新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

10年ぶりの熊本旅行ダイジェスト

2021-06-29 11:39:13 | 旅行記

きのう、「MISIA星空のライヴ」熊本公演に絡めた2泊3日熊本旅行から帰ってきました。

熊本に行くのは、2011年のゴールデンウィークの南九州旅行(ダイジェスト本編) 以来、10年ぶり2回目。
この「10年」ド真ん中2016年4月に発生したのが熊本地震で、その人的・物的被害の大きさには瞑目するしかありませんでした。
熊本遠征を決めたときは、その復興の一つの大きなステップともいうべき、再興なった熊本城天守に登ることを楽しみにしていたのですが、ここで障害となったのが、コロナ禍
熊本城天守の公開は無期限で延期され、熊本市内の博物館や美術館閉館中と知り、「MISIA星空のライヴ」以外に何の予定もない状態で、26日朝に本宅を出発しました。

そんなイマイチ気分の私に追い撃ちをかけたのが、JR東日本トラブル
赤羽駅埼京線から京浜東北線に乗り換えて、浜松町からモノレール羽田空港に向かうつもりが、1-2番ホームに行ってみると、信号機トラブルとかで、京浜東北線動いていない
それじゃ、上野東京ライン東京駅まで行って、山手線に乗り換えようかと3-4番ホームに行ってみると、こちらもダメ
さっき乗ってきた埼京線に再び乗るのも癪に障るので、結局、

赤羽駅湘南新宿ライン大崎駅山手線品川駅京浜急行羽田空港

というルートをとることになりました。
ちなみに、赤羽駅まで乗った埼京線の車内では、このトラブルの案内はありませんでした。発生のタイミングあまりにも絶妙(悪辣)だったんでしょうな
1時間近く早めに出発して良かったです。
それにしても、電車で羽田空港まで行くのは大変です。
最寄り駅前からのリムジンバス圧倒的 なんだけど、バス便はコロナ禍運休中 ここにでもにっくきコロナ禍が…

   

羽田空港阿蘇くまもと空港リムジンバス桜町バスターミナル⇒徒歩ホテル

は、フライト中の眺め「ほぼ雲だったことを除けば順調で、ホテルの自室で「夕食はどうしようか?」と考えながら、ふと熊本城のHPを見ると、、、、

新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期していた「熊本城特別公開第3弾(天守閣内部公開)」6月28日(月)から開始熊本城特別公開再開します。

ですと
6月28日(月) 9:00から「公開開始」なら、帰りの飛行機に乗るためのリムジンバスまで4時間くらいあって、余裕で見物できるではありませんか
無駄になること覚悟で、復興城主向けの「熊本城 特別公開 ご招待券」を持ってきていて良かったぁ~

こうして、俄然盛り上がった熊本旅行は、盛り上がったまま無事完了

   

この記事はダイジェストですので、取り急ぎ3日間の主な行動だけを書いて置きますと、

【初日】6月26日(土)
 移動
 夕食はなぜか「世界のやまちゃん」

【2日目】6月27日(日)
 熊本城の周囲を一周
 MISIA星空のライヴ 1st Show
 夕食はなぜかジンギスカン

【3日目】6月28日(月)
 熊本城特別公開 (天守閣内部)
 移動

   

羽田空港からの帰りは、大宮までバスで行こうかとも考えましたが、待ち時間が1時間以上あったので断念し、もっとも乗り換えの少ない下記のルートを選択しました。

羽田空港第1ターミナル駅モノレール天王洲アイル駅⇒徒歩天王洲アイル駅りんかい線埼京線最寄り駅⇒徒歩本宅

モノレールの天王洲アイル駅で列車を降り、階段を昇って⇒下って⇒改札を抜けて⇒階段を下って(バリアフル)⇒横断歩道を渡って⇒ちょいと歩いて⇒エスカレーターを下って⇒下って、ようやくりんかい線の天王洲アイル駅に着くと、次の電車はうまい具合に川越行き(各停)
ところが、入線してきた電車はかなり混んでいて、座ることなんかできっこありません。
そりゃねぇ、平日の帰宅ラッシュ時間ですから…

