#(ハッシュマーク)」と「♯(シャープ)」は、記号の形状は似ていますが、「ハッシュマーク」は、SNS利用時などはハッシュタグとして「半角」入力して使います。
「シャープ」は、音楽で使用します。
あちこちで目にするようになった「#」の記号、これはハッシュ記号で、そもそも
コンピューターにおける番号記号です。
「ハッシュタグ」というもので検索するという方法も、TwitterやfacebookといったSNSの利用ユーザーの増加によって、SNSで検索をする方が鮮度の高い情報を得られることが増えてきました。 
プッシュホンの電話機にもついているおなじみの「#」や「*」は、機能ボタンといって、短縮ダイヤルの登録や伝言サービスの終了等、様々な機能サービスに利用されています。
留守番電話やサポートデスクなどの音声案内で「~シャープを押してください」というメッセージがあったりしてすっかり定着していますが、これは間違った呼び方です。
他に分かりやすい呼び方がないため、シャープと言っているようですよ。
「ハッシュ(#)」の記号の形は、横線が水平で、縦線が左に少し傾いています。
「シャープ(♯)」は横線が右上がりになっていますので、全く別物という訳です。
因みに電話番号を押した後に#を押すことで、システムが「これでボタン操作終了」と判断して即時に外線へつないでくれるという話のようです。
ハッシュタグというのはキーワードで人や情報をつなぐ役割を持っていて、SNSによる投稿のタグとして利用されます。
ハッシュタグの後に特定のキーワードを付けると、投稿がタグ化される仕組みです。
タグ化によって同じキーワードでの投稿を簡単に検索でき、趣味・関心の似たユーザー同士で話題を共有できるのが一般的な使われ方です。
ハッシュタグを使用するには登録など一切不要で、投稿内にハッシュタグを入れるだけです。
このため、ユーザーはいちいち情報を登録をする必要も外部リンクへとぶ必要もありません。
例えばなしで「スイカ」と検索してみると、果物以外の、JR東日本の「Suica」に関する投稿まで表示されてしまいます。
また、投稿内に「スイカ」というキーワードがなければ、例えスイカに関する投稿でも表示されません。
つまりスイカに関する投稿なら「#スイカ」と入れて投稿すればいいのです。
<ハッシュタグを使う場合の注意点>
● まず「#○○」の前後にスペースを空けること。
前後にスペースがなければハッシュタグとして認識してくれなくなるので注意しましょう。
● ハッシュタグに使える文字は、半角英数字、全角日本語です。
● 使える記号はアンダーバー「_」とハイフン「-」のみ。
日本語の「。」「、」「・」と英数字のドット「.」は使えません。
● ハッシュタグの「#」は必ず半角記号であること。
こんな注意点を解って利用するといいでしょうね。