最近はお正月でもかるた遊びをしている子供は少ないでしょう。
大人がとてもついていけないレベルのコンピューターゲームに、軽々挑戦している子供たちですから。
欲しがるものを買い与えていれば高額になってしまいますが、孫はサンタさんのプレゼントに「あやとりの本と自由帳をお願いした」と。
親たちは「控えめで有難い」と、大喜びでした。今の所は・・・。
私たちの子供の頃、お正月の伝統的な遊びの定番と言えば、「かるた取り」で、「いろはかるた」がありました。
「い」は「いろは」の最初にあたる「犬も歩けば 棒にあたる」が親しみやすいです。
これは「江戸いろは」、「京いろは」は「一寸先は闇」であり、地域性でことわざが違うようです。
江戸かるたではその後
ろ・・・論より証拠
は・・・花よりだんご
に・・・憎まれっ子 世にはばかる
ほ・・・骨折り損の くたびれ儲け
と・・・年寄りの冷や水と続きます。
今は五十音が「あいうえお」になっているし、ことわざの内容も時代に合わず、意味の分からないものもたくさんあり、もはや「風前の灯火」のようです。
さて「犬も歩けば 棒にあたる」ですが、このことわざは二つの意味を持っているようです。
広辞苑によると一つは、「「棒」を障害物や災難と考えるならば、出しゃばると禍に合う、物事を行う人は時には禍に合うことがある」といった本来の意味です。
もう一つは、「棒」を幸運と考えるならば、「動けば思わぬ幸運に合うこともある、行動することは大切だ、というポジティブなニュアンス」といった解釈が広く行われている、とあります。
私たちの日常には努力や誠意が報われないことに苛立つことも少なくありません。
しかし私たち人間は、一人一人が異なった価値観を持って生きているので、受け取り方がこのように違うのも当然と言えば当然でしょう。
家族で遊べる古き良き遊び道具であるいろはかるた。
かなを覚えたり、ことわざに挑戦したり、脳トレとしても活躍してくれるので、少しづつ時代に沿った形に変えて、引き継いでいけると良いですね。
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