それでも、大井町駅で乗客ドッと降りて、無事に座れました
これで自宅最寄り駅まで座ったまま、しかも各停ながら、先着できます

ところが、電車が途中の新宿駅を出発した、と思ったら急停車
なんでも、ホーム上の緊急ボタンが押されたとかで、しばし停車
数分後に電車は再び走り出し、しばらくは普通に走って行くと、北赤羽駅の手前で再び停車
今度は緊急信号を受信したとな
しばらく停車した後、緊急信号は埼京線内のトラブルを伝えるものではないそうで、再発車しました。でも、自路線に無関係であっても、緊急信号を受信している間は減速運転するのが決まりだそうで(以前にも経験あり)、2駅ほどはトロトロ運転でした。
そして、定刻から8分遅れで自宅最寄り駅に到着。

こうして、今回の熊本旅行は、JR東日本トラブル始まりJR東日本トラブル終わったのでありました。

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久しぶりに山形・庄内まで観光ドライブ ダイジェスト

2021-06-11 13:17:13 | 旅行記/美術館・博物館・アート

きのう、好天の下、おとなり山形県の庄内まで観光ドライブに出かけてきました。

庄内地方への観光ドライブはこちらで書いた2019年9月以来のこと。
前回は、羽黒山⇒加茂水族館⇒酒田市観光⇒坩満寺を巡るつもりで出発したものの、羽黒山での往復2時間弱石段上り下りで時間と体力を費やしてしまい酒田市観光坩満寺延期のやむなきに至りました。
加えて、帰りには、乗り始めてから3ヵ月ちょっと新車が、信号待ちの最中に追突されるという悲劇付き…

今回の観光ドライブは、酒田市観光坩満寺に狙いを絞った、前回のリベンジ みたいなものでした。
結果から書きますと、坩満寺は今回もタイムアップで行けずじまいで、ウン十年ぶりの参詣また後日

でも、土門拳記念館本間美術館だけを目的にしていた酒田市観光は、臨機応変な現地での対応によって、以下の場所を巡ることができ、充実したものになりました。

土門拳記念館「亀倉雄策と土門拳」

酒田市美術館「今森光彦展」

山居倉庫

本間家旧本邸・別館「お店」

本間美術館

当初のもくろみに加えて参観した3か所は、「共通入館券を買ってしまった()、通りすがりで気になって「せっかくだから観てみよう」と訪れた(&)。そんな成り行き任せだったものの、この3か所ではずいぶんと楽しめました

切り紙立体感にため息が途切れなかった「今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界」展湊町・酒田を象徴する大型倉庫山居(さんきょ)倉庫18世紀中頃に本間家が幕府巡見使一行の本陣宿として新築して庄内藩に献上したという武家屋敷と商家造りが一体となった本間家旧本邸は、どれも行った甲斐があったというものでした

酒田市内での観光スポット5か所を地図にプロットするとこんな具合。

   

9:30別邸を出発して、朝ご飯(そば)を食べたのち、以下のルートをとり、

R7岩城IC日本海東北道(無料区間)象潟ICR7遊佐比子IC日本海東北道(無料区間)酒田みなとIC県道59号R7県道353号R112県道355号

土門拳記念館のある飯盛山公園の駐車場に着いたのがほぼ正午で、別邸に向けて本間美術館を出発したのが16:00、そして別邸に帰着したのが18:00ちょい前でしたから(帰路のルートは、往路とほぼ同じ)、往復4時間かけて、現地で4時間楽しんだということになります。

ところで、象潟IC遊佐比子IC下道(一般道)を走ったわけですが、なぜかと申しますと、なんのことはない、この区間は未開通なのです。

この日本海東北道県境区間が繋がれば、もっともっと便利になるでしょうけれど、そうなれば(まだ5年以上はかかりそう)、現在は無料酒田中央IC~酒井みなとICも、象潟IC~岩城IC有料になってしまうんだろな…

