうでした
しかも、初日・2日目とで歌い方を変えてきて、特に2日目には初めての歌い方を披露してくれました

ま、「宮城スペシャル」として「あの曲」を歌ってくれるのは想定内でしたが、もう一曲「宮城スペシャル」が来るとは思いもよりませんでした
たまたま仙台でライヴがあったから、というタイミングの妙で、東大寺ライヴ以来2か月ぶり(ぜんぜん久しぶりじゃない) に、生で「この曲」を聴けるとは
「この曲」オリジナル音源私の好みではありませんが、Remixとかライヴで聴くのは悪くありません

   

この「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」は、「星空のライヴ」史上最大のステージセットと、MISIA史上最大級の可動型照明設備を引っさげて開催されています(私の感想です)。
でも、「ある曲」で、せっかくスクリーンにあるものが映されているのに、照明設備が邪魔で、それが客席から見えないんじゃないか? というシーンがありました。
ところが、角度の違う席から視て理解しました。照明設備は雲なんだと
アレの一部を隠し、やがては流れてアレしっかり見え、そして再びアレ隠す…。
なんという奥ゆかしい演出なんでしょ
なお、私が、

MISIAのロングトーンはゴジラの熱線

とポストしたのは、この「ある曲」(変な書き方)MISIAが発するロングトーンを聴いての感想でした。
つい先日録画を視た「シン・ゴジラ」では、ゴジラ熱線を吐くとき、まず口からボワボワしたを吹きだして、それが青白く強力な熱線へと変化するのですが、あの、ぶっといレーザー光のような超強力な熱線が、会場の奥深くへと響き渡り、聴衆の感情や涙腺を破壊するMISIAぶっとく揺るぎないロングトーンとダブって感じられたのです。

と、まだまだ書きたい感想があるのですが、このツアーには今後も何公演か聴きに行く予定ですので、そのときの感想のネタの元として取っておくことにします

   

今年の「MISIA星空のライヴXII Starry Night Fantasy」の公演は宮城 2 daysをもってお開きとなり、1月6-7日の大阪で再開されますが、このインターバルには、MISIAがご出演されるTV番組(使い廻しを含む)がいくつも放送されますので、整理しておきます。

12月19日(火) HAPPYクリスマスおもちゃ屋MISIA (日テレ)
12月23日(土) MISIA PEACEFUL PARK LIVE @東大寺 (NHK BSP4K)
12月27日(水) 発表!今年イチバン聴いた歌 (日テレ)
12月31日(日) NHK紅白歌合戦 (NHK G, NHK BS4K)

1月 2日(火) MISIA PEACEFUL PARK LIVE @東大寺[再] (NHK BS)
1月 3日(水)ほか MISIA SOUL JAZZ LIVE~One Mic, One Band~ (NHK BS8K)

加えて、1月2日(火) 義母と娘のブルース FINAL (TBS) も…。

まさしく、お楽しみはこれからだ です。

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「特製MISIA卓上カレンダー」も10周年

2023-11-26 16:33:54 | MISIA

毎年、持ち合わせの画像データをもとに作っている「特製MISIA卓上カレンダー」2024年版の版下が完成しました

最初につくったのは2015年度版(2015年4月~2016年3月)でしたから、これで10作目になります。
これまで、一応、毎年、緩いテーマを決めて作ってきていまして、各年(年度)のテーマは下記のとおりです(ブログ記事にもリンクさせました)

FY2015 ライヴ
FY2016 壁紙コレクション
FY2017 ライヴ
FY2018 ジャケ写 (アルバム)
FY2019 ジャケ写 (シングル)
CY2020 ライヴ
CY2021 2020年のMISIA
CY2022 MISIA on TV
CY2023 比較的新しめの画像

で、2024年版のテーマをいろいろ考えた結果、「2 shot」に決めました。
MISIA誰か一人(一匹? 一頭?)一緒に写っている写真を選び出しました。

ハガキサイズ(横)ということで、それに見合う解像度構図の画像データを探さなければなりませんし、過去のカレンダーとなるべくダブらないようにしたい、となると、なかなか大変でした。
それでもなんとか12枚のカレンダーをつくりあげました

