ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

シンプルにシンプルに

2008-03-08 21:27:12 | 雑記
どこの薬局やスーパーに行っても、「台所用」「レンジ用」「トイレ用」「お風呂用」・・・。
その中にもたくさんのメーカーのものが買い迷うほどに置かれている。
これがみんな売れちゃうのかなあ?
「除菌効果」って宣伝している薬用石けんと、普通の石けんはたいした差はなく、3%ぐらいだとか聞いた事がある。
除菌とは、殺菌や滅菌とちがって菌を殺すことではなく、取り除くこと。
病院などに置いてある「アルコール」をサッと手にかけて、除菌したと思っている人が多いが、大腸菌を除菌するには「20数秒接触」させなければ除菌はできないそうだ。
すなわち、除菌効果を高めるには、商品ではなく丁寧に時間をかけて洗うのが効果的なようである。
食品の殺菌法として一番簡単で確実なのは熱をかけること。水や食品に含まれる微生物は100度Cくらいの温度でほとんどは死んでしまう。
ビクルスや梅干、果物の砂糖漬やジャムを保存するのに、高濃度の食塩や酢、砂糖が使われているのは、微生物が増えないようにしている先人の知恵。
無害な微生物まで、むやみやたらと殺菌して、生活環境から微生物をなくしてしまうと、私たちの身体が微生物に対して抵抗性を失ってしまう。そのための病気も発生する。
「近所でも、昔の農家のお母さんは、みんな畑仕事の合間に、赤ちゃんにお乳を飲ませていたよ。昔の赤ちゃんは雑菌に対する抵抗力が、自然についたんだね。アレルギーなんてなかったもの」よく姑は言う。
日光消毒、熱湯消毒、自然を利用したシンプルなものが、かえって見直されて来ている。我が家もかなり前から、重曹と酢のスプレー、昔ながらの固形石鹸が活躍している。


コメント
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