というところで昨日の観光ドライブのダイジェストはおしまい。
本編を書くのはいつのことやら…

あ" そうだ

道中&酒田市内から観る鳥海山ステキでした

月山(がっさん)も見えたんですが、こちらは遠く薄ぼんやりで、写真は撮れませんでした

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仙台遠征で思ったこと

2021-06-05 14:23:01 | MISIA/旅行記

一昨日の正午に別邸を出発して、昨夜遅くまでの1日半仙台に遠征してきました。
目的は、もちろん、「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」仙台 2 days
昨年11月26日に予定されていた盛岡公演と、一日おいて、仙台 2 daysチケットgetして、この3公演をハシゴするつもりだったのが、コロナ禍のせいで延期され、ようやくこの日にたどり着きました。
もともとは、土日に開催されるはずだった仙台 2 daysが、平日の木金に振り替えられて、困ってしまった人たちが多かったはずなんですが、それでも知り合いがいたという…

   

まずは、例によって、2日間の旅程から。

【初日:6月3日(木)】
別邸⇒最寄りのバス停路線バス秋田駅新幹線仙台駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩仙台サンプラザホール(MISIA星空のライヴ)⇒徒歩ホテル

【2日目:6月4日(金)】
ホテル⇒徒歩仙台駅地下鉄東西線国際センター駅⇒徒歩仙台市博物館(仙台市博物館開館60周年記念祭「たっぷり わくわく 名品尽し」)⇒徒歩国際センター駅地下鉄東西線仙台駅東北本線国府多賀城駅東北歴史博物館(デンマーク・デザイン展)⇒東北本線仙台駅マチナカぶらぶら歩きあおば通駅仙石線榴ヶ岡駅仙台サンプラザホール(MISIA星空のライヴ)⇒徒歩(速歩)⇒仙台駅新幹線秋田駅羽越本線別邸最寄り駅⇒徒歩別邸

2日目は、朝から天気予報どおり風雨が強く東北本線遅延が発生するなど、旅行にはそぐわない天候になりましたが、それでもなんとか観光めいたことはできたし、なによりも、MISIA両日とも(ここ数年ずっとだけど)素晴らしかった
おかげで、1日半ぶり別邸に帰ってきたときは、何日も出かけていたような気分になったくらい、濃密な遠征になりました。

   

ところで、出発の前日視たNHK「花子とアン」(再放送)関東大震災が発生して、出発当日朝NHK「おかえりモネ」では、主人公のモネが仙台のジャズ喫茶2011年3月11日 2:46PMを迎えるという怒濤の展開になっていました。
そして、私がよりによって仙台のホテルで視ていた昨日の「おかえりモネ」では、モネが強烈ひとことを発しました。

音楽なんて、何の役にも立たないよ。

東日本大震災のあと、鎮魂という意味に加えていろいろバタバタもあったことで、被災地はもとより、日本中が喪に服するというか、エンタテインメントを忌避する空気がありましたっけ…。

ましてやモネの場合、震災直後からしばらく島に戻れず、その間、友人たちや妹が被災者たちのサポートに汗を流していたという負い目無力感があるし、まだ高1の若さだし、震災から半年も経っていないし、やむを得ないひとことだったと思います。
確かに、音楽アートなどエンターテインメントは、衣食住という面では何の役にも立ちません

一方、飲食店すら新型コロナウイルス感染症蔓延元凶とされる現在のコロナ禍でも、エンターテインメント不要不急かつ、人流を引き起こす厄介者と捉えられがちです。

でも、でも…。

コロナ禍で人々が鬱々としている今みたいなときこそ、エンターテインメントが必要でしょう。
MISIAがしばしば口にする「音楽は心のビタミン」、ホントにそうだよなぁと思います。
全身に振動として伝わってくる生の音、歓声はないけれど場内に響き渡る拍手、そして、なによりも、全身をつつみ込み体の奥底まで染み込んでくるようなMISIAの歌声

このご時世、「無観客の配信」という手段もあるでしょうけれど、聴く側にとっても、出演者にとっても、「有観客」でしか伝わらないものがあります。
去年のNHK「ライブ・エール」「あなたにスマイル:)」を歌い終えた直後に見せたMISIA憂い顔と、ライヴでのMISIAの満面の笑みの違いたるや です。

私の「MISIA星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」は、今月末の熊本公演。こちらも楽しみです。修復なった熊本城天守にも登城する予定ですし。

きのうの仙台市博物館東北歴史博物館を見物したお話は別の記事にします。

コメント (4)
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