新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

真夏の関西旅行記(その1)

2010-08-04 07:30:25 | MISIA

MISIA 星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversityファイナル公演への参戦(?)に絡めて決行した「真夏の関西旅行」の旅行記を始めます。
いつまでかかるかわかりませんが、おつきあいのほどを…。


   


時間の経過を追って書こうかとも思いましたが、まずは、メインのMISIA 星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversityファイナル公演のことから書き始めることにします。


正直言って、★VI ファイナルを迎える私の盛り上がり度はイマイチでした。せっかく大阪まで遠征してきたというのに…です。
思うに、完全なオープンスカイな野外ライヴは、あんまり私の好みではないってことのようです。
野外ライヴ特有のユルユルな感じは、コンサートの出演者や内容によっては合うのでしょうけれど、私がMISIAを聴く環境としては、どうも「違う」感じなのです。

コンサートの最中だというのに、露店から調達したビールや食べ物を持って歩き回る人、同行者とべちゃくちゃとおしゃべりに興じる人なんてのが少なからずいるし、困ったことに薄明るいうちは否応なく目に入る。

ステージのMISIAに集中したい私にとって、「野外ライヴのMISIA」はベストのシチュエーションではないんですな


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で、この日はどうだったかといいますと、ときおり吹き抜けるや刻々と変わる空の色、上空を通り過ぎる飛行機、そして1~2個だけ見えた、広い会場に響き渡るMISIAの歌声、と、この辺りは雰囲気は最高でした。が、やはり私はステージに集中することはできませんでした


私の席っつうか指定場所は、一人あたりのスペースに余裕があるという触れ込みのSブロックだったのですが、開演前にビールとちょっとした食べ物を買うのに30分以上もかかってしまった(トイレと一部の露店は完全にキャパ不足)ことで、指定ブロックに到着した時には配布されたレジャーシートを広げる余裕はなく、折りたたんだままお尻に敷くしかありませんでした。これでも、スペースを巡って開演後も観客とスタッフとの間ですったもんだが続いていたという後ろのブロック席に比べればかなりマシではありました。

が、買い出した食べ物を持って通路をうろうろする人、連れとべちゃくちゃしゃべるグループ、みんながじっくりとMISIAのバラードに聴き入っているというのにヒマワリの造花を振る方(隣の人が気の毒でした)とか、そんなのが目に入ってしまって…


やはり、私はホールやアリーナやライブハウスのような閉鎖空間でMISIAを聴く方が好きだなと思いました。ぢっと聴き入るにしても、熱く盛り上がるにしても、です。


そんなわけで、同じ星空のライヴVIでも、私の「楽しめました」度は河口湖(2日目)が9点だったのに対して、舞洲は6点といったところでしょうか。


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舞洲の会場には、MISIAのライヴでは珍しい大型スクリーンが設置されていました。そりゃそうでしょう、あれだけ奥行きのある会場では大型スクリーンがないと後ろの人がかわいそうです。アリーナ・クラス以下の会場での大型スクリーン使用には否定的な私でもそう思います。

で、この大型スクリーンに映し出される映像(NHK BS2での放映用の映像だと思う)に気になることが…。完全にリアルタイムな映像じゃないんですな、これが…。微妙に映像が遅れる

私の寝室のTVが先代のアナログTVだった頃、リビングのデジタル対応TVから流れてくる音とアナログTVからの音との間にタイムラグがあって(地上波と衛星波ほどの差はない)、まさにあのタイムラグがライヴ会場で発生していました。

5月23日の「MISIAは生物多様性を饒舌に語っていた」で書いた「MISIA×BBC EARTH スペシャル/フィナーレ」では、ステージ後方のスクリーンで3Dの生映像が流されていて、ステージ上の現実と映像との間に生じていたタイムラグがかなり不自然だったのですが、この時は3D処理に微妙な時間がかかるのかと思っていました。

でも、舞洲の映像は「平面画像」です。ということは、映像のデジタル処理に、凡人でも気づくほどの時間がかかるということなのでしょう。

パブリックビューイングなら問題はないでしょうけれど、ライヴ会場で生映像をスクリーンに映す場合にはかなり不自然なことになりそうです。舞洲では、ステージの左右にスクリーンが設置されていましたので、私はステージ上に集中して、極力スクリーンを見ないようにしていました。


ライヴ会場ではアナログ映像を流す、ってわけにはいかないものでしょうかねぇ。でもアナログ用機材は早々に世の中からなくなってしまいそう…。ここはエレクトロニクスの技術者の方々にがんばっていただいて、デジタル処理の超高速化を実現していただきたいと思います


つづき:2010/08/06 真夏の関西旅行記(その2)[大阪編の1]

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