まず、2024年1~4月がこちらです。

お相手は、1月:浜辺美波さん、2月:岸谷香さん、3月:ミッキーマウスさん、4月:エリカ様です。
つづいて 5~8

5月:矢野顕子さん、6月:くまモン、7月:ボノさん、8月:ユーミン。
そして、最後に 9~12です。

9月:さだまさしさん、10月:村治佳織さん、11月:久保田利伸さん、12月:堂本剛さん。

私の画像コレクションには、こうした皆さんの他にも何人か候補に挙がった方々との 2 shotもありましたが、2023年版に使った(矢沢永吉さん)、サイズが小さすぎた(玉置浩二さん、布袋寅泰さん)マスクをしていた(鍵山優真さん、ハイヒール元大阪府知事モモコさん)構図が縦長すぎた(藤城清治さん)絵面[えづら]がう~むだったり(省略)といった理由で選外になりました。

ところで、1月に採用したのは、昨年の「HAPPYクリスマス おもちゃ屋MISIA」から「浜辺美波さん & MISIA」の画像です。

このカレンダー作りにとりかかるまで、昨年の「おもちゃ屋MISIA」のトークゲストが浜辺さんだったことが、私の頭の中からすっかり抜け落ちていました
あとで録画を視ます
それにしても、この番組の収録の頃、浜辺さんが2023年のNHK紅白歌合戦司会者に起用されることになって、MISIAと再共演することになる予感を持っていた人っているのかな?

さて、版下が完成したところで、これから印刷にかかるわけですが、印刷用紙準備万端です。
かつては、写真印刷に対応したハガキ用紙を使っていた時期もありましたが、ここ数年は、この写真用紙(ピクトリコプロ・セミグロスペーパー)を使っています。
ハガキ用紙に比べてお高いけれど、発色が良い上に、「半光沢」というのが、身近に置くのに最適だと思っています。
なお、この用紙は、

裏面:印刷できません (無地・郵便番号枠なし)

だそうです。
油性ペンで郵便番号や宛先を書けば(実際、書ける)、「郵便はがきとしての使用はできません」ということはないと思うのだけれど、裏面に印刷できない以外の理由があるのでしょうかね…

ということで、卓上カレンダーの版下が完成したところで、来年の年賀状のアイデアを練らねば です。←順番が逆だと思う

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ここまでの「MISIA星空のライヴ XII」のこと

2023-11-24 18:35:47 | MISIA

11月11-12日の静岡・袋井市エコパアリーナで始まった「25th Anniversary MISIA星空のライヴ XII ~Starry Night Fantasy~」が、11月22-23日のさいたまスーパーアリーナ公演で4公演が終わりました(私はエコパ2日目を除く3公演に参加)

来年3月2-3日東京有明アリーナ公演まで全22公演ですから、まだ始まったばかり。
ネタバレを極力排している当ブログとしては、書き方に迷うところが多いのですが、それでも、11月23日の公演あまりに素晴らしくて、取り急ぎここまでの感想やらなんやらを、自分用のメモ代わりに残しておきたい気持ちが強くて、記事にすることにしました。

   

このツアーが始まる前、MISIA「MISIA星空のラジオ」で、

25周年にふさわしい、「星空のライヴ」のベスト盤のようなものにしたい

と言っていましたが、実際にライヴに参加してみると、そのことば通りのものになっていることが明らかでした。
セットリストを眺めるだけでも、それはよく理解できると思います。
ネタバレを見たくない方はくれぐれも画像をクリックしないでください
【追記】ツアー終了につき、セットリストを見られるようにしました。(2024/03/07 18:01) 

新しいアルバムに絡めたツアーでは、当然、新曲中心の選曲になるのですが、「MISIA星空のライヴ XII」は、特定のアルバムの収録曲や新曲に片寄ることなく、新旧とり混ぜた構成になっていて、まさに「『星空のライヴ』のベスト盤」でした。

ツアー初日のエコパ公演では、過去に私が参加した9 10回の「星空のライヴ」(最初のだけ行っていない)あれやこれやが思い出されて、それだけで感無量
しかも、初日だというのに、最近のツアーではおなじみの気心の知れたバックメンバーだということもあり、なんという完成度の高さなのかと、感服しました。かつては、ツアー初日にはアラが目についたりしたこともあったものでしたけどねぇ

この4公演、わずか4公演でも、セットリストバンドメンバー毎公演変わっていて(バンドメンバーの入れ替えは、メンバーのスケジュールの都合と思われます)セットリスト試行錯誤中といった感じ。
また、バンドメンバーの入れ替えの影響もあるでしょうけれど、バンマスが大林さんになって以降、毎度のことながら、各公演のアレンジがビミョーに違っていて、何度行っても楽しめるというのも、このメンツならではだと思います。

   

MISIA15年ぶりのスーパーさいたま、、、さいたまスーパーアリーナ公演」とおっしゃっていましたが、前回は2008年1月20日の「THE TOUR OF MISIA 2008 EIGHTH WORLD」ですから、「16年ぶり」といった方が良いかもしれない、とにかく久しぶり「MISIA at さいたまスーパーアリーナ」公演のこと。

さいたま公演自体も、2011年11月11日の「THE TOUR OF MISIA JAPAN SOUL QUEST」大宮ソニックシティ公演以来ですから、12年ぶりです。
この後、8年半ぶりのさいたま市での開催になるはずだった2020年6月18日の「MISIA 星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」大宮ソニックシティ公演(CLUB MSA限定)は、新型コロナのせいで中止(代替なし)になってしまい、それから待つこと2年半を経て、ようやくMISIAが、わが地元さいたま市にやって来てくれました

わたしにとっても、さいたまスーパーアリーナのコンサートは16年前のMISIAのライヴ以来ですし、せっかくチケットgetできた「TOKYO 2020」バスケットボール女子準決勝無観客になってチケ代は払い戻しになったし、最後に行けたのは新型コロナウイルスのワクチン接種だという情けなさ…

そんなこんなで、さいたま市民たる私としては、期待がたかまるばかり「MISIA星空のライヴ XII」さいたまスーパーアリーナ公演だったわけでありました。

そして、そのライヴたるや です。

さいたまスーパーアリーナ巨大な空間に響き渡るMISIA正確で美しく深く揺るぎない歌声は、この世のものとは思えないものでした。
しかも、特定の曲の、一部分だけではなく、何回もそんな至福のひとときがやってくるのですから…
かつてMISIAは、1回の公演の中に、何発かの「かめはめ波」を準備していると言っていましたが、今のMISIAはいったい何発の「かめはめ波」を装填できるんでしょうか

MISIAはごく少ない息でも正確に震わせることができる声帯を持っていると思うのですが、ただ繊細なだけでなく、どれだけ強靱な声帯なんだろうかと不思議です。MISIA酷使(?)に耐えうる声帯を獲得したのは、日頃の精進と鍛錬に加えて、1日2公演もあった「MISIA 星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」全120公演14か月をかけてやりきったことが、身体的にも精神的にも大きかったのだろうと思います

加えて、さいたまスーパーアリーナという会場とMISIAの歌声との相性もあるのではないかとも思います。

先月初め、「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌慶賛 MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023」(タイトルが長い) 遠征への準備として視た東大寺修二会(お水取り)ドキュメンタリーで、修二会に参加したお坊さんが「二月堂では、いつものお経以上に声明が響くんです」とおっしゃっていました。
それぞれの建物には「とりわけ得意な音域/音色構造的にあるのだと思います。恐らく、さいたまスーパーアリーナは、MISIAの歌声がとりわけ得意なのではないかと推察しています。

   

と、ここで さいたま 2 daysでの「MISIAのおことば」を載せておきます。

まず初日の選出と次点がこちら。

選出:ウェーヴを見てみたいですねぇ。早いって キャハ
次点:スーパーさいたまアリーナ

そして2日目がこちら。

選出:もう、みんなが乗せるから。
次点:みんなのこと、「スーパーさいたま人」って呼ぶね

2日目から選んだ「MISIAのおことば」は、盛り上がって 盛り上がって MISIA史上最高に盛り上がったと思われる曲と次の曲との間に発せられたもの(歌い終わってステージが暗くなったとき、MISIAは明男ちゃん会心ハイタッチ)

先日の「MISIA星空のラジオ」で、今ツアーのリハーサル中だと明かしたMISIAは、「リハーサルで作っているのは『種』。その種が茎を伸ばして花を咲かせるのは、お客さんがいるライヴ会場(大意)と話していました。
リハーサルで完成させたものをライヴ会場で披露するのではなく、「会場で聴衆と一緒に作り上げて完成させるんだ」ということなのでしょう。
まさしくこれがライヴの醍醐味ってヤツです
もっとも、その場で音楽を作り上げるには、演者さんにそれなりの技量とセンスが求められるのはいうまでもありませんし、それを高度なレベルでやってのけるMISIAバンドプロフェッショナルぶり…

4公演目にして、MISIAのライヴ史上に残るであろうパフォーマンスを見せてくれた「MISIA星空のライヴ XII ~Starry Night Fantasy~」、ここからどのような進化を遂げるのか、楽しみでたまりません。
なにせ、「MISIA星空のラジオ」で、最近ハマっているのは「歌の練習」だとした上で、「もっと歌がうまくなりたいと、世の中のシンガーを震撼させるような発言をしたMISIAですから…

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